未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20090831
昨日も書いた31cmトラス反射赤道儀の出来が素晴らしくて、その造りが脳裏に焼きついています。アルミ合金5052をふんだんに使い、驚くのはその加工です。オーナーにお聞きしたところによるとほとんどが自宅にある工具で作られたとのことで、素晴らしい仕上がりでした。また次回のスタパーにも持参していただけるとのことですので楽しみです。一方、私の箱形収納15cmF8反射ドブソニアン「BOX−DOB1580」もある程度活躍したようで安堵しました。途中、ちょっとしたアクシデントがありましたが、全く影響はありません。例え壊れても近くのホームセンターで簡単に材料が入手でき、簡単に直せる構造が自作望遠鏡の強みです。ちょっと残念だったのは会場にいらしていた浅田英夫氏(星雲星団ウォッチングガイドの著者)が忙しそうで、外の会場でお見かけしなかったのです。BD1580を覗いていただきたかったなぁ。

20090830
佐賀県立宇宙科学館でのスタパーが終了しました。科学館に到着したのは16時前で、既に到着している人も多かったし、7月の日食旅行以来にお会いする人たちもいました。明るい時間帯ですが、十数台の望遠鏡が組み立てられており、これから始まるスタパーにワクワク感が高まります。そのワクワク感を裏切らないたくさんの機材や話題が帰途につく前まで続きました。その全てを書きたい気持ちはあるのですが現実問題として無理です(笑)。あんな自作機(31cmトラス反射赤道儀)やら、こんな食べ物(宇宙館のカレー)やら、そんな食べ物(ダッチオーブンラーメン)やら。夜半過ぎには帰途に着く予定だったのが、あれよあれよという間に時間が過ぎていました。やっぱりスタパーはどの場所でやっても楽しいです。

20090829
本日、いよいよスタパーです。今日は仕事の予定だったのですが、休みになったので明るいうちに到着できそうです。これから機材の準備をして出発です。ちなみに夜は火気の使用が制限されているので今回の珈琲は営業できません。では現地でお会いいたしましょう。

20090828
「二兎を追う者は一兔をも得ず」といいますが、現像の結果が出るのは来週半ばとなりそうです。昨夜は悩みながらもオークションに入札し、直後に出撃しました。昨夜の夜空は水蒸気が多く、西空に沈む月は濃赤となって光を失い、高度の低い星は見えていませんでした。それでも、何らかのDATAになるかと思って6コマの撮影を敢行。次の撮影につながればと思っています。ちなみにオークションの結果は....予想より安価で無事に落札できました。とりあえず落札したものの、さてどのように使おうか全く決めていません。(笑)

20090827
出撃するか?否か。今夜の天気は悩ましいです。天気関係のウェブを見て回っても狙った時刻あたりから雲が襲来しそうな衛星画像です。さらに追い打ちをかけるようにウォッチしているオークション物品の終了時刻も重なっていました。オークションをウォッチするか、出撃して星空をウォッチするか....。21時現在、悩んでいます。もしも、出撃して曇られたら....明日は仕事だし大人しくしておくべきか?久々に悩んでいます。でも、23時にはどちらにしても終了している小さな事かもしれません。(笑)

20090826
暦と違って日中は涼しく乾燥した空気で秋のよう。大気の透明度も良く、長崎市の西海岸では五島列島がクッキリと見えていました。そして夕刻からもその天候は変わらず、月齢も早めに月没となって撮影に行くには丁度良い(てか、最高の条件)天候です。21時現在、ベランダからの空はてんびん座にあるとおぼしき月が沈みかけていますし、さそり座のアンタレスがしっかり見えています。「こんな夜なら....」そうです、遠藤周作が見た夜空を撮影しに出掛けたいのです。でも、残念ながらスタパーを控えているし、明日は当然仕事なので出撃は不可と判断しました。無念です。

