未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20061031
「10分で完成!組立天体望遠鏡」がうちに来ました。さっそく梱包を解いて10分で組立開始!....といきたいところですが、完成してしまうと分解するのが困難な構造なのでじっくりと観察しながら+各部分を測りながら+デジカメで画像を押さえながらの組立をします。これは後で改造を施す部分を考えるためと拙HPのコンテンツ化の為です。いやいや、見れば見るほど良くできていますよ、これ。(嬉)組立てを行いましたが、デジカメで撮像しながら、測りながら、スケッチしながらでしたので1時間以上かかりました。いやいや、みなさんや小学生が組み立てるとしても、ちゃんと10分で出来ますよ。ご心配なく。   (2006.10.31 39994)

20061030
懸案だったten.11の極軸望遠鏡である「6×30ファインダー(VIXEN製のスタンダードな奴)の暗視野照明化の加工を開始しました。100均のピンバイスを使って、本体の接眼部分外側から視野環の中心に向けて斜めに穴を空けます。途中、接眼レンズのアルミスペーサーが邪魔だったのですが、一度分解し、こちらにも穴を空けて組み直して穴を成形しました。まだLEDの照明装置を取り付けていませんが、外から照らしてみたところ、ちょっと明るさにムラがありますが、そのほかには何の問題もないようです。このまま作り上げようと思っています。これで極軸のセッティングが快適になると思うと楽しみです。

20061029
ここのところ、イチオシの話題は「SWAN彗星(C/2006 M4)」です。この彗星は予想では6等前後だろうと言っていましたが、10月23日〜24日にアウトバースト(急激な増光)を起こし、なんと4.3等に。近くにある大球状星団「M13」よりも明るかったとの報告もあり、「へぇ。そりゃすごいや。。。。」と妙に落ち着いた(フリ)をしていました。そのアウトバースト後の画像が拙HPの掲示板に貼り付けられたのを見て絶句しました。「こいつぁ〜すげぇや!」悔しいやら自分の目で見ていない悲しさやらでいてもたってもいられないのですが、今回は残念な事に見る機会を失いそうな気配です。もちろんチャンスがあれば出撃体勢を整えようと考えているのですが、今、手元にある機材は7×50双眼鏡と「ten.11」....あ!何とかなりそうですねぇ。(チャンスよ来いっ!と切に願う...。)

20061028
「10分で完成!組立天体望遠鏡」(星の手帖社)が到着しました。友人と共同購入し、今日は持ち合わせがなかったので友人の分を、目を凝らしてながめてみました。この望遠鏡、確かに10分で完成します。しかも、構造が簡素で無駄がありません。どこを良く見ても改良の余地がありません。それくらい良くできています。接眼レンズは「3群3枚の光学プラスティック」と書いてありましたが、じっくりと見てみると「視野環  凹・両凸 少し離して 凸平」の組み合わせです。最初の2群を接着するとケーニッヒ(もしくはリバースドケルナー)のような形式の接眼レンズでした。屈折率が足らない光学プラスティックレンズなので見かけ視界は33°と、かなり狭そうですが、実際に覗いてみるとアイレリーフが長いので見づらくもなく、ツァイスサイズの接眼レンズを覗いた事がある人ならば間違いなく「覗きやすい」視界と感じると思います。西空にある五日月を導入すると「スッキリ!」とした月が見えます。ノンコーティングなのにゴーストも少なく、これならば子供に持たせる初めての望遠鏡としてイチオシします。いや、大人が所有しても大丈夫です。「気になる」と食指が動いたten.も、実際に見て感動しました。本体には三脚座がついているので¥1,580ならば価格以上の価値あり!と確信しました。みなさんにもおすすめします。

20061027
あれやこれやと工作作業を行って、重要な部品だけは仕上げました。ちょこちょこと作っているので遅々として進んでいないようなのですが、一歩一歩進んでいく事が肝心だと心に言い聞かせています。もちろんアウトバースト中のSWAN彗星より優先したのだから進んでもらわなきゃ困るっす。(苦笑)

20061026
今日と明日はお休みで、本日は一日中まったりとPCの前で過ごしていました。何をしていたかというと明日の金工作業のための製図を行っていました。金工作業は、出来れば明日一回で済ませてしまいたいので今日の製図作業が肝心です。作業内容をしっかりと頭に入れて優先手順を確認しました。相手はアルミよりも一段堅い「真鍮」です。アルミニウムは半田付けが出来ないので部材として真鍮を選択しています。さあて、ちまたでアウトバーストを起こして明るくなっているSWAN彗星を見に行かずに作業を優先したので、金工作業は是が非でも明日一日で終わらせたいです。

