未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20070531
黄砂が続いていましたが、今日の昼頃から大気がスッキリとヌケてきました。久しぶりに遠方の景色が見えます。夕方、西空には金星が見えました。その右にはふたご座のカストル・ポルックスが見えました。おお。。。なんて久しぶりのような気がします。前回5月15日頃に見た金星はふたご座の足下に居て、金星をカメラファインダー(24mmレンズ使用時)の真ん中に構図を取るとカストル・ポルックスが左上に、カペラが右側にいて撮影したかった構図だった記憶があります。それにしても金星の動きは早いですねぇ。以来、黄砂のため全くと言っていいほどカストル・ポルックス+カペラは見えず、久々に見るとかなり動いた感があります。とりあえず、一時的かもしれませんが長崎の黄砂は取れました。四国の方、これからヌケますよぉ〜....っと言っても月がデカイか。。。  (2007.05.31 52095)

20070530
欲しいレンズの第1位「20mmレンズ」はAFレンズやズームレンズではなく、やっぱり単焦点レンズです。「デジタル時代の現在ならデジタル対応の物を」と考えてしまうのが世の常ですが、ten.は今のところこだわりません。なぜなら他のレンズもフィルム時代の物だからです。もちろんデジタル対応の物でも良いのですが、その場合は35mm判フルサイズ対応の物が対象となります。APS−Cサイズのレンズでは主力にしている「ひのさわさんちのアストロカメラ」に使えないからです。ten.の全ての基準はそこにあるのです。Nikonの現行品では「Ai nikkor 20mm F2.8S」マニュアルフォーカスが残されています。このレンズ、フィルムカメラから事業縮小したNikonマニュアルレンズの生き残りですから入手困難にならないうちに思案のしどころです。

20070529
今、欲しいレンズが3本ほどあります。焦点距離15mmほどの対角魚眼に20mm超広角レンズ、そして廉価な300mm望遠レンズです。お金があれば真っ先に欲しいのは20mmレンズ、これは現在のten.の撮影画角のイメージに一番近い焦点距離なのです。なぜなら、ひのさわさんちのアストロカメラに対角魚眼レンズを使うと円形魚眼レンズとなりますが、ちょっと広すぎの感があります。主力にしている24mmレンズだと収まりが悪いことが多いのです。その次に欲しいのは矛盾するようですがその15mm対角魚眼レンズです。前記述のとおりアストロカメラに装着し天頂を向けると全天カメラになりますが、それ以外にも視点が面白いのと魚眼レンズ独特の描写が魅力的です。一方、300mm望遠レンズは一般撮影に使いたいだけ。180mmレンズでは足らない距離を埋めるためです。三脚座があればF値が暗くてもOKです。これら3本を揃えようとすると相当の金額になりますが、いつも言っているようにten.はビンボーなので降って湧いてくるのを待つのみです。(笑)

20070528
ずいぶんと日中の暑さが厳しくなってきました。それもそのはず、本日の気温は30.2℃と真夏日です。私の顔も腕も良く日焼けして、こちらも夏真っ盛り(笑)。黄砂は昨日に引き続いて観測されています。月末で仕事も忙しいし、月も大きくなってきましたし、星見(+撮影)も、しばらくお休みですね。

20070527
今年第一級の黄砂が来たような気がします。日中は青空というよりも白空。晴れているのに近くに見える白けた景色が黄砂の強烈さを匂わせます。今日は、日中ずっと外に居る予定だったので「この天気じゃあ日焼けするだろう」と思いつつ、大気中の黄砂で「波長の短い紫外線は大気に散乱されて少ないかも?」と妙な自信をみなぎらせて半袖で外にいたら....すんげぇ見事に日焼けして腕が痛いです。紫外線は大気や黄砂にに散乱されても地上に降り注ぐ量は同じなのですね。こりゃあ、火傷一歩手前かも。顔じゅうヒリヒリ....腕、ヒリヒリ....。

