未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20150131
仕事から一旦帰宅するとスッキリとした空に大きくなった月が煌々としています。そういえば最近は星空どころか月も見ていない。空は良く晴れている....。しかし....今夜は職場の飲み会....。(残念)


20150130
冷静に頭の中で3Dにして考えていくと、取り付けに不具合が「ありそう」で追加加工の必要性を感じたのは単なる思い過ごしだと気づきました。スペースはキツキツですが干渉すると思っていた部品厚を考えると全く問題ありませんでした。ホッと胸をなでおろすと共に自分の見切りの甘さに疑問符が付きます。これからも「設計−罫書き−加工−仮組み−追加加工」の基本的な流れを省略する事無くコツコツと工作しようと思っています。あー、ワクワクが止まらないー(笑)


20150129
切断した材料や加工済みの部品を(とりあえず)仮組みして不具合が無いか確認してみました。それぞれの穴やネジ穴の加工については、罫書きをキチンとやった苦労が報われたのか、寸法通りに取り付けることができて安堵しました。ただ、不具合が無かった訳ではなく、最初の設計後に追加した部品類を取り付ける場所を確認しようとすると....部品同士の干渉がある事が分かり、更なる追加加工を強いられそうであります。もちろん初めから上手くなんて思っていないので、不具合を見つけながらの作業も楽しいものです。(つ、強がりかも?笑)


20150128
そういえば、昨日の日々雑感に「1月27日は月面X(エックス)」が現れるというのを記載し忘れていました。こちら長崎では曇りで時折、おぼろげに半月っぽい形が分かるか、雲が薄いところに月が来たとしても模様がぼんやりと分かる程度で恐らくX(エックス)は見えなかったであろうと思われます。次の月面Xは7月23日の23時頃だそうで、月齢的に西空に低いかなぁ。ちょっと苦労しそうですね。でも、レッツチャレンジですよー♪


20150127
金ノコを先日の作業で折ってしまっていたのでホームセンターで購入してきました。同時に全方向へ切ることができる糸ノコも購入してみました。また、ネジ類や取っ手など、今後必要だと思われる物も同時に購入、お財布が一気に薄くなってしまいました(笑)。金ノコをせっかく購入したし時間が少しあったので工作作業を進めました。いやぁー、ステンレス用の金ノコはちょっと高かったけど、切断する材料がアルミニウムなのでビックリするほど良く切れました。また同時に購入した糸ノコも(コツが分かるまで時間が掛かりましたが....)購入して良かったと思う商品でした。今日の作業で見た目にも一気に進んだ感があり、なんとなく形になってきました。とりあえず、少しずつ工作作業が進捗しているのが嬉しいです。


20150126
ここ数ヶ月の間、天文雑誌を購入していません。なので最近発売した機材の話題もレビューも撮影のDATAも雰囲気も分かりませんで、なんだか置いていかれているような気分になっています。でも、これはten.自身の錯覚で、別に置いていかれている訳でもなく遅れている事も無いと考えます。新しい情報をシャットアウトしている訳でもありません。興味ある機材のレビューも必要なく欲しい機材があるわけでもないので雑誌が必要ないだけだと思われます。機材関係で興味があるとすれば「FSQ−130ED」のインプレッションやPM-SP赤道儀のレビューなのですが....どうせ買えないので....(興味だけ)笑。


20150125
最近はラフスケッチ用の方眼紙ノートを仕事中以外は常に手元に置いています。ここんとこ最近は「ギリギリまで手抜きした三脚作り」のラフが増えまして....今は(まだ、頭の中で想像するだけですが)ヤワな材料をどう料理しようかとワクワクしています。一方、金ノコを折ってしまって作業が進まないのもそのままでして、未だに新しい金ノコの刃をゲットしていません。で、現在の進捗状況は全体の20%って雰囲気ですかねぇ。まだまだ調達していない材料もありますし、各部の設計などが行ったり来たり迷走していますから。(汗)


20150124
昨日の拙HP掲示板に記載しましたが、今年の新年耐寒なべ会の開催日が決定しました。2015年2月14日(土)の夜、場所は「くまんたけ」であります。今年は会費制となりまして、¥1000円です。ご参加予定の皆様におかれましては万難を排してご参加いただきますよう宜しくお願い致します。


