未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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200800831
夕刻、nobさんから電話があった。一気に準備をし、月初めのリベンジを果たすため「遠藤周作文学館」の駐車場へ急ぐ。残念ながら前回のような透明度の良い空ではなく、角力灘に映える天の川とは言い難い。前回の星空があまりに凄かったからこう言ってしまうのだが、実際に目の前に見えている空はなかなかのもの。「黒白フィルムを使って天の川を撮影する」というこの夏の目標を達成するために急いでH型赤道儀を組み上げる。「角力灘に映えるあまのがわ」の、映えるとはほど遠いので表題の撮影は今後(来年)の課題にします。撮影をしているとnobさんが登場。この駐車場で待ち合わせ、これから「新しくできた農道に公園があって、そこが良さそうなので行ってみよう」と新撮影地を見つける旅へ出掛けたのですが、夜道は勝手が違うのか、結局その公園へは行き当たらず迷いに迷って行き止まりで「ten.とnobの神隠し」状態。「んじゃ、いつもの公園へ行きますかー。」と県民の森へと急ぎます。到着が遅かったからか、駐車場には先客の車がいます。しかも星見・星空撮影の人ではなく、凄く高いアンテナを立てた無線関係の方でした。外海での撮影で組み立てたまま車載したH型赤道儀を松林の中へ持ち込み、あちらこちらへ移動しながらの撮影。そんなこんなで夜が更けていくわけですよ。松林は駐車場と違って風がビュービュー吹いて寒いくらい。気温は20℃前後だったので七輪に火を熾すこともしないまま朝まで過ごしました。 ( 2008.08.31 80313)

200800830
東シナ海に晴れ間が来ています。この晴れ間はそう長くは持ちません。ちょっとお出かけしてきます。(急)

200800829
来い来い晴れ間(第2弾)。現像タンクもGETし、現像液もあります。更に現像のDATAも準備しました。後は晴れ間を待つばかり。そんな新月期になったのに....空には無情の雲ばかり。ゲリラ的な集中豪雨に被災された地方の皆さんも心配です。

200800828
そろそろ新月期に入りますが、夜空は晴れてくれません。仕事も月末に入って忙しくなっていますが、今週末あたりは晴れてくれよぉ〜と願ってやみません。フィルムはOK!赤道儀も車載しているし、カメラ三脚は小改良しているし。来い来い晴れ間。がっつり撮影してやるぞぉ〜っと意気込みばかり。でもイザ撮影となると、やっぱりネタ作りをするんだろうなぁ....。えっ?それが楽しみですって?はいはい、分かりましたよ。(苦笑)

200800827
残念ですが、アイスラッガーに取り付けるハレ切りのための工作を断念しました。元々がアストロカメラの寸法に特化した寸法で工作したため、各部の寸法に余裕がありません。ならば他の方法を考えざるを得ないのですが、他にどんな方法があるんだろう?特大のフードを作った方が良いのでしょうが、それもまた困難を極めそうです。(泣)

200800826
最近、黒白フィルムの自家現像を始めて、次は印画焼き付けと思ってWEB上をいろいろと見て回ると色々とやりたい事が出てきますね。時代遅れのやり方しか知らないten.は多階調印画紙(バリグレード)というモノを知りませんでした。昔は2号・3号・4号印画紙があり、「非常にコントラストの低いネガ」を焼き付ける天体写真は「特別硬調の4号紙」に焼き付ける事が多かったのですが、その多階調印画紙はフィルターによって階調を変化させる物らしいです。ten.としては是非とも「4号印画紙」での焼き付けをしたいところなのですが、印画紙代+現像液代+定着液代で幾らになるんだぁ?って感じです。はい?ここまで書けば「その焼き付けるための写真はいつ撮影するんだぁ?」とツッコミが入りそうですが....それは....何とか頑張ります....。苦笑

200800825
自作レボルビング雲台「アイスラッガー」の寸法をもう一度見直しています。どうにかしてハレ切りのスクリーンを取り付けられないか、取り付けるところがあるか、強度アップは可能か。終わりの見えないパズル状態です。