20070526
黄砂が酷くてスッキリしませんが「長崎県・県民の森天文台」に行って来ました。と言っても居たのはホンの1時間くらいです。到着した頃は辺りが明るくて望遠鏡のアライメント(初期設定)が出来ていませんでした。青空の中にポツリと見えた金星を望遠鏡の視野に捕らえて見てみると今日の肉眼で見る月(半月)のような半月状の形でした。それにしても青空の中の金星は綺麗です。高度も充分高いので大気の影響を受けにくいのでしょうか、シーイングも良かったです。次の機会にも青空の中の金星を見たくなりました。

20070525
残念ながら、土曜日の観望会は相手方との調整不足により中止になりました。今まで、考えたくはなかったのですが、観望会にコストが掛かるという事実は認めたくはありませんが事実なのです。開催地までのガソリン代、駐車場代、そして今回問題になった宿泊料と食事代。依頼されて行う観望会、そこに自分たちがお金を使ってまでやる必要があるのか?といった矛盾が生じました。もっと早く判っていればいろいろな調整の仕方や別な方法があったはずなのに観望会直前になって大きくつまずいてしまいました。明日は晴れそうなのですが、テンション下げ下げ↓↓状態です....。

20070524
土曜日、26日には「やすらぎ伊王島」で観望会が開催される予定です。いつものようにホテルにお泊まりされるお客様に対して星空を提供しようという観望会です。対象は月、土星、木星、その他。天候は何とかなりそうなのですが、今回の観望会の開催については微妙な空気が流れつつあります。これからもう少し話し合うつもりなのですが、依頼した友人達との約束が守られないような事になれば観望会自体を断ることも考えています。

20070523
先週土曜日、県民の森天文台と白木峰のハシゴをした時に再認識したのが「10分で完成!組立天体望遠鏡」の凄さです。同望遠鏡を県民の森天文台に星空を見に来ていただいたお客様たちに紹介しました。口径40mm、口径比F7のアクロマートレンズのちっぽけな望遠鏡なのに、覗いたお客様たちは良く見えるのでビックリしていました。この望遠鏡は小口径なので劇的に良く見える訳ではありません。余計な色収差が付かず実にシットリと口径なりに天体を見せてくれます。マイファーストテレスコープにピッタリです。そしてハシゴ先の白木峰では、この望遠鏡が改造された姿を見てしまいました。ドローチューブ(接眼筒)には接眼レンズが無く、その代わりにカメラマウントが取り付けられていました。そう。直焦点の光学系として利用されていたのです。一眼レフデジカメで撮像された画像は画像周辺部分は湾曲収差で星像が伸びていますが、視野中心部分は実にシャープです。¥1,580円の恐るべき魅力。いまだ色あせることがありません。何本も買って良い望遠鏡です。

20070522
発売された新型モータードライブ「TG−HDモータードライブ」について気になる部分があったので問い合わせてみました。それは「P−2Z赤道儀などのモーターを内蔵していない赤道儀用の外付けモータドライブです。」の部分です。HD−5もそうでしたが、外付けタイプの旧機種(例えばSPACE−BOYやシステム90S、V−1など)の取り付け金具を介して運用が可能だったので、新モータードライブも旧機種に対して取り付けが可能か?と質問したところ、「基本的に可能です。」との答えでした。そして一番気になっていた質問「先日、販売が開始されたJP−Z赤道儀”モーターレス”は赤経ウォームギヤ歯数180枚となっているが同機種への取り付けは可能か?」と問うたところ、「それも可能です。JP−Z赤道儀へ取り付けた際に問題なく回転するようトルクの大きなモータを使用したので、残念ながらあのような価格になった。」との回答を得ました。これにより、JP−Z赤道儀はTemma2仕様とTG−HD仕様と天文ガイドの企画「E−ZEUS」などで運転することが可能となります。最新の機種(JP−Z赤道儀)から旧機種(1型、P型、90S型などは30年以上前の物)までのサポートをし続けることは企業として大変なことだと思いますし、そこに「高橋主義(タカハシイズム)」を垣間見る瞬間でもあります。これなら少々高くなっても応援したくなったten.でした。(あ、でもまだ買えません....)