20150123
さて、職場で横の机に座っている社員Hさんに「三脚を作ろうと画策してるんだけど、これって、変?」なんて言うと「ten.さん、三脚って作る物なんですか?普通は作れないからお金を出して買うものだと思っていますけど、作れるんですねぇ....。」....んー、見た目とか気にしなくて華奢でヤワな物で良ければ作れると思っています(笑)。三脚の工作で肝になるのは脚を取り付ける台座(三又)の部分です。なかなかここが上手く作れません。また、華奢でヤワなものであれば、三脚の開き止めは転倒を防ぐためには工作必須であります。こういう部分を如何に安価に作れるか?というのが自作の楽しみなのですけど....(購入したほうが早い?安い?苦笑)


20150122
さて、三脚を作ろうと思っているんですけど、どのくらいの振動までなら許せて、どのくらいまで軽量化できるか?がチャレンジ項目です。ただし、これから直ぐに作るのではなく、なんだかんだの工作を終了させてから始動しなければなりません。三脚として機能するギリギリの強度と相反する軽量化をやるにあたり、基本的な構造と工作の安易さと材料入手のし易さと諸費用(価格)を兼ね備えた物にしたいです。ちなみに主に材料となるのは不等長アルミLアングル(H10mm×W20mm×T1.5mm)の極めてヤワヤワな物を予定しています。なんかね、思いつくとペンを持った手が動いてしまってラフを描いてしまいましたさ。(微笑)


20150121
先日の工作で金ノコを折ってしまい、工作が止まってしまいました。なので、次は工作した部品がキチンと取り付けられるのか?を確認しようと思っています。もちろん現在工作済みの部品のみになりますが、取り付けた状態によってはヤスリで穴の修正をするか、リーマーで穴を広げる修正をするかのちょっとした作業も必要だと考えられます。あと、全体的にヤスリで形を修正したり、面取りする部分も多く残されているので....ヤスリ掛けという「修行」を伴います....。頑張れ、俺。(笑)


20150120
ラブジョイ彗星が肉眼的彗星となっていますが、ten.は実際に肉眼で見ていません。空が暗いところへ行って見られれば良いのですけど、それもかなわず仕舞いです。「撮影は?」と言われれば手元に赤道儀が無い状態(実家に保管)ため、固定撮影である星景撮影は出来ますが、彗星の尾が分かるようなガイド撮影が出来ません。その分、各地で色々な人達が撮影した画像で楽しんでいます。せめて双眼鏡を使ってでも良いからコマ(核)から伸びる尾を確認したいなぁ。で、実際に眼視観望で尾が見える口径ってどのくらいなんでしょ?口径80mm程度なのか、それとも口径100mm程度なのか....どちらにしてもこれからのラブジョイ彗星は少しずつ暗くなっていくものと思いますので、尾を見るのなら早めが良いと思われます。


20150119
ホームセンターで幅40mmのアルミ棒を予定通り入手しました。さっそく罫書きを行い、一気に穴空けとネジ切り加工まで済ませました。切断については、切断箇所の印として少しだけ(5mm程度)金ノコ引きをしたところで金ノコが折れてしまい、その日の作業は終了しました。また、悩んでいた軽量化用の穴は、後でも空けられるため今のところは空けませんでした。その他の作業としては「発掘した不安材料」への罫書きも済ませていたため、こちらも穴空けしてバリ取り(面取り)し、不要箇所の切断までやっておきました。今回の工作は、チョコチョコと時間を見つけては作業をしようと思っているだけでなく、実際に工作作業が進んでいるのが不思議です。まぁ、勢いがあるうちにやれる分はやっておこうと思っているから進んでいるのかもしれません。


20150118
ラブジョイ彗星とスバル(M45)が再接近した昨夜、ten.は夕方まで仕事で20時には別件の所用を控えていました。仕事が終了したのは18時で、その直前に日没していました。薄明が終了するのは19時前なので、19時から19時30分の間だけ撮影をするつもりで撮影地へ車を走らせました。残念ながら赤道儀を車載していなかったので、「ラブジョイ彗星とスバルの接近」というガイド撮影は諦めて、固定撮影での星景写真へチャレンジしました。カメラレンズはf6.3という暗いレンズなのでラブジョイ彗星のスタートレイルが写るかは疑問でしたが、フィルムをISO800ネガフィルムを使用して撮影に臨みました。結果はどうなるかは分かりませんが、カメラの中にはまだ6コマほど残っているので現像するのもまだ先の話になります。今回はいつもの景色とオリオン座〜おうし座〜スバルまでのフレーミングをしましたので、ラブジョイ彗星が写っていれば緑色のスタートレイルとして....写るかなぁ....。撮影したのは20分露光と15分露光の2コマです。さて、また次の撮影をしなきゃね。


