’06秋 スターパーティーin白木峰
秋の大観望会


参加費「¥0円」 天候は予想外!('06.11.25) ←流行のネタは風化するのも早いぞ....。
 「今回のスタパー秋の大観望会は11月25日に決定!」とのアナウンスがあったのは10月12日。ten.の勤務シフトはその時点では出ていませんでした。去年、一昨年と土日が勤務だったので今回の秋の大観望会も「もしや?またも土日勤務か?」と若干の不安を抱いていましたが、ものの見事に土日勤務です。これはten.にとっては予想外でした。(みんなは予想していたでしょう?)最近、激務が続いていたし、週間天気予報も曇りやら雨やらの予報が取れず、参加を見合わせようかと考えていましたが.....。

 今回のスタパー、いつも心配されるのは天候です。開催の週になってからも曇り〜雨〜曇りのち晴れと天気予報もめまぐるしく変わりました。土曜日当日には雨の予報が出て参加する人もずいぶん悩んだのではないかと思いましたが、やはりそこは「スタパー」です。来る人は来るし、曇っても雨でも楽しみ方を確立している人が多いのでそれは余計な心配でした。

 ten.が白木峰に到着したのは午後8時。広い駐車場には十数台の車があり、機材は少ないものの宴会モードの人たちは食材を調理しています。早速、ten.も機材を....と、言っても大した機材でもありません。10月に発売された「10分で完成!組立天体望遠鏡」のお披露目です。この機材なら放置していても誰かとなく適当に操作して覗いていってくれるので楽なんですよねぇ。(;^^)

 同時にもう一つの機材「七輪」(笑)の火熾しをします。周囲の皆様、ちょっと煙くしてごめんなさい。


  


 この七輪で何をするかというと。。。。。実は何もしていません。単に暖を取るために火熾ししました。画像を取ろうとデジカメでストロボを焚くと(←古い表現か?)炭が熾きている様子が分かりません。ストロボOFFだと周囲が写りません。あ、それとコンパクトデジカメによっては備長炭の色が上画像(携帯電話デジカメ提供)のように橙色ではなくピンクっぽい色になる事が多いです。ピンク色になる下の画像は先日、ten.所有のコンパクトデジカメ(Nikon COOLPIX 4100)で撮像した七輪です。(不思議でしょ?)

 (’ピンク色の炎って、なんだか感覚に合わないなぁ。。。。)


 会場入りしてすぐに眼に飛び込んできたのが下の2機種。ちゃるさんの125mm双眼鏡とN草野さんのminiBORG50です。そういえば、曇りがちな空ではありますが、あそこにもここにも星空が見えています。なぜ?何時ころから雨が降るか?という事ばかりを考えていたのに晴れ間がどんどんと広がっています。これは「予想外」の天候です。晴れてくればこっちのものとばかりに下の2機種以外にもどんどんと機材が出てきます。

    


 同じBORGでも北九州からお越しのK木さんのBORGは「ウッディー調」です。ファインダーもライフル用(?)のドットファインダーを使っていたり、架台もフォーク式だったりと手が入っています。バードウォッチングをされると言う事でウッド調なのだそうですが、鏡筒バンドの細かいところまでウッド調なのは手が込んでいます。

 次の画像は同じく福岡からお越しのアスコ21cm反射経緯台です。F8という口径比は視野の隅々までシャープな星にあふれ、上下水平にクランプ+微動をもつフォーク式架台は長い鏡筒で風が吹いても安定した視野を見せてくれます。(昔の架台の良さを再認識させてくれます。)

    


 福岡からお越しの「○さん」持参の15cm屈折(ミザール)と15cm反射(NERO150)です。同一口径で反射と屈折の像が比較できます。本人曰く、「安定した屈折とピリピリ堅い像の反射」だそうです。

  


 NERO150が搭載されていた「HF経緯台」は微動付きに改造されています。某販売店もこういったオリジナルの商品を販売していますが、彼の実用化の方が早く、アイディアの出所とも噂されています(うんうん)。「必要があれば手を加える」という姿勢は素晴らしいです。HF経緯台の微動化にはポルタ経緯台の微動ユニットを流用し、経緯台のシャフトへの接続は模型用のアルミプーリーを加工して取り付けています。(勉強になるなぁ〜)

    


 ちょいと曇るとこんな感じ。食材に舌鼓。シチューに焼き鳥、炭火焼き、まったりと過ごすのも「スタパー流」。まったりとしている間にも機材談義に花が咲きます。

    

    


 そうしているうちにも、たまには晴れ間がやってきます。そんなときには星見人さんの所に行くとあっという間に天体を導入してくれます。

    
   使い込まれた鏡筒と架台。歴戦の勇者達です。


 かと思えば、持ってきた本人が忘れているこのような機材が。。。。。

 ten.が持参した「10分で完成!組立天体望遠鏡」です。私以外にも早速作って来た人や購入した方もいて、これから増殖していくであろう鏡筒の星像確認に使っていただけました。M45や小三つ星(オリオン座大星雲)の視野への収まりが良く、星像も視野周辺までキレイでした。M35や二重星団もキラキラとキレイでした。「デフォルト」と言われたBOX−DOB1580も持参せず、小さな屈折望遠鏡に楽しみを託した形でしたが、これはこれで非常に楽しめる望遠鏡でした。





 ふと気付くと、空は「どん曇り」になっています。時間は?やばい!明日の仕事に差し支えそうな時間です。あっという間に脱兎しようと画策し小さな機材を出していましたが、予想外!なスタパーの楽しさで一度火が着いてしまった煌々と燃えさかる炎を消す事は難しいのです。あぁ、後ろ髪を引かれるなぁ。。。

燃えさかる炎の画像。。。。。。。→ 

 七輪の炭をくべすぎていました。煌々とした炭はN草野さんの七輪に移動し事なきを得ました。




今回のスタパーを表現するとしたら、

天候は予想外!来てみなきゃわからんねぇ。。。。
楽しさも予想外!来てみなきゃわからんねぇ。。。。
参加費¥0円!これはいつも¥0円ですねぇ。。。。


 といった感じでしょうか?(流行ネタは風化するのも早いぞ....。苦笑) 次回は来年2007年の春になりそうな気配ですが、いかがなものなのでしょう?今回、参加できなかった方たちは「次回こそは。。。。」と思っていらっしゃるようです。是非、スタパーのHPをチェックしてくださいね。あ、それと、来るときには両手に新規のお友達を連れてきてくださいね。(ってなにかの団体ではありませんが。笑)


次回の参加をお待ちしています。

ぺこり。m(__)m

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