未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20160430
昨日は長与町の琴の尾岳へ出撃しました。自宅を出たのは20:40頃、琴の尾岳に到着したのは21:05頃だと記憶しています。到着して直ぐに細い焚き木を拾ってミニ七輪で火熾しを始めました。ある程度火の勢いが安定したところでcube1350を組み上げました。ちょうど木星が南天高くあり、望遠鏡を向けたのですが鏡が冷えていないのか像はちょっと不安定にユラユラしていました。それならばと低倍率に切り替えて北斗七星からM81・M82を導入します。当夜は空気の透明度が良かったのか、アッサリと「ハの字」に並んだ二つの系外銀河が見えていました。さらにM51へ向けると光芒の傍に伴銀河も見え....ているような気がします。ここで一旦お茶の時間にしようと思い、ゆっくりとイスに座り珈琲を淹れて飲みました。気温もさほど低くなく、風も穏やかで気持ち良い夜です。一息ついたところで「そろそろ鏡も冷えている頃だろう....」と再度木星を導入し81倍で観望です。ところが木星がユラユラ揺れています。「風で揺れているのか?」と考えても風は穏やかだし....「ブルゾンがトラスフレームに触っていてブレているのか?」と確認すると触れていない。「これはもしかすると....?」おそらくですが、熊本あたりを震源とする地震を望遠鏡が拾っているのかも?」と考えるに至りました。足元から地面の揺れは感じないものの、大気の揺らぎ(シーイング)とは明らかに違う視野内の天体の揺れ。風も無く、望遠鏡に触れていないのに視野内の木星が揺れている様は地面の揺れとしか考えられない揺れ方でした。これがもし自分がいる場所で震度1程度の地震が発生していたら視野の木星は揺れどころではなく視野外へ出るほど揺れただろうと思うし、震度3以上なら望遠鏡の転倒を心配しなければならないと考えます。今回は「人間が感じない程度の揺れを木星を通して感じることができた(のかも?)」のなら、これはこれで貴重な体験と考えました。


20160429
今日はお仕事でしたが、明日はお休みです。明日の朝から予定が入っているものの、今夜は良く晴れています。....今夜はこれから少しだけ出撃を企んでいます。機材はcube1350しかありませんが、出撃できるだけでも大きなストレス解消となるはず....なので出撃したいなぁと考えています。ただ、今の時点(20:03)で、まだ出撃が決定ではありません。これから夕食をいただいて....出撃できるといいなぁ。(火星を見たいぞ!)


20160428
巷ではGWに突入!....だそうで、でもten.はまだです(笑)。今月もそろそろ終わろうかという時点で今月のお仕事が完成しておらず、勤務になるそうで....。星分も不足気味で、4月はスタパーに出撃しただけで星を見た機会が極めて少なかったです。気になるのは火星接近です。これこそBD1580と短焦点屈折でじっくりと見たいと考えているのに、その機会に恵まれず現在に至ります。5月こそ!晴れ間を活用して火星を見たいー!超絶シーイングに恵まれれば幸いですが、まずは出撃する機会に恵まれたいです。


20160427
そろそろGW(ゴールデンウィーク)の予定をどうするか?なんて話題が出てきつつあります。ten.は前半は仕事、もしも休みが取れるとしても4〜5日のみとなりそうで、その日に何か予定が入れば星見はアウト....でしょう。ten.的に、もしも予定が入らず、どこかで出撃できるとすれば....晴れとか曇りとか天候に一喜一憂しなくても良いように「キャンプ」したいと考えています。テントを張るか、タープを張るかはそのキャンプの規模しだいでしょうけど、パッと行ってキャンプするならミニマムキャンプでも良いと考えています。ただし「これだけは譲れない」と思っているのは炭火と焚き火が出来ることです。せっかくのキャンプですから肉を焼いたり炙ったりしたいのでどちらかの火器類が欲しいですよ。ただね、まだ予定が未定で決まらなーい....。


20160426
仕事関連でもなく、天文関係でもなく、個人的な繋がりもほとんどなく、ただ一方的に知っているだけ。その成長を3年ほど眺めて、良きライバルになれればと思い、願い、そしてその思いは儚く閉じました。私よりもその人の周りの人たちの方が大きなショックを受けていることでしょう。あまりにも早い別れが突然きました。23日23:45の旅立ち。ご冥福をお祈りいたします。人懐っこい笑顔をありがとう。(湿っぽい話ですみません....)