20150117
短焦点の望遠鏡の弱点といえば高倍率にするのに接眼レンズの選択肢が少なくなることです。例えば600mm前後の焦点距離を持つ望遠鏡で200倍を出そうとすると接眼レンズは焦点距離3mm程度の物になってしまい、市販の接眼レンズであれば選択肢がかなり限られます。2倍バローレンズを使用したとして接眼レンズの焦点距離は6mm程度になりますが、このあたりの接眼レンズで見易いものには大抵スマイスレンズを使用しており、バローレンズとの相性に疑問符を付けざるを得ません。となると、高倍率ってどのくらいなら満足するのでしょう?ten.的には100倍を超えれば充分に高倍率との認識があります。木星の縞は気をつければフェストーンが見えそうだし、土星の輪も綺麗に見える倍率です。また、二重星も限界二重星でなければ充分に分離するでしょうし....。ただ、一発で対象を導入するのには使いやすいファインダーシステムがあるか、倍率をある程度に抑えるかしないと扱いにもどかしさが出てきます。となると60〜80倍程度が使いやすいのかなぁ。まぁ、木星の縞も土星の輪もちゃんと見えるからこれで良いとして....となると接眼レンズの焦点距離は10mm〜7.5mmとなり....接眼レンズの選択肢が増えます。これだと....所持している物(LE−7.5)で使えそうですが....。


20150116
ホームセンターで次に必要な材料を入手するのが課題です。既に時津のナ●コに在庫があるのを確認しています。5mm厚×幅40mmのアルミ棒(長さ300mm)で、価格は400円ほどです。次に訪問したときにサクッとGETして罫書きしようと思っています。このアルミ棒を加工(穴空け+タップ)して切断した後の課題は軽量化です。軽量化(穴空け)せずにそのまま使うのか、軽量化が必須なのかはまだ決定していません。2〜3ヶ所に穴を空けるだけでどのくらいの軽量化になるのか疑問ですけど....で?空けるのかそのままなのか....どないせぇーっちゅねん。(笑)


20150115
この1月は、晴れたらラブジョイ彗星を双眼鏡でチョイ見するのが楽しみで、曇ったり雨だったりすると方眼紙にラフを描いたり製図をしたりして時間を過ごしています。方眼紙へラフを描くときも図面を書くときも重宝しているのは「フリクションスリム0.38mm」を使っていることは20141207日々雑感に記載しました。図面を書いていて不具合が出たり、新たな部品を書き加えたりするときに凄く便利ですし、カラーも豊富なので注意ポイントを朱書きしたり別な色で中心線や寸法補助線を描いたりと思った以上に活躍しています。まあ、それはどうでも良い事なのですが、肝心なのは、図面を作った後に「きちんと工作する」事であり、更に作った物は活用する事が一番重要です。んでもって、何を作っているか?はまだ内緒にしておきますが、夏のスタパーまでに仕上げられれば良いなあと思っています。ちなみに、そんなに大きいものではありません。んー、20cmくらいの立方体のイメージであります。


20150114
発掘した不安材料の材料に加工する部分の罫書きを済ませました。ピンバイスでポンチ打ちを行い、サインペンでちょいちょいと数字を落書きして....後は加工を待つのみです。ともあれ、罫書きとポンチ打ちを済ませておくと、急に加工する時間が出来た時に直ぐに作業へ取り掛かることが出来ます。また、実際に材料に罫書く事で取り付け部品との干渉(不具合)を見つけることも出来ます。今日、罫書いた事で....ファインダーの取り付けが難しいことが判りました....。さぁーて....どうやって回避しようかなぁ....(冷汗)


