未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20090430
今回のスタパーで、前回できなかった新鏡筒のお披露目をリベンジしましたが、もう一人「リベンジ」を果たした方がいます。現役写真部の女子高校生です。天体写真を撮影してみたいという依頼を受け、黒白フィルム+フルメカニカル一眼レフによる純銀塩撮影です。とりあえず今回は固定撮影を中心に北の空(北斗+北極星)、東の空(夏の大三角)、南の空(天の川)の三方向です。晴れ間が来た僅かな時間だったので満足できない状態だったと推察していますが、「最初からたくさんの事を詰め込んでもよくないかなぁ。」を考えてたくさんの星座を写すことはしませんでした。最後にカメラを赤道儀に載せ替えて南方向(天の川)のガイド撮影を行ったところでちょうど曇ったので撮影終了です。彼女の次の課題は現像です。先ほど電話があって、まだ現像していないとの事ですが、ネックになっているのが現像液です。学校で使っているのは微粒子現像液「ミクロファイン(普段は1:3希釈)」だそう。先生も天体写真の現像をしたことがないらしく、ten.が現像処理に関して具体的な指示をすることになりそうです。2度目のスタパーでリベンジをやっと果たせたので、現像処理も成功するといいなぁ。現像ばかりはリベンジ(2度目)ってしたくないですからね。 (2009.04.30 92775)

20090429
まだまだスタパーネタで引っ張ります(笑)。そういえば、自分の機材の事を書いていませんでした。今回のスタパーでは前回の秋の大観望会で曇ったので新鏡筒の星像お披露目が済んでいませんでした。リベンジするためにも「晴れ鏡筒」にするためにも皆さんにみてもらわねばと、敢えてBD1580を持参せずに新鏡筒のみにしました。星像は概ね好評のようでしたが、系外銀河や淡い星雲などはやはり口径なりの見え方です。また、今回はおそらく倍率を上げての観望となるだろうと見越してTG経緯台ではなく赤道儀を選択しました。架台はいつものP−2Z赤道儀ではなく搭載重量に余裕のある別のものだったのですが短い鏡筒であるにもかかわらず結構揺れていたようで、今回の風はそれを凌駕する強さだったのだと思います。さて、新鏡筒も「晴れ鏡筒」になったことだし、これからはTSA80SSと一緒に「てきとー」に楽しみます。(笑)

20090428
スタパー参加者の「よっくん」さんが、ニンテンドーDSの「星空ナビ」を持参していました。¥8,190円のDS用のソフトで、「DS方位センサー」なるカードを用いてDSの画面の背面にある星空を再現することができる優れもの。そのセンサーの反応もナカナカ良くて、画面をいろいろな方向に向けながら、画面がどんどん動いていく様子が楽しいツールでした。方位センサーと同様に参加している皆さんの反応も良く(笑)、DS本体を持たないten.ですら(ちょっとだけ)欲しくなりました。以前からPSP(プレイステーションポータブル)のホームスターポータブルもかなりの力作でしたし、世の中はずいぶんとポータブルになったものだと。(笑)

20090427
今夜はスッキリと気持ちよくヌケた空でした。西空には地球照が良く見える三日月が浮かんでいました。綺麗だなぁ。こんな空が土曜日だったら....いやいや、それは言うまい(苦笑)。さて、そのスタパーの話を続けます。ten.がスタパーの会場に到着したのは20時前。すでに到着している人たちがいましたが、林立しているはずの望遠鏡の姿が見えません。それもそのはず、あたりには凄い風が吹いていました。(「こりゃ苦労するなぁ。」)と思いながらも、天候が回復することを信じているので「うん、大丈夫大丈夫。夜半過ぎには収まりますよぉ....。」と気休めにしかならない台詞を言ってしまいます。せっかく遠路遙々他県からいらした方には申し訳ない状態でしたが、天候ばかりは致し方ありません。こんな風の状態でも自分の持ってきた望遠鏡は「お披露目」が役割なのでいそいそと組み上げます。テーブルとイス、七輪には火熾しを済ませた炭を戴いて準備万端。晴れ間を待ちます。その間の寒いこと寒いこと。あちこちで挨拶や歓談をし、楽しい時間は過ぎていきます。(続く)