200800824
ハレ切りの材料を何にするのか、どういう構造にするのか、どのくらいの大きさにするのか....。具体的な事は機材を組み上げてみないと分からない事に気付きました。しかも障害になる事が一つ。一昨年から構想していて未完成のままな「アイスラッガー」が必要。うぅむ、貴様!ここで障害になるのか。いや、やっぱりお前が必要なのか。20mmレンズならば現状のままで耐えるのならば一度使ってみようか、いやどうしようか....。実に悩ましいです。

200800823
「たった2〜3分の事なのに」....これは今、考えている星空撮影時の露出時間です。いつも言っている事ですが、これらに必要なのは晴れ間の他に時間的余裕と出撃体勢。やりたいことは決めています。撮影開始時刻の選定と機材の簡単な改良も必要になってきました。撮影場所は前回nobさんとご一緒した「あの場所」です。簡単な改良とは、近くにある施設が放つ街灯の光を断ち切るハレ切りのフードです。またいろいろチープな工作をしなきゃならないようで。(笑)

200800822
ここのところ、大気が不安定で雷雨や豪雨に見舞われています。当然の事ながら星空を眺めに行く事も撮影に出掛ける事も出来ません。時同じくして仕事の方ですが、うちの職場の同フロアのスタッフ6名のうち、1人が病欠、1人が転勤による欠員で事務量が単純計算でも1.5倍、それを時間内に終わらせるために多忙を極めており、体力も減退していますので徹夜などを伴う出撃が無いのは丁度良いのかもしれません。あぁ、年取ったかなぁ....。(苦笑)

200800821
お盆明けから仕事もダッシュ状態で過ごしています。今週の4日間でひと月分の仕事量....。お陰で昨夜も午後9時30分には寝落ち状態でした。今日もそろそろ寝落ちしそうです。(苦笑)

200800820
工作ネタではありませんが、先日のスタパーで「プチ改良」を致しました。お題は「カメラ三脚の改良」で、雲台部分の水平締め付けノブが千切れて固定できなくなっていたのを雲台部分を取り外し、代わりに微動雲台を取り付けました。これでこの三脚はH型赤道儀専用三脚と位置付けました。移動しながら撮影する度の極軸合わせをスムーズにするためのプチ改良ですが、さてハンディーの頭文字を持つH型赤道儀が、より使いやすくなったかどうかは今後のお楽しみ。

200800819
そういえば、最近めっきりと工作をしなくなったなぁ、と思い出してみたが、ネタを考える時間が取れないほど仕事が忙しい上、地元のホームセンターが閉店してウィンドウショッピング(?)をしていないため、面白そうな材料が頭に入力されていないのだ。以前は「◆◆という材料(部品)なら○○店のどの付近の棚にあり....」と頭の中に画像が浮かぶくらいだったのが、お店巡りをする時間が取れなかったのと閉店騒ぎでホームセンターにご無沙汰してしまったのが原因です。面白そうなネタを考えるよりも今、作りかけの物を進めたいのが第一なのですが、それもまたホームセンターの閉店によって暗礁に乗り上げている状態です。ま、ゆっくりやりましょ。(苦笑)

200800818
久々の仕事でグッタリ。今日の疲労感の原因は湿度の高さです。お盆の前ころから夕立が降ったり、夜中に土砂降りが降ったりしましたが、天気予報などでは「大気が不安定」としきりに言っています。驚いたのは都市部で急速に発達する「ゲリラ豪雨」とか太平洋の低気圧が日本列島に近づきながら急速に発達する「ゲリラ台風」などと命名された新たなパターンの気象変化が観測されることです。ともすると「地球温暖化を防ごう」と言われ勝ちですが、ten.自身はこれは地球温暖化というよりも都市部のコンクリートジャングル化によるヒートアイランド現象の比重が高い気がします。ここ長崎でも緑の多い地区は日中も涼しく、建物やアスファルトが多い地区は熱気がムンムンしています。日中の陽の光を蓄えたコンクリートは冷えにくく夜中まで熱を蓄えつづけ、また朝から太陽の熱を蓄えます。昔ながらの建物は陽が落ちれば涼しくてクーラー要らずのお宅もあるようで、その差は歴然です。昔は街灯も少なかったし天の川も見えていた、昔の方が良かったかも。