20150113
発掘した材料が不安材料....と記載したのは4日前のことです。今日はその材料を精確に採寸して図面の通りに罫書きをしました。材料の外寸を測り、中心点を求めてピンバイスでポンチ(揉み付け)した後にディバイダ(コンパスみたいだけど円を書くのではなく寸法を移すためのもの)の針で円を描きました。これから罫書きで目指すのは正八角形を描く事と、穴を空ける場所を精確に印す事です。切断するのは部品を取り付けが確認できてからで良いでしょうね。今回の工作はモチベーションが上がっているのか、他の工作物(部品)よりも良い感じで行程が進んでいます。現在の行程は....全体の15%くらいでしょうかね?(微笑)


20150112
アルミ板にはネームペンでメモ書きします。切断部の内線だったり穴を空ける直径だったり、ヤスる部分には大雑把に斜線で塗っておきます。加工する時の目印だったり備忘録になりますので、材料には加工ミスを防ぐためにネームペンで積極的に落書き(殴り書き)します。「そんな事すると出来上がりが汚くなるのでは?」と思っているあなた、大丈夫ですよ。まず大抵の場合はアルコール(愛用の....燃料用アルコール....笑)で拭けば消えます。また、アルミ材を仕上げる前にはアルミ材表面の小傷を取るために#500〜800程度の紙ヤスリで表面を水磨ぎするとペンで書いた部分は削れて消えます。また、アルミへ塗装する際は磨きを掛けるのではなく、#500程度の紙ヤスリで表面を荒らしておくと塗装の食いつきが良くなります。磨き面への塗装は乾くと塗膜が剥げることが多いので、やはり#500程度の紙ヤスリで塗面を予めプライマーを吹いておくと良いようですが....面倒なのとプライマーを購入する資金不足で今回は省略する予定です。


20150111
口径6cmの望遠鏡で何が出来るか?と言うと、肉眼の73倍の集光力とそこそこの倍率です。その「そこそこの倍率」というのが今夜の日々雑感での着目点です。今、話題になっている「ラブジョイ彗星(C/2014Q2)を見るにあたり、肉眼では見づらいけど7倍35mm双眼鏡で楽に見える彗星です。こういった時に使う望遠鏡といえばRFT(リチェスト・フィールド・テレスコープ/広視界望遠鏡)ですね。よく、80mm程度の短焦点屈折望遠鏡はベテランの天文愛好者がお勧めしていますが、60mm程度の望遠鏡の実力も侮れないのをよく知っています。口径60mmクラスの短焦点屈折ですと、口径比5だと焦点距離は300mm、口径比7で420mmとなります。一般的に低倍率用の接眼レンズ(焦点距離25mm〜20mm)だと口径比5で12倍〜15倍(ひとみ径5〜4mm)、口径比7で16.8倍〜21倍(ひとみ径3.57〜2.85mm)となり、双眼鏡より少し倍率の高いRFTとして充分に機能しますし、倍率の変更が出来ることで夜空の明るさに合わせたひとみ径を選択することも可能になります。最高倍率は低めですが、口径60mm短焦点屈折はカメラ三脚へ搭載も可能なのでRFTとして使うのにお手軽で魅力的であります。


20150110
昨日はちょっと(3時間ほど)時間が見つかったので妄想部品の工作に着手できました。罫書きが済んでいたアルミLアングルへ「穴空け・面取り・タップ(ネジ切り)・切断・ヤスリ掛け」などの工程を経て、なんと「9点の部品」を作りました。しかも、道具入れを捜索すると「おそらくあったであろう材料」も無事に見つかりまして、これからの加工も比較的に順調に進みそうです。次は見つかった材料へ罫書きをする事が重要なのですが、材料の外寸が精確でないので寸法の基準をどこにするのか、そして材料の角は直角なのか?更に....ディバイダがヤワになってしまっているので精確に罫書く事ができるのか?が今後の課題です。....見つかった「材料が不安材料」ってのも変な話ですね。(汗)


20150109
高橋製作所から「四頭ターレットレボルバー31.7D」が発売と言うことです。価格は5万円、使用可能な接眼レンズは基本的にLE−50(2インチ)以外の「LEシリーズ」と「ABBEシリーズ」です。また、スリーブ長が31mmより長いものはプリズムに当たるので使用不可、さらに重たい接眼レンズの場合、回転ターレットが自重で回転するかもしれないので注意が必要だとの事です。ドロチューブへの取り付けは50.8mm(2インチサイズ)となります。食指が動くかは別問題として....接眼レンズのとっかえひっかえって結構面倒なんですよねぇ。やはりこれイイナァ....(涙)


