未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20080430
昨年の11月あたりから、ここ日々雑感の月末には「星見用LEDランタン」の話題が多くなっています。あえて意識してやっているんですけど、今日は製作した一つのランタンが遠方へ旅立っていきました。出来るだけ良いものを送りたいと色々と試したのですが、結局は最初に設計したもの(HPで紹介している記事)が結果として良好でした。郵送する前に工夫した点はハッキリとしすぎている「配光」を穏やかな配光にすること。その事で単純明快な一つの答えを出して、ランタンは私の元を旅立っていきました。新たな場所で活躍する(いや、笑いを取る)のを楽しみにしています。  (2008.04.30 72314)

20080429
機材の積み替えをしてきました。BD1580とFL70Sと対空双眼鏡を下ろし、代わりにH型赤道儀を車載しました。その時に保管していた双眼鏡を見てみると....対物レンズには明らかなカビが発生しています。「やっちまったよぉ〜....」なんて嘆いてみても元に戻るわけではありません。すぐさま明るい方向へさらしてカビの侵入を確かめます。ten.的には対物レンズ第一面よりも後方のレンズ・プリズムへのカビを認めることがありませんでした。早速、第一面の拭き取りを致しましたが、結果、思ったとおりでレンズ内側面・プリズム面のカビの侵入は認められません。良かったヨカッタと心の中で安心いたしました。やはり使わない機材が多いと光学面の保管に気を使いますね。新品ならまだしもディスコン(生産終了品)になっている機材は二度と手に入りませんから気を付けましょう。(苦笑)

20080428
明日は休みです。フィルムも買いました(しかもブローニーポジ3本+135サイズネガフィルム3本)。さらに今夜は晴れています!なのに出撃できません....(大泣)。とりあえずいきなり晴れても出撃する準備ができつつあります。車載している機材はスタパーのままなので、明日は機材の入れ替えをしようかと考え中。車からBD1580を下ろし、TSA80SSとH型赤道儀を車載します。完全に撮影仕様ですね。さあて、あとは出撃できるかどうか....。ところが今になって5月5日〜6日に予定が入ってしまいました。残念ながらみずがめ座流星群を見に行くことが出来ません。「good byeみずがめ座流星群」です。(爆泣)

20080427
春は春霞の季節、黄砂の季節。それにしてもスッキリしませんよねぇ。なかなかヌケてくれませんよねぇ(汗)。これじゃあ「あまのがわはGWに撮影」なんて幾ら言っても撮影できんではないか....。と、いくら言っても天気ばかりはねぇ(苦悩)。ま、「そのうちスッキリ晴れる夜もあるさ」と自分を慰めています。ん?もしもスッキリ晴れていきなり出撃したとしたら....それはそれでやばい。たった今、冷蔵庫の冷凍室にフィルムの在庫を確認したらいつも使うフィルムが無かったです。何時出撃しても良い様に買いに行かなきゃ!あ、みなさんもカメラのバッテリー(みんなデジカメでしょ?)を要チェックですよ。

20080426
GWが近づいています。今年、この期間はちょうど新月期(5月5日が新月です)になっていますので、晴れれば思う存分星空を眺めることが出来ますね。特にお奨めは(5月5日深夜〜)5月6日未明に出現極大予定の「みずがめ座η流星群」です。ピークの予報は”午前3時”という事なのですが、みずがめ座が東の空から昇ってくるのがそのちょっと前ですから、午前3時の時点ではみずがめ座にある輻射点(最近は放射点とも言いますが....。)の高度はまだ約15度ほどの高さです(まぁ、輻射点の高さは毎年ほぼ同じなんですけどね。今年はそれだけ月回りとピークの予報がいいのよ。笑汗)。もう、その時刻(AM3:00)になると、同じく東の空高い位置に夏の大三角形が昇っています。(高度60度あたりですね)。そしてさそり座やいて座などのあまのがわが一番濃い部分は南の空で南中しています。そう、今年のGWに、ten.はこの景色を見たいのです。ゆったりとイスに座って珈琲でも飲みながら星空を眺め、流れる星を数えたいなぁ。ちなみにご存知の方は多いと思いますが、「みずがめ座η流星群はその輻射点が低いこともあって、流れ落ちていくという流れ星のイメージと異なって下から上に流れるモノが多いんですよ(あ、これは東側の流れ星ね。南側は左から右に....。)。みずがめ座η流星群の思い出は....中学生の頃、夜明けの頃に警察官に補導された思い出....。もちろん悪いことはやっていないので無罪放免でしたが、みなさんも気をつけて。(爆笑)