20090426
「寒ぅ〜〜〜!!!」 今回のスタパー春の大観望会を一言で表すならばズバリ冒頭の台詞でしょう。低気圧が発達し、その低気圧に向けて流れ込む寒気と強風。しかし、それでもスタパーにはみなさんが集まります。今回はいつものドブソニアンはオヤスミ(結果的に風が強かったので正解でした)させてます。と言うのも、前回できなかった新鏡筒のお披露目観望が目的でした。架台は土星の輪を100倍超えの倍率で見るので赤道儀を選択しました。風には強そうな短い鏡筒ですが、1クラス上の架台でも風で揺れるほどの強風でした。そういいながらも結果的に晴れてくれたのでスタパーをしっかりと楽しんだ訳なのですが、続きはまた明日(オヤスミナサイ)。

20090424
「よしっ!きたきた、きましたよ。どうなるかわからんけど、とりあえず雨はなくなったーっ!」気象情報関係のWEBを見て回って、独り言が多くなっているten.です(笑)。んと....明日は、機材の載せ替えをして....珈琲豆の準備をして....水を汲んで....ん〜頭がパニックです。とりあえず、現地にはちゃんと行きますのでスタパーにいらっしゃる皆さん、よろしくお願いします。ワクワクドキドキ、遠足前の子供のような高揚感です。

20090423
さて、今週末に行われるスタパーの天気動向が気になる所です。天気予報では金曜日夜から雨になり、土曜日には雨は止む雰囲気です。問題はその雨が止んだ後の晴れ間が何時でるのか?と言う所ですが、ten.的には気温が低くなって真北からの風ならば晴れ間が少しはあるだろうと....いや、これはten.的な勝手な予想なのでこれ以上は言いますまい。天気関係なしに白木峰にいらっしゃる方は晩冬の気温を予想して上着を着込む事が必要だと考えます。スタパーは楽しいイベントですから、快適に過ごせる工夫としてウェアの選択は重要ですね。ちなみに今回のスタパーはBOX−DOB1580はオヤスミの予定です。

20090422
今回の稲佐山での撮影で使用したのはネガフィルムでした。去年、12月初旬に入手していた物だったのですが、今回初めて使用できました。天候と月齢と機会があれば1月中旬の野母崎の水仙か、3月末の白木峰で咲く菜の花か、4月下旬の稲佐山のツツジなどの撮影で使おうと思っていました。購入から4ヶ月経過してやっと使う事が出来たのですが、空の透明度が良くなかったのでフィルムのレビュー(感想)などはありません。ひとつだけ良い情報があったのは、アストロカメラで撮影したフィルムを現像(カラーネガ現像)した後、ブローニーフィルムでのフォトCD化(FDi)が出来るお店が見つかった事です。「PHOTO CAFE HIKOMA」でも良くお世話になっているお店でした。

20090421
結局、吸引ポンプは使用できないものの、撮影自体は決行することにしました。目の前に広がるツツジと晴れ間と月明かりが混在する機会は今夜を逃すとまた来年という事になるからです。「失敗しても良いからとにかく撮ろう。それにもともと空の透明度もさほど良いわけではないから撮影DATAになると思えばいいさ。」予めロケハンも済ませていますので「次はどこで撮影しようかなぁ....。」なんて悩む時間(ロスタイム)も少なく、撮影自体は順調でした。撮影したフィルムはその日の昼間に現像し、TOPの画像を更新したり他のコマを掲示板に貼り付けましたが、まあまあ評判は良いようです。今回の撮影では、月明かりや光害、大気の透明度を勘案して30秒〜1分〜2分ほどの露出時間を選択しました。その撮影中の姿ですが、右手にはDATAメモ記録用の携帯電話とシャッター板の「テレフォンカード」、そして左手には時刻確認用の腕時計とLEDランタン。さらに....吸引ポンプが使用できない代わりにアストロカメラから伸びる吸引用のゴムチューブを口にくわえて空気を吸う「人間吸引ポンプ」の状態になり、得られた画像からは想像できない変な姿で撮影していたのは私です。(大笑)