20061025
今夜は良く晴れています。大気の揺らぎは大きそうですが、透明度が良いです。まるで冬空の走りのように星空が見えています。一瞬、出撃しようかと思ったのですが、撮影機材も観望機材も実家に置いてきているし平日という事もあって控えました。こんな時に限ってすんげぇ良い空なんですよねぇ....(ちょい泣き)。昨日の話題にした暗視野照明(or明視野照明)についてですが、光量調整などを考えなければ「夜釣り用のウキ」が自作には楽ですねぇ。ファインダーの暗視野照明というのは「ten.11」の極軸望遠鏡に使用している6×30ファインダーの十字線照明用です。極軸セットには8等星前後の暗い星を頼りにセットするので明視野ではなく暗視野が良いとの結論に達しました。実際にはファインダーの視野環付近にピンバイスで穴を空ける作業がメインなのでさほど時間は掛からないと思っています。工作関連コンテンツネタになるかどうかは判りませんが、作業途中は一応デジカメにて画像を押さえておこうと思っています。さあ、とりかかるぞ!....っと....しまった!機材は実家だった(笑)。

20061024
自作というと、望遠鏡やら赤道儀やらの大物を想像する方が多いようですが、そんなに沢山の大物を作ってばかりではすぐに置き場に困ります(笑)。たとえ手のひらサイズの小物でも、オリジナリティーあふれる自作って楽しいですし、穴を空けるだけのちょっとした加工でも機材が使いやすくなるのならドンドンやって良いと思っています。夜に使う小物の機材の代表格と言えば「発光LED」です。最近は高輝度LEDの照明器具が100円均一のお店などにキーホルダーなどになって売っていますので入手もし易くお手軽です。LEDといえば夜のお供にいろいろと役に立ちますのでten.の周りにはLEDを身につけている輩が結構いますです。そういうten.も、ベルトに一本、鞄にキーホルダー、車にはクリップ式のが二つ。さてさて、今度はファインダーの暗視野照明に挑戦しようと画策しています。あ、このアイディア、明視野照明にも使えます。(気になっている人が約一名。微笑)

20061023
「ten.11」(星空撮影架台)の試写が終了して3ヶ月経とうとしています。その間といいますか、試写終了から全然使っていません。これはten.が出撃していないから使っていないだけなのですが、これなら作った意味がないのでは?と思うことがあります。しかし、そんなことはありません。設計から製作、試運転から不具合改造、そして試写成功。この間に得たものはたくさんありました。また、デジタル撮影の時代になり、撮影に必要な精度の赤道儀でお手軽な大きさの物が少なくなっていることから、この形式の簡易赤道儀は廃れることはないだろうとも思います(ten.はこの形式の赤道儀が好きでやっています。笑)。さらに極軸セッティングにおいても「北極星野に直接セッティング」ができるパターンを確立し、私にとっても大変良い勉強になりました。まだまだこれから使うべき機材なので、この日々雑感に登場しないので「どうなったの?」と聞かれる事もあり、今日の話題にしました。撮影したいのに「車に赤道儀を搭載していない時」に使用する「緊急避難的機材」って、なかなか登場しないのですよねぇ。その上、なかなか出撃できないし....。(苦笑)

20061022
「10分で完成!組立天体望遠鏡」への食指を動かしたのは、子供だましな廉価な望遠鏡と言うイメージを払拭した「アクロマートレンズ」の存在です。口径40mmあれば、土星の「輪がある」のが分かり、木星も円盤状+縞2本が何とか確認出来ます。また、星雲星団の存在がわかり、きっとスバル(M45)などは非常に綺麗に見えるでしょう。その状態にチューンナップするために必要なのは良質の接眼レンズだと思うのですが、オリジナルの3群3枚光学プラスティックの接眼レンズがどのくらい健闘するのが検討つきません(←シャレか?苦笑)し、もしかすると光学的にも対物レンズとの相性を考えられた優れた設計なのかもしれません。またアクロマートレンズのみを利用して自分が思い描く鏡筒をつくってみるのも面白いです。この場合、ten.的には、鏡筒の太さは外径54mmくらいに留めたいです。塩ビパイプには外径60mmのものがあるのですが、これだと対物レンズとの口径差を埋めるのが大変そうですし、54mmだと市販の8×50mmファインダーの脚が使えますのでファインダーとして正統な進化(?)を遂げることが可能です。さらに天体望遠鏡として正統な進化を問うのであれば「天頂プリズム」の使用を可能にしておくことも必要でしょう。ten.的には対物レンズとの価格差11倍の「高橋LE7.5(¥17,640円)」を使用してみて、37.7倍で土星の輪に挑戦してみたい気分です。もしも、ひとつ問題があるとすれば、ten.が所有する40mmクラスの望遠鏡は現在3台あるのですが、これを作ることによって「更に増えていく」という事かもしれません。