20080425
月が随分と細くなってきました。上弦の月に近かったスタパーから二週間経ったのでもうすぐ下弦の月になりますね。昨夜、南東の空から昇ってくる月はドンヨリとした黄色でした。どうも大気中のチリやホコリが多いような気がします。車のフロントガラスにも薄っすらとホコリが積もっていました。黄砂の無いすっきりとした星空はまだまだ望めそうに無いようです。この時期、深夜すぎに東から昇ってくる「あまのがわ」って、大気の透明度の悪さであまのがわなのか薄雲なのか判りにくいんですよねぇ。

20080424
100mmx140mmx140mm(高さ)の箱を探していますが、ナカナカ見つかりません。昨日の話題にしたLEDランタンの郵送に使う箱なのです。「無いのかぁ。それなら厚紙で作ろうかなぁ....」と考えては見たものの、単純に考えても最低でも440mm×380mm四方の厚紙が必要になることに気づきました。こんなに広い厚紙があるかな?文房具屋さんにでも行かなきゃかな。実は私、厚紙工作って結構好きなんですよ。小口径の望遠鏡の対物レンズのセルを作ったり、接眼レンズのスリーブを作ったり、サークルカッターで遮光環を切り出したり。紙って馬鹿にされがちなのですが、案外と実用性があるのですがねぇ。ところでLEDランタンを使うたびに、「もう一工夫」したくなってきました。以前も書いた記憶がありますが、問題点は「配光」です。照らされているところと照らしていない所がハッキリとしているため、イマイチ使いづらいんですよねぇ。次の追加工作でチャレンジしてみましょうかねぇ。

20080423
2月の初旬に完成した正式名称(改称)「ten.的、安価でエコな星見用LEDランタン」を、また一つ追加工作しました。今回作成した分は配光を良くするための円錐反射板の角度が丁度良く、ランタンを中心にして半径30cm(直径60cm)の範囲を照らすようです。円錐反射板はケント紙を材料とした紙工作ですから、作るたびに微妙な違いを生じ、ランタンの個体ひとつひとつの配光が違います(ま、これは個性でしょうね。笑)。ちなみに今回の工作分は県外へ旅立つ予定なのですが、郵送するにあたり丁度良さそうな箱が見つかりません。「作りますよ。」と約束してから随分と時間が経っているのでなるべく早く送りたいのですが、さてどうしたものやら。ま、そのうち送ることが出来るかと。

20080422
そろそろGW=いわゆるゴールデンウィークが近づきつつあります。今年のGW期間中は折り良く新月期であります。仕事も休みになっていますし、月回りも良し。そうなると気になるのは当然ながら天候ですが、GW期間中の一日くらいは晴れるでしょ(含、希望)。となれば、何をするために出撃するか?という事になりますが、ten.的には「あまのがわはGWに撮れ!」という格言(@ten.作です。笑)があります。それは、さそり座といて座がバランス良く南中する時刻が午前2時あたりになっているからです。午前2時ともなると街中の光害も案外と落ち着いていますし、明け方までの時間も比較的に残っています。あまのがわを重点的に撮影の計画をすると、1.東から南にかけて開けている事。2.東から南にかけて都市の灯りが少ない事。3.人通りと車の襲来が少ない事。以上、3点が撮影地を選択する上での候補地となります。この中で、GW期間中の特異な点といえば「3.人通りと車の襲来」の件でしょうね。GWは、若い人達が一晩中ドライブして楽しんでいるでしょうから、撮影中の思わぬ「お客さん」に対しての備えも必要です。ten.が準備しようかなと思っているのは撮影機材に加えて「双眼鏡と経緯台に搭載した望遠鏡」でしょうね。時間が早ければ土星を見てもらうことも出来そうですし、いて座に鎮座する木星も好適な観望対象になります。可能ならばCOFFEEなど温かい飲み物とカップも準備しておけば楽しい時間を過ごしてもらえそうです。何も知らずにドライブを楽しんでいる若い人達に「あまのがわ」をじっくりと見てもらえれば、星空への関心を普及できる良い機会と考えることができそうですしね。その際、自分の撮影計画は綿密に立てるのではなく、「あまのがわを見に行ったついでに撮影する」くらいの気構えにしておくのが良さそうです。あ、その前にフィルムを買いに行かなきゃ。(笑)

