’04スターパーティーin白木峰
「秋の大観望会!」
('04.11.20)

あたしゃ、翌日も仕事でした。夢心地の39時間(?)!....の巻
 待ちに待った「スターパーティーin白木峰・秋の大観望会!」がやってまいりました。思えば春の大観望会は「豪雨!」で夏のスタパーは「ほとんど曇り&ちょっと晴れ」と天候に恵まれず、日頃の鬱憤がたまっていました。(ですよね、皆の衆;^^)今回のスタパー・秋の大観望会は、ほとんどの時間が天候に恵まれて朝までハイテンションな時間を過ごすことが出来ました。画像が少ないのですが、雰囲気だけでも味わっていただければ幸いです。
ten.が到着し、開口一発言われた言葉。

 「ten.さん、あっちに行かない方がいいっすよっ!帰られなくなりますから。(^m^)」

 とんでもないものを持ってきて下さる方がいるとは聞いていましたが、なるほど。「双眼望遠鏡」です。

しかも、あの「タカハシTOA−130」っすか。

 まさに「蒼顔」望遠鏡でした。

 あえて、値段を想像したくない逸品です。双眼鏡などで星空を眺める時の様子を「宇宙船の丸窓から見たような景色」と紹介することがありますが、この蒼顔望遠鏡で覗くと「宇宙船の丸窓から顔を出して見回すような景色」と表現したくなりました。超広角接眼レンズの視野環の向こうには限りなく小さい点像の光の海でした。網膜に気持ちの良い刺激でした。

 所有者とお仲間の方は、豪雨だった春のスタパーにも来ていただいていました。またおいで下さいね。(^^)

 ごらんください。
このフォーク型経緯台。非常に滑らかな動きに加え、非常に美しい仕上がりでした。これ、自作なんです。とてもアマチュアの人の手で作られたものとは思えません。綺麗です。

 下はその製作者ご持参のマクストフニュートン「アルター7N」です。アポダイジングスクリーン装着の土星像は凄いものがありました。

 今回の大口径双眼鏡の双璧、うんぜん星の会の方が持参した「FUJINON」です。
「25×150」でした。

 非常にスッキリとしたヌケの良い視界に溢れる星ぼし。。。。。

 双眼鏡好きの私には「たまりません」
も、もう。。。。眼がハートデシっ!

 これらのハートフル双眼鏡のお陰で、ten.は自分の双眼鏡を最後まで出しませんでした。

 スタパーの時だけでなく、いつでも白木峰にいらして下さいね。(^^)
 闇夜に並ぶ双眼鏡と星図。。。。。。

これはなんぞや?

 はい、この夜に減光する変光星の観測を経験してみようというコーナーです。「まいどっ!」でおなじみの前田さんを講師にカシオペヤ座にある変光星を観測しました。

 ここの一角は、みんな研究者の目をしていましたね。(^^)/
 白木峰名物。
 「居酒屋しらきみね」です。
豊富なメニュー、うまい料理、賑やかな店主、そこに集うと胃袋が満たされ幸せになります。(^^)

 デフォルトはお好み焼きなどですが、今回官能的にうまかったのはアップルパイ。口に含んだ瞬間に頭の中が「リンゴ」でした。
 かねやんさんの「アルター6N」
「フードを忘れてしまって。。。。」なんておっしゃっていましたが、OKです。

 毎回、翌日に用事があるのにギリギリまでいて下さいます。
 前回から参加されているK木さんのFS128です。
 前回の「ウッド調BORG」の印象が強かったので覚えている方が多かったのでしょう。(^^)
 もうスタパーに溶け込んでいますよね。
 N草野さんのC11です。

 余り動いていないような気がしたのは気のせい?(爆)

黒い鏡筒が多くなりましたねぇ....。
 お名前をお聞きしませんでしたが(すみません)、山口県からはるばるお越しいただいた方のNinja−320です。他にもSKY90「お気軽観望仕様」をご持参していらっしゃいました。

 このNinjaの鏡筒には、角度計と方位磁針が貼り付けられており北極星を使用して角時計(レベル)の水平高度確認と方位アライメント(偏角補正)を行い、ナビゲーションソフトやパームPCのデータを利用して高度と方位だけで天体を導入するシステムです。角時計と方位磁針は1°まで読みとれ、目的の天体を導入するのに十分な精度だそうです。
 おっと、望遠鏡の紹介ばかりで、肝心の見えた天体を紹介していませんでした。(爆)

