未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20081231
いよいよ大晦日です。去年から正月休みなるものがあるようになって、既にゆっくりしています。そう言いながら12月は忙殺されて星見どころではなかったのですが、ここで恒例の「今年一年を振り返る」のコーナーです(笑)。まずは1月。2008年が明けて最初の観望・撮影を太良観測所で行いました。目的は前年10月からバーストしていたホームズ彗星の撮影。毎晩のように見えた同彗星を撮影する事が出来ていなかったten.はやっと撮影する事が出来た1月でした(ちなみにこれ以降、ホームズ彗星を撮影する事は出来ませんでした)。2月は「ten.的、安価な星見用ランタン」にLED豆電球を組み込み、当初の目的であるエコで安価な工作の完成とした瞬間です。以後、観望・撮影のときには必ず携行し、手元の眩しくない照明として活躍しています。3月は、いろんな出会いがありました。遠方からHOPPERさんが来崎したり、「Photo & Cafe Dear HIKOMA」の閉店は悲しい出来事でした(が、6月には「PHOTO CAFE HIKOMA」として別場所にて無事開店)。その他の出会いは....高橋製作所からBaby”Q”として新型鏡筒が発表されたのもten.にとっての出会いでしょう。4月は何と言っても「スタパー、春の大観望会」の無事開催。春のスタパーには珍しく(?)晴れてくれたので土星やら月やらを観望して楽しむ事が出来ました。5月の出撃はゆっくりと天の川観望している姿のセルフポートレートをやってみたり、撮影時間を極力短くする試行錯誤をやっていました。普段のスナップやら結婚式やらで5月は銀塩フィルムをたくさん使ったなぁ。6月は梅雨時期なので出撃が少ないのは仕方のない事。それでも「10分で完成!組立天体望遠鏡」に35倍のモデルが出たのは見逃せません。ちなみにten.はまだ購入していませんが(笑)。7月は、アクセスカウンターの数が77777を記録したり、新暦七夕(7月7日)に晴れて天の川が見えたとか、何かと7にちなむ事が多かったような....。8月、観望(?)では今後のイメージに一石を投じるような景色を見る事が出来ました。遠藤周作文学館の駐車場で見た「角力灘に映えるあまのがわ」が凄かったです。海にあまのがわが映えてぼんやりと明るく見えていたのが強烈なインパクトでした。スターパーティーの夜も晴れて、この時にFSQ−106EDで見たダブルダブルスターが強烈に頭に焼きついて離れなくなったり、黒白フィルムの自家現像に復帰したのも8月でした。9月には黒白フィルムのDATA取りに昼間はスナップ撮影しながら散歩したり、現像のDATAファイルを調べたりと気分が黒白フィルムモードになった月です。10月は、これまでの考えを随分捨てて新しい撮影方法や処理方法にチャレンジしましたし新しい機材を入手しました。月明かりの撮影やコンパクトデジカメでの星空撮影、黒白フィルムによる増感現像+印画焼き付けなどなど。「Wonderful World展」という企画写真展に3点ほど出品しました。11月、星空を眺めはじめるようになって、望遠鏡をいただいたり、「使って良いよ」と預けられたり、格安で中古の鏡筒を購入したり、自分の出来る範囲で「てきとー」に作ったりしてきたten.の所にある望遠鏡に「新品はありません」。今月は自分が自分のために初めて購入した新品の望遠鏡が来ました。もちろんスタパーでお披露目観望と目論んでいたのですが、雲に阻まれ観望とはいかずに単なるお披露目になってしまいました。このころから仕事が忙しくなり、年末になった今でも撮影はおろか観望すら出来ない状態で箱の中に眠っています。12月は師走というだけあって忙しく、職場の忘年会やらHIKOMAの忘年会やら天文関係者の忘年会やら、仕事も忙しいし休み前の日は呑んでばかりで出撃無しという悲しい月でした。そんな中、新鏡筒を収納する箱が来まして、ファインダーや付加光学系も含んで一つに収める加工を先ほど済ませました。そんなこんなで今年一年、ロクな撮影や観望も出来ていないてきとーな拙HP「喫茶ten.」へのご来店、いつもありがとうございます。みなさま良い年をお迎え下さい。店主:ten.(2008.12.31 86722)  

