未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20150228
昨日は急に職場の飲み会となり日々雑感をお休みしました。飲み会の時には晴れるというジンクスもありますが、雲が多い天候だったので心置きなく飲み会に参加しました(笑)。帰宅したのは日付が変わる直前だったので二日酔いどころか帰宅時に酔いもなく、気持ちよく就寝できた程度でした。通常、飲み会の時には最後の一軒(昨夜は二軒目)としてちょっとしたBARへ立ち寄ります。そのBARの常連さんで「カノープスを見たい」とおっしゃる方がいます。数日前にカノープスを見たばかりのten.なので、常連さんがBARにいらした場合はカノープスのネタで話が盛り上がる可能性がありました。ten.は何も言わなかったのですが、BARのマスターがポツリと....「ten.さん、●●さんが来るとすれば今夜ですよ。いらっしゃるとすれば多分1時過ぎでしょうね。」今夜は日付が変わる前に帰宅する予定としていたので....「マスター、よろしくお伝えください」と言葉を残して会計を済ませました。もしも、昨夜にその常連さんにお会いしていたら....帰宅は3時すぎになっていたかもしれません。カノープスの話題って何故か話が盛り上がるんですよねぇ....。(汗)


20150226
久し振りに見たカノープスは黄砂の影響で2〜3等星でした。その日の極限光度は4等程度だったでしょうか、まあまあの空でしたが低空になればなるほど星数が少ない「典型的な黄砂の夜」でした。わずか45分程度のカノープスと星空観望でしたが、ten.にとっては新年耐寒なべ会以来の星空で、カノープスに至っては....昨年2014年3月10日以来で、一年近くぶりに見ることができました。ten.的に強烈な印象に残っているカノープスと言えば2013年10月5日のスタパー「秋の大観望会」で見た「赤やら青やらに明滅するカノープス」です。あの明滅の様子は未だに忘れることができません。ご一緒に見た遠方からご参加の方、お元気でしょうか?


20150225
昔むかし、小学生の頃にスバルを見たくて壁をつたって屋根に上ってみた星空。危ないとかやっちゃいけないと云われたらやりたくなる子供の頃。スリルの先に見た星空はずっと忘れられないものになりました。おそらくその夜の二人もそうなるのでしょう。 普段、足を踏み入れない場所へと向かう陰ふたつ。時折立ち止まり、そして歩を進める。転ばないように慎重に慎重に、そして目の前には鉄条網付きの柵。機材を先に越えさせて、続いて慎重に体を越えさせる。社員Iさんもそれに続く。ちょっと音がしました。柵を乗り越えた後はコンクリートの平面がカタパルトのように真南に伸びており、歩いてその最先端へ到着。目の前には地域の象徴となっている特長的な景色とその向こうには2〜3等星ほどまで黄砂で減光されたカノープスが黄色っぽく光っています。たしか....社員Iさんは初めてのカノープスです。ten.はカノープスの南中時刻に合わせて、その前後10分の露光(つまり20分露光)の撮影を致しました。露光の間、社員Iさんが持ってきた6倍30mm双眼鏡でラブジョイ彗星を確認したり、めぼしい散開星団(M41、M50、M44は確認、M79は見えず)の案内をいたしました。月齢6.1の柔らかい月光に照らされて海の表情や地域の景色が良く判ります。露光終了時刻となりカメラを撤収、カタパルトのようなコンクリートの上を戻り、鉄条網を乗り越えて自家用車のある場所へ到着し通常の世界へと戻りました。ten.は思うのですが、きっと社員Iさんは今夜のことを忘れないだろうと確信しています。初めてのカノープス、鉄条網を越えるスリル、そして普段は立ち入らない場所での星空を見たからです。おそらく一番の出来事は....社員Iさんが鉄条網を越えるときに防寒用のオーバーパンツを引っ掛けてしまい....ちょっと音がした事。「ビリッ....」「あー、Iさん、ひょっとして引っ掛けてズボンを破っちゃいました?」あのような場所へ連れて行ってしまったのは私。大変申し訳ないです。