20080421
連日のFSQネタにもアキがきました(単なるネタ切れだろ?笑)。初めての望遠鏡を持った人が、その望遠鏡をある程度使いこなすとちょっと口径を大きくしたくなるのが心情でしょう。また逆に、最初にある程度の大口径(中口径)望遠鏡を持つとお手軽な大きさの7〜8cmクラスの小口径屈折望遠鏡を欲しくなるのも心情です。そんな雰囲気の物欲を持っている人にくすぐるようなサイズの望遠鏡がFSQ85EDだと思います。しかし、ten.の場合はネックになるのは「値段」です。FSQ−85EDは、写真撮影も眼視観望も「これ一本」で高いレベルの性能を持っているので安いと思わなければならないのかもしれませんが、現実問題として大枚を叩く事には変わりないのでやっぱり値段がネックでしょう。ten.の場合、写真撮影用にTSA80SS(愛称)、眼視観望用にFL70Sという鏡筒が手元にあるので、FSQ85EDはカブリまくりの口径なのです。それよりも現在欲しいのはBD1580の兄貴分になるコンパクトドブが欲しかったり....。全くこの「物欲」って奴ぁ〜恐ろしいもので収まるところを知りませんね。(嗚呼、fsq欲しい....。支離滅裂)

20080420
今日もひきつづき「FSQ−85ED」ネタです。ウェブ上でいろいろなサイトを見て回ったところ(つまり公式発表ではありませんが)、いろいろと判ってきました。そのあたりをten.が感じるままに書いてみようと思います。まず、レデューサーはFSQ−106EDと共用になっているようです。気になる焦点距離とイメージサークルは「レデューサーQE0.73X使用時 焦点距離 327mm 口径比 1:3.8 イメージサークル Φ44mm(光量60%)」となっていたり、「焦点距離 328mm 口径比f/3.86 イメージサークルφ40mm 写野 7.0 °」と書かれていたり....。直焦点のイメージサークルもφ60mmと書かれているサイトがあったりと色々ですねぇ。タカハシ公式サイトでは直焦点イメージサークルはφ44mmとなっていますが、「良像保証範囲、光量70%以上」の記述が含まれています。つまり、「保証はしませんがφ60mmまでは光が届きますよ」と言っているサイトがあるというだけのことで、光量や良像範囲に文句を言わなければまあまあ使えますよって事でいいのではないかと(いや、これも公式発表ではありませんのでご注意を。笑)。あと、気になったのは鏡筒のバランス問題です。メーカーサイトの画像には、鏡筒バンドと赤道儀赤緯軸上端から「バランスプレートKB」と呼ばれるプレートでバランスを思いっきりシフトしている画像が掲載されていますが、あれってあの状態でバランスが取れているとは思えないんですけど....。多分ね、多分だとおもいますが、あの状態に冷却CCDユニットなどを取り付けて丁度良いバランスが取れるようにあのプレートがあると思うんですけど....。眼視観望にはあまり必要ないパーツなのかもしれないなぁ....。それならアリ型プレートなどで積極的にバランスを取った方がいいのかもしれないなぁ....。などと色々と考えてしまったりしています。あ、それとタカハシさんに要望したい事があるとすれば、106EDと同様にファインダーを前方に取り付けることが出来る「アクセサリーバンド」も欲しいなぁ。そうすれば「リヤヘビー」の状態を改善することが出来たり、7×50ファインダーを搭載したりと選択肢が広がります。と、まあ、買わない(買えない)ながらも色々と考えてしまうくらいの興味深い鏡筒がFSQ−85EDな訳ですが、発売を発表した以上、色んな情報をメーカー公式サイトで発表して欲しいなぁ....なんて思ったり....。