20070521
先週撮影したフィルムの現像が終わり、現在はこのHPに三つの画像があります。まずはHPのTOPにひとつ、ふたつ目は掲示板(もうすぐ落ちていくでしょう。笑)、そして三つめが「ten.的、てきとーな天体写真」のコンテンツに置いてあります。三つの画像ともさそり座と射手座付近の天の川なのですが、HPのTOPと掲示板は35mmレンズで、もうひとつは24mmレンズです。画角と露出と追尾の違いを比較するための撮影なのですが、露出不足の2コマについては超露出不足ポジを強引にコンパクトデジカメで「.jpg画像化」したのでノイズだらけで星像も肥大しています。元ポジはもっとシャープなので弁護のためにお知らせ致します。掲示板で「比較してくださいね。」と書いたのはコンパクトデジカメ画像の悪さをお知らせしたかった事だったりします(笑)。TOPに置いた画像がten.自身の好みなのですが、いかんせんコンデジ画像の悪さは致し方ないです。生ポジをルーペで見るのが一番幸せなのかもしれませんね。

20070520
昨夜は県民の森と白木峰をハシゴしました。天候は、この春の中でも最高の透明度。それだけ黄砂などで大気の透明度が悪いということなのでしょう。例年の5月では考えられないほどの悪さです....と、書いたところで昨年の日々雑感を読んでみると「20060531 5月は、ほとんど晴れなかった。」と記載されている。そうだよなぁ....。今年も悪かったのか?それとも去年と今年だけなのか?もしかすると「地球温暖化による中国大陸の砂漠化による黄砂の到来(長いな...)」となっているのでしょうか?今年の春、最高の透明度の夜に、ten.は望遠鏡も出さず、双眼鏡も出さず、カメラも出さず、ただ久しぶりに賑やかな白木峰で、ちょっと淡めの天の川を午前2時すぎまで眺めていました。

20070519
しばらくチェックしていませんでしたが、P−2Z赤道儀用の外付けモータードライブが発売されていました。HD−5の後継機種にあたる「TG−HDモータードライブ」です。このモータードライブにはten.にとっては泣いてしまうくらいに嬉しい機能が追加されました。それは「基本の恒星時駆動の他に、恒星時の0.7倍、0.5倍、0.3倍の追尾速度が選べる」のです。それがどうした?と言われそうですが、現在取り組んでいる「ガイド・固定の混在撮影」がまさにそれで、モータードライブの停止・運転を自分で押しているのと同じ機能なのです。停止ボタンを押さなきゃならないのに増速ボタンを押し間違えたり、ボタンをカチカチと押しながらシャッターに手が届かなかったりそんな手間が省けます。欲しい部品なのですが、難点が一つ。「価格 46,200円 」は高いよぉ....。(泣)

20070518
昨日、下の文章を書いた後、サーバーにアップせずに寝落ちしてしまいました。就寝したと思われる時刻は21時....。昨夜は良い子でした(笑)。今日の長崎地方は夕方から雷雨を伴った雨に見舞われました。前線の南下に伴う雨だったのですが、明日は晴れそうです。せっかくの新月期ですからどこかに出撃したいのですが、黄砂も一緒に流されていればいいなぁ〜と思っています。

20070517
沖縄地方が梅雨入りしました。先日の天気予報では今年の梅雨明けが早めになりそうだとの予想がされていましたが、早く梅雨明けしていただかないと困ります。夏休み最初の土曜日に予定が入りそうなのです。梅雨明けもそうですが、今年の黄砂もすごく長いのでこちらもスッキリして欲しいです。