20081230
旧友が帰省し、近隣県の友人もそれに合わせて集合してしまった今日。地元組も所々でピックアップして、半日くらいドライブや食事、お茶して楽しい時間を過ごしました。昔から、その日の行動はいきなり決まってしまう旧友達なので、いつの間にか30km離れた所でジャガイモを食べていたり、その後は温泉に入りに行ったりと、合う約束をした時に予想していない展開になるのはいつものとおり(笑)。その分、中身の濃い遊び方をしたのか、時間はあっという間に経過します。夕刻から輝いていた金星や、西空低くにあった細い月、そして晴れ間の向こうに見える冬の星空を見るたびに、「誰かカメラは持ってきていないのか?」「おまえ(ten.の事)、今夜は出撃決定だな。」などと曰う始末。昔からノリが変わらないこの連中って一体....。ちなみに現在の時刻は小さな雨が降っています。強制的に出撃にならなくって良かった....(大笑)

20081229
「年賀状って、今日出したらいつ着くの?」なんて会話が飛び交う年末になってきました。そんなten.も今夜は深夜まで年賀状書きに没頭していました。「をいをい、今頃書いているの?」....はい。そうです(爆)。印刷は早く済んでいたのですが、宛名書きに時間が掛かるten.なんです。今年の図柄は2種類で、ひとつは星空の画像(円形写野)を使いました。大部分を先ほど(30日午前1時)投函してきましたが、果たして元旦に到着するでしょうか?郵便事業株式会社の皆さん、頑張ってください。(苦笑)

20081228
27日(土)と本日28日(日)の両日ともに忘年会だったten.です(笑)。双方とも趣味関係忘年会で、某天文関係と某写真喫茶の会合です。両日ともに良く飲み・良く食べてお腹満杯で、しばらくは鍋も地酒もワインも必要ないくらいです(笑)。飲み会続きですが、明日は大事な仕事が待っているので今夜は控えめに飲んだつもりなのですが、よく考えてみると結構飲んだなぁ....。某天文関係の忘年会で某ショップの社長が言っていましたが、明日29日にタカハシ、いや高橋製作所の方が来崎されるそうです。ten.は是非お会いしたかったのですが、残念な事に仕事です。お時間がある方は明日月曜日に某ショップに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?(もし、その時にお会いできたなら、ten.が会いたがっていたとお伝え下さい。)

20081226
基本的に今日を乗り越えれば仕事納め....の、はず。でも、月曜日も出勤になったten.です。夕刻でもキンキンに冷えた空気の中で仕事し、運転中に見上げる夜空のなんと綺麗な事よ。空気が澄んで、角力灘の向こうにはクッキリと五島列島が見えています。西空高くにある金星が眩いし、少し時間が経てば街灯りの中でも沢山の星が見えてきます。こんな良い空で出撃すれば良い撮影も出来そうですが、仕事疲れで頭が動いていないようで、撮影するコマのアイディア(イメージ)が出てきません。明日は某所で天文関係者の忘年会があるし、早めに休むとしましょう。(でも来週から天気が悪いんだよなぁ....苦)

20081225
昨日は久しぶりに「10分で完成!組立天体望遠鏡」のネタを書きましたが、そのスペックを思い出すとウズウスしてくるものがあります。何と言っても、その望遠鏡に使われている対物レンズが大好きです。40mmの口径、273mmの焦点距離、そして光学ガラスを使用したアクロマートレンズのスペックは、無理のない設計と1580円という値段の安さと入手のし易さで何本も何個も入手したくなります。昨夜も就寝前の布団の中で色んな妄想が頭をよぎりました。何の妄想かはまだまだ頭の中で消化していないので何とも言えないのですが、小口径ならではの楽しさというのは基本的に安価であるから楽しいのだと思いました。

20081224
クリスマスイブの今夜、世のお子様達はサンタさんからのプレゼントを心待ちに静かに就寝するのでしょうね。ここ2年のクリスマスプレゼントのイチオシ商品は「10分で完成!組立天体望遠鏡(¥1,580円)」です。え?もう既にプレゼント済み?そりゃお目が高い(苦笑)。もしもまだ子供さんや親戚の子供さんらにプレゼントしていないようなら是非、来年こそプレゼントして欲しい逸品なんです。何より、組み立てた望遠鏡の構造が判るし、その性能はマニヤ達の折り紙付きで凄く見えます。そして私たち星空を眺める趣味をもつ者たちは、次の世代の子供達に宇宙の神秘と興味を植え付けるキッカケを作ることが責務だと考えます。来年のクリスマスに親戚や知人の小学校の高学年の子供さん達に「宇宙をプレゼントする」サンタクロースになるのはあなたですよ。