20061021
やはり妙に気になる「10分で完成!組立天体望遠鏡」(¥1,580円)ですが、オリジナルで組み立てるのは良いにしても、改造してどうなのか?というところが気になります。改造部分と言っても接眼レンズはオリジナルのサイズでしょうし、合焦機構がヘリコイド式プラスティックのオリジナルサイズだということで、おそらく「改造」と言っても内部の艶消し塗装(もしくは植毛紙貼り)と遮光環挿入くらいになるだろうという予測がつきます。ただ、そういった改造を一台に施してしまった後に効果を確認する為にはオリジナルの機体がなくては比較できませんので、やはり複数台は必要なのかなぁ。。。と複雑な気分。(苦笑)

20061020
今、手元にお金は無いが、昨日紹介した「10分で完成!組み立て天体望遠鏡」を注文したいなぁ....と考えています。まずは一つ。そして、機会を見つけて「あとふたつ」ほど。(←これはあくまで希望)オリジナルで組み立てて保存し、改造用でチューンナップ、そして対物レンズのみを利用して別物の鏡筒を作りたい、と考えてしまいました。対物レンズの(口径40mmとしての)性能に期待できるからこそ、こういった妄想が広がる訳ですが、BORGの接眼レンズ「H50」あたりを組み合わせてファインダー(5.8倍・ひとみ径6.9mm・実視界7.7°)に作り替えるのも面白そうです。なんといっても¥1,580円!とりあえず一つ目の注文を早く行いたいなぁ。

20061019
今、気になる書籍が一冊あります。それは「星の手帖社」から発売された「10分で完成!組立天体望遠鏡」(¥1,580円)なのです。書籍?というよりは天体望遠鏡の組み立てキットなのですが、対物レンズにはプラスティックのレンズが使われている「廉価な望遠鏡かも?」と思っていました。でも、内容を見てみるとビックリ!なんと!対物レンズには口径40mmのアクロマートレンズが採用されています。さすがに接眼レンズには3群3枚の光学プラスティック製で「みかけ視界33°」と狭いのですが、合焦機構には回転ヘリコイドを採用しています。初めは「子供だましのプラスティッキーなおもちゃと思っていたのですが、アクロマートレンズと聞いてしまっては黙っていられません。鏡筒の全長は300mmと言う事ですから接眼レンズの光路長を差し引くと対物レンズの焦点距離は280mmといったところでしょうか?口径40mmでF7のアクロマートレンズが鏡筒付きで¥1,580円....。充分に食指が動きます(笑)。高校生の頃、小遣いを貯めて購入したスリービーチ製、口径42mm焦点距離220mmのアクロマートレンズが¥1,600円(当時の値段)でしたから食指が動くのは当然でしょう(あ、ten.の事です)。キチンとした対物レンズが入手できれば....何度でも鏡筒を作り替える事が出来ますし....そしてきっと何年も楽しめます。ten.なら「組み立ててキット楽しめる望遠鏡」と命名しますです。(苦しい....笑)

20061018
「ten.が初めて見た天文現象」が更に古いものになりました。ステラナビゲーターの検索範囲を広げると、確実に見たと思う日付が一つ。1978年3月25日です。ああ、いままでの話がなんて曖昧な記憶なのだろうと反省する事しきり。でもなぜか日付を覚えているんですよねぇ。だって楽しみに指折り数えていましたから。この1978年という年は日食月食の当たり年で、3月25日と9月17日に皆既月食が、そして10月2日に部分日食がありました。さらに翌年1979年3月14日にも皆既月食(月没帯食のような。。?)が起きています。1978年3月25日の月食も見た記憶が残っています。そして月食の記憶と言えば....雑音が多いAMラジオから流れてくる「オールナイトニッポン」ですねぇ。ああ、あたしゃ昔から夜更かしばかりしていたのね、と反省する事しきり。(笑)

