未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。
店主:ten.の
日々雑感
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20070731
満月を過ぎた月は、今の時期は南の低いところを南中します。蒸し暑い夏の夜の窓から差し込む月の明かりは涼しげな光だったり蒸し暑さを思い出させたりとその時の気分によって様々です。昨日と今夜は窓から入ってくる風も涼しく感じ、今夜差し込む月明りは涼しげです。小さい頃、寝ながら窓の満月を見た記憶。蚊帳の中で見た記憶。こんなところに昔の記憶を感じることに驚きを隠せません。 (2007.07.31 55856)
20070730
今、工作している物を見直しています。今日は前々から描いてきた「ラフスケッチ」や「設計図面」をじっくりと眺めていたのですが、修正に次ぐ修正を繰り返した設計図面はその修正により寸法が変わってしまった箇所が多くて「古くなって」しまっていました。現在、仕上がっている現物と合わない図面は現物を元に書き直すべきといった状態で、現物の寸法から次の設計へつなげなければならないようです。これは部品、部材の変更や入手できた材料の寸法が形になってきたから言える事で、初期の設計図面では頭の中に入っている「想像の部品」を図面化しただけだったのが「現実の部品」へと少しずつ前進していることを意味します。「次の段階へ加工できない」もどかしさと「形が現実になって」きているという狭間でウロウロしている自分がいます。
20070729
昨日は仕事があり、そのあと職場の飲み会だったので日々雑感をお休みしました。現在は満月期。満月から数日経つと月の出も遅くなってきますので夕方の天文薄明終了に合わせての撮影を視野に入れてもよさそうですが何せこの暑さ!日中にぐったりと疲れて仕事帰りに撮影しようとすると天文薄明終了は20時過ぎ。暑さによる問題はもう一つあり、日中のフィルム保管管理が心配です。フィルムの保管は職場の冷蔵庫(もしくは自分のロッカー。車内保管よりは社内保管(笑))をお借りするにしても問題点はもう一点。日中に汗を掻いているので蚊の攻撃がものすごそうです。どうにかならないかなぁ....。と、言うわけで帰宅前の撮影が遠のいていくのであります。(苦笑)
20070727
今日のugemさんのブログにも記載されていましたので、こちらでもネタ展開をいたします(ugemさん、すみません!)。アウトレットで販売されている一二三光学の双眼鏡をスタパーで見させていただきましたが、7×50の双眼鏡が¥13,800円と価格も安いのに非常に良くできています。プリズムも「BAK4」を使用し、筺体も堅牢な「ボシュロム式」。と、くれば普通は「IF:インディビジュアルフォーカス(独立繰り出し式)」なのですが、一二三光学の双眼鏡は一味違います。ごく普通の「CF:センターフォカス式(中央繰り出し式)」となっています。(※IF式はその構造から防水・防滴に採用される事が多く、使用用途がハードになりがちなため堅牢な高級品に採用されがちなのです。)この双眼鏡、持ってみてびっくりしたのがその重量です。7×50でボシュロム式なのに質量:950gです。通常、1kgを超えることが多い7×50双眼鏡ですが(Nikon SP などは1485gです。重い!)、手に持ってみて持ちやすく重量以上に軽く感じます。実際に視野を覗いてみると自然な見え味で視野周辺の像の崩れも少なく中心像もOKでした。もちろんカメラ三脚に取り付けるための1/4wネジもあり、天体用入門双眼鏡にもってこいの性能です。難を言えば「アウトレット」なのでいつでも買えるというわけではないということ。そしてアウトレットですから「性能に影響のない微細な傷があります。」との説明があります。まあ、傷なんて使えば使うほど、使い倒すほど付いていくものですからten.は気にしません。それよりも性能に見合った価格で肉眼の補助装置(双眼鏡のことです。)が手に入るのは非常に喜ばしいことだと考えます。この双眼鏡、気になったらugemさんのところにリンクが貼ってありますので「ポチッ!」っとクリックしてみてくださいな。(笑)
20070726