20090420
やんちゃそうな兄ちゃんら4人の観望会は続きます。月が昇ってきて空の明るさが増したので、メインは散開星団です。M7やコートハンガー星団を見ていただきます。月は最初に見て気流が悪く、クレーター1つくらいしか見えませんでしたが、月が高度を増して幾分かスッキリ見えるようになってきました。低倍率から高倍率まで一通り見た後に携帯電話デジカメでの撮影会へ突入。心の中では「やばい....次の場所への移動時間を考えるとかなり厳しい状況になってきたな....。」と思うものの、望遠鏡で星や月を見るのは初めてだとはしゃぐ兄ちゃんらを振り切って観望会(デジカメ撮影会)を終了することも出来ません。ひととおり撮影が終了し、彼らの一人の携帯電話のバッテリー切れで撮影が終了したのが良い機会でした。お礼を言う彼らを見送り、次の場所へ向けての機材撤収を大急ぎで行います。忘れ物・落とし物をチェックし、次の場所へ出発!この時点で月は光を取り戻す高度へ達し、時刻は既に28時に近くなっています。ツツジが咲き誇る「稲佐山」へダッシュで移動し、30分後には撮影できる状態になっていたのは自分でも驚く素早さでした(笑)。早く撮影しないと29時には薄明が始まってしまう撮影地の急斜面をカメラを取り付けたカメラ三脚を肩に担いで上ります。息はあがるし、ふくらはぎはピリピリと悲鳴をあげかけています(あぁ、運動不足だなぁ〜)。時刻は既に28時30分、予めロケハン済みの一ヶ所目で構図を決め、ピントと絞りを確認。フィルム吸引用のポンプのスイッチをON....ON....ON....事もあろうかポンプが作動しません。蓋を開けて中を確認すると....電池、液漏れして死んでいます。うーん、また電池ネタかよっ!!(爆)(続きはまた明日。)

20090419
出撃を決めて、向かったのは花の咲く山の中。まだ月が出ていない時間帯なので、確認のためのロケハンをしておきます。昼の間に見つけていた山全体の「街灯」は消灯しています。「ほほぅ〜、こりゃ好都合。いや、逆に市街地の光害が目立つかもしれないなぁ。」と考えながら、まだ月の出まで時間があるので新鏡筒のピント合わせ追い込みのために場所を移動します。向かう先は車で30分くらいの場所にあるいつもの場所「市民の森」です。到着すると先客の車がいます。「よかったら望遠鏡で土星でも見ませんか?」声を掛けて機材を組み上げます。新鏡筒のピント合わせ追い込みはもちろん後回しです。お二人(アベック)の話を聞くと、彼女さんが星が好きでここに来たそうですが、こともあろうに当日のお昼は諫早市のコスモス花宇宙館で昼間の星や金星を見てきたばかりだそう。お昼の星の次は夜の星です。土星はもちろんのこと、M13やらコートハンガー星団にM57に琴座ε(ダブルダブルスター)やM7など、小口径+ヌケの悪い空でも楽しめる天体を選んで見ていただきました。そうこうしているうちに東から月が昇ってきたのでお二人は帰宅しました。そろそろ最初の山に移動する時間がきましたが、次は賑やかな4人組のやんちゃそうなお兄ちゃんらが「すみませ〜ん、星、見てるんすか?よかったら何か見せてもらえませんかぁ〜」と来たので次はそちらの星見(月見)時間です。西空に沈みかけている土星を見ていただいた後、月明かりに負けないメジャーな天体と月を見ていただいて携帯電話で月の撮影会に突入です。あぁ....次の場所に移動する予定なのに時間が過ぎていくぅ....。続きはまた明日(笑)

20090418
晴れています。ヌケは悪いけど....。来週スタパーですが、なんとか出撃しようかと画策中。やりたいことはいくつかあるけど、優先順位は決めています。新鏡筒のピント合わせ追い込みと、月明かりでの撮影です。言う訳で、行ってまいります。(スタコラサッサ....。)