20070516
先日撮影したフィルムの現像が明日あたりに出来上がる予定です。今回の撮影に関してのメインテーマは「プロビア400Xの試写」ですが、2番目のテーマは「ガイド・固定混在撮影の構築」です。写野の広い円形写野アストロカメラであれば露出時間を若干長くできますし(更に画像リサイズを前提)、ISO感度400のフィルムであれば前回の撮影(ISO100ネガフィルム使用)の状態よりも星数が増えると期待しているのですが、こればかりは現像から仕上がってくるまでわかりません。明日は仕事が終わるのが遅くなりそうなのでフィルムを取りに行くのは18日あたりになりそうです。楽しみ楽しみ。

20070515
双眼鏡が大好きで、軽量で天体観望に使用できる最小口径(注:ten.の独断)の物として7倍×35mmのスペックを紹介することが多いのですが、今となっては現実的で無くなってきました。それは7×35双眼鏡自体の販売が少ないからです。7倍・35mm・ひとみ径5mm・実視野7°といったスペックは昔から定番です。それが現代では8×42や10×42、10×50、8×30と微妙に高倍率になっています。ひとみ径も4mm前後が多く、天文用には小さめと感じています。今、ten.が注目し興味を抱いているのは6×30です。軽量・ひとみ径5mm・広視野....30mmの口径は小さいようですが、集光力は肉眼の18.3倍で極限等級も9.2等星ほどです。小型望遠鏡のファインダーも同様のスペックですから見えないことはないと考えています。良質の6×30双眼鏡はいずこにあるのでしょう?あぁ。。また双眼狂という名の病気が再発しそうです。

20070514
双眼鏡や望遠鏡を使って初めての人に星空(星雲・星団)を見せるとき、注意していることがあります。双眼鏡で見せる星雲星団、秋なら二重星団が素晴らしく見栄えします。さそり座が南中する時期なら「M7・M6」です(決めつけてスミマセン)。星空に縁もない人に初めて見せるなら、最初に見せてはいけません。もし見せるのなら、「まずは眼試しです。どんどん淡く小さくなりますからじっくり探してくださいね。」と言って、もうちょっとしみったれたM22(いや、それでも大型星団なのですが。笑)や小さいM11(それでも明るいのです)を見てもらって、もっと暗くて淡いM27(メジャーですが....)をお見せします。そして一言。「暗くて小さくて淡いものと言ってお見せしましたが、今まで見せた物は、実は天体の中でも大きく明るい物ばかりなのです。でも、最後に見せるこの天体は今夜のとっておきです。楽しんでください。」と前置きしてM6を見せます。必ずと言って良いほど歓声が上がります。そして仕上げはM7です。そうです、最後に見せたい物はM7。そこに至るまでのプロセスが大事だと言うことだと思っています。撮影中に縁あって同じ場所にいる(見ず知らずの)お客様への贈り物は楽しい時間にしたいですね。

20070513
あまのがわを見に行った一昨日、独りで山の中にいるとタヌキやらウサギの足音が聞こえてきます。「カサッ..カサカサッ....」風の音も聞こえます。風が来る音が山の表面を撫でてきます。市内とはいえ標高400mほどの山の中(長崎市民の森)。東から天の川が立ちのぼってきています。時刻は24時を回っています。自然の中、いろんな音に浸っていると「ぼそぼそ....ぼそぼそ....」明らかに人の声。でも、車の音は無く、ヘッドライトもタイヤノイズも聞こえません。背筋に寒気が走ります。甲冑の落ち武者幽霊か?(過去に出たらしい。伝聞)出ました!人間です。20代前半の若い三人が携帯電話のライトだけを頼りに夜中に歩いて上ってきました。初めは「嘘だろ?」と思いましたが、そのうちの一人が「あ、みんな地元で、こいつ、元ボーイスカウトなんすよ。夜間歩行とか良くやっていました。」だそうです。なるほど。妙に礼儀正しい彼らにten.は言いました。「一人で星を見に行くと、ウサギやらタヌキの足音とかには驚きませんが、やはり一番怖いのは人間ですねぇ。君たちも私から声を掛けられて怖かったでしょ?」一同、大笑い。彼らのお陰で少し賑やかな時間を過ごしました。