200800817
先日のオークションで入手した物は「ステンレス現像タンク(120用)」でした。120サイズの黒白フィルムを現像するために入手したのですが、先日現像してみて感じたのは、リールに巻くのも思ったよりスムーズでしたし、ステンレスタンクは、現像中に適温の水を張った中に浸し、積極的に液温をコントロールできるのが便利でした。さて、9月までに黒白フィルムであまのがわを撮影できるか?それとも来年に持ち越しでしょうか。

200800816
今月号の天文雑誌を眺めています。月刊天文ガイドの「Telescope Design & Test Data File」には、ten.が注目している「タカハシFSQ−85ED」がレポートされています。記事を読んでいくと鏡筒の構造図が掲載されています。ten.の予想を覆したのはセルの構造です。タカハシには良い意味で裏切られました。ここ日々雑感20080330に光軸調整装置を廃したSKY90と違って『baby”Q”』には106EDと同様に前群2枚のレンズ間隔を調整するネジを備えるはずです。と記載しました。これは106EDと同様の複雑な対物レンズのセル構造になっているのではないかとten.は予想していたのですが、タカハシは再度の光学設計により「第一レンズと第二レンズの間隔調整を廃し、錫泊による間隔調整で済む設計になっていたのです。鏡筒に使用しているアルミ引き抜きパイプはSKY90と同じ物、そしてSKY90には間隔調整リングを使用しているのが、FSQ−85EDでは錫泊での間隔調整になっており、その錫泊が光路に懸かる分を絞り込まなければならないのが口径85mmになった理由と推察されます。工作のコストダウンと、それに付随する調整(これもコストがかかります)を別な方法で設計するのですからメーカーさんってば流石にプロですねぇ。(って、こんな素人に言われたくないってば。爆)

200800815
スタパーの記憶を反芻しています。「Photo Cafe HIKOMA」の常連さんで天体写真には全く縁のなかった女性がいらっしゃいました。写真好きのHIKOMAメンバーということで、その手にはしっかりとカメラが握られています。コンパクトデジカメに携帯電話、そしてデジタル一眼レフ....。星の写真にチャレンジしてみる?と言うと二つ返事で「する!する!」(笑)カメラ三脚を貸し出し、同機種を使っているtakaboさんに預けます(takaboさん、どうもすみませんでした)。撮影した画像を後で拝見させてもらったのですが、なかなかの出来....もとい、素晴らしい景色を撮影していました。所持しているはずのない広角レンズでの画像もあり、このあたりはtakaboさんのご配意だと推察しています。普段、天体撮影なんて縁のないカメラマンも存分に楽しんでいたようでした。

200800814
先ほど外へ出て、空を眺めるといて座に木星、そしてその東に大きな月。さそり座はすでに西の山に横たわっています。月明かりと街灯りで見えませんが、この時間帯の天の川は南西の方角から天頂に向けて直立しています。この状態で、月明かりも街灯りも無い良い空の場所へ行き、黒白フィルムを使って撮影がしたいなぁ。あと10日もすればこの夏のラストチャンスとなりそうです。急がねば。(焦)

200800813
今回のスタパーで「良いもの見たなぁ〜」と思ったもの。そのうちの一つはU草野さんのFSQ−106EDで見た「ε Lyr(こと座イプシロン星・ダブルダブルスター)」です。エアリーディスクとジフラクションリングが、もう”教科書に載ってます状態”で綺麗に見えています。「今夜は眼視用にエクステンダーを入れているのよね?」と聞くと「えぇ。眼視仕様になったのは今夜が初めてです。」とU草野氏。この鏡筒は無掩蔽・無収差(と言いたいくらい)の、まさに究極の一本。浮世離れした値段もうなずけます。持ち主本人は「いやぁ。もうちょっと光軸を追いつめなきゃですよ。来年の梅雨あたりにメーカーへ調整に出そうと思っています。」なんて言っていましたが、U草野さんってば、そんな事を言わなきゃ分かんないのに。いや、ホント、良く見えますよぉ〜FSQ。