20090417
星空撮影に持っていく物の中で、撮影記録の元になる時刻を見るために、枕元にある「目覚まし時計」を持っていきます。日付、時刻がデジタル表示されている電波時計なので時刻は当然のように正確です。また、温度の表示もされているので観望中の気温の変化にも気付きます。なぜわざわざ目覚まし時計をもっていくのかというと、実はten.の腕時計は「自動巻式機械時計」で日差は±20秒ほど。撮影の記録として、なるべく正確な時刻を記録したいので精確な電波時計を撮影に持参しています。この目覚まし時計ですが、撮影記録に使ってみると案外便利な物で、撮影終了時刻前に鳴らすアラームは目覚まし時計本来の使い方ですし、暗闇の中で触るとバックライトが点くので時刻の確認も容易です。愛用の時計なのですが、これって前回いつ電池交換したっけ?(ここにも乾電池ネタですか?笑)う〜ん....撮影のお笑いネタはまだいいですけど、寝坊して仕事に遅れるのは洒落にならんなぁ。(苦笑)

20090416
「PHOTO CAFE HIKOMA」にて開催されている企画写真展「−さかだん−」も明々後日4月19日(日)夕方までで終了となります。ten.自身は、この写真展の告知を拙HPだけしかしていませんが、開催期間中にten.訪れていただいた方もいらっしゃいます。天体写真ではないスナップ撮影の写真ですが、もしも天体写真に通ずるものがあるとすれば使ったカメラが「ひのさわさんちのアストロカメラ」での作品が2点あるという事です。展示されている写真の中では異質な「円形写野」の作品ですから、見に来られた方の印象も強いようです。ある程度、写真をやってらっしゃる方から「魚眼レンズでの撮影でしょ?」と聞かれるのですが、「いえ、20mm広角レンズですよ。」と答えた後の「???」となっている表情を拝見するのも痛快です(あ、ネタバレだ....)。そろそろ、日々雑感20090314に記載した「ネタづくりのネタバラし」をしなきゃならない時期になってきたのですが、今となってはどうでもいいような....(笑)

20090415
今、次に狙っている被写体があります。もちろん地元で遠征などは不要な場所を選択しています。旬の時期になるにはまだ早く、あと一週間から10日が必要でした。また、その時期には月明かりが無いので地上の景色と一緒に撮影するのも困難そうだなぁと考えて仕舞いました。。。。あ、考えて思い出しました。私、その時期の撮影は行けませんね。丁度「スタパー」の時期ぢゃん....(しまった、前回と同じ引き方だ....爆)

20090414
帰宅前に僅かな時間を見つけて本屋へ立ち寄り、もう一冊の天文雑誌を立ち読みしましたが、やっぱりこちらも購入意欲が湧きませんでした。しかしながら「おっ?かわいいぢゃん!」と思ったのは通称「宙まに」宙のまにまにの作者「柏原麻実」さんです。ten.は現在1〜2巻を所持しているのですが、そろそろ次の巻を購入しようか検討中です。と、いうのも世界天文年にあたる今年に、マイナーと言われる天文部の活動が「アニメ化」されると言うのです。作者である柏原麻実さんが高校生だったころは通っている学校に天文部が無く、自分でもクラブを設立すると言う行動はできなかったそうですが、「宙まに」の主人公である明野美星(あけのみほし)さんは廃部寸前の天文部を立て直し、いろんな活動をしながら、まわりの部員も次第に星空を愛し楽しんで(?)いくストーリーです。その作者である柏原麻実さんもかなりの美人で、思わずten.も「あぁ、こんな人が高校の部活動にいれば有意義な高校生活を過ごせたのになぁ」と考えてしまいました。。。。あ、考えて思い出しました。私、高校は男子校でした。もとから女子はいないぢゃん....(爆)

20090413
ちょっと遅くなりましたが、今月の天文雑誌(1冊)を入手しました。なんだかワクワクするような記事がありません。そして広告も含んで工作のヒントになるような記事もなく....。そんな事を考えながら、自らの工作ネタを思い出して....ten.のてきとーな工作の代表作といえば、「LEDランタン」「星空撮影架台ten.11」「ピントチェッカー」「クローズアップレンズを用いた望遠鏡工作」....ダメだ....このHPにもワクワクするような記事が無い。(苦笑)

