未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20150930
ニス塗装をしながら、「どうしよう?取り付けようか取り付けまいか。」と悩んでいる部品があります。それは小さな小さな部品です。出来上がってしまった後に適当な部品があれば「ひょい!」と取り付けているかもしれないほど小さな事です。具体的に言うと、カメラのペンタプリズム部分にあるストロボ等を取り付けるための「ホットシュー(アクセサリーシュー)」です。「んなもん、何に使うにせよ小さい品物だから付けても付けなくても良いんぢゃないの?好きにすれば?」なんて言われそうですね。はい、てきとーな時期に考えて好きにしますよ。取り付けるにせよしないにせよ、部品そのものが無ければ付けられないし、部品が在ったら「てきとー」にペタッと取り付けられてそうですから。


20150929
昨日はニス塗装したミラーBOXに紙ヤスリを掛け、本日は帰宅直後の僅かな時間を使って一部の面ではありますが「二度目のニス塗装」が出来ました。ニス塗装は二度目以上になると塗面への吸い込みが少なくなるため、一度目よりも「うすめ液」で薄めたニスを使います。ただ、1回目の塗装が薄かったのと、ヤスリ掛けで塗面の吸い込みがある面だったので一度目とほぼ同じ濃さのニスを塗布しました。少しずつニス塗装のコツがつかめてきた気がします。今日の塗面は....綺麗に塗れました。ただ....まだ何度も塗るので最終的には仕上げの塗面が綺麗に塗れないといけませんで....日々勉強ですね。


20150927
今日は県民の森の木工館を利用して工作作業を進めることができました。おかげでミラーBOXの作業は予定通りに進みまして、帰宅途中に一回目のニス塗装も出来ました。ニスをちょっと薄めにしすぎて着色が思うようにいきませんでしたが、塗装作業へ着手できたのがすごく大きい出来事です。これからはミラーBOXのニス塗装(重ね塗り)とヤスリ掛けを進めながらロッカー部分の仕上げや鏡筒部分の不具合解消をちょこちょことやっていく事になります。その他、接眼部対面の迷光対策やフードの工作、さらにファインダーの微調整などの小さい作業が多くなるのは仕方ないのですが、一気に進めることができないのが悩みの種であります。


20150926
お昼御飯は150ccのお米を200cc(蓋から水蒸気が漏れるのでちょっと大目の水です)の水で土鍋炊飯し、スキレットでジャガイモとベーコンを焼いて火を止めてから余熱で目玉焼きを焼いて食しました。ご飯を土鍋で炊こうとすると水加減や火加減や時間と沸騰する音や蒸気の匂いに集中するので日常の色々な事を考えない時間になります。これが功を奏したのか御飯が美味しく感じました。お昼御飯を済ませたらTOPリングの穴加工に着手しました。力が入らない薄い板に細いヤスリを使うと余計な力が入るのでしょう、中指と人差し指に水ぶくれなマメが出来ました。いやぁー、指にマメを作ってまでヤスリ掛けするって久し振りです。これでTOPリングの加工は何とかなったかな。明日はもし時間が取れればドリル作業に着手できればいいなあと考え中。で、TOPリングの加工に一区切りしたところで自宅近くのとある喫茶店で珈琲をしました。たまたま来店されたお二人のうちの一人がフィルムでの撮影をなさっていると聞こえて話しかけたところ意気投合。被写体はストリートフォトだとの事ですが使用しているカメラはペンタックス67で、シャッター音の好みやら三脚使用時の話やらで盛り上がってしまって....楽しい時間を過ごしました。まだフィルムで撮影している人はいらっしゃいます。ただ、絶対数が少なくなっているだけなのです。ten.自身は今年になってから撮影できていませんけど、私もまだまだ撮影はフィルムで頑張ろうと思いました。


20150925
明日はお仕事がお休みです。先日、細い丸棒ヤスリを入手したので、TOPリングの再加工(穴の位置修正)をしようと思っています。3.0mmの穴を空けた部分を3mmほど内側へ削って、幅3mm長さ6mmの長穴にする予定です。穴の数は8箇所です。小さな穴のまま、細長い穴へと削るのは面倒な作業ではあります。最初からキチンと設計できていれば穴を一箇所ずつ空けるだけなので問題は無かったのでしょうけど、部品の現物合わせが出来ないままの設計だったため修正の手数がかかるのは仕方の無いところ。いつかはTOPリングだけ作り直しをしたいとも思っていますが、現在はこのままで一旦仕上げてみようと結論付けしています。