20080419
「baby”Q”」が4月下旬の発表と聞いていたのが、4月18日に少し早く発表されたようです。ten.の予想に近い(?)FSQ−85EDとなりました。レンズ構成はQの名前どおり4群4枚(スーパーEDガラスを2枚使用)で兄貴分であるFSQ−106EDとほぼ同様の光学系です。恐らく眼視性能は心配ないでしょ(微笑)。発表されたスペックを見て、非常に興味深くて大好きな焦点距離でした。ただ未だにフィルムを使って撮影をする私ten.にとって気になったのは「イメージサークル」の広さです。メーカーHPの発表には「焦点距離450mm 口径比 1:5.3 イメージサークル φ44mm(良像保証範囲、光量は70%以上)」とありました。兄貴分FSQ106EDではφ88mmと非常に広かったのが良かっただけにちょっと狭いイメージが付きまといます。恐らく、デジタル一眼レフの装着を想定し、価格の高騰を防ぐために太いドロチューブを採用しなかったと思うのですが、付加光学系であるレデューサーを使用しての撮影でも同じイメージサークル(φ44mm)が確保されるのか判りません。直焦点での「φ44mmイメージサークル」は、単にドロチューブの細さから来るものだと考えたいのですが、如何なものでしょう?それにしてもこの値段は高いなぁ....。

20080418
昨日ここに書いたように、新品でメーカー製の鏡筒を購入した物はありませんが、中古や自作の鏡筒は持っています。特に自作鏡筒で小口径の物は多く、良く数えると一体何本あるのやら。40mm屈折(自作倍率可変ファインダー)に40mm屈折(スリービーチ)に40mm屈折(組立天体望遠鏡)に40mm屈折(通称:フロッピーディスクケース)に50mm屈折(クローズアップレンズNO.4)に、60mm屈折(VIXEN F5)などなど、短焦点アクロマート小口径屈折がゴロゴロと。改めて考えてみるとこんなに持っていても肉眼は一対ですし、さらに双眼鏡も数台ありますから一体何を考えているのやら(いや、俺のことだけど。笑)。それにしてもどうしてこんなにゴロゴロとあるのだろう?ちなみに私が40〜50mmで見た天体で思わず楽しくなってしまったのは6倍程度で見る網状星雲やNGC7293だったりします。二つの天体のうち、網状星雲は朝方〜深夜には東の空から昇ってくる季節です。楽しみですねぇ。

20080417
スタパーに限らず、出撃の予定を立てようとする度に考えるのは出撃機材の選定です。一台で全てをこなす万能型の鏡筒と架台があれば問題ないのですが、ten.の場合は「やれ、撮影だ」「今夜は観望だ」とあれやこれやとやりたいことをワガママに出撃するために出撃の度に機材がコロコロと変わります。基本的にはお手軽観望、お手軽撮影としているのですが、お手軽度(?)が違うので出撃機材が変わる訳です。具体的に撮影の場合、固定撮影・広角レンズによるガイド撮影・中望遠レンズによるガイド撮影の3パターンによってカメラ三脚・H型赤道儀・P−2Z赤道儀を選択します。観望の場合、手持ち双眼鏡・三脚固定双眼鏡・小口径望遠鏡・中口径望遠鏡の4パターンで観望用光学系を選択します。こう書けば「選択するだけの機材を持っているだけ幸せですよね。」と言われますが、所持しているのは高級な機材ではなく必要に応じてやっと手に入れた大事な機材なんです。また、望遠鏡鏡筒に限って言えば、ten.が新品で購入したメーカー製の鏡筒は全く無く(中古ならTSA80SSを格安で入手)、人様から「使っていいよ」と預かっているものばかり。自分で購入した鏡筒を持たないten.が自分用のメーカー製鏡筒を購入する日は来るのでしょうかねぇ?また、小さい機材ばかりとは言え、出撃する目的に応じて機材を選定できるのは本当は幸せな事なんでしょう。それに増して私にとって出撃できるってのが一番のワガママな幸せだと思っています。次に出撃するのはいつになるのでしょうか?