20070512
昨日、この日々雑感をアップした後、外に出ると薄雲があるけど晴れていました。「あまのがわ」を見たかったので、急遽出撃しました。目的は、「レボ雲台」の試運転ではありません(すみません、正直なところ、せっかくの天の川を失敗したくなかったので今回は見送りました)。軽量装備での撮影目的はプロビア400Xの試写です。このフィルム、昨年の春に35mm判が発売になり、その後ブローニー判が秋に発売されました。丁度この頃、仕事が忙しくなったり手軽な35mm判での撮影をしていたりで使いそびれていましたが、昨夜にやっと撮影できました。一般的には「Hα(散光星雲の輝線)の感度がどうなっているのか?」というところに興味があるのでしょうけど、ten.の場合、45分やら1時間の露出をするわけではないので、試写して私が一番見たいのはバックグランドの色なのです。だって、昨夜の最長露出が8分間、Hαは写っていたとしても「ほんのり」です。現像にはまだ出していませんが、上がりが楽しみです。

20070511
たわみと戦うレボ雲台。そのほかに戦うものがあるとすれば「レボルビング」です。カメラ+アリ型+アリ溝を載せた状態でスライドさせようとすると(工作の不具合で?)結構、苦労します。(自作された)レボ雲台の形状としては理想の形と自負しているのですが、形だけで実際の動きとなると別問題のようです。「スムースにレボルビングできてしっかりとクランプし、たわなない」そんな工作力があれば良いのですが、今回は市販に無い物を「形だけ作った」だけなので不具合は当然だと認識しています。さて、実際に撮影して失敗を楽しもうかなぁ。

20070510
ten.的、安価なレボ雲台「アイスラッガー」とひのさわさんちのアストロカメラ「HB120T」をH型赤道儀に搭載してみました。真南を向け、一番つらそうな状態でのタワミは「案の定、ぼよんぼよん」です。東・西は何とかなるかもしれません。このレボ雲台、このような状態でたわみと戦う事を前提に使用するとすれば、レンズは広角・露出時間は2〜5分を限度とした「ガイド・固定の混在撮影」専用機になりそうです。自分が作った機材だからこそ楽しい不具合なのかもしれませんね。。

   


20070509
日中から晴れていますが空気の透明度が最悪です。しかも今夜あたりから曇り〜ところによって雨の予報です。またも「帰宅前撮影大作戦ミッション失敗」です。実は今日は夕方からちょっと野暮用があったので、透明度が良ければ歯軋りをしていたかもしれませんねぇ。(苦笑)

20070508
ハワイからのお客様が来ました。その名も「ホクレア号」。羅針盤や海図、コンパス、時計などの航海計器を使用せず、星、月、太陽の位置から方角と緯度を、それらが見えないときには風と波からと、自然環境の全てを知覚し針路を決める古代式伝統航海術「スターナビゲーション」を使い、エンジンもない船(大型カヌー)で自力ではるばるハワイから日本の長崎までやってきました。今回の寄港予定地は「沖縄・熊本・長崎・福岡・山口・広島・愛媛(宇和島)・横浜」の各地です。長崎以外の各訪問地はホクレア号と何らかの縁があって訪問するそうですが、ここ長崎への寄港の理由は唯一「広島と同じく平和を発信する都市」だからだそうです。星や自然を頼りに航海してきた彼ら達が日本で見る星空はどう映るのでしょうか?

20070507
連休中の雨とはうって変わって、昼過ぎから良く晴れました。「やゃっ?。これは....試運転に行っちゃいましゃうかね....。」と思いきや、黄砂が酷くて大気の透明度最悪です。狙うのは西空と海(水平線)でしたから、空と海の境が無い景色を見て一言。「不許可であるっ!!!」夕焼けに染まる水平線はアイスラッガーの格好の標的なのですが、今日のところは黄砂に惨敗です。透明度の悪い大気を透して見る真っ赤な夕陽を見ながら誓う一言。「逆光は勝利!」(←元ネタが解る人、いるかな....?それにしてもなんのこっちゃ。)