20090825
今回のスタパーはいつもの白木峰ではなく、佐賀県武雄市の「佐賀県立宇宙科学館」での開催になっています。簡単に言うと、これは佐賀県立宇宙科学館のイベント「天文祭〜STAR FESTIVAL〜8月29日(土)〜8月30日(日)」の中での+あつまれ!望遠鏡【14時〜(望遠鏡受付) 日没後〜21:00観望会】+へスターパーティーが参加するという形です。いつもの白木峰とは違った雰囲気でスタパーが開催される訳ですが、いろんな望遠鏡が集まって一般のみなさんと星空を楽しむことができるのはスタパーの原点です。また、+星空報告会【17:00〜19:00】+では、リンク先のugemさんも発表するようで、これも楽しみ(ten.のBOX-DOB1580製作記の発表は時間調整の都合で見送りになりました。笑)。現地でお会いできる方もいるのでそれも楽しみです。

20090824
昨日からアップしているTOPの画像を自宅プリンタにて印刷してみました。極細の太陽と雲の画像はコントラストが低く、太陽の周りの雲から真っ白に印刷されてしまいました。ほとんど雲と真ん中の真っ白な光だけで、欠けた太陽が消えてしまいました。う〜ん、もうちょっと考えなきゃです。(単に画像を扱うのが下手なだけっつー話よね。笑)

20090823
皆既日食からひと月を経て、撮影したポジのデジタル化が済みました。TOPの画像を日食の画像に置き換えて、ten.の日食騒動はこれで無事終了です。画像をアップした後、これで終わりかと思うとなんだか寂しくもあり、丁度一ヶ月の節目にアップできて良かったと思ったり....。ネット上には本当に素晴らしい日食の画像がありますので、私の撮影した画像なんて見るところなんて何もないのですが、これはこれで自分の良い記念になるのでまあいいかと(笑)。あと15秒ほどで皆既になるところだったんだけど、おそらく最後のコマは皆既30秒前あたりのコマです。この直後からten.は絶叫し、我を忘れて号泣するのですが、この音声ファイルは永遠に門外不出です。(マジ)

20090822
土曜日の今日は、職場の研修で講義を受けていました。今夜は県民の森の担当の予定でしたが曇っているのでおそらく無しでしょう。現在、一旦帰宅してそのまま次の用件を済ませに行きます。白木峰ではプチスタパーと称して星好きのみなさんが集まる予定になっていますが、私の次の用件がアルコールが入るので残念ながら行けません。ホント、残念だなぁ。

20090821
日中の暑さにグッタリの毎日です。今日は仕事帰りに大型電器量販店に立ち寄りました。別に目的は無かったのですが、最近この手のお店に行かないので市場調査(?)をしておこうと思って....。そしたら、やはり市場調査だけでは済みませんでした。気が付けば何か手に持っています。「卓上LEDスタンドライト」なる物です。電源は単三×3本、もしくはUSBからの供給、そしてLEDは8玉付いていました。スイッチを兼ねた光量調整ボリュームが付いているのが購入動機。友人のN草野氏が同様の品を作っていますが、小型軽量で、ten.には丁度よいサイズでした。光量を絞って点灯させると観望中のテーブルに丁度よい光量でしたし、最大光量だとそれなりですが、深夜に使う分には充分でした。お値段¥997円で、ずいぶん安くなったものだと感心します。

20090820
ちょうどひと月前、上海の地にいました。あの日食からもうすぐ一月が経とうとしています。頭の中には上海でのたくさんの景色が記憶されています。そんな中、忘れられてしまった事を思い出しました。いかんいかん、こりゃいかん。まだやっていないんですよぉ....。日食撮影のポジスキャン....もう一ヶ月経とうとしているのにやっていないし(汗)。夏炉冬扇とはこのことでしょうか?(焦)