20080416
帰宅途中に携帯電話のメールチェックをすると反応がありません。再起動しようと電源をOFFにし、再度ONにしたところ、立ち上がりません。「立てぇ〜立つんだ!ジョーーーッ!(違うって....)」いきなり突然死ですか....?今のところ、以前に使用していた機種にSIMカードを挿入して事なきを得ています。それにしても電子機器って奴っぁ〜なんでこうなんだろう。そういえばten.の携帯電話がご臨終するのって何故か春に来ます。「Coming in Spring....the Q(uiet)」....月末に発表されるはずのBaby”Q”風にボヤいてみました。(笑)

20080415
スタパーで使用した機材のうち、久々に登場させたのが「VIXEN FL70S」という小望遠鏡です。今回のスタパーでは「二重星観望」になりそうな予感がしたのと、赤道儀を使用しない「お手軽観望」を優先したためです。もちろん標準参加として「BOX-DOB1580(15cm F8ドブソニアン式反射望遠鏡)」も組み上げていますが、小粒でピリリとした奴があっても邪魔にはならないだろうと思ってFL70SをTG経緯台に搭載しました。久しぶりに出したFL70Sですが、改めて観望すると「こいつ、こんなに見える望遠鏡だったっけ?」と言いたくなる様な鋭像を叩き出してくれます。BD1580のように風にフラフラすることもなく、操作による微振動にも悩まされることがありません。「あぁ、こりゃあ快適ぢゃ。」と独り悦に入っていました(笑)。そういえば、TG経緯台を使った方がその操作感を言っていましたが、上下左右の微動装置の雰囲気が「顕微鏡のX−Yステージ」の感覚なんだそう....。あぁ、なるほど。(苦笑)

20080414
今日もスタパーでの話題を反芻いたします。今回のスタパーに持って行ったten.特製「野菜コンソメスープ」ですが、調理した本人の心配をよそに意外なまでに好評で「あっ....」っと言う間になくなってしまいました。じっくりと煮込んだ野菜は柔らかく、キャベツの芯までフカフカだったようです。この「煮込み」に貢献したのが「サーマルクッカー」という真空断熱調理鍋です。このスープの仕込みは出発前の自宅です。野菜をぶつ切りにし鍋にぶち込み調味料を加えて一煮立ち(男の料理です....。すみません)。後は外鍋(魔法瓶鍋)に入れて保温したまま(つまり煮込み状態のまま)会場入りして時間の経過を待つだけという至ってシンプルな調理なのです。鍋の材料はキャベツ・玉葱・人参・シャウエッセンの4種類とこちらもシンプルですが、キャベツと玉葱の甘みが、「煮込めば煮込むほど深くなっていく」のが特長で、断熱調理という特徴と相まって夜半過ぎにお出しするのもそういう理由からなのです。また、断熱調理鍋はエコロジーという観点からもお勧めで、当日の午後3時に煮込んで鍋から下ろした9時間後でも「あの温かさ」を保持でき、温め直しの必要もなく燃料節約にも寄与しています。ま、単にten.が面倒がり屋なだけなのですよね。(苦笑)