20150108
某雑誌へ応募していた写真ですが、今月号の掲載が無かったので落選が決定した模様です。その画像はご臨終したPCの中に入っているので取り出すことができませんし、スキャンするためのポジフィルムは原版を応募しているので再スキャンも叶わずであります。あの画像はten.の心の中にそっと仕舞っておきたい....ところでありますが、やはりいつか一度はTOPのページにアップしたいと思って....あ、....母艦PCも死んだままでアップも出来ませんでした....(踏んだり蹴ったり)


20150107
毎日ラブジョイ彗星の動向を見ています。といっても晴れ間に見えるか見えないか程度のものですけど、過去に見た事がある彗星を思い返すと「見えた・見えなかった」だけでも重要です。せっかく接近して見えている彗星なのに月明かりや観測時間帯、天候、自分の用事などで、そう何度も見られるものではないと思っています。かの大彗星(ten.的に....)百武第二彗星C/1996B2でも数度(双眼鏡で3度、肉眼で2度)、一昨年のアイソン彗星にいたっては見たのはたったの一回だけです。彗星は「何時バーストするか分からないし、劇的に変化する」ので「見られる時に見る」事が大切です。彗星が見られるという時期にはウズウズしている人が多くなります。だって、もし「劇的に変化した」時にその場にいたら....幸せになれるんですよぉ....(喜)....という事で、22時30分。雲一面だった空は打って変わって快晴になっていました。もちろん7×35双眼鏡で見ましたよ。ラブジョイ彗星はエリダヌス座の川を渡りきったようで、昨夜よりさらに北上していました。光度は(おそらくですけど)4等級半ばか?と思うほどハッキリくっきり見えました。ラブジョイ彗星は市街地の光害がある場所でも楽しめる彗星です。ほんとこりゃ面白い。(喜)


20150106
朝、起きたら雨が降っていました。「んー、天気予報通りかぁ。今夜はラブジョイ彗星は諦めモードかなぁ。」と思っていました。ところが午後から少しずつ晴間が増えてきて、仕事が終わった20時には雲は無くなっていました。職場の駐車場で空を見上げると東には既に満月が煌々と輝いていました。せっかく晴れているので7×35双眼鏡を取り出して....ラブジョイ彗星にチャレンジです。ラブジョイ彗星は....エリダヌス座の川の畔で....予想通りあっさりと見つかりました。こんなにあっさり見つかるのならと「クローズアップレンズを流用した塩ビパイプ望遠鏡(正立15倍)」をカメラ三脚に取り付けてプチ観望です。ひとみ径が小さくなってバックが黒く締まり、光芒も広がって見やすくなりました。現在、ラブジョイ彗星の動きは速くて一日でドンドン北上しているのが分かります。これから月の出が少し遅くなるので見やすい時間帯が増えていくのだろうと思いますが、高度は上がっても光度は少しずつ落ちていくので、これからも晴れ間を見つけたら即チャレンジしようと思います。


20150105
昨夜、ちょっとした時間を見つけてラブジョイ彗星(C/2014 Q2)を見ることができました。満月一日前で月明かりが強い上、PM2.5もあり、自宅前の光害が多い場所という条件的には厳しいにもかかわらず、オリオン座下部−ウサギ座の西側でアッサリと見えました。機材はいつもの「7×35双眼鏡」です。始めは場所が分からずに彗星の場所を通り過ぎてしまったのですが、ちゃんと星図で確認して一度見つければあとは簡単です。月明かりと繁華街と駅前とパチンコ屋の強烈な明かりがあっても見えてしまったラブジョイ彗星ですが、次は暗い場所で20倍程度の倍率で見てみたいと思っています。願わくば撮影もしておきたいのですが....こちらは無理っぽい?(泣)


20150104
スペースがキツキツな小さな部品が多い工作は、部品と部品の干渉に注意をせねばなりません。実際に実寸で作図すると部品と部品の干渉はないけども、取り付けるネジの頭が邪魔になったりワッシャの厚みを考えていなかったりする場合があります。組立ての時に気が付いたらその部分を削ったり穴を空けたりして時間を取られる場合があるので、作図の際にネジの頭の直径や高さを事前に測っておく必要もあります。普段からホームセンターでよく使うネジを予備として購入しておくとこういった時に実寸で測ることが出来るので役に立ちます。また「ここにこういった形・大きさの何かを取り付けたい」といったアイディアが出た際に「あそこのホームセンターにはあの部品があったなぁ....」と頭の中の在庫品を検索(変な表現でスミマセン)出来るのもホームセンター通いの成せる事であります。(....んで?何を作ってんだ?って....笑)


