未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20100930
怒濤の9月が終了しました。で、今夜は晴れています。ワンチャンスを活かすか、体を休めるか....悩むところです。撮影の計画では撮影開始時刻は23:30で、終了時刻は25:00となっています。そこから帰宅して、翌日の仕事に支障が無いか?と自問自答中。既にten.の瞼は閉店状態で....どうしよう....。体が休息を欲求しています。(2010.09.30 119266)

20100929
ワンチャンス....残念ながら来ないようです。遅い帰宅の後、夕食を済ませて天気関連のウェブを見て回りましたが明日の晴れ間は期待出来なさそう。体も疲れているし、「神様がゆっくりと休みなさい。」と言っているのかもしれませんね。9月も残り明日一日です。仕事、頑張りまーす....(ぐぅzzz)

20100928
ワンチャンスを伺いつつも、体が言うことを聞きません。さすが月末、今日は既にクタクタで目は虚ろ+頭はガンガンしています。昨夜は何時出撃しても良いように寝る前に撮影計画を立てたり撮影記録紙を作ったりして準備万端なのですが....。明日以降の天気が良いことと体調がよいことを祈って今日の所は寝まーす....。(ぐぅzzz)

20100927
もう少し必要なコマがあるんです。晴れてさえいれば撮影に行こうと構えていますが、今日の長崎は雨、時折土砂降り。頭の中ではロケハン済みの場所が数カ所あります。「あそことあそこと....あぁ〜今の季節は時間帯が合わないかもー。」そう思いながらも天候回復と撮影のワンチャンスを伺っています。ただし、撮影しようと思っていた東の空には下弦前の大きな月が冬の星座付近に鎮座しており、「うーむ!こりゃやっぱり無理かぁー!」と唸る始末。さて、ten.は千載一遇の機会を得る事は出来るのでしょうか?(謎)

20100926
何らかの形で毎日ボヤいていますが、今月9月は星見に行っていないのです。ちなみに撮影にも行っていません。今年に入ってからひと月に一度の撮影ペースに赤信号が灯っています。先月はギリギリになってからの週末に出撃出来ましたが、今月は今日が最後の休みです。さらに月末にかけての天気も良くないようでありましてー、う〜む、ヤバいかも....。てか、出撃していない自分が寂しいかも。(汗)

20100925
中秋の名月の翌日から空気は澄み、気持ちいい気温になりました。今夜も月が煌々としていますが、とびっきりの透明度で西空の夏の大三角や木星、よく見ると明るめの秋の星座がわかります。ここで思い出すのが去年の9月18日に体験した「きっと今夜は凄い空になるぞ。」と出撃した夜。この時は一晩で3本のフィルムを消費しました。その時の画像をPCの中から探し出して久しぶりに見てみましたが、透明度の良い夜の画像はやはり綺麗です。ただ残念なのは、この透明度の良い時期に去年は新月期で今年は満月期であること。月を悪者にしてはいけませんのでこういう時期は月を眺めるようにするのが良いでしょう。月面ガイドブックを引っ張りださなきゃですねー。

20100924
自家用車が車検から帰ってきました。その間、代車に乗っていた訳ですが、やはり慣れた自分の車は感覚的に思ったとおりに動いてくれるものです。この事を思った時に「自分にとって暗闇の中でも思い通りに手が伸びて動かせる機械(機材)って何だろう?」と考えると、ふと頭の中には高橋製作所P−2Z赤道儀が思い浮かびました。手に馴染んだ機材・暗いところでも使い慣れた機材というのは裏切らずに動いてくれるものです。また、カメラでいうとnFM2ですね。これはほとんどこのカメラしか使っていないから仕方ないくらい大事な道具であります。手に馴染む機材というのは長年使って初めて手に馴染むといえますが、おかげさまで(?)これらの2つの機材はten.にとって手に馴染んでしまっているようです。この夏はnFM2はOH、そして車は車検を受けましたが、P−2Z赤道儀のOHはその機械の性格上、まだまだ先でも大丈夫そうです。