20081223
忘れ去られている機材があれば新しく来た機材もあります。本日到着した機材(?)は新鏡筒を収めるです。単なる箱なのでまだ開封していませんが、ten.には珍しく内側にはしっかりと緩衝剤を伴った箱です。鏡筒の他にファインダーや天頂ミラー、付加光学系、リング類を一緒に梱包しなければなりませんから、冬休みの間に追加の緩衝剤や緩衝剤の加工が必要です。初めて購入した鏡筒ですから喜びも一入ですが、購入後、フィールドに持ち出したのがまだ2回だけなのは寂しい事です。梱包した箱が持ち出しをし易くしてくれるでしょうか?それは箱の内部を加工するten.次第ですね。(笑)

20081222
そう言えば、今年一年の間に忘れ去られている機材があることを思い出しました。機材のカテゴリーで言えば「赤道儀」で、保管中の90S赤道儀ではなく、最近、使用頻度が少ないP−2Z赤道儀でもありません。ましてやお手軽なH型赤道儀でもありません。星空撮影架台「ten.11」は常に車載しています。そしてその忘れ去られている赤道儀とは....「アストロLN」赤道儀。なぜなら、使用できる三脚台座が無く、三脚が無い状態。せっかく極軸望遠鏡も付いているのに(高かったのに。泣)、モータードライブはありませんが観望用ですら使用されていないのです。そうそう、バランスウェイトのシャフトも欠品です。やっぱり古いものは色々な部品の入手が大変だなぁ。そういえば、既にその役目を終え分解されてしまった「TEN−8(極軸オンリー式ポータブル赤道儀)」に付けていたモータードライブはどこに行った?あれ、復活させてみようかな。

20081221
あと3日で仕上げなければならないもの、それは「年賀状」です。あれやこれやいろんな方法を使って裏面を印刷した後に表書きとなるのですが、今年も未だに裏面の印刷すら出来ていません。さていよいよ印刷に掛かろうと印刷ソフトを立ち上げたのですが、なぜかナカナカ上手くいきません。こりゃ、今年は苦労するなぁ。(泣)

20081220
今月、12月1日の西空に見えた「金星と木星と月」の接近は記憶に新しいところですが、あの話題が未だに色んな人から「ねぇ、ten.さん。あのニコちゃんの星、やっぱり見た?」と言われます。「体調不良でしたが、一応見ましたよ。」と言うと、ほとんどの場合、「ああいうのって翌日の新聞で見て気付いた時には別な形に見えているんだけど、事前には分からないの?」いえいえ、事前に分かっているんですけど新聞やマスコミさんが話題になるかどうか判断がしづらくて事前に記事に出来ないのでは?と言ってしまいました。そこで思ったんですけど、もしも「金星と木星と月」の接近が前日もしくは前々日に新聞・マスコミ・ニュースなどで配信されていたら....夜空を見上げる人たちはもう少し増えていたのではないかと惜しい気持ちで一杯なten.でした。綺麗でしたよねぇ〜あの日の空。(微笑)

20081219
今日の夜空は綺麗です。夕刻の西空は夕焼けと紺碧の空の色の対比が凄く綺麗で、大気の透明度も良く、おそらく今夜は素晴らしい星空になる予感。まだ明るさの残る夕空には星々が瞬き、小さな星まで良く見えています。撮影に行きたいのに体はグッタリ・気持ちもグッタリ状態のten.ですから、残念ながら今夜はゆっくりと休みます。ではおやすみなさいませ。

20081218
業務連絡いたします!年が明けての2009年1月、恒例の「新年耐寒なべ会」の開催日を1月24日(土)と致します。今年は例年よりも一週間ほど早めになりますのでご注意を。開催要領は例の如く「雨天決行!延期なし」。そして夕方から準備、解散は参加者の都合によりOK。去年から「会費制」となっていますが、料金はお一人、1500円(昨年と同額)ほどを予定しています。購入予定の品物は事前に準備いたしますが、参加ご希望の方は「喫茶『ten.』喫茶室(掲示板)」へ書き込みをお願い致します。締め切りは準備の都合上、1月21日(水)といたしますが、出来れば早めに参加表明していただければ助かります。また、参加の方は万難を排し、決死の覚悟で登場くださいね。(笑)

20081217
さすがに年末。帰宅して遅い夕食を摂ってゆっくりしようとしていたら瞼が落ちてきそうです。今のところ、年末の撮影や観望の予定も無し。あるのは自分の仕事をこなす事で、楽しむのはその後の事です。撮影の間隔が開くとリハビリが必要な状態になるので困ったチャンです。広角の24mmレンズは一年半以上もご無沙汰で、今、友人に貸し出し中です。その24mmレンズはそろそろ年内に帰ってくる予定なのですが、久しぶりに使うと違った感覚に陥るんだろうなぁ。ま、それも新鮮でいいかな。