20150224
午後から快晴になり、仕事を終えそうな時間帯も快晴でした。一昨日に記載したとおり仕事が終わったら「カノープス」狙いの撮影をしようと終業に向けイソイソと頑張っていました。そして、暗くなって仕事を終えたten.は遅いお昼ご飯をちょっとだけ食べるためにコンビニでオニギリを購入し、撮影地へ向かいます。防寒着を着込み、三脚とカメラを準備し、たった一枚の撮影に向けてカメラのセッティングを行います。絞りとピントとシャッタースピードを設定値に合わせ、まずは空の状態を確認するために見晴らしの良いところへ行くと、先ほどまでten.がいた自分の車へ近づく一台のスクーターが来ました。カノープス撮影の件は終業前に話していたのに興味を抱いたのか、それともten.が「必ず来いよー(笑)」のオーラを出していたのか、スクーターの主は社員Iさんでした。到着した社員Iさんに向けたten.の一言目は....「Iさん、これから私と悪者になる勇気はありますか?」です。というのも、この地からカノープスを見るためには「行っちゃいけないよー、鉄条網もしているからねー。」という場所だからです(笑)。その場所は、カノープスが楽に見える場所で、尚且つ、地域の人達がみなさん知っている景色があります。その場所とカノープスを重ねて撮影したいのがten.の意向であります。月明かりも絶妙な明るさで、月の方向もバッチリなのは本日だけ。黄砂の影響で減光されたカノープスであっても「月の大きさと方角は本日限り」のギリギリな撮影であります。南中を挟んで撮影するので露光できるのもたった一コマだけ。ワンチャンスをモノに出来るか?の顛末は....(つづく)。笑


20150223
春一番が吹いたかと思うと次なる春の便りは「黄砂」の襲来のようであります。今日は仕事が終わったところで、となりに座っている社員さんから....「ten.さん、花粉か何か飛んでいますかねぇ?眼がおかしいんですけど....。」実はten.自身も午後から涙が流れて止まらず、大気の何かが(花粉?黄砂?PM2.5?)悪さしているだろうと思っていたところに先ほどの言葉です。視程も悪かったし、隣国ではお正月とやらで花火によるPM2.5が過去最悪の数値を叩き出したとのニュースも入ってきたりと、眼に悪い時期がやってまいりましたね。こんな時にはもうひとつの眼(対物レンズ・反射鏡)を出したくなくなると仰る人の気持ちが分かります。仕事が終わって空を見上げてみると南天高くオリオン座が上っていますし、南西には月、西には金星が見えていました。でも、夜空のスッキリ感はなく、微光星は目立たず....撮影する気持ちにはなりませんでした。あー、この季節が始まってしまいましたね....。


20150222
あー、そういえば....アストロカメラ「ten.Shot67」にはカラーネガフィルムが装填しっぱなしなのですがー、晴れないのではなくて撮影する時間がとれません。さらに新月期に入ってチャンスなのに晴れません。今回のフィルムで狙うは「カノープス」の予定です。で、ですね....新月期の僅かな月明かりがある時に撮影したいのです。なぜなら月が大きすぎるとレンズに月の光が当たってゴーストが発生するのを懸念して月が離れたところにある時期に撮影したいのが本音です。ここ数日が好みの月齢なのですが、ここ数日は晴れそうにありませんで....困ったなぁ。そうそう、本日、九州北部地方や四国など多くの場所で「春一番」が観測されたそうです。そろそろ暖かくなるのかなぁ。