20100923
昨夜は「中秋の名月」でしたが、皆さんお月見はできましたか?各地の天気は大荒れだったようで、ここ長崎も時折豪雨だったり稲光がしていたりと大荒れでありました。そのような中、今夜は気温も秋らしい気温になりまして、涼しい中で満月を楽しめました。北からの冷気が流れこんできたためでありますが、秋らしい気温を肌で感じると、澄んだ夜空を見に山の中へ行きたいと思ってしまうのであります。日々雑感20100917にボヤいたように思いっきり「見たい」季節でもあります。

20100922
重要な機材の一つ、自家用車が車検に旅立っています。前回の車検ではかなり手を入れましたので今回の車検費用は予想より安く上がりそうであります。で、車をディーラーさんに預ける際の事。「ten.さん、リヤがずいぶん沈んでいますね。荷物が満載ぢゃないですかー。」で、リヤハッチを開けた時のディーラーさんの一言....。「こりゃ、ひどいわ」(爆)はい、私の車は荷物(機材)載せすぎです(苦笑)。BD1580・赤道儀・七輪・三脚(2本)・テーブル・イス。ディーラーさんの追加の一言。「ten.さん、夜逃げして生活できますねー(大笑)」....はい、できます。(滝汗)

20100921
天体写真を長くやっていると麻痺してしまう事があります。それは普通の人には理解しがたいマニアックな話をしてしまう事。天体写真はスナップなど一般の写真だと考えられない事をやっています。一般的に1/500秒や1/125秒のシャッタースピードで撮影できる一コマは、天体写真だと数秒〜十数分の露出時間を要します。それだけではなく、無限遠の点像を得るため光学系のピント位置のがシビアです。また、絞り込んで被写界深度を稼ぐスナップとはまた違い、長時間の露出中にフィルムが浮き上がるなどといった厳しさもあります(デジタル撮像には関係ありませんが。笑)。いろいろと難しく考えると天体写真は敷居が高いと思われがちですが、簡単に考えると三脚とレリーズとカメラがあると天体写真は撮影できます。昨日見に行った写真展のモノクロ作品作者(プロ)との会話では天体写真の話よりも撮影光学系の話が多く出ました。フローライトレンズ・FPL53スーパーEDレンズ・テレセントリック光学系などなど、マニアックな単語がぽんぽんと出てきたのですが、その話についていく「天体写真ファン(てきとーな)」は彼にはどのように見えたのでしょうか?やはり普通のスナップ撮影の話に終始すべきだったか?と(ちょっとだけ)反省中であります。(苦笑)

20100920
今日は諫早と長崎で開催されている2つの写真展を見に行きました。諫早の写真展では銀塩モノクロ作品の作者と話す事が出来まして「銀塩(ゼラチンシルバー)談義」に花を咲かせました。そして、長崎の写真展も「銀塩モノクロ作品+印画焼き付け」の作品群です。世の中はこれだけデジタル化が進んでいますが、まだまだフィルム愛好者が多いようです。そしてそんな中、私ten.もフィルム愛好者でありまして、まだまだ頑張ってフィルムを使い続けようと思いました。ただ、フィルムを使わなければならないと固執するのではなく、好きなものはフィルムであって、デジタルの便利さも必要な世の中になっている事を否定はしません。さて、次の撮影はいつになるのかなぁ〜。(汗

20100919
26時過ぎにアップした昨日の日々雑感。寝る前に一息いれようと玄関から外に出てみました。時刻は27時、もうオリオン座が南東の空に高く上っており、こいぬ座のプロキオンも大犬座のシリウスも見えています。「はっ!?この空は....」去年は撮影出来なかった「大村湾に昇る冬の星座たち」の時間帯であります。今夜の月齢は撮影に丁度良いので、本番の撮影は丁度ひと月後が希望です。あ、そういえば、今月の撮影はまだだ....。チャンスを逃さないようにしなきゃですわ。