20090412
「透明度が悪くても、さえ出ていれば露出のDATAが取れるぢゃないか。よし、行くぞ!」....そう決めたのは昨夜の日々雑感をアップした後の時刻、23:40でした。昨日は昼間の気温が高くて自転車でゆっくりと走っても汗ばむくらいで、もう初夏と言ってもいいくらいの気候でした。「日中の気温が高すぎると、ひょっとすると夜は気温が低くなって、雲が発生するかもしれないな。」と考えてはいました。それでも撮影に出掛けたい気持ちを抑えきれず、白木峰の菜の花の状態を確認したり、フィルムの裏紙外しを3本も(高感度ネガ・ポジ・黒白)施したり、一旦早めに帰宅して準備をしておいたりと準備だけは万端でした。そんなten.が出発したのは日付が変わった00:10です。一路、諫早・白木峰へ向けて出発しましたが、諫早市に到着した途端に厚い雲が出てきました。これでは月夜の露出DATAも取れません。ten.は白木峰に上ることもなく進路を長崎へ変更。当夜は満月なのにツキを無くしてしまったようです。ちなみに明日から雨が降りそうで明日は仕事なので出撃できませんが、今夜は本当に良く晴れています。なんでやねん....。

20090411
満月の夜。こんな夜には月明かりで星空と一緒に景色を撮影できます。月明かりのせいで星数は減りますが、写らない訳ではありません。勝負の分かれ目は「空気の透明度」。今夜はこれから白木峰に行こうかと考えていますが、自宅から見る限り透明度が悪いかもしれません。フィルムは持っていきますが、撮影はしないかもしれません。でも、ダメもとで出撃してきます。

20090410
いつもよりもちょっとだけ遅い時間に仕事が終わったので、そのまま撮影地探しのロケハンに行ってきました。どんな雰囲気の景色が撮影できるのかは実際に撮影してみないと分かりませんが、現地でウロウロと散歩をしていたら「ここもNG....ここも駄目かぁ。」....そうです。撮影に影響を及ぼしそうな街灯があちらこちらに点在(いや、隣接と言いたい!)しています。しかも、その街灯は360度に向けて(上方向も)照射するタイプばかりです。こんな山の中の場所に、こんなにたくさんの水銀灯(しかも光害対策していないもの)は必要ないでしょ。もしくは、きちんと上方光束遮蔽を施された光害対策済みの街灯を使ってほしいと切に願いました。あぁ、もったいないなぁ。ロケハン、残念っ!

20090409
あと17日です。そう、スターパーティーin白木峰(通称:スタパー)の開催日4月25日(土)が近づいています。4月に入って日中の気温もずいぶん過ごしやすくなり、この状態ならスタパーでも氷点下の寒さに打ち震えることはないでしょう。と、言っても山の上は冷え込みますので着衣は真冬の準備をお薦めいたしますよ。今回のスタパーではっこれといった事前情報は入ってきていませんが、晴れればいつものように各種色々な機材を使って星空や土星を見ることができると思います。ten.は前回のスタパーで曇りがちだったのでお披露目観望が済んでいません。今回も新鏡筒を持参いたします。いつまでも鏡筒って言いたくないですもんね。早くお披露目を済ませなきゃ。(笑)

20090408
今日の長崎は晴れているのに透明度の悪い空でした。そうですねぇ、5〜7km先の山や景色が真っ白で見えません。「黄砂か?」と思って気象庁のHP黄砂情報を調べてみても「観測無し」の状態です。車のフロントガラスにもうっすらと何やらあるのは「黄砂ぢゃないんですかぁ〜〜〜!」と言いたいのですが、今日の透明度の悪さやフロントガラスのホコリは何なのでしょう?誰か説明してくださいな。(笑)

20090407
最近、現行品の中で、ten.が個人的にお薦め双眼鏡として挙げているのは「勝間光学」のGLORY双眼鏡です。以前にも書きましたが、ten.がこのHPで紹介していいと思っている条件とは「現行品であること」「値段が超高価ではなく、値段に比例した性能を有していること」です。このHPコンテンツの、ten.が所持している双眼鏡関連には敢えて商品名を入れていません。そのほとんどが現行品でないからです。日々雑感20090307でお知らせしましたが、天文ハウス「TOMITA」さんで勝間光学のGLORY双眼鏡「WP6X30SB-D」の取り扱いを始めるらしいという事を書きましたが、追加として「WP7X50SB-D」も取り寄せるそうです。(ひょっとすると「WP10X70SB-D」もあるのかな?)実機を見て購入したい人は問い合わせてみてはいかがでしょうか?