20090819
TVを見ていてコマーシャルに目が釘付けになりました。見ている途中で(最後のあたりで)目が点になってしまったのでここで紹介します。そのコマーシャルは「TOYOTAエスティマ・ハイブリッド」彗星観察編です。まず、冒頭で釘付けになったのは車から出てきた天体望遠鏡です。おそらく(いや、間違いなく)ビクセンのポルタ経緯台+80mm程度の屈折望遠鏡でした。さらに懐かしのヘール・ボップ彗星(C/1995 O1)が動画で出てきて、彗星が星の間を少しずつ動いていきます。「へぇ、TOYOTAもやるもんだなぁ〜」と思っていた矢先、次のコマで、満天の星空を流星の如く貫いていく彗星の画が....(激汗)。彗星の形からくるイメージでこういうCMを作るから「彗星って、シュ〜〜〜!って飛んでいくんでしょ?」なんて言われるんですよ....。いくら地球に優しいハイブリッドな車でも、こんなCM作っていたら売れませんよ?>TOYOTAさん(笑)

20090818
ファインダーを使って主望遠鏡に導入する際に注意する点は「主望遠鏡の倍率を低いものにしておく」という事が肝要でありますが、実際に使ってみてキッチリと平行が合わせて調整されたファインダーを使うと惑星や明るめの球状星団などは最初から高倍率でも導入出来ます。あくまでも機材に対して慣れの問題ではありますが、ten.の場合、100倍程度ならスッパリと導入できました。ちなみにBD1580は1倍サイトファインダーを使っていますが、こちらは惑星や恒星ならば160倍で導入できました。望遠鏡の光軸を合わせることも必要ですが、ファインダーと主望遠鏡の光軸(平行度)を合わせるってホント重要ですね。

20090817
日が落ちる頃からドンヨリと雲が厚くなり、20時過ぎに雷を伴った豪雨になりました。長崎南部はさほど降っていなかったようなので、一時的そして局地的な豪雨だったのかもしれません。今週から「晴れたら、遠藤周作が見た景色」撮影週間になっているのに、全くと言っていいほど晴れません。日中は晴れていても夜になると雲が湧くんですよねぇ。今週末の金土は仕事と飲み会になりそうで出撃できなさそうだし....さて困った困った。(焦)

20090816
昨夜は、ちょっとした時間を見つけて望遠鏡で観望しましたが、今夜は15分ほど手持ち用双眼鏡で星空散策をしました。散策と言っても数個の散開星団の場所を確認しただけですけどね。空には薄雲が出ていたのですが、雲がないところはイイ感じでヌケていました。「ささっ」っと見てすぐに終了したのですが、夜空を眺める機会が少なくなったのか、随分と星雲星団の位置や、小星座までも忘れているようです。いかんなぁ、こりゃ....リハビリせねば。(汗

20090815
正午、終戦祈念日のテレビを見ながら時報と供に黙祷。平和な平成の世を噛み締めました。夕方から長崎のお盆の行事である精霊流しを見に行き、夜には親戚一同が集まる。外に出ると雲が切れていたので、ちょっとした時間を見つけて望遠鏡を取り出して観望しました。短焦点屈折+経緯台の組み合わせは準備の時間も短く、10分後には観望できるのが良いところ。巨光を放つ木星は、今期は高度か低いけど、今夜はシーイングが良くて微細な縞模様が良く見えた。さらに時折遭遇する空気の揺らぎが停まった瞬間は息を飲む模様が見えた。望遠鏡の倍率はそのままに、こと座ε星へ向けると、綺麗な恒星像と4星を取り巻くジフラクションリングが綺麗でした。8月15日に夜空を見上げ、平和を感じた一時間でした。