20150221
昨夜は仕事から帰宅してPCを立ち上げる間もなく寝落ちしてしまって日々雑感をお休みしてしまいました。ここのネタも枯渇状態なので....「まぁ、いいか....(汗)」いわゆるサボりです(爆)。で、星を見に行っていないten.に、ネタ枯渇状態は相変わらずなので、今夜は「ビクセンAP架台」のネタを展開いたします。先日遠方で「CP+(シーピープラス)」なる光学メーカーの展示が開催されていたのですが、ビクセンさんのAP架台に新たな展開が発表されました。噂されていた経緯台モジュールの発表の他、ポータブル赤道儀にするための「APポータブルホルダー」+「プレートホルダーベース」の発売(3月26日発売)です。「赤径モーターモジュールSBOセット」を使用して極めてコンパクトな状態の星空撮影架台となり、AP架台は赤道儀、経緯台、フォトガイダー、ポータブル赤道儀と多彩に変化する架台となりました。以前も記載しましたが、購入を検討している人が注意する項目があります。ten.が個人的に思っていることなのかもしれませんが、AP架台はヘビーユーザーを対象とした製品ではないということです。AP架台は、搭載重量やフリーストップ式、モジュール交換など、欲しいと思う形式に向けて別な製品を購入しなくても良い発展性があります。ユニット/モジュールを上手に利用できる人で、撮影や観望の多種多様な事をやってみたい人を対象にしていると思います。上の行で、単に「撮影や観望」とザックリ言いましたが、撮影についても「直焦点、カメラレンズによるガイド撮影、広角レンズでの星景撮影、さらに最近はタイムラプス動画」など、色々な撮影スタイルがあります。観望にしても「赤道儀での高倍率を使うもの(惑星観察)や月を眺める程度の倍率だったり、星雲星団をリッチフィールドで観望する」ようなスタイルがあります。AP架台に搭載する純正鏡筒はA80Mf(ED81SU)からR130Sfまでですから、大口径(バイザックやR200SS)を搭載する架台ではなく、上位口径機種を検討するのであれば上位架台(SX2/SXD2/SXP)を選択する必要があるということです。では、逆な言い方をしますと、例えば同社製品の星空雲台「ポラリエ」です。最近のポラリエはサードパーティーの部品が多く発売されており、赤緯軸の部品を取り付けてミニBORGなどで直焦点撮影をなさっている人もいます。中には過積載ではないか?と思うような重量機材を取り付けて撮影している光景も見かけます。まぁ、自分の機材ですから自己責任でやってらっしゃるのでしょうけど、取り付けた部品代などを考えると結構な金額になっている様子も見受けられます。ポラリエに色々なパーツを取り付けるのであれば、AP架台で発展性のある機材構築をやっていくのも一つの方法だと思います。ただ、ten.はAP架台を諸手を挙げて歓迎しているのではありません。AP架台のシリーズで発展的な機材構築を行っていく際に、最初に購入すべきユニットが通常の赤径モーターモジュールではなく、外部から電源が供給可能な「赤径モーターモジュールSBOセット(¥65,000円)」であり、発展性の妨げになっているのがつらいところであります。


20150219
一昨日、耐寒なべ会に使用した色々なものを車から降ろし、いつもの「必要最小限の機材」を積み込みました。なべ会の片付け時にくまんたけの主から「最近、ten.さんの荷物はそれぞれがどんどん小さくなっている気がする」と言われたのですが、確かにそれぞれが小さくなっています。七輪→ミニ七輪、アルミロールテーブル→コンパクトスツール+ステンレストレー、折りたたみイス→ローチェア、Epiガスストーブ→アルコールストーブなどなど。これからは望遠鏡などの機材が小さくなっていくのかなぁ。望遠鏡→クローズアップレンズ塩ビ望遠鏡、短焦点屈折→フィールドスコープ....いやいや、観望用の機材らはそれぞれの役割があるので適切な時に適切な機材を使うってのは変わらないと思っています。(笑)


20150218
今年の新年耐寒なべ会のラストレポートです。備忘録的な内容となります。1999年に第一回目の新年耐寒なべ会が開催されて、今回は17回目となりました。今年の参加人数は12名、来たくても来られなかった方は2名(+その他大勢)でした。食べた鍋は3〜4つ、焼きショウロンポウ、ピザ2枚、炊き込みご飯3合、日本酒(四合瓶)4本、ワイン2/3本、水出し珈琲2度、珈琲200g、烏龍茶3L、クレームブリュレ1人1個、その他、持込みいただいたオニギリ2パック、美味しい焼き鳥2パック。さてさて、これをお読みいただいた貴方はどのようにお感じなさるでしょうか?過去に参加なさった経験がある方は....「ちょっと食べ物が少なかったのでは?」とお考えでしょうね。(大笑)


20150217
もう2件のファーストライトは初参加のお二人が持ってきた接眼レンズでした。まずはポラリス80Lを持参した社員Iさんが年末に入手したという「ビクセンLV25mm」です。Iさん初のアメリカンサイズの接眼レンズであります。ポラリス80Lに取り付けると48倍となりますね。最初に見たのは木星。実にスッキリと縞が見えていました。もうお一方のファーストライトは掲示板で参加表明をなさった錯乱円さん。笠井トレーディング扱いのアストロプラン(AP)12.5mmを持参なさいまして、こちらもアメリカンサイズへの移行組であります。アストロプランはアッベオルソに比肩する像質と見かけ視界50°との事ですが、Iさんのポラリス80Lへ取り付けて木星を見ました。アストロプラン12.5mmは眼鏡を掛けている人もちゃんと見えたそうで、アイレリーフも適当なようです(アイレリーフは焦点距離の85%だそう)。お二方の接眼レンズは双方とも木星本体に落ちる衛星の影を捉えるなどスッキリとした見え味だったので、これから観望で活躍するだろうと思います。ウェブ上のとある場所には「LVはアストロプラン設計」との記述(噂?)もあり、奇しくもお二人のファーストライトでアストロプランシリーズを見せてもらえた(のかも?)と微笑してしまいました。