小から大まで。機材にもいろいろな大きさがあります。スタパーの深夜、みなが寝静まった時間帯に極限られた人数でこっそりと、ten.が所持する「TG−WM経緯台」とVIXENポルタ経緯台の比較をしてみました。架台の動きと三脚の堅牢さに勝るTG−WMに対し、必要十分な強度と軽量を生かした機動性に加え値段の安さが人気のポルタ。それぞれの良いところを実際に触って比較していただけたようです。別にどちらが良い/悪いというものではなく、搭載する鏡筒の口径と長さや重さ、使用する倍率によって必要な架台を選択すれば良い訳で、そこにコストを掛けるだけの価値があるかどうかを見出せば良いのです。超人気で価格も適正な「ポルタ経緯台」に触れる機会はあれど、存在するのは知っているけど見た(触った)ことがない「TG-WM経緯台」がどのような動きをするのか?といった話はあまり聞きません。そして実際に触ると分かることもたくさんありますし新しい発見もあります。実は、曇ったスタパーではあちらこちらでこういった機材のネタが花盛りなんです。ふふふ....。(不敵笑)
20070725
梅雨明けして二日経ちましたが、その間、日中は意外と涼しく夏ではないような気候でした。それが今日一変し、蒸し暑い真夏日となり「完璧な梅雨明け」の予感がしました。そして天気図を見ると....完璧です(笑)。太平洋高気圧の勢力が強くなるとスッキリするのでしょうけど、今のところはまだまだ先のよう。裏付けるように夕方になり気温が下がると湿度が上がり山の上に雲がかかります。昨日と同様に「どんより」とした空気感が漂います。今日の月の周りには木星やアンタレスがありなんだかとっても賑やかです。久しぶりに10個以上の星を見たような気がします。
20070724
月がどんどんと太くなっています。日が暮れて南の空の低い所に「どんより」とした月が見えています。湿度が高いからそう感じるのか、風がないからそう感じるのか多分その双方だと思います。いかにもギラついた冬の月と違って夏の月はどんよりしています。あぁ。望遠鏡で見たいなぁ。もとい、BD1580で見たいなぁ〜(また次回のスタパー?笑)
20070723
九州北部、四国地方が梅雨明けしました。ついにといいましょうか、やっとといいましょうか長崎では久々にすばらしい青空が広がりました。気温も「うなぎ上り」で長崎市で「31.2℃」、日差しが強くて露出した肌が焦げそうでした(笑)。思い起こせば去年の梅雨明けは7月26日ですから昨年よりも三日早い梅雨明けです。そしてten.自身が前回撮影したのは先々月の5月11日以来ですから二ヶ月強の間、撮影に出かけていません。その間、双眼鏡などで星空を見ていない訳ですから日々雑感のネタに困るのも当然です(笑)。スタパーで「ネタ、困ってんちゃう?」と声をかけていただいたugemさん、はい!おっしゃるとおりです。(苦笑)
20070722
予想通り・天気図通りに曇った「スタパー」ですが、この天候でも白木峰にはスタパー参加者がいらっしゃいました。お昼から来ている方、ほぼキャンプ目的の家族の方、遠方なのにいらっしゃる方。楽しい時間を過ごし、そして賑やかだった白木峰は普段の姿に戻りました。スタパーには曇っていても(雨でも)、延期/中止のアナウンスはありません。あくまでも参加する人それぞれに判断を委ね、雨でも曇りでも来る人は来るのですねぇ。本来、星空を楽しむイベント「スタパー」ですが、天候に関係のない別な楽しい何かがあるのでしょうね。また次回、お会いしましょう!
20070721
いよいよスタパー当日です。先ほど気象関係のウェブサイトを見て回りましたが、梅雨前線は一時的に消えそうです。あくまで一時的に弱まる雰囲気で晴れる気配はありませんが、とりあえず現地に行こうと考えています。今夜はマッタリとキャンプ状態ですね。少しでも晴れれば鬼門である天王星・海王星にチャレンジ(笑)と思っていますが、無理っぽいかな?P−2Zの目盛環導入を諦め、双眼鏡とBD1580の機材選定です。
20070720
梅雨末期の前線が九州北部に南下してきました(20日20時の天気図)。スタパーが開催される明日はかなり厳しい天候が予想されそうです。当日の天候については言及したくありません。スタパーへ参加する/しないは参加者の判断です。「惑星ぜんぶみようよ☆」キャンペーンで鬼門とされるのは天王星・海王星・水星の3惑星。その三つの惑星をステラナビゲーターを使ってプリントアウトしました。目盛環導入のための天王星・海王星の赤経赤緯もチェック済みです。あとは僅かの晴れ間を期待する(本気か?笑)のみです。ここで問題が一つ。目盛環導入をするためには赤道儀の極軸セッティングが必要です。最初の晴れ間は北極星探しですが、天候の期待が出来ない中での赤道儀は本当に必要なのでしょうか?ううむ。悩むところです。(苦笑)
20070719
さて、いよいよスタパー。出撃機材の選定中です。BOX−DOB1580はデフォルトで参加するつもりですが、もう一台の機材は「70mm屈折望遠鏡+P−2Z」です。出来れば一台にしたかったのですが、今回のテーマ(自分で決めた)から言うと二台必要です。高倍率が可能な「BD1580」は天王星・海王星の姿をじっくり見るための機材。ところが私ten.は天王星・海王星を見たことがありません。肉眼で探すには厳しい明るさですし、双眼鏡で探すのも不安があります。そこで手動導入の手助けとなるのが「P−2Zの目盛環」です。極軸さえ合わせれば位置を教えてくれる機材となるはずです。当日は久々の目盛環導入をしたいと思っています。
