未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20070228
仕事が早く終わって帰宅しようとしたのが18時。かなり久々の時間でした。天候は快晴で車には先日の出撃のままの機材が載っています。そう、赤道儀+一眼レフカメラ+24mmレンズ+カメラ三脚+レリーズ....。よしっ!何コマか撮影ができるぞぉ。フィルムは....ない。コンビニでISO400ネガを買ってFDi(フォトCD)にしてみよう。コンビニにて一言。「財布に小銭が入っていない....」(絶句)この前、出撃したし、まあいいか。今月の出撃は1回。レンズも清掃した(日々雑感070204)し、ちょっとだけ満足の「逃げ月・2月」でした。  (2007.02.28 46560)

20070227
日々雑感070222にて「望遠鏡で土星・木星を見ていないなぁ。。。」と書きましたが、ひと月過ぎてもまだ見ていません。先日の出撃でも望遠鏡は持ってはいかず広角レンズでの撮影と空を眺めるばかりで星雲星団すら見ませんでした。その夜は多分、自分自身が空を眺めることを望んだと言うだけのことだと思っていますが出撃から次の出撃までの間隔が開きすぎることがそうさせるのだと思っています。次回の出撃は望遠鏡を使って惑星を見ようかな?と自分に言い聞かせるように考えています。久しぶりに星図を見て星雲星団を探す星空散歩もいいですね。

20070226
現在、ten.は赤道儀の赤緯軸上端にカメラのみを取り付けて撮影するスタイルばかりです。もちろん固定撮影ならばカメラ三脚のみを使います。赤緯軸上端に取り付ける方法と言えば、アリ溝を使用し、アリ型プレートでバランスを取りながら撮影が出来ます。ところが地上風景を写野に入れた「星景写真」ならば構図の縦横の方向に対して水平(垂直)をとる必要があるのでどうしても自由雲台を使うことになります。以前、この日々雑感20060809-10でレボルビングできる機材「Mamiyaレボ雲台」の事を書いたことがありますが、赤緯軸上端にカメラのみを固定して撮影するスタイルならば、重心の移動を伴わないレボルビング可能な雲台はかなり有効な部品となるのだと感じました。市場に無いのなら作るしかないかなぁ。。。。(泣)

20070225
昨日の出撃で活躍した赤道儀は「相棒」と呼んでいるP−2Z赤道儀ではなく高橋製作所H型赤道儀でした。P−2Zもセッティングしましたが、手前の木々とバックの星空を一緒に撮影したかったので、カメラを取り付けた赤道儀と一緒にうろうろして極軸をラフセッティング。長くても「ほんの2分」の撮影を繰り返しました。景色と星空を両立するため、ガイド撮影と固定撮影を混在させ、赤道儀のモータードライブを一秒ごとに停止させ、「ガイド1秒+固定1秒」の繰り返しました。24mmレンズで1分くらいの露出だとなんとかなりそうと思ったのですが、色々と試したいので45秒・1分・1分30秒・2分と撮影するコマを増やしていきました。露出が短いので星数が少なくて寂しいと感じるのか、見た雰囲気に近い写り方をしているのかは仕上げの問題です。今回はCN41処方(カラーネガ現像)を使う黒白フィルム+FDi(フォトCD)による「.jpg化」を試す意味合いもあったのですが、結果を言うとten.的には満足です。

20070224
おはようございます。久々の出撃で昨夜の日々雑感をお休みしました。上空に薄雲がありました。「フィルムの裏紙を外すのも面倒かも?いや、このまま曇ったら埒があかない」と考えて、ひのさわさんちのアストロカメラHB120Tの使用を早々と諦め、35mm版ネガフィルムと一眼レフを使用しました。気温は午前2時には5℃となり、時折吹く北北東からの風に寒い思いもしましたが、七輪のお陰で暖を取りながら朝4時まで過ごしました。え?ネタづくりですかぁ?もちろん!やっちゃいましたよ。

20070222
今週は月曜日から今朝(木曜)まで良く晴れたような気がします。今までの経験上、なぜか2月の中旬にスッキリとした晴れがあります。去年もそうでしたし、一昨年もそうでした。10年前も良く憶えています。1997年の2月と言えば「ヘール・ボップ彗星」です。あのころも良く晴れていれば撮影に出かけていました。下旬になると荒れ模様の天気とドンヨリした雲が張って3月になって晴れると春霞というパターンを経験します。こうなると18日の快晴はもったいなかったかなぁ?(苦笑)

20070221
随分と北斗七星が高く上ってきています。柄杓の柄のカーブからうしかい座と乙女座までの大曲線を描くことが出来ます。一方、賑やかな冬の星座は南から少しづつ西空へ傾いています。あぁ、いつの間にかもう春なんだな。と、季節の移ろいに気付きました。今夜は良く晴れています。光害の町並みの中から肉眼で星座を繋いで空を仰ぎました....。