20100918
夕方から親戚の家に行っていたので更新の時刻が遅くなってしまいました(笑)。玄関先で七輪を取り出し、肉を焼いて食べました。夜空は薄雲がありましたが、月と木星が綺麗だったのでフィールドスコープと組立天体望遠鏡を取り出してプチ観望を行いました。ちょっとした時間でしたが何だか少し癒されました。先日作った「照準」ですが、フィールドスコープに取り付けたまま保管していたら先の方が折れ曲がってしまっており、耐久性に問題がある事が判明。やはり材料の選定がまずかったようです(苦笑)。あー、最初から作り直し(設計から)しなきゃですぅ....。(汗)

20100917
んあぁ〜....。思いっきり星を見たい衝動に駆られています。撮影をするのではなく「見たい」。たった7倍の双眼鏡と星図だけで星雲星団を探していたあの頃。77mm対空双眼鏡で系外銀河を探していたあの頃。15cm反射望遠鏡で球状星団の星粒を見ていたあの頃。凍える手を七輪の上にかざして暖を取っていたあの頃。夜空全体を眺めて楽しむのも大好きです。星図を使って見たい星雲星団を探す時間が好きです。星と星を繋いでアタリを付けた所へレンズを向ける。見えるか見えない天体をじっくりと探す。もう一度、星図で見ている視野を確認し、目を接眼レンズに付ける。探す。眼を慣らす。探す。こんな事をやっているとあっという間に時間が過ぎていく。何も考えずに一心不乱に探す。頭の中は空っぽになっているので、あっという間に時間が過ぎていく。毎日の仕事の事も、普段の生活の事も、嬉しい事も嫌な事も、全て何も考えずに星空と向き合う。そんな贅沢な時間が今欲しいです。

20100916
仕事が終わる時間が遅くて帰宅する頃は真っ暗でした。丁度、空には半月と木星が出ていたので「照準@試作品」をフィールドスコープに取り付けて使ってみました。フードの長さに合わせて作ったので寸法はピッタリ。大まかに方向を合わせて照準として役に立つかを検証してみました。結果、少々の改良は必要ですが30倍で使用する分は充分に実用域に達しておりまして、追加加工(少々の改良)を施して更に検証する事に致します。また、「10分で完成!組立天体望遠鏡」への取り付け・検証も合わせてやっていこうと思っています。

20100915
「照準」の試作品が出来上がりまして、「実用になるかどうかはまず使ってみて、さらに他の人にモニターをしていただいて....」等々、昨日記載しましたがー、ten.的には実用範囲にあるんですけど、「果たして、他の人はどう思うのだろう?もうちょっと別な方法があるんぢゃ?」という出来上がりであります。で、その別な方法を使えば良いのでしょうけど、何よりあっという間に出来るので工作するの楽しみも無いし、汎用性が無くなるのです。つまり、今回の簡単な模型は「定規とカッターとハサミを上手に使って苦労して作り上げて欲しい」んです。先ほど、汎用性といいましたが、元々はフィールドスコープ用として作りました。もう一つは「10分で完成!組立天体望遠鏡」シリーズに取り付けられるようにと思って作ったのです。この試作品が実用になるかを検証するため、このままで暫く使ってみたいと思います。

20100914
まずは「備忘録」。フィールドスコープのフードの長さ、フードのR、鏡筒直径、取り付けベルトの幅、全体の高さ。これらの項目は昨日より企画中の「照準」の要素であります。今は頭の中でデザインしたり組み立てしたりしています。明日あたりは少しだけ形になって簡単な模型が出来上がる予定であります。作ろうとしている「照準」は非常に簡単なものでありますが、これが実用になるかどうかはまず使ってみて、さらに他の人にモニターをしていただいて、必要があれば改良を施してスタパーなどでお披露目しようと考えています。けど....見た目は....どうなるんだろう?(笑)