200800812
本日はペルセウス座流星群の極大日。そんな夜ですが、今年のペルセ群は活動が活発なのか、8月2日に大瀬戸方面へ星見に行った時にも相当数のペルセ群が飛んでいましたし、スタパーの夜もかなりの数の流れ星が見えていましたから、今夜も期待できそうです。そのスタパーの時、ten.はゆっくり眺めようと、望遠鏡を操作するよりもイスに座っている時間が長かったのですが、流れ星を見た数よりも人の歓声を聞いた数が多く、ten.が如何に空を眺めていなかったが分かります(笑)。そして極大日の今夜、「ちょいと出撃しようかな?」と外を見ると....雨が降っている!....。ううむ....今夜は寝落ちします。(爆)

200800811
今回のスタパー、ten.のテーマは「ゆっくりと眺めること」でした。そして、その道具として選んだのはBD1580でもなく双眼鏡でもなく珈琲道具でした。当日のお昼の間、「HIKOMA」にて出発時間を夕方と決め、まず夢●都にて普段飲んでいるコーヒー豆300gを調達。聞けば一杯の珈琲には8〜10g使うらしく、300gであれば30数杯の量になります。そして望遠鏡機材を積み込み、白木峰の上で湧くおいしい水を15LほどGETし、みんなの待つ第三駐車場へ。到着は21時。挨拶もそこそこにBD1580を組み上げます。そして、珈琲を湧かす準備。一杯、二杯、点てる度にそこにある珈琲がすぐに無くなる。おいしく飲んでくれる人のお礼の言葉が心にしみる。持ってきて良かった。どこにでもある珈琲の味。こだわっているのは自分だけ。「それでいいのだ」

200800810
金曜、土曜、そして今日。非常に濃い時間を過ごしました。金曜は職場の関係の歓迎・送別会(帰宅は朝3時)。土曜はスタパーに行く前に昼食のため「Photo cafe HIKOMA」に立ち寄ったら、そのままフィルム現像体験教室の参加者に現像を教える羽目になってしまい、私の教え方が悪かったために夕方までお店にいました。そこからスタパーの準備をし、珈琲野点の準備(コーヒー豆・太良山系わき水の入手)をし、スタパー会場入り。林立する望遠鏡の狭間でゆっくりとした時間を過ごしました(帰宅は朝8時)。そして今日。先ほどオークションの商品が到着し、ワクワク感が増しました。体はグッタリしていますが、明日からは仕事です。気持ちを切り替えて一週間を乗り切ろうと思っています。スタパーの詳細は明日以降に雑感したいと思っています。

200800807
本日は、旧暦の七夕、いわゆる「伝統的七夕」の夜です。ここ数日の日本列島の天候は不安定な大気で、局地的な豪雨・雷雨、そして酷暑に悩まされているような気がします。ここ長崎でも悪天候は避けられていますが、日中に晴れても夜には曇る毎晩です。ところが今夜の長崎は、湿度が高いものの晴れ間が広がり織り姫さんと彦星さんは逢うことが出来たようです(よかったよかった)。さていよいよ明後日はスタパーです。その前に明日は職場の用事で遅い帰宅になりそうなので、明日の日々雑感はおやすみします(土曜もスタパーなのでお休み)。さて今夜は「土曜日も晴れると良いなぁ」と短冊に書いて織り姫さんと彦星さんにお願い致しましょうかね。

200800806
昨夜、オークションに自ら入札してしまいました。ten.はこれまでオークションへの入札は極力避けてきました。特に天文関係の機材や双眼鏡には、生産中止品のレアものが多く、もしもオークションにハマってしまったら散財ばかりしそうだと考えたからです。今回、自らに課した禁を破り、入札し落札した物は天文関係の望遠鏡などの機材でもなく、双眼鏡でもありません。今はもう無事に入金を済ませ、後は落札商品が届くのを待つだけになりました。品物が届くまでドキドキですね。@初めてのオークション。

200800805
スタパーに持っていく機材はBD1580を予定していますが、もう一つ持っていこうか悩みどころです。BD1580以外の候補としては「FL70S+TG経緯台」「TSA80SS+TG経緯台」「対空双眼鏡」の三種。こう書くと「全部持ってきちゃいなよ。」なんて声が聞こえてきそうですが、今回はコーヒー野点があるので機材を絞ります。あ....持っていく機材は自分の自由だった。はい。出撃機材はその日の気分で決めようかな。(笑)