20070220
昨夜は良く晴れていたので今朝はピーカンの青空か?と思いきや、気温が下がって朝から霧の天候でした。通勤途中の山越えで標高が高くなると霧が消えたので「無風+低温=盆地効果?」だったのでしょうか?それでも日中は穏やかに晴れて過ごしやすい一日でした。夜の星空を期待していたのですが、夕方には雲が出てきて残念な思いをしました(出撃は不可ですが、せめて眺めるだけでも....)。昨日書いたとおり新たな職場になり、慣れるまでは出撃体制が微妙になっています。でも、空を眺めるには良いところのような気がしているので、眺めるのに良い場所を探すのをちょっとした楽しみに仕事に行こうかな?(←汗)

20070219
今日から新たな職場に配置換えとなり緊張した一日を過ごしました。あれやこれやと慌ただしく一日が過ぎ去り、職場を出たのが19時過ぎです(おぉ!早いぞ)。出てすぐに眼に飛び込んできたのは「極細の月」です。あぁ、最近は空を見上げていなかったけど、見上げようとしなくても眼に飛び込んできてくれた月がありがたいです。

20070218
仕事に忙殺されて日々雑感をお休みしていました。皆さんにはご心配をおかけした形になり申し訳ありません。ここのところ、家に帰っても即寝の日々が続いていました。そのような中、家に届いていた一つの大型封筒。先ほどやっと見ることが出来ました。中に入っていたのは1月30日におこなった某小学校の体験学習で話をさせていただいた10人の小学校六年生のみなさんからのお礼の作文でした。実際に教室でお話をしたのは9人。残念なことに一人は風邪で欠席だったのですが、驚いたことにその子の作文は私が話した内容を理解して書いているようなのです。つまり、体験学習終了後、みんなから私の話を伝え聞いて作文を書いた訳ですから、「みんながよく話を聞いていたのだなぁ」と嬉しく思いました。

20070213
昨日は良く晴れましたね。スッキリとした空、透明度も良くて街中でも微光星が見えています。普段なら「夜半過ぎくらいまで撮影に行くか。」と考えるところですが、今日から来週にかけての仕事に失敗が許されないのできっぱりと撮影を諦めました。このHPは趣味の場所ですから仕事の愚痴は言いたくありません。でも、大好きな趣味を続けることが出来るのも仕事をしているお陰です。いくら好きでも優先順位は間違えないようにと考えています。仕事が落ち着いてからやりたいことと言えば、先日作った「自作暗視野照明装置付き6×30ファインダー」の検証と星空撮影架台「ten.11」の小改造+撮影です。「星空撮影架台、まだ色々とやってるのか?」と言われそうですが、好きだからこそあれこれやっています。あ、以前に作った「Ten−10改」(手動星空撮影架台)も、ちゃんと現役ですよ。(微笑)

20070212
日頃から、毎月は買わないけど暇なときや、ちょっと興味がある記事があると買う雑誌があります。自然観察やアウトドア系雑誌の老舗、「BE−PAL」(小学館¥480)です。便利な小道具やら自然に関する記事、個性的なキャラクターの連載、そして特集。今月号の「大特集」は 「焚き火レストランへようこそ」と題して焚き火を使った食事や楽しみ方の紹介をしています。ten.はどちらかというと木炭を使うことがほとんどなのですが、知識として知っておくためには興味深い記事です。「小特集」には「冬の星見即席講座」と題して冬空の星座と惑星を解説しています。筆者は「宙の名前(そらのなまえ)」を代表に著書が多数ある林 完次 さん。星座写真も凝った画像処理や長時間露出では無く、広角レンズ〜標準レンズを用いてあっさりと仕上げていて星空の雰囲気がいいです(撮影者:柳澤牧嘉さん、よし、憶えておこう)。とかくアウトドア系雑誌は一般的に星空関係の記事が弱いのですが、今回の記事は初心者にも読みやすく興味をそそる記事だと感じました。こういった記事は連載してもらいたいなぁと感じます。

20070210
昨日は仕事関係で会議があり、その後に飲み会。最後に独りで立ち寄ったショットバーがナカナカ良い雰囲気を醸し出していて、ずいぶんと長居してしまいました。充分に酔っぱらって帰宅したのは24時を回ったところでした(この時点で日々雑感はお休み決定....)。今日から広島の芸北へ行ってきます。日々雑感はお休み決定....(すみません。苦笑)

20070208
久々の雷雨です。最近は星空を眺めていないのでストレスが溜まります。天気ばかりはどうしようもないので諦めますが、昨日は工作をしたのでちょっとだけストレス解消。。。。したつもりなのに、ここのところは仕事でもストレスが溜まっています。胃がキリキリしているので今夜はこの辺で。

20070207
久々にコンテンツを追加しました。去年のスタパー直前に仕入れていた釣り用LEDウキを利用した6×30ファインダーの暗視野照明製作記です。実戦に用いていないのでどのような雰囲気で光るか判りませんが、多分無いよりはマシだと思います。通常、主望遠鏡に取り付けられた導入用の暗視野照明は十字線が見えるか見えないかの暗めのものが好みなのですが、今回製作したものは星空撮影架台「ten.11」の極軸セッティング時にしか使用しないので明るくても暗くても実用になると判断して光量調整部分を省きました。光量調整が出来るものやファインダー用の接眼レンズとしては笠井トレーディングから販売されている暗視野照明ユニットや十字線入り接眼レンズがありますので資金に余裕のある方はそちらの選択肢もありだと思います。「ちょっと作ってみようかなぁ?」と考えた人は話の種にでもご笑読くださいませ。