20090814
たった一枚の放物面鏡でシャープな星像を得られるニュートン式反射望遠鏡は、そのポテンシャルを生かすために光軸の調整が必要です。これは「初心者向きではない」と言われる所以でもあり、市販の鏡筒でもちょっとした振動で狂う事があります。事前準備として光軸調整ツールの準備や主鏡・斜鏡にセンターマークを書き込む作業をしておけば、ちょっとしたコツを覚えて充分に調整できます。ただ、鏡にマーキングをしないままの調整はかなり熟練の作業となりますので、相当の覚悟が必要....いや、これでは脅しですね。言い方としては逆で、センターマークを施した鏡であればちょっとしたツールで調整できます....と言わなきゃです(微笑)。具体的に必要なツールと言えば「光軸修正用アイピース」や「レーザーコリメータ」などがありますが、原理は簡単なので自作することも可能です。基本的な作業は「接眼部−斜鏡−主鏡」の順番で行います。一般的な市販の鏡筒では接眼部の傾きを調整することは無いと思いますので、最初の作業は斜鏡の傾きです。ツールを使う前に、接眼部から1mほど離れて斜鏡を覗いてみましょう。斜鏡の傾きが適正かどうかの雰囲気がつかめます。その他、必要な知識は押しネジ・引きネジの使い方なのですが、ここから先は....さてどうしましょう....?やはりある程度の下調べが必要でしょうねぇ。(汗)

20090813
昨日、方位磁針(オイルコンパス)を持ってロケハンしたのはいいけれど、手にしたオイルコンパスに異変が。いや、元に戻ったと言うべきでしょう。手にしているオイルコンパスは、皆既日食ツアーでクリノメーター(高度計)の代わりをしてくれました。アウトドア雑誌の付録だったこのオイルコンパスに、いつの間にか気泡が入っていたのです。そしてこの気泡が極軸高度のクリノメーター代わりに使えるのを確認し、撮影当日も支障ない程度の精度で赤道儀を据え付ける事が出来たのです。日食旅行へ行く準備をしている時に、「神風が吹いた!」と喜んだ事を思い出しました。しかし現在、目の前にあるオイルコンパスに気泡はありません。何故か消えてしまったのです。一抹の寂しさを憶えるとともに、「やはり、神風だったのだ。その役割を終えて元に戻ったのよね....。」と妙に納得しています。消えてしまった気泡にありがとうと言いたい気分です。

20090812
スクランブル出撃に備えて、方位磁針(オイルコンパス)を持って撮影地のロケハンに行ってきました。行き先はR202オレンジロードです。景色のヌケ(大気の透明感)は悪かったのですが、自分の好みな景色とその方位をコンパクトデジカメで押さえてきました。その結果、判ったことは....気に入った景色と星空の方角が違いすぎる....(泣)。さて、どうしましょ?その解決策は....夜空が見える時に行ってみることですかねぇ。曇天だと景色も見づらかったです。

20090811
「こりゃ、やりすぎたか?」最近、自分の台詞で始まることが多い日々雑感です(笑)。今日は少しの時間を見つけて「長崎県県民の森天文台」へ行ってきました。ちょうどキャンプ客のために用意している貸し出し用望遠鏡が受付に帰ってきた場面に出くわしました。貸し出し用の望遠鏡は初心者でも扱いやすいV社8cmカスタム経緯台だったのですが、使えば使うほど脱落する部品が多いんです。例えばファインダーのキャップとか天頂プリズムに付いている接眼レンズの止めネジなどです。また、貸し出し用の望遠鏡は、望遠鏡を使った事が無い人が使うので、使うにつれて望遠鏡とファインダーの光軸(平行度)のズレが大きくなります。係の方に申し出てファインダー調整をしておきました。合計6本のファインダー調整を行いましたが、その中の2台の十字線がありません。「ひさしぶりにやってみるか....。」とファインダーの接眼部を分解し、視野環を取り出して十字線の再生(応急処理)を試みました。幸い、係の人が接着剤を貸してくれたので、つまようじを使って視野環に接着剤を塗布し、軒下の「蜘蛛の巣」の蜘蛛の糸を使って十字線を張りました。直交度は少し悪かったのですが、何とかモノになりそうな....早速、接眼部をファインダーに取り付けて覗いてみると....細すぎました。例えるなら、タカハシのファインダー十字線よりも細くて....「おそらく夜に使ったら十字線は見えないなぁ。」んで、冒頭の台詞「こりゃ、やりすぎたか?」につながるんです(苦笑)。その他、十字線の材料として使えるのは....コイルに使っている極細の銅線やセメダインCを伸ばした糸か、3歳くらいの子供さんの髪の毛です。ちなみにten.の髪の毛は太すぎて不許可でした。(誤爆)