20081216
来年2月から3月にかけて、ルーリン彗星(C/2007 N3 Lulin)が明るくなりそうです。去年から今年の春にかけてホームズ彗星が見えましたが、明るい彗星が来ると意味もないのにテンションが上がって嬉しくなるのは何故なのでしょう?(笑)今回のルーリン彗星は長い尾が見えそうにないらしく、イメージ的にもホームズ彗星と同じような雰囲気なのでしょうね。撮影計画も練らなきゃです。

20081215
師走も既に半ばを過ぎ、そろそろ今年を振り返るブログが多くなってきました。ten.自身が撮影に関して省みるとすれば、今年は20mmレンズばかりで撮影したなぁ〜と思う事しきり。太良山系に沈む冬の星座たちを皮切りに、立ちのぼる天の川とセルフポートレートも月明かりで出来た自分の影をセルフポートレートしたのも星空と秋桜の競演(ダブルコスモス)も全て20mmレンズ+円形写野カメラでの撮影です。機材は当然ながらコンパクトで身軽なH型赤道儀を使う事が多く、盟友と呼ぶべき85mmレンズや135mmレンズの出番が皆無だったのは悲しい事だったと深く反省しています。今年は劇的に変化した撮影スタイルですが、去年から使用し始めた20mmレンズの画角も随分と慣れてきましたので、このスタイルは次のスタイルへの布石と考えています。最終的に目差すのは「眼で眺め、双眼鏡で眺める」景色なのですが、撮影回数も少ないし、色々な試みも遠回りしながらも自分の思うところへ少しずつ近づいているのを実感した今年の撮影でした。さて、来年は「85mmレンズの復権」を期待したいところです。

20081214
今年の締めと思っていた「大村湾に昇る冬の星座たち2007」の撮影を、ついに諦めました。撮影に出掛ける時間が取れないのと撮影できる時間帯が夜半前になってしまい都市部の街灯りが大きすぎる時間帯に差し掛かったためです。今年は残念でしたが、他の時間帯と別なロケーションで構図で色々と考えてみましょ。せっかくISO800のネガフィルムを入手したのですから、色んな事を考えてチャレンジしてみるのも勉強だと、そう前向きに思っています。

20081213
忘年会は予定通りの午前様。飲み終わったのは午前3時45分で、それから帰宅して爆睡です。お昼すぎに起きたのですが、まだ体がアルコールで暖かいような気がしました。そんなこんなで立派な酔っぱらいだったのですが、先ほど親の双眼鏡が修理を終えて代金引換で送られてきました。修理項目は「光軸修正」と「レンズ清拭」です。ちょっとした落ち度で「コツンっ♪」と落下させてしまい光軸が狂ってしまったのと、対物レンズの内側にカビが生えてしまっていたのです。所有者本人はそのままでよいと言っていたのですが、今のうちにキチンと治しておいたほうが良いと勧めて、nikonへ修理依頼をしていたものでした。修理を終えて無事に帰ってきた双眼鏡はレンズも綺麗になっていますし、光軸もキチンと治っています。所有者に帰す前に星でも眺めてみたいなぁ....。あ、いやいや、修理後の確認のためですよ。(微笑)

20081211
日々雑感を始めて3年以上になりますが、例年12月になるとネタに困ります(笑)。12月は寒くなるのと晴れないのと色んな行事がある事と星見に行けないとか、忘れていましたが仕事が忙しいのと。師走とはよく言ったもので色々とバタバタしています。星空ネタが少なくなったり、そんな12月は日々雑感を書いているten.自身が「面白くないなぁ〜」と思う事しきり。今年の12月は「そろそろ日々雑感も潮時かなぁ....」と思っていた矢先に、「いやぁ〜ten.さん、日々雑感はキチンとチェックしてますよぉ〜。楽しみにしています。」なんて、面と向かって言われたものですから、「ああ、まだ暫く頑張ってみるかな。でも、ここんところ星見ネタが少ないのはスンマセンねぇ。」と開き直ってみたり。あ、そうそう!明日は職場の忘年会で午前様の予定なので日々雑感はオヤスミです。しかも幹事だったりして....。(驚)

20081210
撮影の事を書いた昨日の日々雑感ですが、今日の空を見ると既に月が大きくなっており、次の新月期まで撮影は無理そうな気配です。そうそう、先日の職場関係の試験結果が出まして、「やっと」と言いましょうか無事に合格しました。これでしばらくは目の前の仕事に集中できるのですが、12月はさすがに行事が目白押しです。今週末には忘年会だったり、いろいろなイベントがあったりと忙しさも師走ならではですね。来週あたりには、先日に入手した非硬膜定着液のお試し現像をやってみたいなぁ〜と思っているのですが、なかなか厳しそうな日程です。