 この夜、夜半過ぎまで雲が多かったのですが、最初から結構良いシーイング(大気の揺れ)でした。(^^)そのお陰で月を高倍率で見てもナカナカよく見えていました。

 もちろん、昇ってきたばかりの土星も楽しめましたし、朝に近づくにつれ高度を上げていく土星はどの望遠鏡で見ても揺れも少なくて楽しめました。

 月が沈んでしまった後午前3時を過ぎてからは、満天の星空が上空に広がり、淡い冬の天の川もきちんと見えていました。(^^)/見えた星空の極限等級は6等星ほどだと思います。

 そのあたりの時間帯から、ten.は「TOA130双眼望遠鏡」に見はまってしまい、快く「どうぞ」といってくださる所有者の言葉に甘えまくって「我が物顔」で散開星団巡りと系外銀河観望散策に使用させていただきました。いやいや、使っていて振り回しやすいし、見て気持ちいいし、過ぎゆく時間を忘れてしまいました。(^^;

(この後、ten.は散髪したばかりなのに、後ろ髪を引かれる思いで大急ぎで帰宅するハメになる。大爆!)

  # わがまま放題してすみませんでした。
  # 本当にありがとうございました。m(__)m
 楽しかったのは望遠鏡などの機材だけではありません。

・夜半を過ぎて開店する喫茶『ten.』今回(も?)は、N草野さんの協力で開店することが出来ました。みなさん、ご来店ありがとうございました。

・25cmドブソニアン式望遠鏡、通称:「銀次」
「今回は「紙次」です。見て下さいっ!」と、のたまうのは古賀さんです。銀次と同じくらいの紙パイプに耳軸を取り付け、ダミーの望遠鏡を作っていました。主鏡は入っていません。これは底から覗く1倍の望遠鏡(爆)
 ウケ狙いだけのために作ってきて、主砲である銀次鏡筒は出さずに車の中で待機させられていました。

・普段の真面目な姿からは想像もできないくらいワインを飲んでいる○○さん。なかなかナイスなキャラに変貌していました。あっ、ボージョレーヌーボー、ご馳走様でした。(^^)

  # これで誰だかバレたな。。。(爆)

・前回の夏のスタパーでデビューした高校生。今回はずいぶんとみんなにも慣れて、いい感じで自己主張をしていました。
 少年よ、おとなしいだけでは損をするぞ。しっかりと自分の意見をいうのだ。(^^)

 # 貴重な若人です。星見の面白さをドンドン教えましょう。

・白木峰の主(ぬし)、星見人さん。来た人たちに、ずーっと星を見せていました。あのパワーには感服いたします。お疲れさまでした。
 星に関するとんでもないクイズが繰り広げられる、第二回「星王決定戦」。これを制して、見事!連続チャンピオンとなった「U草野さん」

主催者の古賀さんが準備した優勝カップを使って日本酒の一気飲み!

 # 他にも、前回と同率順位の仲良しさんが
 # 居たらしく、なぜか悔しがっていました。
 # 考えることが同じなのよ、きっと。(;^^)

 古賀さん、クイズ問題作成・答え合わせ・表彰とお疲れさまでした。



 他にもいろいろな方が、あちらこちらで楽しんでいます。自分たちが好きなことをして、自分が楽しむ。まさにそれはスタパーの基本スタイルであり、誰からも強要されることなく純粋に星空を楽しむイベントにほかありません。

 今回、残念ながら来ることが出来なかった方、都合が合わなかった方、興味はあるけど足が向かわなかった方。そんなみなさんに向けて、ちょっとだけですが雰囲気を味わっていただくために紹介しました。

今回も、私は十二分に楽しみました。多分、次回は’05年春に開催されるらしいです。
 
 次は、あなたもこの会場で是非楽しんで下さい。
 追伸:

 # ten.は、前日(20日土曜)に、いつものように出勤し仕事を終え、職場から直接来ました。
 # スタパーで朝まで完全徹夜して、日曜も勤務。睡魔と戦いながら仕事を終え、意識朦朧として
 # 床についたのが21時でした。 39時間起きていたってぇのは久しぶりだ。。。。。  

     かなり楽しかったし。  んじゃまたでわでわ(^^)/
BD1580+LE18+CANON A200手持ち撮像の月です。
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