20100913
小口径であっても大口径であっても手動導入する望遠鏡のキモになるのはファインダーです。この日々雑感ではもう何度も出てきている話題でもあります。中でも等倍ファインダーの有用性は使ってみなければ分からないほど快適で、慣れれば150倍の視野に導入できる精度を有しています。ten.が好きな小口径低倍率の望遠鏡では等倍ファインダーの代わりに「パイプ」を使ったり、視野へ向く直線部分を使って天体を導入する事も多いです。で、比較的簡単に作る事ができる物として「照準」があります。これをどうやって鏡筒に取り付けるかはその人それぞれの美的感覚に一任しますが、とりあえず、フィールドスコープ用に「ten.的、安価で簡単に作れる照準」というのを企画してみようかなぁ。

20100912
日々雑感20100817ではタカハシ「ロクマルQ(FS60Q)」、日々雑感20100818ではBORG「71FL」でした。そう言えば、ここに書くのを忘れていましたがビクセンさんからも魅力的な鏡筒が発売されていますね。ビクセンさんは「ED70SS」です。口径70mmで焦点距離は400mm(口径比5.7)となっています。この鏡筒には専用レデューサーx0.7(別売)を使用すると焦点距離280mm(F4.0)と一気に明るくなります。で、時代はデジタル一眼レフを使用する人が多い訳ですから、例えばAPS−Cサイズだと420mm(35mm判相当)となり、星雲星団の広視野クローズアップに好都合な鏡筒になる訳です。いやぁ〜、ビクセンさんったら、これ(ED70SS)ってなかなか面白い焦点距離を狙っていますよ。更に魅力的なのはこの鏡筒の接眼部って、ビクセンさんお得意の60mmP1.0mmの太いパイプを使っているのです。詳細を知らないので、専用レデューサを使ってどのくらいのイメージサークルがあるか分かりませんが、お手軽直焦点撮影用もしくは直焦点撮影入門鏡筒としての位置付けとして大変に魅力ある鏡筒だと感じています。ただ、注意しなければならないのは国内100台限定生産という事なので、直焦点撮影を将来考慮している人は、付加光学系であるレデューサーを(使わなくても)同時購入しておくべきだと個人的に感じています

20100910
明日は県民の森天文台の担当さんになっています。でも、某小学校の観望会も入っています。残念ながら某小学校の観望会には参加出来ません。県民の森天文台のほうも翌日が試験になっているので終わったら即帰宅の予定....せっかく新月期なのに、予定が一杯だと精神的にもなんだかいっぱい一杯で落ち着かないんですよね。というわけで明日の日々雑感はお休みしまーす。(汗)

20100909
朝も7時40分には職場入りし、仕事を終えたのは21時。何だかカナーリお疲れモード。仕事を終えて職場のドアを出た時に見えたのは強烈な明るさを誇る「木星」でした。あー、望遠鏡を向けて見たいなぁ。今日は何故か85mm屈折とフィールドスコープを車載していましたが、お疲れモードの体は「チョイ見」すら拒絶し帰宅を選択。今現在、お休みモードであります。Zzz....。

20100908
ビクセンさんが大型赤道儀「AXD」の発売を予定しているようです。AXDはアトラクス赤道儀の三代目となる赤道儀で、赤緯軸上端を短くし、駆動部分を赤緯軸下部に集約する事でモーメント荷重を減らし、結果、少ないバランスウェイトで赤経バランスが取れるようになっています。この方式はここ20年ほどの主流ですが、バランスウェイトが少ないと運搬も楽になりますし、なにより赤道儀本体の負担が減ります。また、目盛環をキチンと装備している事も見逃せません。小型・中型赤道儀の目盛環が廃される事が多い中、自動導入機であっても目盛環を装備するというビクセンさんの真面目な姿勢を評価したいです。おーい、タ●●シさん!これからどうするぅー?