20090810
「恐る恐る....。」「自分の目の玉を触る気持ちで、柔らかいものを使って軽く」・・・・去年購入した85mm屈折望遠鏡の対物レンズですが、風が酷く吹いたり(埃の付着)夜露が付いたりと悪条件の時にばかり使われて、対物レンズの表面には埃とヤケの様な模様が見えていました。この対物レンズの状態を6月には認識(日々雑感20090625参照)していたのですが、日食旅行や体調不良、そして貧乏性なten.は「高価なレンズ表面に触りたくない」というビビリが出てこれまで対物レンズを清拭していませんでした。この度、やっとレンズ清拭したのですが、自分の気持ちを表したのが冒頭の言葉です。いやいや緊張しましたよぉ〜....。こんなビビったのは久しぶりです。光学面が増えるので現実的ではありませんが、こんなに緊張するのならカメラレンズのように口径85mmの保護用のUVフィルタって無いのかしらん?と思ってしまいました。(笑)

20090809
昨日は遠方から送られてきた黒白フィルムを2本現像しました。現在、ラボによる黒白フィルムの現像が出来るところが少なく、処理までに一週間から10日必要だったり、増感処理や薬剤の選択など思っている処理方法ができなかったり。しかしながら、自分が撮影したものを失敗してもお笑いネタにできますが、自分以外の人から預かったフィルムを処理するには相当の責任を伴います。それでもそのフィルムを現像処理できるのは相手の方の信頼と失敗したときの「責任を問わない」姿勢が伝わってきたからです。大切なフィルムだからこそ出来る限り良い状態で処理したい、だからこそ撮影時の様子をお聞きし、そこから私自身の過去の経験を加味した処理をさせて欲しいとお願いしました。仕上がったフィルムが撮影者の意図と合致するかどうかは分かりませんが、できる限りの事はしましたので、これから返却の 準備をしています。話変わって、母艦PCのスイッチは完全にご臨終しているので、ここ日々雑感は、暫くの間は不定期になる可能性がありますのでご理解の程を。

20090808
母艦PCのスイッチがおかしい動きをしているなぁと思っていたら、先ほどご臨終しました。急遽、サブノートから更新しようと頑張っていますが、時間がなくなったので今夜は落ちます。

20090807
今日も猛暑日となりました。長崎市の最高気温は36.3℃でした。さらに島原の南部にある口之津町では38.6℃だったそうで、これはもう猛暑日と言わず「酷暑日」と言いたいくらいです。この猛暑をもたらしたのは台風8号へ流れこむ暖かくて湿った空気がもたらすフェーン現象だったとの事です。いやいや、ホントに暑かったっすよ。もうぐったり。話は変わって、8月29日のスタパーの件です。今のところ参加は微妙なのですが、一応参加表明をいたしました。今回の参加予定機材は85mmアポ屈折とBD1580の二本立て(頑張ったなぁ〜俺)。その他は双眼鏡を数台とガイドブックです。今回のメイン機材はten.も愛用している「星雲星団ウォッチングガイド/地人書館」と言っても過言ではありません。なぜなら、翌日8月30日ゲストでいらっしゃるのが、星雲星団ウォッチングガイドの著者である浅田英夫さんなのです。30日13:00からのゲストだそうで、残念なことにten.は帰宅しなければならないのでお会いすることはかないませんが、できるだけ多くの人に星空を見るキッカケを案内できればと思っています。

20090806
沖縄に接近している「台風8号」の影響なのか、今日の長崎地方は36℃超えの猛暑日となったようです。今日の天気で特徴的だったのは、台風に流れ込む北東からの風が透明感溢れる空気でヌケが良かった(表現おかしいか?笑)事ですね。そのためか、日射しが刺すように強く、ten.的には「日刺し」と表現したいくらいでした。大気の透明度が良かったので遠方の景色も良く見えていて、「こんな夜なら星空も綺麗に見えて、撮影に出撃しようかなぁ〜」と思ったものの、ふと我に返って「あ、満月だった。天の川は見づらくて写んねぇなぁ....。」今夜は残念!