20150216
超絶に晴れてしまった新年耐寒なべ会で、珍しく「ファーストライト」が3件ありました。うち1件はten.の自作キャンドルランタンで、あと2件は正真正銘のファーストライトでお二方の「接眼レンズ」です(2件のファーストライトは明日の日々雑感に展開する予定です)。空き缶とシーグラスで作ったキャンドルランタンは、ティーライトキャンドルを使う分についてはさほどの不具合はありません。予想外だったのはティーライトキャンドルをホールドしている部分が薄いアルミニウムの空き缶だったため、熱伝導によりキャンドルの熱を奪ってしまってロウが融けずに周辺部に沢山のロウが残ってしまう現象が起きてしまったのが残念でした。夏場だと大丈夫かもしれないので、気温が高い時期にも使っていこうと思っています。次にティーライトキャンドルからタブオイルランタンに交換してみました。タブオイルランタンの芯が長すぎたのか、ちょっと大き目の炎になりまして、明るさが増したのは良かったのですが熱排出が巧くいかないようでした。火屋のシーグラスを接着していたシリコン系接着剤が熱に耐えておらず、帰宅してチェックすると上部の接着剤が焦げていました。芯の調整で巧くいくのか、上部の熱排出を改造するかは今後の課題として、キャンドルランタンの出来ではなく雰囲気だけは皆さんからお褒めの言葉をいただいたのでこの路線で改良を続けていこうと思います。


20150215
新年耐寒なべ会が終了しました。最低気温は予想通り。風が吹かなかったのも予想通り。予想を大きく外したのは大快晴だった事であります。そのせいか、メンバーの集合が予想よりも1時間ほど早くて20時過ぎにはタープの下は大盛況となり、代わりに鍋の仕上がりが疎らになった様子です。また、新年耐寒なべ会へ今回初参加の方が2名もいて、快晴だったこともあり一気に観望会モードになった事は珍しい出来事であります。


20150214
いよいよ本日は新年耐寒なべ会の夜です。天気予報では最低気温が7℃とありましたから、会場のくまんたけでは3℃ほどまで下がると思われます。ただ、天候は雨の予報はありませんので....物足らないと仰るメンバーが出てくるかもしれません(笑)。なにより、今年一年間、健康で楽しく星空を楽しむ禊(みそぎ)みたいなものですから、今年もめいいっぱい食べて飲んで一晩中遊ぼうと思っています。では、いってきまーす!


20150213
今日はお仕事が休みだったので、かねてから工作中だった「キャンドルランタン」を完成させました。小さなティーライトキャンドルを使うのに直径60mm高さ150mmと、思ったよりも大きくなってしまいましたが、キャンドルやタブオイルランタンの熱を逃がさなければならないためにこの大きさは仕方の無いところです。現在、シーグラスをシリコン系接着剤で繋いで作った火屋の熱耐久性をテストするためにカメヤマローソクのタブキャンドルに火を点けてファーストライト中です。既に無風の部屋で3時間以上の燃焼をしていますが変化は無く、アウトドアでの使用は可能と判断しました。という事で、この自作キャンドルランタンのフィールドデビューは「新年耐寒なべ会」となります。(よし!)