20100907
週末に向け、自分の行動が慌ただしくなっています。仕事関係の試験は日曜日、そして土曜日の夜は県民の森天文台の担当さん、今月の仕事は朝早くから夜遅くまで....。で、新月期に入っている訳ですがー、何もできない予定であります。(苦笑)

20100906
台風9号が九州北部に近づいていますね。この時期の台風は「動きが遅い」「迷走する」というのが特徴です。太平洋高気圧がハッキリしているので迷走することは無いと思いますが、動きが遅いのは雨や風の時間が長くなるので困ったものです。一方、カレンダーはもう既に9月ですから、夏の天の川も終わりの時期に近づいています。はくちょう座からカシオペヤ座付近のあまのがわには散開星団がたくさんあって賑やかです。ただ、ten.には、この時期(いや、なるべく早い時期)に見ておきたい大好きな天体があります。惑星状星雲のNGC7293であります。ここ日々雑感では過去に何度か出てきているお気に入りの天体です。ただ、このNGC7293は夜空のヌケが悪かったり明るかったりすると双眼鏡で見るのはかなり困難な天体です。そろそろ西空に低くなるので今のうちに見ておかなきゃなぁ。

20100905
気付けば9月もあっという間に初旬も半ば。一週間後にはまたも職場の試験が待っています。ちょいちょい出てくる職場関係の試験ですがー、参考書(テキスト・問題集)を開いてその範囲が広い事広い事。今回ばかりは諦めモードに突入しています。いっそのこと、天文関係の試験があれば一生懸命に勉強するかもしれないのにー....と思っていたら、あるんですね、天文関係の検定試験。で、よくよく考えてみると、ten.の場合、宇宙論や星座や神話などの話がからっきしダメなんですよね。で、更に考えてみて得意分野は?というと....機材ネタかお笑いネタか....。(爆)

20100904
昨日、撮影したフィルムの現像が仕上がりまして、一部の画像をTOPと掲示板に貼りました。順次、機会があれば時期を見て貼り出そうかと思っています。今回の撮影はめぼしい星座が写野に入ってこないのは分かっていました。画角の確認と夜のロケハンとしてのDATAには充分に機能しましたので成果はあった訳です。特に、円形写野カメラを使っていて初めて分かった弱点(←些細な事なので問題ありません)が露呈しました。街灯などの強すぎる光源が写野の丁度中心にあった場合に、内部反射でフィルムに感光する場面に出くわしたのです。これは滅多にある事ではないのですが、今まで経験した事がない失敗だっただけに貴重なDATAになりました。

20100903
出撃した土曜日から早一週間が経ちました。一連のこのシリーズも本日で終了です。撮影地を移動しながらの5ヶ所目、2本のフィルムを消化して終了しようかと思いきや、キャップを付けたままの撮影をしてしまい、3本目に突入してしまったと言うところまでは昨日の日々雑感に述べました。時折くる雲の襲来をやり過ごしながら(丁度良い休憩です。)撮影をし、お笑いネタが無いようにと気を遣いながら撮影をしていたつもりなのですが、やはりネタその5に気付いてしまいます。「あ、この撮影のコマ、吸引用の圧板を戻し忘れているわ....。(←これをやってしまうとピンぼけになります。)」....でも、先ほど3本目のフィルムを入れたばかりで残りコマ数もたくさんあるからまあいいさ、と気を取り直して撮影を続けます。5コマほど撮影をした所で雲が多くなり、撮影はストップ。残りは市内中心部で消化します。機材を車載して20分ほど走り、街明かりが煌々としている場所での撮影を敢行しました。時刻は27時を過ぎています。この時刻になると街明かりにも負けない「オリオン座」が東の空に現れているからです。お盆前の夏真っ盛りの時期でもオリオンが姿を現せば夜明け前の時間帯であり、気温も涼しいのが普通なのに、9月にオリオン座を汗ばみながら見る経験は初めてです。この場所でも気温は高く(28.5℃)、相変わらず生ぬるい風が吹いています。8月最後のチャンスをモノにした当夜は今年の酷暑を象徴するような夜となり、思い出深い夜になりました。(でも、こんな暑さはいやだぁ〜....汗)