20080413
心配された天候も予報どおり「夜半過ぎまで晴れ」てくれて、スタパーの一晩を過ごすことができました。出撃機材はBD1580と双眼鏡(7×40・7×35)、そしてFL70S(on TG-WM経緯台)です。あ、星見用LEDランタンも忘れずに持って行きました。現地に到着したのは19時。なるべく明るい時間帯にBD1580の組立と調整を念入りに済ませ光軸もバッチリ。この時、楽しみにしていたのが「ten.的、安価な光軸修正アイピース」の試運転です。光軸修正をする工程で高橋製光軸修正アイピース(以下、EPと略)と代わる代わる使ってみたのですが、追い込みの途中で気づいたのは高橋製の光軸修正EPの見易さです。ten.的光軸修正EPもキチンと機能してはいるのですが、斜鏡センターマークの見易さと反射面の面積が少ない事などでどうしても高橋製EPに軍配が上がります。最終的に光軸を追い込んでしまったときには両者互角になるのですが、ほぼタダでできた代替品として考えれば合格点をやれると思います(ten.的には納得していませんが....。笑)。肝心の天候はといえば、月が出ている時間帯はしっかりと晴れてくれてBD1580とFL70Sで月・土星を堪能しました。両機材ともten.はいつものように放置していたのですが、誰かれともなく使っていただいていたようで良かった良かった。夜半頃にはten.特製の「野菜コンソメスープ」の煮込みが終わり、全く味見もせずみなさんに食べて配りましたが一鍋があっという間に終了し一安心。お腹が空いた方へ行き届いたのか心配です(多分、足らなかったみたいですね)。撤収の時に「ten.的、安価でエコなLEDランタン」の光量が落ちていることに気づきました。言い訳がましいようですが、決して電力消費が大きいわけではないのです。100円均一の単三乾電池2本を使用して、昨晩、枕元で消し忘れて一晩付けっぱなしだったのをそのまま持参し、スタパーで最初から最後まで付けっぱなしな事を考えれば優秀な成績だといえましょう。ともあれ、前回のスタパーから暖めていたネタふたつを試運転できたスタパーだったので達成感と(自己)満足のスタパーでした。帰宅の途について車の中にネタが転がっているのを発見しました。「あ....コーヒー豆が200g....丸々使っていない....。コーヒーを点てるの忘れてたぃっ!(爆)」

20080411
いよいよ明日はスタパーです。仕事も休みだし、時間的な都合も取れたので正式に参加表明いたします。参加機材は当日の天候しだい。とりあえずBD1580と自作光軸修正EPは参加させます。現地でお会いできる方、楽しみにしています。

20080410
さて問題です。今年始まってから今月4月になるまでの間、ten.は何回星空の下へ出撃したでしょう?答えは....たったの2回だよ....。新月期には晴れず、晴れたとしても出撃できず。そしてそのうちに年度末・年度始めで仕事が多忙。まあ、世の中こんなもんでしょう(笑)。そんな中、楽しみにしているスタパーです。帰宅したらすぐに天候のチェックします。そろそろ忘れ物が無いように「チェックリスト」も作ろうかなぁ〜。なんだか遠足を待つ小学生のような気分になってきます。とりあえず、忘れちゃいけないのが「双眼鏡・BD1580・ランタン・自作光軸修正EP」の四つですね。他に忘れてはならないのは何だろう....。(忘)

20080409
スタパーを前に、ここ長崎では春の嵐が来ています。日中の午前中から雨/風ともに強く、夕方に一旦収まったものの、また風雨が強くなってきています。南からの温かい風が北上し、大気が不安定になっているようです。暖かな春本番の典型なのですが、ここへきて気になる気になる....スタパー当日の天候。毎日毎晩、週間天気予報のめまぐるしく変わる事、変わる事....。さて、スタパー当日の天候は当日でないとわからないようになってきました。覚悟はよろしいでしょうか?>参加者のみなさんへ。

20080408
「....やられた。」月刊天文ガイド5月号のページをめくるten.の手が止まりました。以前から知っていたのですが表に出さず、知る人ぞ知る状態にしておきたかった双眼鏡「勝間光学GLORY WP6×30SK−D(SB−D)」が同誌P.112、「T.G.FactoryV」のコーナーに掲載されてしまいました。ここ日々雑感では「できれば秘密にしておきたかった....いや、こういった素晴らしい双眼鏡は世に出るべきだ....いや、でも内緒にしておきたい....」と葛藤する中、双眼鏡の購入に関する相談を受けた際には「あまり有名ではありませんけどこれにしてみたら?この価格帯の中ではまず間違いなく良い性能だと思いますよ。」などとこっそり紹介していた機種だったのです。同双眼鏡はネットの通販(楽天市場)のみの販売であり、さらに生産数が少ないのかいつも売り切れ状態で、いつでも入手できるという訳ではありませんでしたから私を信じていただける人にしか紹介しませんでした。こういった形で雑誌に紹介されると既に一般に認知された事になりますから、もうこれからは内緒にする必要はありませんね(苦笑)。きっぱり言いますと「Nikon 7×35ECF」無き今、現行機種という選択肢の中で記事になっている通り二台目に購入する手持ち用双眼鏡として、そして矛盾するようですが初めて購入する双眼鏡として自信を持ってオススメいたしますよ。