20150212
そうそう、昨日は備長炭の切断のために実家に立ち寄ったので、作業終了後に工作作業も進めました。小さな部品に金ノコひきを行い、切断面をヤスリで綺麗に整えてバリ取り(面取り)をしたり、Lアングルを切断して小さな部品を作ったりと2時間余りの間に色々と作業が出来ました。ちょっとした時間に作業ができると正直嬉しいです。あと数時間の工作作業で現在作っているアッセンブリー部分の作業がひと段落します。それが終わると次のアッセンブリー工作へと移ります。大体の雰囲気でのラフスケッチは出来ていますが、方眼紙へ精確な設計図を書き直す作業も必要です。さて、また楽しくなりそうです。(汗)



20150211
Nikonさんから天体写真専用のフルサイズ一眼レフデジタルカメラ「D810A」の発売が発表(発売は5月下旬)された様子です。今までのIRカットフィルタのHα線(656.28nm)付近の透過率を約4倍とすることで、これまでの無改造デジタル一眼レフと違った星雲の撮影が可能になり、さらに3635万画素の高精細な撮影が実現するとの事です。ten.は未だにデジタル一眼レフを所有していませんが、一眼レフのレンズはNikonが多く、もしデジタル一眼レフを購入する際はNikonを購入する(かもしれない)予定です。ではD810Aを購入するのか?というと....(無理ぃーーー!笑)


20150210
今日は新年耐寒なべ会用の備長炭を仕入れて、使いやすい大きさに切断する作業をしました。新年耐寒なべ会では煮炊きする七輪などの他に、暖を取るための火鉢や焚き火台・ウッドストーブがありますので硬い備長炭を小さくしておく必要があるのです。その他、鍋用のガスカートリッジやちょっとした温め物に使う燃焼用アルコールも入手し、なべ会に使用する薪炭燃料類の準備が出来ました。そうそう、実験的に評判の良い「カメヤマローソクのタブキャンドル」も入手できましたので空き缶で自作した「キャンドルランタン」も持っていくつもりであります。


20150209
今日は久々にポータブル赤道儀ネタを展開します。ポータブル赤道儀であり軽量ドイツ式赤道儀としてten.が注目しているのはタカハシ「PM−SP」です。極軸北端にプレートを配した「極軸オンリー式」での使用を前提に、オプションで1月15日から発売開始された「アリミゾ(PM−SP)」と「SPプレート300」を使うと左右のスライドが可能になり、バランスが取れる極軸オンリー式となります。また、「PM−SPプレートセット」と「TG微動ユニット」を使うとドイツ式赤道儀となり、FS60Qなどの小口径の屈折望遠鏡を搭載するに充分すぎる赤道儀になります。ten.的にオプションを購入するのならドイツ式の状態が好きです。アリミゾ(PM−SP)はSHOPオリジナルのアリミゾに適宜の穴を空けれは代用できそうですし、丈夫なアリ型プレートであればSPプレート300の代用も出来るからです。一方、ドイツ式だと赤緯方向の微動が出来ますし、極軸オンリー式への変更は上記の通り比較的簡単(手持ちの機材を流用)だからです。「PM−SPプレートセット」での注目点はプレートの形状とウエイトシャフトの造りです。こういった形状は自作しようと思ってもかなりの手間がかかります。ウエイトシャフトにいたってはシャフト下端に注目です。みなさんお気づきですか?なんとラジアル方向へ穴が空いています。これは、もしもシャフトが外し難い状況になったときにドライバーやヘクスキーなどの細い棒を差し込んで回しやすくする工夫です。やはりメーカー純正って良く出来ているなぁ。(流石)


20150208
今年最大級の寒気がやってきたようです。午前中は「寒いけど、この時期なら普通かなぁ。」と思っていたら、午後からどんどんと気温が下がって(いたような気がする)、日が落ちて暗くなってからは「めっちゃ寒い!!!これは寒いぞー!」いや、これはマジで寒いっす。(新年耐寒なべ会が楽しみです。)週末は暖かくなるのかな?寒くとも暖かくとも雨であっても、耐寒なべ会用の木炭を仕入れるのが今週の重要任務であります。


20150207
先月から工作三昧(というわけではないけど....笑)で、色々な部品を作ったりアルコールストーブを作ったりキャンドルランタンを作ったりしていました。それが仕事が忙しくなってちょっとブレーキが掛かった状態になっています。もうすぐ新年耐寒なべ会の準備もあるし、仕事も忙しいので工作できないのは仕方が無いとゆったり構えています。でも、チャンスがあればちょこちょこ作業を進めているのをここで紹介しているので、読んでいるみなさんは「さぞ、良い物が出来上がるんだろう」と誤解を招きそうですね。正直に言いますと、アルコールストーブもキャンドルランタンも....所詮、ゴミになる直前の空き缶を工作した物と言えば良いでしょうか....。つまり大した物では無いんです。(大笑)