200800804
昨夜、素晴らしい星空を目の前にして、あまりの湿度の高さと気温の高さに閉口し、フィルムを作らず撮影が出来なかったのを悔やんでいます。あの気温の中でブローニーフィルムの裏紙を外す作業を行えば、汗だくになった腕・手の湿度で作業がしづらいのは当たり前の事。それを嫌っただけで「あの景色」を撮影することが出来なかっただけなんです。「フィルムさえ作っておけば....」いつも撮影する現地で裏紙を外す作業をしているので、こういう事になるのだなぁ。と、言うわけで次回以降の裏紙外しの作業を省くため、冷蔵庫に入っているブローニーフィルムを一気に裏紙外しをしてしまいました。これでこれらのフィルムは一般撮影には使用できなくなりますが、いつでも出撃の時には撮影が出来ます。冷蔵庫にある在庫フィルムはカラーポジ2本と黒白フィルム2本。さぁ来いっ!晴れ間!

200800803
日中の空の透明度の良さにいてもたってもいられず、出撃を決めたのが21時。それから車に飛び乗って、県民の森へ行きました。出撃場所は勿論「いつもの公園」ですと言いたいところですが、現地へ到着すると曇っています。麓の琴海あたりまで晴れていましたし、雲の高さも低いし流れも速いので県民の森周辺でだけ発生している雲のようです。曇っているので直接いつもの公園へ行かず「県民の森天文台」に立ち寄ってみると nobさんと他数名の方がいました。今夜の予定をお聞きすると nobさんが「これから(星見に)行きましょか。」とのこと。山を下れば晴れそうですが完全に晴れるには確率も低い雰囲気です。もしかすると西の海岸沿いの方が雲が湧いていないかもしれない事から、行き先を西彼杵半島の西海岸、通称:「オレンジロード」を北上する事に決め、長崎漁港から北上を開始。さながら、「糸が切れた凧」状態の二人(二台の車)となり、晴れ間を求めてさまよう事になりました。行き着いた先は外海(現在は長崎市東出津町と町名変更)にある「遠藤周作文学館」の駐車場。隣接する道の駅『いこいの広場夕陽が丘「そとめ」公園』の街灯が3本眩しいけど、その方向(東)は雲が湧いている所らしく、雲が多かったのです。背を向けて西空の”角力灘”に目を向けると....息を呑む美しさ。濃い天の川が角力灘に垂直に突き刺さり、目を凝らすと海がボワァ〜っと光っています。木星が海に映えています。ひょっとすると海に映えているのは天の川か?(いや、マジだって!)。透明度が良く、水平線ギリギリまで星が見えているし、背中方向は眩しいのに銀河は濃い....しばし言葉にならない絶句状態です(敢えて沈黙と言わないのは遠藤周作氏の著書「沈黙」と言葉が重なり、著書との意味が違ってくるため)。いやぁ、興奮冷めやらずです。ここで悔やまれたのはアストロカメラ用のブローニーフィルムを作っていなかったこと。フィルムの裏紙を外す作業を怠っていたので、この風景を撮影できなかったのです。すでに nobさんが昨夜の風景を掲示板に貼り付けてらしたので昨夜の状態を推し量ることは出来ると思いますが、この空を目に焼き付ける事が出来たのは、本当は南島原に行けば確実に晴れそうなのを、ぐっと堪えてten.の我が儘に付き合ってくれた nobさんのお陰だったりします。ども。

200800801
いよいよ8月になりました。今日は新月で、この月が上弦の月になる来週8月9日には長崎県諫早市白木峰において「スターパーティーin白木峰」が開催されます。今回もten.の持参機材は「BOX−DOB1580(15cm F8 反射望遠鏡)」です。これはデフォルト参加....というより、最近はスタパーの時にしか組み立てられていない望遠鏡....(泣)。その他、当夜22時過ぎ頃には久々の珈琲=「喫茶ten.」の開店を宣言しておきましょう。いよいよ一週間後。万難を排して参加したいです。





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