20061017
今日は仕事お休みの日で、正味3時間の木工作業を行うために長崎県・県民の森の「木工館」へ行ってまいりました。作業内容は「木箱づくり」。厚さ15mmのコンパネを用いて横330mm×奥行き330mm×高さ400mm(つまり内寸300×300×385です)の木箱ですが、コンパネも予めカットしておりましたし、木ねじで留める所にはピンバイスで下穴加工も済んでいましたので作業自体は予定通りでした。今回、こちらの施設を利用させてもらった理由はと言えば、今日の作業に糸ノコ台が必要だったことです。ノコギリなどは自宅にあるのですが、糸ノコ台って普通の家庭には無いですよぉ。(苦笑)おかげでうまくいきました。失敗したのは糸ノコの刃を一本折ってしまった事。慣れない機械で力の加減が判りませんでした。管理事務所の方にお詫びしたところ、「あ〜!よかですばい!(いいですよ。)」と快い対応をして頂きました。ところで、この木工館の管理をしている「県民の森管理事務所」の方の話では、最近のお父さん方は「釘すら打てない人も多い」らしく、何かイベントをするたびに愕然とする事が多いそうです。この木工館は子供に木工を経験してもらったり木のすばらしさを広めるために作られた施設ですが、「大人と子供」に木工を体験してもらう役割も担っているようです。(頑張れ、大人!ちなみにこれを見ているあなた、カンナの刃、調整できます?)

20061016
木工作業において作業をする時間とは、道具を運搬して作業を開始するまでの時間と、それらを片づける時間を考慮しなければなりません。どんなに簡単に済ませようとしてもこの時間ばかりは短縮できません。また、作業が長引けば長引くほどに各種いろいろな道具を使ってしまいますので、その道具を手入れして仕舞う時間が必要です。明日、正味3時間の作業を行おうと思っているのですが、全行程の時間はどのくらい掛かるでしょうかねぇ。

20061015
昨晩、日々雑感を書いたあと、サーバーにUPするまえにチョコチョコしたPC作業をしているうちに「寝落ち」してしまいました。どんな作業かというと木工作業のラフスケッチです。こういった類のものは一度書き出すとハマってしまいいろいろな事を考え始めてしまいます。「こうしたらどうだろう?」「こうすると●●に不具合ができる」「強度が足らなさそう....」などと考えるうちに頭の中がグルグルと回ってしまっての寝落ちです。布団の中での頭の中でもラフスケッチしていました。ん〜....そんなことをしているよりも実際に作業をする時間が欲しいんですけど....。(笑)

20061014
10月2日の日々雑感に書いた「部分日食」について、「ten.が初めて見た天文現象」と書いてしまいましたが、よくよく調べてみると間違いでした。日食については「1978.10.2」ですが、「そういえば月食を見た記憶があるなぁ....。」とステラナビゲーターで再調査してみると、部分日食の二週間前、1978年9月17日に皆既月食がありました。これっ!見ました。この月食を見て「次は日食だ!」と思った記憶も思い出しました。この月食は真夜中の現象でした。午前2時過ぎから欠け始め、皆既初めは午前3時20分頃。今、思えば「眠い目をこすりながら....」と思いましたが、ten.の記憶には「眠かった」という記憶はなく、どんどんと欠けていく月にびっくりし、そして皆既直前から見え始めた月食の赤い色「赤銅色(しゃくどうしょく)」に興奮しました。皆既月食の不思議な赤い色。そしてそれが「地球の大気が作り出した」と判ったときの宇宙の不思議にのめり込むきっかけになったのかもしれません。そして、今思えばこの月食の全行程が快晴の天候で見る事ができ、さらに翌日が日曜日だったという幸運も見逃せません。眠気を飛ばしてくれたもうひとつのアイテム。それはAMラジオですね。もちろん「オールナイトニッポン」を聞いていました。当時、土曜日のパーソナリティーは....「鶴光」(笑)

20061013
スターパーティーin白木峰の日程が決まりました。2006年11月25日(土)諫早市白木峰高原第三駐車場です。11月の下旬ともなると少々寒さが厳しくなる事が予想されますが、みんなの熱気で寒さを感じないのかも?と少々無責任な事を言ってしまいます。でも、やっぱり防寒具はしっかりと準備しましょうね。>参加予定の皆様。