20150923
今日は秋分の日。太陽黄径が180°となり、これからは太陽の南中高度もどんどん下がっていき、夜の時間が長くなります。秋の夜長の楽しみといえば澄んだ夜空と秋から冬にかけての散開星団巡りです。暗くなって直ぐの時間帯はまだまだ夏の星雲星団が楽しめますし、深夜を過ぎれば冬の星座たちと出会える季節です。球状星団もあり惑星状星雲もあり散開星団も、この時期は小さな口径の望遠鏡や双眼鏡でも存分に楽しめます。次にお出かけ(出撃)出来るのはいつなんだろうなぁ。楽しみでありながら待ち長いです。


20150922
工作作業の残りが僅かになってきたので、ピント確認のために仮組みしていた鏡筒の部品(光学系・接眼部)を総て取り外しました。TOPリングの不具合を直すのと、ミラーボックスの加工が進んだら間髪入れずにニス塗装へ移行するためです。現在の進捗状況ですが、TOPリング/接眼部分が進捗80%、トラスフレーム部分の進捗は95%、ミラーBOX部分の進捗が65%、ロッカー部分は95%、三脚部分は20%といったところです。急ぎで加工したい部分はTOPリングとミラーBOXで、これらが完成すると何とかファーストライトくらいは出来そうでして、次の工作作業が何時になるかでスタパーお披露目できるかどうかの瀬戸際であります。間に合うかどうかは....ニス塗装が複数回できるかどうかなのです。ロッカーと同じレベルで塗装をするのなら最低4回は必要でして....こう考えると....「むむむ???」となるからです。


20150921
ここんとこ「過去最高にサボっている日々雑感」を展開している(?)ten.です。昨日は、最近お外にも出かけていないので近場の山(琴の尾岳)に風に吹かれに行ってきました。天候は曇り、星空を眺めたいというよりも外でゆっくり過ごしたいと考えての出撃で、焙煎したての珈琲豆を現地でミル挽きしてドリップ、僅か2時間ちょっとの間に気が付けば3杯ほど飲んでいました。久し振りの夜風にストレス解消....とまではいきませんが、心に涼風が吹きました。今日はお仕事が休みだったのですが、日中は私用で出かけまして、帰宅した夕方にちょっとだけ工作作業(ミラーボックスの紙やすり掛け)が出来ました。本当は一気に塗装をしたいところではあったのですが、鏡筒の不具合が未解決(これで何度言う?笑)なので塗装をする直前の状態へ近づけておきました。もう少し、仕上げの紙やすり(#240〜400)を掛けておきたいので塗装作業はまた暫くお預けですな。(苦笑)


20150916
取っ手を付けるか、それともそのままでいくか。さらに悩ましいのは肩掛けのベルトを配備するかどうか。デザイン上の問題と運用上の問題が解決しないままであります。出来上がって、運用し始めてから考えても良いのかな?あーしたい、こーしたいと悩むのも良いですが工作作業を確保できないのがストレスになりつつあり....いや、グッタリしている体を癒すのも必要ですよね。


20150915
工作を進めていくアイディアを練るため、帰宅途中のホームセンターへ立ち寄りました。在庫があれば購入するつもりだったのは「小鋲(長さ20mm)」です。しかし、残念ながら長さ20mmの物はなく、在庫があったのは長さ25mmでした。気を取り直して、その他の材料・工具・部品があればとホームセンターの店内をグルグル回ったのですが、どうもしっくりくる商品は無く、モヤモヤしたまま帰宅しました。作業が出来る時間が取れれば....コツコツやります。秋のスタパーまで約一ヶ月です。何とか間に合わせたいと思いつつも、間に合ったとしても本体の鏡筒は未塗装のままなんだろうなぁ。(悩)


20150914
ちょっとした新製品(?)の発売です。赤道儀の極軸望遠鏡といえば、現在各社からそれぞれの機種に対応した商品が発売されています。しかし、過去の極軸望遠鏡内臓タイプの赤道儀は地軸の歳差現象により北極星の導入位置がズレてきます。特に過去の赤道儀を愛用しているユーザーにとっては悩ましい問題でもあります。1970年代、市販の小型赤道儀で極軸望遠鏡を導入し、爆発的に人気があった高橋製作所のP型はten.も大好きです。このたび、タカハシからEM−10シリーズ、EM−1、スペースボーイ、P型、H型(スカイキャンサー系を含む)、ポーラファインダーなど、生産を中止した過去の極軸望遠鏡の新スケールパターン交換のニュースリリースされました。新しいスケールパターンはPM−SP赤道儀と一緒で2050年まで対応し、時角により導入する方法の他に、カシオペヤ座ε星とおおぐま座η星を目視して指標線を合わせて導入枠に北極星を導入する方法が使えます。私自身、故人となった方からいただいたH型赤道儀を大切にしております。また、ビクセンもR200SS復活プロジェクトとしてオーバーホールを行っていたり、一部の機種ではありますが「愛機復活サポート」と称して古い規格の接眼部を現代の接眼部に改造を行うサービスを展開しています。タカハシにしてもビクセンにしても、こんな形で現代に則した機材として復活させてくれるメーカーの温かい対応に感謝感激しているten.なのでした。