20150103
12月ころからちょこちょこと妄想している事が年末になって一気に加速、某オークションで安価な部品を入手して方眼紙ノートに作図を始めました。12月29日にはアルミLアングル部品を購入してちょっとだけ罫書きをしました。方眼紙ノートに作図をすると色々な事が分かってきます。まず、それぞれの部品が小さいこととその小さな部品の入手が困難なことも。しかし、その部品も時間をかけてコツコツと加工すれば形になること。さらにそれぞれの部品取り付けのスペースがタイトで他の部品を取り付けるのも難しく、取り付ける部品を厳選しなければならないことなど。これらの問題点を少しずつクリアして工作し、思った物が初めて形になると楽しいです。将来出来上がったとして、傍から見れば「大したことがない物」を作っていると思われても仕方ありません。でも、どちらかというと「クスッ....」と笑えるモノになるといいなぁ。


20150102
今年も正月帰省の友人と集まる機会を得て、帰省した彼のための飲み会が開催されます。年に一度の事とは言え、この飲み会の予定だけは外しません。今年も色々な話題が飛び出してくると思います。では、ちょいと飲んできますね。(....飲み過ぎになりませんように....。笑)


20150101
新年明けましておめでとうございます。全国的に天候が大荒れとなっていますね。ここ長崎でも降雪(積雪ではない)し、強風にさらされています。気温も低くて外出したくありません(笑)。昨年は撮影も観望もローペースで、外でお湯を沸かして珈琲していただけかもしれません。とはいえ、また新たな一年が始まりました。本年も拙HP「喫茶『ten.』」を宜しくお願い致します。