20070506
初めての連休、4月末からカレンダー通りに休んだのは就職して初めてのことです。その間、どこに行くわけでもなく空が晴れるわけでもなくついに明日から仕事が始まります。連休中は天候もパッとせず(ってか、後半は毎日が雨)、追い打ちをかけるように月齢も満月近く。今となっては「今月の新月期に掛けるのだっ!」と気合いが入りそうな雨+月でした。とりあえず、アイスラッガーの試運転をやらなくちゃ。晴れた日の仕事帰り撮影に期待しましょう。

20070505
今日はレボ雲台の部品、ノブスターを購入しました。レボ雲台の固定ネジを2ヶ所設けたので、レボルビング後、「ギュウギュウに締める必要は無い」と考えての事です。取り付けてみて試してみましたが固定力は充分です(板のタワミは別です)。いよいよ残りの作業は2度目のニス塗り+紙ヤスリ掛け(必要あれば3度目ニス塗り+ヤスリ掛け)となった訳ですが、肝心なのは、まだ赤道儀に搭載していないと言うことです。H型赤道儀に装着してみて、カウンターウェイトの重さが足りるかなぁ?といった懸念が湧き上がってきました。現段階でも装着可能なので試してみたいなぁ。

20070504
製作中の「ten.的、てきとーなレボ雲台:アイスラッガー」近況です。4月29日にニス塗りした木材部分ですが、ニスが乾いていました。早速、不具合の修正と紙ヤスリによる表面研磨です。不具合の部分というのは、弧溝内側に若干の引っかかりがあり、小刀で慎重に削りました。さらにニス塗りの時に厚塗りした部分もありましたので薄く削り取ったりと、ちょっとした形状修正ですね。表面研磨は角を丸めないように凸凹をツルツルにします。木地が出ても気にしません。先日の作業で見つけられなかった「ラッカー薄め液」が見つかったので二度塗りを前提にしているからです。ニスが乾いたからか、木材のしなりが少なくなったような気がします。次回の作業は2度目のニス塗りの予定です。明日の天気予報は雨ということですが(明日は無理)、塗装をするときにはカラリと晴れてくれないかなぁ。

20070503
今日は何もしなかった。家からまだ一歩も出ていないです。自宅でムニャムニャしていました。そんなぐうたらな休みの中、久しぶりに発見した(やっと見つけた)本、「ポータブル赤道儀の作り方(誠文堂新光社)」いわゆる赤本です。ten.の自作好きの原点とも言えるこの本。今、見ても面白いですし、なんだかワクワクします。昔は車などで遠征をせず、電車や自転車で撮影遠征を行っていたり、登山をして(徒歩)空の良いところで撮影を行っていました。それが今では光害が無いところを探すことが困難なようです。ten.が高校生の頃は、長崎市内を自転車で移動し撮影していました。また、バスで撮影地まで移動し、翌朝のバスで帰宅するといったこともやっていました。メーカー製の望遠鏡と一緒に移動するのは凄くつらいことだった筈なのですが、若いって素晴らしいなぁ〜と今になって思うのでした。茶(セピア)色になってしまった赤本の1ページ1ページ、思い出もセピア色です。

20070502
満月です。夕方、東から昇ってきた月は黄色っぽい色。空に雲はないけど、空気の透明度が悪くて何だか黄砂っぽい。こんな空が4月から続いています。スッキリとした5月らしい空を望んでいるのですが、中国大陸からの贈り物は続くのでしょうか?次の新月あたり、楽しみにしているんですけどねぇ。

20070501
5月になりました。ゴールデンウィークも雨・曇り・月夜の日がつづき、星見どころではありません。ストレスが溜まりそうな時には工作です。掲示板には書き込みましたが「ten.的、てきとーなレボ雲台」の概要が完成しました。現在の状態から手直しや部品交換、仕上げが必要ですが半年以上も懸案としていたレボ雲台が形になりちょっと清々しい気分です。





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