長崎温泉・やすらぎ伊王島観望会

2005.3.18 Ninja320、NS−5、FL70S+いつもの三人、温泉に行く....。
長崎温泉・やすらぎ伊王島のパノラマ全景です。(切り貼りガタガタはご容赦下さい。(爆)^^;)
 「もし次回、観望会を行うのであれば、土星をお見せしてはいかがでしょう?前回の観望会アンケートでは月だけではなく土星を見たいとおっしゃっていたお客様が多かったように思いますが・・・・」(^^)

 やすらぎ伊王島のスタッフの方に言ってみたところ、「それはいつの時期が良いのですか?こちらとしてもこの前のような星空観望会をまたやってみたいのですが。」

 双方の意見が合致しました。(^^)となれば、あとは時期を決定して観望会を行う計画を立てるのみです。(^^)対象の天体は土星。もしも曇りがちの夜でもなんとか観望会が成立しやすくするためにもがある方がいいでしょう。となると、時期が限られてきます。3月の半月(上弦の月)前後のあたりです。。

 決行の日は
「3月18日(金曜日)」と決定しました。
 前日の大雨と風が嘘のような観望会当日の空。抜けるような青空が広がり、これから観望会が始まると思うとワクワクします。

そうなんです。

 前日の雨は寒冷前線を伴う豪雨でした。その雨が空気中のチリやホコリをすべて洗い流してしまい、素晴らしいヌケた青空です。さらに良いことに東シナ海には高気圧が張り出してきています。観望会が始まる頃には昼間に吹いていた強い風も止むと予測しましたが、「ドンピシャっ!」当たりでした。(^^)
当日の「やすらぎ伊王島」の正面玄関です。
 ホテルの玄関を入ると真っ先に眼に入る位置にディスプレイされた「FL70S+P−2z」。

 実は前日より組み立てられていて、連泊のお客様に観望会をお知らせする看板の役目もしました。(^^)

 時刻が19時を回るころ、かずはんさんと長崎の草野さんが到着しました。今回の観望会の強力なスタッフです。それぞれのお仕事を終えて観望会のために馳せ参じてくれました。いつもありがとうございます。
m(_ _)m
 観望会の始まりです。(^^)

 温泉入り口近くの人通りの多いところに陣取った「FL70S」です。メイン会場のテニスコートは一段下がったところにあり、通路や温泉入り口からは見づらいため、この望遠鏡が通りすがりのお客様を手招きします。mへ(^_^)オイデオイデ(笑)

 画像の望遠鏡の横でピースサインをしている方は、今回の機材(失礼^^;)、伊王島中学校の理科の先生です。「なにかお手伝いすることはありませんか?」と申し出ていただいたので大変助かりました。先生、ありがとうございます。
 そのメイン会場テニスコートです。入り口で「おいでおいで」された方々がきっとビックリしたであろう「土星の輪」が見える場所です。とはいっても、見ている天体は土星だけではなく、月やら二重星、散開星団、さらには大口径に物を言わせて銀河系外銀河を見せてしまうなど、その時々に応じて的確な判断をしながらお客様方に神秘の光を見ていただいています。
(そのあたり、さすがです。>かずはんさん、長崎の草野さん。。。ちょっと褒め過ぎかぁ〜?爆!(^m^))

 さて、今回の観望会ではいつものBOX-DOB1580(木製箱型収納ニュートン式反射望遠鏡)を持参しませんでした。その理由は、土星・月の高度が高く、覗き口の高くなる望遠鏡では小学校低学年以下の小さいお子さん達が見るのに苦労するだろうと言う点でした。その替わりに登場したのが「FL70S+P−2z」の組み合わせです。(;^^)

 大人が覗くのはちょっとつらい低さだったかもしれませんが、幼稚園の子供さんが覗いた瞬間に「じぃ。。。」と固まって見ている様子を見て今回の機材は正解だったと確信しました。(^^)

 久々に出撃したFL70Sで見る月は空の透明度と空気の揺らぎの少ない夜とあいまって、素晴らしくクリヤに見えていました。苦労して持ってきた甲斐がありました。

 さて、その観望会も終了予定の22時になりました。。。。。が、まだ続いています。(;^^)

# そりゃ、しかたないよね。だって、よく晴れているし、いつの間にやら夕方に吹いていた風が止んでいるのですから。


 結局、23時前に終了し、遅い夕食をいただいてから
待望の温泉です!!
やっぱり露天風呂でも星空を眺めていました。極楽、極楽(^^)  いやあ〜きもちよかとです。やっぱりここの温泉はイイっす!v(^^)v

 内湯→サウナ→露天風呂→休憩→内湯→露天風呂→魂を抜かれてしまったten.の出来上がりっ!(;^^)

 もちろん、三人とも部屋で夜更かしすることもなく、テレビを見ながら「船を漕いでいる長崎の草野さん」の姿がありました。 (...はっ?しまったっ!証拠写真を撮っていない!ちっ。決定的瞬間を逃したのはもったいなかったな。。。(;−−) 
 今回の荷物(FL70S+P−2z)をキャスターに載せている様子です。なかなかコンパクトでしょ?キャスターで運ぶと20kgの荷物もなんとかなるものです。

 後ろの船は長崎−伊王島−高島を結ぶ高速船「コバルトクィーン号」(定員:266名)です。長崎−伊王島間の往復運賃は¥1,200円。

 「長崎温泉・やすらぎ伊王島」の日帰り入浴チケットは往復の運賃と温泉に入れて¥980円!これはお得です。(^^)
 おっと、肝心なものを忘れていました。(;^^)

観望会の合間を見て、FL70Sで撮像した月です。

 今回の観望会でも、参加したお客様方のデジタルカメラや携帯電話で撮影をして「思い出のお土産」をお持ち帰りしていただきました。

 # 右の画像は200万画素の廉価版デジカメで撮像しました。
 今回も、無事に晴れて観望会を開催することができました。(^^)さて、次はいつ、どちらでお手伝いをするのやら?(;^^) これはこれで楽しいんです。(^^)5月あたりは木星の観望好期ですし、暖かくなると夜通し観望もし易くなります。


さて、今回の観望会も「長崎温泉・やすらぎ伊王島」のスタッフの方々には大変お世話になりました。フロントの田中達也様をはじめ、岩尾さん、石井さん、その他大勢のホテル従業員の方々には厚くお礼申し上げます。
 また次回。( ^^)/~~
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