20150206
キャンドルランタンの火屋をシーグラスで作りましたが、ランタンの完成はもうちょっと先の話です。進捗状況は75%ってところですかねぇ。ただ、使おうと思えば「上部」無しでも使えます。置くだけのランタンで風に弱いというだけです。オイルタンク満タンで4時間燃焼するということなので、長丁場の新年耐寒なべ会では途中でオイルの継ぎ足しが必要となります。前半はオイルランタンを使い、夜半過ぎはタブキャンドルを使ってみようかと画策中。そうそう、ちゃんとタブキャンドルを買わなきゃね。


20150205
そうそう、昨日はアルコールストーブと五徳を作っただけでなく、以前からボチボチ工作中だった「キャンドルランタン(タブオイルランタン)」の工作を進めました。既に出来上がっていたシーグラスの火屋に加えてランタンの下部にあたるキャンドルホルダー部分の工作が終了しました。後はランタン上部の工作を進めなければなりません。それには....普段購入しない甘い缶コーヒーを2本も飲まなきゃなりませんで....ちょっとした勢いが必要かも....(汗)。


20150204
今日は珍しくお仕事が休みで(次の土日が出勤のため)、アルコールストーブ関連の工作をやっていました。先日、いきつけのBARのマスターへ2個のアルコールストーブを寄贈したため、代わりの物を作って補充したためです。久し振りに作った「eCHS」形式の個体は0.9mm穴×6箇所、18クリースとしました。同時に100円均一SHOPで購入したステンレス魚串で五徳を作成、6つの炎の勢いが良かったのでストーブとコッフェル底面までの間隔を27mm(高さ75mm)としました。燃焼テスト(室内)も上々で400ccの水を5分以内で沸騰させる個体となりました。屋外でのフィールドテストはまだですが、今までの経験からおそらく大丈夫だろうと思っています。新年耐寒なべ会で、ちょっとした湯沸しをするのに活躍させるつもりです。なべ会、楽しみだなぁ。


20150203
今日は「節分」です。明日は春分で、暦の上では明日から春となります。日没も少しずつ遅い時刻になりつつあります。そんな中、先月の中旬にフィルムを装填したカメラ(ten.Shot67)の撮影が進んでいないのが気になります。残りのコマ数は6コマほどなのですが、丁度月明かりが強い時期に入ってしまい、一週間ほど撮影出来なさそうです。仕方が無いから日中のスナップでも撮影しようか?とも考えたり....いやいや、もうちょっと虎視眈々と晴れ間を待ちましょう。


20150202
「新年耐寒なべ会」の詳細を再度お伝えいたします。まず、場所については長崎市宮崎町にある「熊の岳駐車場」がメイン会場であります。現在でこそ長崎市宮崎町となっていますが、市町村合併前の地名は西彼杵郡三和町徳道と呼ばれていました。熊の岳へ登山(散策)される方の駐車場があり、およそ10台ほどの車が停められます。新年耐寒なべ会の開始時刻は公式には午後9時(21時)すぎであります。有志は若干早めに到着してタープの設営や炭の火熾しをやっています。終了時刻は公式には自分の都合で帰途に着く、となっています。時間は延々とありますし、アルコールが入った人は帰りませんので朝(午前中)まで居て片付けをやっています。持参品についてはマイ箸・マイカップ・マイ皿と、食べたり飲んだりする食器類をご持参くだされば助かります。また、(可能な限り)「イス」をご持参ください。その他、季節柄、極めて寒い時期なので、防寒具は当然の事、炭火を使用できる七輪や火鉢などの火気類があると御自身が助かります(笑)。最後に....頑丈な胃袋と深夜まで楽しむ元気と時間を所有する方のご参加であれば楽しむ事が出来るだろうと思います。現地でお待ちしています。


20150201
2月になりました。ナカナカ星空を見に行けませんが、今月はビッグイベントとして「新年耐寒なべ会」が開催されます。ご参加予定の皆様におかれましては万難を排してのご参加をお願い致します。今回のメンバーの中で、おそらく一番楽しみにしている参加者と思われるugemさんちの動向が気になるところであります。今回の新年耐寒なべ会も例年の如く「雨天決行・中止無し」で、くまんたけ駐車場を会場にします(降雪等で会場入りが危ぶまれる場合は河原大池駐車場とします。)。




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