20070718
九州南部の梅雨明けが宣言されました。平年より5日遅いとの事ですが、九州北部の梅雨明けももうそろそろの気配です(個人的な意見なのでご注意を)。九州北部の昨年の梅雨明けは7月26日でした。昨年は台風4号接近後の梅雨前線活発化で梅雨末期の大雨がありました。今年はその梅雨前線も現在のところ消滅し、明日発生する予定の前線は朝鮮半島の中ほどにあるようで、こうなると梅雨明け状態にあります。でも物足らないのは気温の低さです。日中は暑いのですが、朝夕はしのぎやすく、太平洋高気圧の勢力が弱い気がするのは気のせいでしょうか?大気の透明度が悪いのも気になります。今日の長崎地方の透明度の悪さって「煙霧」なのでしょうか?
20070717
20070716
下の文を書いた後、PCのマウス配線の接触が悪くなりマウスを認識しなくなったのでPCを再起動したところ、今度はPCのスイッチの接触がおかしくなって立ち上がらなくなりました。日々雑感などのファイルはサーバーにあるので何とかなりますが、文章を更新した後、FTPソフトも起動しなければサーバーにUPできません。しばらくはメモ帳を使って文章を書きとめるしかなさそうです。昨夜はお察しのとおり台風一過の晴れ間を楽しみに県民の森に登ったのですが、予想通りといいましょうか、到着後しばらくして雲が発生し、23時過ぎには稲光まで光るは霧雨になるはで夜半過ぎに帰宅の途につきました。山の上は結構涼しくて、霧雨さえなければ涼んでいたかったのですが、久しぶりの山の空気と景色はいいものです。(曇ったのに自己満足。笑)
20070715
台風一過の晴れ間が広がっています。まだちょっと風が強いのですが、久々に空を眺めに行こうかと考えています。日中は日差しが強くて結構暑いのですが夜になると涼しくなるのかな?夕涼みというにはまだ早い季節ですが、山の空気の爽やかさも楽しみです。
20070714
いよいよ「スターパーティーin白木峰2007夏」開催まであと一週間となりました。いろんなWEBサイトで見かけますが、2007年6月1日から一年間、「惑星ぜんぶ見ようよ☆」キャンペーンが開催されています(惑星ぜんぶ見ようよ☆実行委員会主催/国立天文台・日本望遠鏡工業会)。そうなると「スタパーでぜんぶ見ようよ☆」キャンペーンを開催したいところですが(笑)、晴れればぜんぶ見えます!。当日の状況を説明します。まず夕方に金星と土星を「ささっ!」っと見ましょう。20時過ぎには西空に沈んでしまうからです。あとは木星が夜半過ぎに沈んでしまうまで観望好機ですし、街灯りが落ち着いた夜半には天王星と海王星が南東の空に見えています。これら二つの惑星は5.8等・7.8等と、ちょっとした望遠鏡があれば見えますので星図と首っ丈で是非確認したいものです。最後は夜半過ぎの火星と夜明け前の水星です。特に水星は高度が低く、見るチャンスに恵まれない惑星の一つですが、スタパーが開催される白木峰第三駐車場は北東〜南〜北西まで見通しの良い場所です。これら8つの惑星を全て一夜で見ることが出来る良いチャンスかもしれません。もちろん当日の天気は「晴れ」るでしょうから。
20070713
ただ今、台風接近中。それにしてもこの台風4号、未だに北上を続け(22時現在)針路を東へ変える気配がないですね。梅雨前線が北上しているから北上をしているのだろうか?さあて、梅雨明けの心配よりも台風接近の心配をしなければならないようです。
20070712
ten.が、天文雑誌の他に愛読しているのはアウトドア系雑誌の「BE−PAL」(小学館)です。星空を眺める趣味も大別すればアウトドアな訳で、BE−PALは天文系の記事にはもの足らなさを感じるものの、外で過ごす時間が多い我らに色々なヒントを与えてくれます。そんなBE−PALの連載をしていたライターの方が「月刊天文ガイド」に記事を掲載しています。愛浴家山崎まゆみさんです。’98より「混浴美女秘湯めぐり」を連載し、混浴をした温泉の数700、人数は2,000にのぼる(BE-PAL 2006.07より)。そんな彼女が天文雑誌に登場すると....期待通り。「露天風呂から満天の星空を眺める」(月刊天文ガイドP.6)です。この記事を読んでten.が思ったのは、月回りや晴れ間に一喜一憂している天文ファンよりも彼女の方がゆったりとした良い時間を過ごしているのではないだろうか?と感じました。露天風呂でゆったりと星空を眺めるなんていいですねえ。ぷ〜く、ぷく。。。。