20141231
いよいよ大晦日です。今年のten.は27日が御用納めで、今年もカレンダーの繋がりが良く、来年はカレンダー通り1月5日よりお仕事となっておりまして、昨年に引き続き今年もゆっくりと冬休みがあります。今日はこれから色々と予定が入っていますので今のうちに....「恒例の今年を振り返る日々雑感」のコーナーを記載しています(笑)。まずは1月。約一年前にブローニーフィルムを使う自作アストロカメラ「ten.Shot67」完成しましたが、その後は撮影できず未だに試写をやっている始末。自作アルコールストーブで湯沸しして珈琲を淹れ、ゆっくりする時間帯に一枚だけの撮影をやるくらい。これらのアルコールストーブは今年一年中、よく活躍してくれました。そして2月、恒例の新年耐寒なべ会が開催されましたが、今年のなべ会は中旬に開催されまして、しかも晴れました....(笑)。毎年美味しい食べ物で埋め尽くされてホントにお腹一杯幸せです。3月の話題は「sora-girl(宙ガール)観望会の取材」とフィールドスコープの架台変更でした。TG経緯台はこれまでFC−L伸縮三脚に搭載する事が多かったのですが、FC−S伸縮脚へ変更することで軽量化と90S赤道儀との使い分けができるようにしました。また、3月末から4月初旬にかけては(今年唯一と言っていいほど)ten.Shotと円形写野アストロカメラでの撮影ができました。夕方の薄明が残ってどんどんと適正露出が変わる時間帯に加えて冬の星座たちは西空に低くなっていく....そんなギリギリの線を追いかけた一コマでした。下旬に開催されるスタパー「春の大観望会」の前に発覚した大事件といえば「BD1580の主鏡にカビ!事件」です。久し振りにミラーを洗浄清拭してスタパー「春の大観望会」ではスッキリとした像を結んでいました。5月になるとPM2.5のせいかスッキリとしない天候に悩まされ撮影も観望も出来ない時期が増えました。ten.的にはフィールドスコープとTG経緯台の組み合わせで運搬と収納を考えることにしました。また、「ACクローズアップレンズを流用した塩ビパイプ天体望遠鏡」の活用機会を増やすため、10年ごしの三脚台座製作に成功しました。6月には夏至があり「100万人のキャンドルナイト」というキーワードを機に「タブキャンドルランタン(オイルランタン)」の製作に取り掛かりましたが、これは未だに完成していません(笑)。7月から活躍しだしたのはACクローズアップレンズを流用した塩ビパイプ望遠鏡です。ちょっと長めの焦点距離(No.3)のものへ換装し、光路が伸びた分を45度正立プリズムを入れてフィールドスコープ化しました。絶妙なサイズと倍率のバランスとなり、8月にゆめぎんがで開催された「天文祭」や11月の「星宴」でお笑い望遠鏡として着目されたようであります。そうそう、8月の「スターパーティーin白木峰」は台風の直撃を受け開催中止になったのは大きな話題でした。人命を第一に考えての中止判断とのことであります。結局のところ、天の川も見ていない夏の終わり、9月には「土星食」にチャレンジしました。ten.自身は土星食を生で見たことは無く、昼間の現象で見ることは困難だと思っていましたが、しっかりとチャレンジしまして....見事に玉砕しました。昼間の現象を見る難しさを垣間見ました。10月のメインディッシュは「皆既月食」とスタパー「秋の大観望会」でした。皆既月食は見事に晴れてポッカリと浮かぶ赤銅色の球体と傍にいた天王星を双眼鏡で堪能、片手まで撮影も出来ました。スタパーでは夏のスタパー中止の反動からか、マッタリと過ごす参加者が多かったのも印象的でした。11月になると仕事柄多忙になり....といいながら前出の通り八女市星野村で開催された「星宴−せいえんー」という星空イベントに参加してきました。機材は塩ビパイプ望遠鏡以外をほとんど出さず、うろうろするだけで楽しめました。また、天候にやきもきしましたが久し振りの月面Xも見ました。バタバタしながらちょっとした観望をしたいときに有用なのは小さな望遠鏡なのかもしれないと再認識いたしました。年末に近くなり仕事も繁忙期に入ると星空を眺める余裕もなく、また、ほぼ日本海気候の長崎では晴天率もガックリと下降します。こんなときに上昇するのが....妄想と物欲であります。あれが欲しいかも?ちょっと入手しておくか?の心揺らぐ季節でもあります。ところが今回の12月、困ったことに(ご存知の通り)母艦PCがご臨終なさったのであります。おそらく暫くして復旧すると思われますが、この日々雑感とともに2014年が終わります。今年一年、てきとーな拙HP「喫茶ten.」へのご来店、いつもありがとうございます。みなさま良い年をお迎えください。店主ten. (2014.12.31 162860)


20141230
今日は100円均一「DAISO」へ行き、直径1.5mm長さ29cmステンレス丸棒「ステンレス魚串」と450cc「ステンレスカップ」とボタン型リチウム電池「CR2016」を複数個購入、DAISOのリチウム電池は100円で2個入っているので極めて安価で助かります。ステンレス魚串は3本セットになっていて、適宜の場所で折り曲げてアルコールストーブの五徳になりました。ステンレスカップは自作アルコールストーブのサイトで話題にのぼっていた物で、シングルウォールで湯沸しのコッフェル代わりにもなり、極めて安価な「アルコールストーブ+五徳+コッフェル」セットが出来上がる予定です。


20141229
ちょっとした時間を見つけてホームセンターでアルミアングル部品を購入。部品点数12点(うち4点は予備部品です)。帰宅して忘れないうちにサクっと罫書き、ピンバイスでポンチ作業まで終わらせました。まだ他の部品との寸法合わせが終わっていないので罫書きも完全ではありませんが、主要な場所の罫書きは終了。寸法合わせと作図については母艦PCに図面ファイルが入っているので確認できず、先日から「方眼紙でのラフ+製図」へ移行がいよいよ急務になってきました。


20141228
いよいよ母艦PCがご臨終なさったようで、スイッチを入れてもウンともスンとも言わなくなった。この日々雑感をten.の生存報告としてみていただいている人達が僅かにいらっしゃるようなら大変なご心配をかけているのだと思うとPCの復旧が急務であります。幸い、遠方の友人が「使っていないノートPCがあるから使うなら送るよ」と早急な対応をしてもらったのが凄く嬉しいし有り難い事です。年末始のバタバタで初期設定を行う事もまだ出来ていませんが、とりあえず生存報告。




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