20081209
ファーストライトが済んだ新鏡筒はスタパーの終了後は使われることなく保管されています。使いたいのに使えないというのが正直な話で、ファーストライトの眼視観望は済みましたが「ファーストショット」とも言える初撮影は未だ行われていません。この鏡筒をお披露目したスタパーで、その場の皆さんにも言ったのですが、「恐らく、日本中で一番眼視に使われる鏡筒になるでしょう」と宣言したとおりになりそうです。かといって、眼視のみに使うのは意に反しておりまして、機会があれば撮影にもとは考えています。眼視ファーストライトはM45すばるでしたが、撮影ファーストショットは何になるのでしょう。ten.自身も未だに決めていません。年末繁忙期を向かえてナカナカ撮影に出掛けるチャンスもありませんが新鏡筒と撮影に出掛ける事になった時、空を見て考えます。(笑)

20081208
職場関係の試験が本日無事終了しました。先週末から日々雑感から落ちていたのはそういうことです(苦笑)。試験が終了し、最初にした事は天文雑誌の今月号を購入する事。さすがに年末....もとい、新年1月号は付録カレンダーが付いてきたりで金額も高いです。その雑誌2冊をサラサラっと流し読みして一言。「面白くねぇ....」強いて挙げるなら天文ガイドの「日本コメットハンター列伝16」の鳥羽健次さんの記事です。心を打たれたのは、「星空は1人で見ていても誰かと繋がっている」、そんな暖かい話を感じた記事でした。一方、星ナビですが....デジタル処理をやる人ならいいんだろうなぁ。フィルム関係では「銀の星〜4光子の記憶〜」でしょうか?銀塩粗粒子にこだわるあのシリーズ、好きなんだよねぇ。一度やってみようかしら?

20081204
昨日、入手した物その2です(←単に書くのを忘れていただけ)。現像タンクに薬剤を注ぎ込む前に液温を調整するのですが、その調整がし易い「ステンレスビーカー」を一個と、もう一つが現像液を希釈する時に液量をキチンと量るための「メスシリンダー(100ml用、プラスティック製)です。私ten.は、ここ半年で随分と自家現像に復帰してしまった様子がうかがえますが、世の中デジタル一辺倒になっている中で、こんな変な人間がいてもいいぢゃないですか....と、自分を肯定しています。(苦笑)

20081203
鼻風邪の状態もずいぶんと楽になり、今日は感材(フィルム)と薬剤(定着液)を入手しました。感材については短時間露光の天体写真の撮影のため、ISO800ブローニーカラーネガフィルムを2本と、ISO3200の超高感度黒白フィルム(135サイズ)を一本の入手です。もちろん景色と星空を停めるための感材ですが、絵作りには一工夫が必要なのは認識しています。でも、それが何かは感覚的なものなので上手く説明できません。薬剤については黒白フィルム用の定着液で、以前から使用してみたかった非硬膜定着液というもので、この定着液を使用すると定着処理後の水洗いが水道水からの水洗ではなく、水温を20℃に管理した状態の水を使用する「イルフォード式水洗」と呼ばれる置換水洗が可能になります。これは水温が低い冬場にはもってこいの方法で、次のとりあえず次の日常のスナップで試してみます。

20081202
月と金星と木星の接近が綺麗だった昨日。見ていた人も多かったようで、拙HPの掲示板も思い思いの画像を貼っていただいて賑わったり、新聞には普通の話題として月と惑星の接近を記事にしていました。日常の星空や天体を見上げる事はごく普通の事なのに空を見上げる事を忘れてしまったかのような世の中で、私たちこの趣味の人たちは気持ちの余裕を取り戻すかのように空を眺めているのかもしれません。かくいう私も、せっかくの接近は「見ただけ」で「ゆっくり眺める」事が出来ませんでした。だって、鼻水ズルズル〜だったし、上を見上げるとくしゃみが連発しそうで....っくしょいっ!(苦笑)

20081201
夕刻、長崎市内から遠く離れた五島列島がクッキリと見えて、夕焼けが紅(くれない)の色から濃い群青まで存在する空になっていました。西空には月と金星と木星が群れをなし、金星の煌びやかさと木星の落ち着いた光、そして月は地球照という衣装を纏っています。こんな夜に体調が不十分なのは悲しいもので、でも嬉しい事に私も見たその景色をみなさんが掲示板に貼り付けていただいてます。自分が撮影できなかった分を取り戻していただいているようで本当に嬉しいです。





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