20070711
それにしても晴れませんね。6月3日以来、青空を見ることもなく星空すら望めません。ラジオなどのニュースでは「日照不足」を報じていますし、台風の情報も耳に入ってきました。日本への接近は7月14日〜7月15日頃の予定だとの事ですから、梅雨明けは最短でもそれ以降です。梅雨前線の動きが台風によって押し上げられるのか、それとも消滅するのか?梅雨明けは前線の動向に注目です。(←スタパーの開催が気になるので)
20070710
先日、天文雑誌を購入しようと大型書店へ行ったときの事。なんだか見慣れた(?)物が陳列されています。それは「天体望遠鏡」でした。丁度、七夕だったし夏休みが近くなり、子供達が星空を眺める機会が増えますからきっと興味をそそるでしょう。展示されてあった望遠鏡も口径70mm〜135mmで経緯台(VIXENポルタ)を中心に展示してあります。その傍らには天文書籍・天文雑誌・星座早見盤が陳列されていました(本屋さんだから当然ですね。笑)。さらにその奥には双眼鏡(VIXEN製)も陳列されており、「どれどれ?どんな口径と倍率の物を置いているかな?」と、しばらくの間、その辺をうろうろしていました。置いてあったのはコンパクトタイプの双眼鏡とオペラグラスは定番ですから仕方ありませんが、その他には8×32ダハ、8×42ポロ、7×50ポロ、10×50ポロと天文用途として無理のない口径と倍率の物ばかり。「こりゃあ、キッチリと指導している天文ファンの関係者がいるな?それとも機種選定はメーカーさんか?」と思いつつも、星空に興味があって本屋さんに行く子供(+親)は、望遠鏡に用事があって行く確率は低いので、傍らの天文書籍・天文雑誌・星座早見盤に手が向かう事でしょう。本屋さん、ナイスです。
20070709
今日、日中は時折豪雨となり雷も良く鳴っていました。帰宅途中のラジオでは梅雨前線の北上を告げていましたので帰宅して天気図を見てみると梅雨前線がうねりながら北上している様子です。こうなるとそろそろ梅雨末期ですが、まだまだ豪雨には要注意です。このところの断続的な雨による積算雨量も、場所によっては相当量が降っていましたし、このため地盤も緩んでいます。警戒は梅雨が明けてから8月に入るまで続けた方が無難ですね。スタパーは7月21日(土)ですが、あとは梅雨明けのタイミングを図るのみでしょう。
20070708
月刊天文ガイドの今月号を入手しました。やはり最優秀作品は素晴らしいです。話は変わりますが、巻頭の「情報BOX」という記事に目を通すとten.の好みのものがあります。タンジェント微動の高精度ポータブル赤道儀「Kendrick AstroTrac TT320」です。記事によると「アーム長を長くとることで直径60cmのウォームギヤと同等の精度を持ち....」とある。画像を見るとスマートでナカナカかっこいい。このポータブル赤道儀の原理はどうなっているのだろう?とHPや記事の画像を見てみると、なんと私とN草野氏が自作した「ten.11」(N草野氏は「簡易赤道儀」と命名)同じ理屈ではないか。考えることはみな同じなのだろうか?と思ったが、ここまでスマートに作られると敬服すると同時に、私たちの考えも捨てたもんじゃないのだなぁと思ったのだが。
20070707
拙HPからリンクしている「コーチのガレージ」コーチさんが、月刊天文ガイドのフォトコンテストにおいて「最優秀作品」に選出されたようです。コーチさんとは天文ガイド2006年1月号で共に初入選をし、このHPの掲示板にも良く書き込みをいただいていますので他人事ではなく本当に嬉しく感じています。てきとーなten.とは違い精力的に撮影をされ画像処理や撮影のノウハウを構築し、今回の受賞となったと考えています。本当におめでとうございます。>コーチさん。
20070706
明日は新暦の七夕です。長崎地方の天候は前線による雨と予報されていますので織り姫さま、彦星さまには気の毒ですが「あまのがわの増水」していて会うことができないでしょう。今年の旧暦の七夕は、8月19日ということですから空を眺めるお楽しみはその時に。ten.はこれから職場の飲み会です。大雨ですから、雨にもお酒にも沈没しないよう注意しようと思います。(笑)
20070705
昨日の防湿庫の話題、接眼レンズやらの小物であれば食品保存に使用する「タッパー」などの密閉容器にシリカゲルなどの乾燥剤で対応できます。ten.は接眼レンズ保管に木箱を使っていますが、この場合どうなんでしょう?昔の桐箪笥のように湿度調整をしてくれるのでしょうか?(ここんとこ、未確認です。)「桐で出来た接眼レンズケース」なんてあれば趣があって「いとをかし」なんですけどね。本当にないかしら?