20100902
さらに出撃した土曜日の続きです(まだ続くんかいっ!笑)。海沿いの道路端での撮影(3コマ)を終え、次は同じ地域の山手の方へ上りました。まずは南の方角が良く見える高台での撮影です。ちょっとした住宅地(部落)の道端での撮影は3コマ。これで合計6コマとなりました。ここの景色は青々とした稲の向こうに海と島が見えるので撮影地に選びました。ISO400カラーポジでの撮影は中盤になりましたので、カメラのキャップ閉めて後半の6コマを使うため、さらに次の撮影地へ向かいます。これまでのところISO400ポジでのお笑いネタはありません。「よしよし、いいぞー。このままあと6コマ乗り切れば今夜の撮影は終了だぁ〜!」そう思いながら次の撮影地でカメラと三脚をセットします。ここは山の中の棚田。月明かりが段々に重なる田圃を照らしています。でも、この場所、道路端でありまして写野にも道路が入ります。「ま、車が通ったらそのテールライトもアクセントになるよね。」と自分に言い聞かせて撮影を開始。写野を上下に振ったり移動したりしながら残り6コマの撮影が終了です。「よし、今夜の撮影は終了だぁ〜!」と、フィルムを巻き込んで撤収モードに入った途端にネタその4に気付きます。「れ、レンズにキャップが付いている。じゃあ、ここでの6コマはダークフレームだったのかーっ!」....どうする?撮り直す?....幸い(不幸かも?)予備でISO800カラーネガのフィルムが一本残っています。今後、同じ月齢で青々とした稲と棚田を撮影するなら"また来年"になりそうだと思えば、気を取り直してもう一本撮影する気になりました。ダークバックを使って120フィルムの裏紙を外すのは今夜三度目。ダークバックの中の手汗がジットリしています。そういえば、ここでも気温は相変わらず高く(29.5℃)、相変わらず生ぬるい風が吹いています。まだまだ出撃した土曜日の話は続きます。(まだ続くんかいっ!大笑)

20100901
昨日は月末という事もあって帰宅も遅かったしクタクタになっていたので寝落ちしてしまいました(苦笑)。「まあ、こんなこともあるよね」と思いながらも、次の試験勉強もできずに、気持ち的にはかなり焦っています。で、出撃した土曜日の続きです。明るい星が少ない西空のロケハンを終えて、今度は一気に北上しまして、昼間のロケハンが済んでいる場所へ向かいました。ここも西空の海と島が見える場所でして、当然の事ながら目立つ星座がありません。でも、月齢18.5の明かりがもたらす露出DATAが欲しいので、いつもの400ポジフィルムをカメラに詰めて撮影します。このくらいの月齢だといつも使うレンズで「こんな景色だと●分くらいだなぁ。」との経験則はあるのですが、当夜に使用したレンズはいつもの20mm超広角レンズではなくて、準広角35mmレンズであります。超広角のレンズを使うと景色のワンポイントである「島」が小さくなりすぎるためです。この場所では、2コマ目にネタその3に襲われます。いつものように露出時間確認用の目覚まし時計を左手に持っての撮影中、左から通過する車のハイビームを浴びそうになったのでレンズを覆おうと左手をかざしてしまいました。当然、左手には目覚まし時計があり、緑色のディスプレーライトがモロにレンズの前にきてしまったのです。「あ!やっちまった!」と思った瞬間には(おそらく)感光していたと思われます。ま、一コマだけの事なので、気を取り直してもう一枚撮影して事なきを得ました(汗)。海沿いの道路端での撮影だったので海風は気持ちよかったのですが、気温は相変わらず高く(29.5℃)、相変わらず生ぬるい風が吹いています。次の撮影地は明日に続きます。(2010.09.01 117977)





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