20080407
まだ参加表明をしていない「スタパー春の大観望会」ですが、あちこちで参加の声が聞こえていますね。「んで?どうすればいいんですかぁ?」なんて聞いてくる人は間違いなくスタパービギナーの方なんでしょうけど、そんな人にこそ丁寧に教えておきたいことがあります。まず「何時に来てもいいし何時に帰宅してもいいんです」。だいたい暗くなってから集まる人は地元の人が多いですね。何せ仕事を終えてからいらっしゃるから、どうしてもその時間になります。「スターパーティーですから星が見える時間帯に現地に居ればいいのですよ」といっても余りにもアバウトな時間帯を言っても混乱しますよね。なので私は「夕食を食べてから(白木峰に)上ってくればいいんぢゃない?」というようにしています。そしたら早い人でも20時あたりの到着になるでしょうし、その頃にはマニヤ向けの望遠鏡はキッチリと冷えてスタンバイオーケーでございます。あとはその人が時間の許す限り居れば良いわけで、帰宅のきっかけになるとすれば寒くて我慢できないか、お腹が空いてめまいがするかどちらかです。え?眠くなってしまうことも考慮しろって?大丈夫!防寒と夜食さえなんとかなれば、眠くなる前に「あっ!っと言う間に朝」になっているのもスタパーですから。(笑)

20080406
高校時代の部活の監督が退職されたので先生の慰労会が催されました。総勢30名の先輩・後輩たちが一堂に会し、楽しい時間を過ごしました。背筋を伸ばして厳しく怖い先輩方と話して、顔も名前も覚えていない後輩たちから「先輩、あの時には厳しく指導戴きありがとうございました。」とお礼を言われ、恐縮するやら嬉しいやら。人の繋がりというものは不思議なもので恩師を中心にした繋がりでこれだけ沢山の同志がいることを嬉しく感じました。そしてカテゴリーは違いますが、いよいよ来週はスタパーです。こちらは趣味の繋がりでの同志が一堂に会する楽しい時間です。晴れても雲っても楽しいのは今までのスタパーで証明済み(ホントか?)。さてどのような一晩になるやら楽しみにしています。

20080404
いつの間にか寝落ちした昨夜、日々雑感の更新を出来ませんでした。そしていつの間にか「新月期」に入っています。でも天候はといえば今夜もすっきり晴れませんし、当然ながら出撃も出来ませんでした。なんだか最近疲れ気味なのか気力が少なくなってきたのか平日に出ることが出来ないですねぇ....。(泣)

20080402
難解な言葉が多いのが天文機材ネタであります。先日からの通称「baby"Q"」とか「FSQ106ED」とか「SKY90」とか....。天文関係の趣味を持っている人であれば望遠鏡鏡筒の製品名と判るのだろうけど、偶々こちらのHPへお越しいただいた天体趣味以外の方にはなんのことやらサッパリわからない難解な記号の羅列にしか見えませんよね。ちょいと只今、反省中....。(でも、日々雑感だから多分許されるのだ。)

20080401
今日は4月1日、エイプリルフールです。朝のラジオやインターネットのブログ、ウェブ上でも色々な「4月バカ」な話題がもちきりで楽しめました。今、日々雑感を書きながら「ten.も何かすればよかったかな?」と思ってはみたものの、時すでに遅し(現在時刻23:30)です(笑)。何もせず、真面目に過ごすとしましょうかね。さて、4月になっていよいよ「スタパー春の大観望会」が近まってまいりました。私、今回は「baby”Q”」ネタやら「LEDランタン」のネタやら「チープな光軸修正アイピース」などしか持ちませんが、至って真面目にお話いたします。(←これがウソっつーの。笑)





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