20070704
使いたくても使えない、見たくても見えない梅雨の時期。当然ながらこの雨が多い時期は湿度が高くて、光学製品はカビに注意しなければならない時期です。今はしていませんが、以前、プラスティックの衣装ケースが「防湿庫として機能するか?」といった実験をしたことがあります。デジタル湿度計を外から見える位置にセットし、海苔缶にあった乾燥剤(大きめ3個)をカメラレンズと一緒に衣装ケース内に保管して湿度の動向を観察しました。結果は湿度50%程度で推移し、「衣装ケースは防湿庫の代わりになり得る」との結果を得ました。カメラレンズや接眼レンズなどの小物を保管するにも代用できそうです。普段使わない光学製品(高額製品?)を保管するのに利用してみてはいかがでしょうか?
20070703
凸レンズが2枚あれば望遠鏡になります。そんな事はみんながみんな知っているようで案外と知りません。凸レンズが一枚ならば晴れた日に太陽の光を集めて紙を焦がした経験はあるのにね。一連の「初めての○○した望遠鏡」シリーズでは、良く見えるという事よりも単に「見た」という経験がその後の宇宙への関心を抱かせたようです。これはこのHPの掲示板への書き込みされた皆さんも同様の経験をされていたようです。もちろん天体望遠鏡は良く見えるに越したことはないので、安くて良い物を勧めたいものです。そう、小学生や中学生の子たちには是非!望遠鏡で見るという経験をしていただきたいものです。昨年に発売された「10分で完成!組立天体望遠鏡」(¥1,580円)が正に「それ」だと考えて良いのではないでしょうか?宇宙への入り口は、まず月を眺める事から。キレイな月の値段が¥1,580円って思えばそりゃあ安いもんですよ。(....そういえば、「1580」って数字には縁があるのよね。うんうん、やっぱ1580ですよ。って、読んでスルーしている人がいるでしょ?苦笑)
20070702
「ったく、この人は変な物ばかりを作るなあ〜」と思われているであろう望遠鏡の代表作は「BD1580」ですが、人知れず変な望遠鏡があります。今日の掲示板に書かれていた口径40mm、焦点距離800mm(口径比1:20)の望遠鏡です。スペック的に同じなのは口径と焦点距離だけで、鏡筒はなく対物レンズだけを入手して自作した物です。ご多分に漏れず「パッと見ただけ」では望遠鏡に見えません。収納した状態では「フロッピーディスクケース」状態のシーソー式望遠鏡です。残念ながら現在は落下による破損で使える状態ではないのですが、良質なOr式(オルソスコピック)の接眼レンズを用いると、ほんの口径40mmとは思えない像を見せてくれる望遠鏡で、小口径の面白さを教えてくれた望遠鏡でもあります。修理しなきゃかなぁ。。。レンズが欠けてしまったんですよねぇ。(泣)
20070701
梅雨まっただ中ですが、三週間後の7月21日(土)に「スターパーティーin白木峰」がいよいよ開催されます。梅雨明けと同時の快晴を見込んでの日取り決定です。今度のスタパー、ten.的に楽しみなのはBD1580と双眼鏡による観望です。BD1580はとりあえず持っていきますが風が強い場合には箱のままかもしれません(マジ?)。あと、参加する方々の望遠鏡を拝見させていただくのも楽しみにしています。....と、いうことはBD1580を楽しみにしていらっしゃる方も希にいるかもしれませんから、組み立てるだけでもしておかなきゃですね。(笑)
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