20070206
今日は良い天気で日中の気温も19℃(長崎市)と4月上旬の気温だそうです。空は青空なのですが、イマイチすっきりしません。もしかすると「黄砂か?」と考えて気象庁のHPで確認しましたが「黄砂の観測はありません」との文字。それならば湿度だな?とWEBで見ると「湿度76%(長崎市2月6日21時)」だそうです。なるほど。このくらいあればスッキリしないのですね。憶えておこう。。。

20070205
そうそう、昨日はレンズの清掃をしたのを書き忘れていました。心配したカビの発生もなく、ホコリも少なくて概ね良好な状態でした。清掃前、テーブルにレンズとカメラボディーを並べて思ったこと。「これらの機材を今から揃えようとしても無理。大事な財産だなぁ。」 ten.の場合、一度入手した機材は手放さないことが多いです。多分、これからも。

20070204
最近、星空を眺める趣味をもってしまい、機材選定に悩む人がいます。「これからどんな機材を持った方がよいのか?」と聞かれると「どんなことをしたいの?」と聞き返します。これをしたい、あれを見たいとはっきりしている人ならば自ずから機材の選定も楽です。次に予算と持ち運ぶ環境です。予算はあればあるほど選択する機種が増えてきます。持ち運びには、体力と運搬能力(車?)使用頻度などが含まれます。こうしてみると現在は随分と良い選択肢が増えてきました。安価で良質なドブソニアン・大口径屈折望遠鏡・自動導入式架台・オートガイダー・良く写るデジタル一眼レフカメラ・2インチ接眼レンズ....。機材を選定しているうちは楽しいです。眼視用・撮影用のある程度の機材が揃ってしまえば、その後は予算が無くても楽しむ方法は幾らでもあるはずです。ちなみにten.はまだまだ欲しい機材はたくさんありますが、機材よりも欲しい物があります。それは、庭先でも「天の川が望める環境」です。いくら良い機材でも空が悪けりゃ見えません。。。って。

20070203
明日はお休みです。久々に星見に行こうかと思っても、月は大きいし天気は曇っています。前回、星空をいつ撮影したかなぁ?と考えてみると、なんと!昨年の9月19日です。それ以来、撮影には出かけていません(大泣)。フィルムの消費もなく機材の組立てもなく(11月9日の水星日面通過で一度組み立てたけど。)、なんだか非常に寂しいです。もう撮影の感覚を忘れているのではないかと思うくらいに間があいてしまいました。カメラレンズも見ていません。カビが生えていないかすら見ていませんので、明日はレンズ清掃をしようかと考えました。(カビが生えていたらどうしよう....)

20070202
長崎でも雪が降りました。朝から屋根が白くなっています。道路には積もっていませんでしたが、雪は一日中降りました。気温も上がらず風も強くて本当に寒い一日です。寒さで肩や背中に力が入り、今の段階でコリコリ(筋肉痛)なのです。あぁ、キーボードを叩く指が重いですぅ〜(苦笑)。キンキンに冷え込んでいますが夕方から結構晴れています。東の空には煌々とした満月が昇っていてとても綺麗でした。

20070201
先月は「高橋製作所P−2Z応援企画」日々雑感に始まり、最近は機材ネタづくしで大変申し訳ありません。ところで、タカハシより1月下旬に「FSQ106ED」が発表になりました。¥488,670円(鏡筒バンド込み)の価格と性能と鏡筒仕様に驚愕しています。鏡筒の造りや性能を見ると「高いだけはある」感じです。注目すべきは、デジタル一眼レフカメラやCCDカメラのシビアなピントを管理するためにラック・ピニオンギヤのピニオンギヤ軸受けにベアリングを採用していますが、さらに接眼体(ドロチューブ?)にベアリングを組み込んでいると書かれています。多分、これは機材重量を支えつつもスムースさを維持するためだと思います(ローラー循環による無限直線タイプの物と推測しています)。さらにドロチューブクランプも新形式で、クランピングによる視野のズレを防ぐと記載しています(どういう構造なのか非常に興味があります)。では、FSQ106EDは「写真性能に特化した写真鏡なのか?」というとそうではありません。当然、眼視性能も向上しています。肝心の光学性能は........心配するなら自分の眼の性能を心配しなさいと言われそうなくらい粗を見つけることは出来なさそうです。そして、前モデルFSQ106よりも更に短くなった鏡筒は(おそらく)双眼望遠鏡マニヤのためと言っても過言ではないでしょう(ほんとかよ?<自分)。コンパクトでズッシリした鏡筒はどのような空を見せてくれるのでしょうか?それにしても値段が高いなぁ....。(ちょい泣き)





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