20061012
先月に撮影し、旅立ったフィルムの「.jpg画像」を眺めていました。おもむろにステラナビゲーターを立ち上げて日付時刻を撮影時刻に合わせて構図を再確認、ちょっと修正してみると....もうちょっと良くなる余地があるかも?と思ってしまいました。「もうちょっと良くなる」と言っても、これはten.的に「良い感じかも?」と思っただけで、その構図を見た人が「良くなった」とみんなが言ってくれるかどうかは判りません。また、撮影してみて「やっぱり前の方がよかったかも?」と思うかもしれません。写真を撮影していると、もうちょっとこうすれば良かった・ああすれば良かったと、いつも自問自答しています。それは、まぐれで入選した「秋のあまのがわ」にも言える事で、現在のTOPに置いている画像は自問自答した後の答えの一つです。被写体である「星空」は位置を変える事がありませんから、ten.の場合は前景と星空のバランスと、写野の星空のバランスを取る事が難しいのだなぁ。と、いつも考えています。。。。。あ、もとい。実はそんな深く考えていません、ファインダーの無いアストロカメラですから、現地でいつも「てきとー構図」なのです。(と、いうオチです。笑)

20061011
今日の長崎の空はどんよりしている。曇りという感じではなく空気の透明度が非常に悪い空です。当然、こんな夜は街灯が空に当たり、夜なのに白っぽい(というか、明るい)空です。長崎市大橋町にある「県営球場ビッグN」の照明が、遠く大波止(直線距離5kmくらい?)辺りからも判ります。もちろん大橋町の球場近くでは球場照明がとんでもなくあかるく周囲を照らしています。球場の中を照らすのは判りますが、周囲の道路を運転する人も眩くて運転しづらそうです。これって、やっぱり危ないのでは?他県の野球場の周囲の方も同じように眩しく感じていても何も言わないのでしょうかねぇ。また、野球場やラグビー場・サッカー場のスポーツ施設の照明には光害対策のルーバーや光束制限は無いのでしょうか?運転していて前が見づらい地域が広いだけに、いまいち疑問なのです。

20061010
書こうか書くまいか悩んでいましたが、月刊「星ナビ!」11月号のコーナー「ネットよ今夜もありがとう」(p.91)に、この「喫茶『ten.』」が掲載されてしまいました。先月、編集部の方から原稿を書くように依頼されて掲載された雑文を送信しましたが、まあten.が書く文ですからあんなものでしょう(笑)。その星ナビ!をご覧いただいて拙HPを見に来て頂いた方、「どうも初めまして。これからもお時間があれば立ち寄ってください」変なHPですが、これからよろしくお願いします。

20061009
プリンター、「CANON iP4200」を安価に購入して約一ヶ月。カラー印刷もせず仕事関係のA5黒白印刷ばかりをしていました。安価だったので天体用には全く期待もせず、でもせっかくカラーで印刷できるので、過去に撮影したデジタル画像をプリントアウトしてみました。せっかくカラー印刷をしようとするので、用紙はちょっと奮発しました。今回使用したのはCANON純正の「Professional PHOTOはがき」写真用としては最高画質超光沢厚手の用紙です。印刷してビックリ!まあ綺麗な事!(ten.の素人目には。)FDiでデジタル化された画像のプリントアウトでしたが、この場合は結構相性が良かったようです。今回、せっかく「はがきサイズ」に印刷されたので、切手を貼って投函してみましょうかね。欲しい方、いらっしゃるかしら?(笑)本気で欲しい方は住所と名前をメール頂ければ先着5名様へ郵送します。その際、アドレス欄の平仮名「あっと」を@(半角小文字)に変更してくださいね。「日々雑感」一周年記念特別企画でした。