20090406
本日より二週間、TOPページに記載している写真展が開催されています。「企画写真展−さかだん−」(PHOTO CAFE HIKOMA 長崎市浜町11−3 TEL095-823-7447 10時open〜21時close)です。長崎の象徴的な風景として坂道や階段の多さがあります。 その坂道や階段を、レンズを通しての写し取られた写真展が開催されます。 11名のアマチュアカメラマンによる合同企画写真展となります。 私もそのうちの一人に入っており、photo name「ten.」として純銀塩黒白作品(フィルム自家現像+印画紙による焼き付け)を4点ほど出品しております。 お時間がある方、よければお越し下さい。

20090405
双眼鏡や古いカメラの表面には「シボ皮」と言われる黒い皮の貼りもので覆われているものが多いです。特にクラシカルな双眼鏡はほとんどシボ皮で、ten.の所持する双眼鏡も大多数は黒のシボ皮です。そのシボ皮の現状を勝間光学のHP内にあるコラムで知りました(恐らく、しばらくするとリンク切れになりますのでご注意を)。その記事によると....「現在、当社で使うシボ皮を作る会社は1社。そしてそれを貼ってくれる職人さんはご高齢のご夫婦2人。ニコン・フジノンも同じルートで調達しているはずです。もちろん他にも双眼鏡のメーカーはありますので、別の会社や職人さんのルートがあるとは思いますが、そうだとしてもせいぜいが1つというレベルでしょう。....(中略)....ニコンが別の会社を探したこともあるそうですが、日本国内だけでなく中国でも見つからなかったとか。末長くシボ皮を入手できるよう努力をしていきますが、本気でそれに代わる材料を見つけておく必要もあります。いつかやってくる(かもしれない)その時に備えて。ゴムだけのラインナップではつまらないですよね。オールドファッションの持つ良さを大切にしたいものです。....(後略)」....シボ皮のあの握り心地、質感も職人さんの手仕上げによるもので、既に絶滅器具機種なのですね。「モノ作り大国、ニッポン」と言われた名声はどこに行くのでしょうか?

20090404
乾電池ネタが続いているので、今夜は先ほどまで「機材使用乾電池一覧表」を作っていました。改めて感じたのは使っている電池の種類が多いこと。単一、単三、単四、単五、単三型充電池、単四型充電池、CR2032、ピン型リチウム電池(BR435)、LR44など、使用用途によって多岐に渡っています。これ以上、お笑いネタを作らないためにしたいので一覧表を作ってみましたが、これらを管理するのは大変だぁ〜....電池切れネタを作らないようにするのはもう諦めました。(笑)

20090403
朝、起きて、FMラジオを聞こうと枕元のMP3プレーヤーのスイッチをON....ON....む?電源が入らないと思ったら、電池が飛び出していました。電池を入れ、蓋を閉め....閉め....閉まらない。蓋の部分のプラスティックの爪がご臨終です。このMP3プレーヤーは就寝前の子守歌代わりに使ったり、移動時間に使ったり、普段の生活に密着している上に星見には必ず携行して星空のBGMに使っています。「ついに寿命が来たのか....」と思いつつ、このMP3プレーヤー、単三乾電池仕様で使い勝手も良く、大きさも重量も全く負担にならないので、ten.にとってはかなりの優れもの。応急処置として蓋を被せたその上から輪ゴムを二重に巻いてみました。しばらくまだこのまま騙しだまし使おうと思っています。

20090402
仕事が終わって、日が沈んだばかりの空が暗くなりかけている時、良く晴れた頭上には煌々とした月がありました。散り始めた桜の向こうに白色の月明かり。少し肌寒い風は紺色の空によく似合います。最近、じっくりと空を眺めていないので欲求不満気味です。スタパー前に星の光を思いっきり浴びたい気分です。(支離滅裂な日々雑感でスミマセン。)

20090401
今日から新年度、4月が始まりました。今月の楽しみは何と言っても「スタパー春の大観望会」ですよ、奥さん!(みのもんた風。笑)今回のスタパーは4月25日(土)〜26日(日)未明のGW直前の新月期に開催されます。ten.の楽しみは夜半過ぎ〜未明にかけての「あまのがわ」です。いつもの機材に加えて、1月に入手した小口径双眼鏡(6×30IF)とアストロカメラを持参するつもりです。双眼鏡に興味がある方はお声をかけてくださいな。





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