20150912
日曜日にサッとニス塗りしていた塗面も完全に乾いていたので軽く紙やすりを掛けました。もうほとんど仕上がる直前という雰囲気で、次に極薄のニス塗りをすることでロッカー(経緯台部分)のニス塗装を最終回にしようと思っています。ロッカーには小さな部品(テフロン板)を取り付けなければなりませんので、部品のちょっとした加工と取り付けが済むとロッカー部分の完成となります。さて、いよいよ鏡筒の不具合部分を克服せねばと思っているものの、たった1mmのヤスリ掛け(4面)に苦しめられております。残り作業が少しずつ少なくなっているものの、先般の職場異動による多忙のために工作が思った以上に進まないのが残念です。とはいうものの、まぁーコツコツやりますわ。(微笑)


20150911
日中の長崎は大快晴でした。「新月期だし、晴れたら星空を眺めに行きたいなぁ。」と思っていましたが、帰宅して夕食を摂った後に空を確認してみると「どうも薄雲っぽい....」それならば....早めに就寝して体を休めるのを優先させようかと出撃を断念しました。肉体的な疲れが少ないのならば精神的な癒しを求めても良かったのですけど、どうにも休みたいという一心が勝ってしまったようで....。明日のお休みは少しでも工作を進めたいなぁ。


20150910
「喫茶『ten.』」絶賛停滞中であります。もちろん、工作中のブツも塗装も微調整もアイディアを貯めておくラフスケッチすら停滞しています。帰宅したら遅い夕食を摂ってバタンキューであります。TVのニュースでは堤防決壊による洪水の映像が流れています。これ以上の被害が広がらないことを祈っています。


20150909
最近、日々雑感をお休み気味だったのは、ten.の職場異動に伴うものです。体調不良ではありません。作りかけの望遠鏡やフィルムの入手(撮影)や星見に行こうという自分の楽しみがこれからどうなるのか私にも分かりませんが出来るだけ早く通常の生活になりたいものです。あー、ストレス溜まりまくりぃーーー!


20150906
明日からの生活パターンがどうなるのか分かりませんが....最近の工作パターンは「ニス塗装」です(笑)。時間を見つけては紙やすりを掛けて、晴れて乾燥していれば紙やすりを掛けた面へ薄めたニスをササッと一塗りします。薄め液でサラサラしたニスなので、ハケで塗装した後の乾きも早いです。そろそろ塗面への吸い込みもほとんど無くなり、艶が出てきました。次あたりが塗装の最終回になりそうであります。(をぃ!本体の鏡筒はどうなった?汗)


20150904
一つの区切りを終え、月曜日からまた新たな生活パターンを作る事になりました。現在よりも星を見る時間が少なくなるようで、新たな生活パターンに慣れるまではどのように動けるか現在は未知数です。当然ながら工作中のブツも作業が停まりそうで、ちょいと絶賛停滞予告いたします。(落)


20150903
昨日の日々雑感をお休みした原因は....すみません、「寝落ち」です。その....理由はありません。ちょいと日中のお仕事がきつかっただけです。まぁ、そんな話題は別にして....以前、スターパーティーに参加した事がある人から「ten.さん、次の....秋のスタパーはいつですか?」と聞かれました。もう、次のスタパーを楽しみにする時期なのですね(笑)。ええ、もちろんten.も楽しみにしていますよ。ただ....当日(10月17日〜18日)が仕事にならなければ....の話ですが。うーむ、ネガティブな発言はしたくないんですけど....疲れているなぁ。(悩)


20150901
今日は社員Iさんと仕事上がりにお茶(珈琲)しました。もう随分と暗くなるのが早くなりましたね。珈琲を淹れている間に真っ暗になり、薄雲の間から星空が見えました。もちろん、薄雲があるところは星は見えていませんが、薄雲が無いところは確実に4.7等が見えていましたし、いて座の付近には薄っすらと天の川の濃い部分がないようなあるような雰囲気でした。それもそのはず、今日の午後は大気の透明度も良く、遠く五島列島がクッキリはっきりと見えていてPM2.5の数値も少ないように感じていました。薄雲は多くてもスッキリした夜空の下で、二人が話したのは仕事の話....。なんとも....イカンです。それでも、久し振りの星空に暫し見とれていたのも事実。とげとげしい(?)仕事の事を忘れさせてくれる星空には癒しの力があるようです。




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