20061008
今日の予定は「披露宴」。新郎さんは星を見る仲間です。もちろんスタパーにも「でふぉると参加」のメンバー。おめでとう!末永くお幸せに。

20061007
今夜は県民の森の天文台に行って来ました。通常の天文台の公開観望会に加えて駐車場の広場では「お月見会」が開催されました。風が強くて気温も低いのにお客様も多くて賑わっていました。秋空は空気が澄んでいると言いますが、今夜は本当に空気の透明度が高くて、満月なのに20cm屈折望遠鏡で星雲星団を見せていました。月夜には二重星観望がメインになりそうなのですが、一番のヒットは「散開星団M11」でした。望遠鏡に導入されたM11は、接眼レンズを覗くと最初は月夜ならではの薄明るい視野の中にパラパラと明るめの星が十数個見えているのですが、「星の数を数えて見てください。きっと数え切れませんから(微笑)。」と諭した上で望遠鏡を覗いていただきました。もちろんじっくり見ているとバックから沸々と小さな星が湧いて出てきて数え切れないくらいの量になります。お客さんの反応も「ん?うんっ!んんんん〜〜〜すごい。。。」といった感じで見始めから見終わるまでの反応が実に面白く、じっくりと覗いて行かれる姿が印象的でした(実はじっくりと覗くようにし向けるのですが....笑)。この夜、秋の夜長に星空を眺めようと公開型天文台を訪れた人たちは済んだ秋空で本当にラッキーでした。

20061006
今夜は中秋の名月。関東方面では大雨と強風に見舞われて大変な様子です。ここ長崎も熱帯低気圧に向かって吹く強風に吹かれましたが、天気は快晴です。明日からの三連休、天気は大丈夫そうです。というのも長崎では明日から「長崎くんち」なのです。強風で少々荒れた海にはポッカリと中秋の名月が浮かんでいます。船の灯りと月明かりが太く映えています。久々の画像です。



20061005
先月撮影したフィルムを切った。まあ、たいしたことがないコマなのですが、封筒に入れられて手元から離れ、旅立っていきます。そのコマは、このHPでも公開していません。一般的に雑誌などへの応募は「未公開のものに限る」となっているからです。そのコマが落選して帰ってきたら「ten.的、てきとーな天体写真」入りします(笑)。どちらにしても、公開するのは何ヶ月後になるのだろう?って話ですなぁ。(苦笑)

20061004
2週間ほど前から体が重くて風邪気味でした。今日は本格的に頭痛に悩まされ関節も痛くてノックダウンしています。現在20時15分ですが、おやすみなさいませ。。。(;__)ノパタッ....Zzz

20061003
ugemさんのブログ「ugem通信」で知ったのですが、地人書館発行の「月刊天文」が休刊になってしまいました。http://www.chijinshokan.co.jp/latest/gt_latest.html 現在、天文関係の月刊誌は3誌。誠文堂新光社「月刊天文ガイド」とアスキー社「星ナビ」、そしてその「月刊天文」だ。ten.は、月刊天文の前身「天文と気象」の時代から読んでいましたが、広告量が多く天体写真に傾注した「月刊天文ガイド」、初心者にも解りやすい記事と親しみやすい記事の「星ナビ」、そして広告主や市場に影響されることなく淡々と公平な(?)記事の「月刊天文」という位置づけと考えて三誌ともに愛読していました。6年ほど前に「星ナビ」の前身「SKY WATCHER」が休刊という憂き目がありましたが、以後、アスキー社が「星ナビ」として復刊(?)させてくれました。しかし、今回の「月刊天文」の休刊はそういう訳にはいかないのではないと感じています。それは天文人口の高齢化と星空観望環境の悪化、受験戦争による「地学」の軽視化、加えて子供らの理科離れ。天文という趣味を続けていると、ハレー彗星騒ぎの頃の一時的な天文趣味人口の増加以外はどんどんと少なくなっているような気がします。ともあれ、残念ながら休刊となった「月刊天文」ですが、出来る事ならめでたく復刊していただきたいと切に願っています。

20061002
今日は10月2日。この日はten.が初めての天文現象を見た日です。それは1978年10月2日の午後、日本各地で見られた部分日食です。小学校の先生に許可をいただいて、減光用にビーカーの蓋に使う透明のガラスにロウソクで煤をつけて校庭で欠けていく太陽を見ました。太陽の前を進んでいく黒い月はゆっくりと確実に動きます。天体の運行を目の当たりにして地球の上に影を落とす「日食」という現象を体験しました。あれから28年も経つ訳ですが、ロウソクの煤をつけたガラス越しの部分日食を今でもよく覚えています。

20061001
先月の出撃は一回のみ。県民の森でめいいっぱい撮影できたけど、部分月食は「寝落ち」してしまったし望遠鏡やら双眼鏡は全く出していない。でもなんだかめいいっぱい星を見た気がします。撮影に行った「あの一晩」がひと月の心の支えになったのかな?もう10月だから出撃すると夜半あたりから冷え込みが強くなるでしょうねぇ。冬物のブルゾンなどを車に準備しなきゃです。また、足下に火熾しした「七輪」が頼もしくなってくる季節でもあります。





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