20090805
梅雨明けして、一気に夏日....日中の最高気温は34℃だそうで、どうりでクタクタです。日中の暑さに加えて残業だったので、今夜は寝落ちいたします。早く元気にならなきゃ、晴れた夜の出撃ができませんからね。今月はスクランブル発進月間との位置付けだそうです。(謎)

20090804
今日は遠方から来たフィルムを現像しようかとHIKOMAに立ち寄ったのですが、ちょっとしたハプニングが遭って現像できませんでした。大したことではないのですが、現像はしばらく先送りです(残念)。そのHIKOMAでの今日の話題は、RC印画紙のフジブロ4号の「100枚入り」が生産中止になったという事。4号印画紙ファンがてんやわんやしていました。20枚入りは生産しているので選択肢が無くなった訳ではないのですが、実際に大量に使う人が少ないという事なのでしょうけど、こうやって銀塩文化が狭くなっていくのを目の当たりにした気がします。ガッツリと締まった黒のコントラストを表現するに天体写真趣味の人たちだけではなく黒白フィルムファンが愛用する印画紙も受難な時代になりました。本当に寂しい事です。あ、それと別な話題ですが、九州北部地方がやっと梅雨明けしました!去年の梅雨明けは7月6日でしたから、約一ヶ月遅れですね。梅雨入り・梅雨明けの記述は来年のための覚え書きです。(ここで一句。「来年も 続いているのか?日々雑感」笑)

20090803
日食の時に撮影したポジフィルム(実はメインの撮影分です)が仕上がってきました。180mm望遠レンズでの撮影だったので大した写真はないのですが、ten.的には当日を思い出す事ができる大事な記念です。たった12コマの日食。これが示すのは曇天の空だったということと、シャッターを押し忘れるほど楽しかったという事。平日はチョコチョコとそれなりに忙しいのでまだスキャンが出来ませんが、そのうちにアップしますのでお楽しみに。

20090802
先日、遠方の方から2つの品物が送ってきました。1つは立派な段ボール箱に入った「桃」です。季節の品物をいただき、嬉しいやら恐縮するやら。もう一つは、同じ人から送られてきた未現像のモノクロフィルムです。現像依頼の手紙には「増感現像は不要」との記載がありましたが、今までの経験から若干の増感現像を施した方がいいのではないか?との判断で、急遽、撮影者であるフィルム送付者に電話をし、撮影時の状況をお聞きする事にしました。月明かりがあれば標準現像で大丈夫だと思いましたが、撮影時は月明かりは無しとの事。その他の状況判断から目標とする感度の現像処理を割り出しました。あとは現像をするだけでありますが....。現像処理に必要な時間はフィルムの乾燥までで最低3時間かかります。火曜日あたりに現像となりそうです。いただいた「桃」が美味しかっただけに、処理もしっかりしなくては。

20090801
ついに8月になりました。先月22日に皆既日食をもたらせた月は半月を過ぎ、もうすぐ満月になろうかと丸々と太ってきました。次の楽しみは「スターパーティー」です。今回のスタパーはいつもの白木峰ではなく佐賀県武雄市にある「佐賀県立宇宙科学館」での開催です。詳細は明らかになり次第、スタパーHPやここでお知らせしていこうと思っています。あ、開催日は決定していますね。8月29日(土)となっています。今回は「佐賀県立宇宙科学館」という施設の「天文祭」の一イベントとして開催され、色々な取り決め(時間やイベント)があると思います、いつものスタパーと違った楽しみ方が出来そうですよ。また、佐賀県の天文ファンやその土地のみなさんがいらっしゃるのも新たな出会いがありそうで楽しみにしています。





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