20160425
仕事での訪問先で、額に入った写真が眼に入りました。<む?これは普通の写真ではないぞ?>と思って、持ち主に「あの額の写真を拝見させていただいてよろしいでしょうか?」と許可をいただいて写真を拝見しました。思ったとおり、その写真はしし座流星群の写真でした。フィルムの撮影でレンズはフィッシュアイを使用した全天写真で大変良く写っている綺麗な写真です。<これはひょっとするとten.が知っている人の撮影ではなかろうか?>と思い、持ち主に話を伺ったところ....知っている人でした。同じ九州の人とは言え、世の中は狭いですねぇ....。誰の撮影かはここではバラしませんよ?(笑)


20160424
「帆船みらいへ」の船内見学を特別にご案内いただき、いろいろなものを見て、いろいろな話を拝聴することができました。航海と天文は切っても切れない縁があります。目標物が無い外洋航海において、六分儀を用いて船舶の緯度経度を測定する天文航法がその代表です。現在では、ほぼGPS(グローバルポジショニングシステム)を使用しますが、この「帆船みらいへ」はグローバル人材育成推進のための研修船で、そのプログラムのごく一部にはGPSを使わず海図と六分儀を使用してのセイリングでの航海(帆のみでの航海)があるそうで、船内で使用しているのは「TAMAYA」というメーカーでして(知らなかった....)、その六分儀を拝見させていただきました。その六分儀に取り付けられている望遠鏡部分(単眼鏡)を見て、ten.が「ををっ!?」と反応しました。見たことがある形状の単眼鏡....「おそらくこの単眼鏡のメーカーは....●●●●の物だ」と思いました。おそらくあのメーカーがOEMとなっているはずです。あー、形状を見てメーカーが何となく分かってしまうのは....いかんなぁ。いや、六分儀そのものも素晴らしい精度と堅牢性を醸し出していましたよ。それにしてもten.自身、六分儀の知識は僅かにありますが、六分儀自体を見たのは生まれて初めてです。凄く感動しました!


20160423
長崎の港には多くの帆船が着岸しています。現在「長崎帆船まつり2016」が開催されているからです。ただ、毎年開催されているお祭りムードは「平成28年熊本地震」の件で各種イベントが自粛されています。個人的には残念なことですが、主催者の判断なので仕方のない事です。そのような中、中止されたイベントの中でも帆船内で星景写真の展示が予定されていたのですが....。着岸している「帆船みらいへ」がその船です。船の中から見る景色、その窓は丸窓です。そのイメージで星景写真の展示を行う予定だったそうのですが....残念です。ただ、ten.は特別にいろいろな人の配意をいただき、その船内を見学でき、展示予定だった写真を拝見することが出来ました。写真を見たことも船内を見学できたのも凄い体験でした。


20160422
んでもって、本日は満月であります。今夜の満月はちょっと特別です。そう、今年の満月の中でも視直径が最小となるからです。視直径が大きい満月の時には肉眼でクレーター(ティコ)が分かります。視直径が小さい今夜のお月さまですが、帰宅途中で見たお月様は少し小さく感じました。みなさんはもうご存知のとおり、地球を回る月の軌道は楕円で、今年の最近の満月=近地点の満月は11月14日。地球との距離=地心距離が約357,000kmで、本日4月22日が今年最遠の満月で、遠地点の満月の地心距離は406,000kmだそうです。と言っても、具体的に月の大きさが「さすが今夜のお月様は小さいねー。」なんてはっきり分かるほどではありませんで、比較のために近地点のお月様が横に並ばない限り、一般的には「あ、今夜は満月ですねー。」と言ってしまうほどの小さな差だと思います。ではどのくらいの差があるか?分かりやすい具体例を挙げると....遠地点と近地点の満月の大きさの差は「1円玉と100円玉の大きさを比較」できる程度だそうです。ただ、遠地点の月も近地点の月も学術的な名称はあまりお聞きしませんで、ten.的には某公団のお方が呼んでいる「今年一番小さなお月様はミニマムーン」とおっしゃっているのが個人的に超お気に入りであります。んじゃあ、今年一番大きなお月様は....マキシマムーンと呼んでいいのかなぁ。(汗笑)


20160421
いつの間にかお月様が大きくなって、明日はいよいよ満月です。土日には土曜日に予定があるのと日曜日は仕事で星を見に行くことはなかろうと思います。月末に向け、仕事も多忙なので星見も一休みを決め込んでいます。ただ....月末が終わるとGWという大型連休がある(かもしれません)ので、もし出撃できる(かも)なら、どうしようか?何をしようか?と妄想をし始めています。みなさんはどのようにお過ごしなさるのでしょうか?


20160420
チョコチョコと色々なものを作ってきた中で、異色を放つものは「キャンドルランタン」です。昨年春に完成しましたが、その後、接着剤で固定していたはずのシーグラス(海岸で拾ったガラス)が外れてしまい、年末からお蔵入りしています。その修理もしなきゃいけないのにそのままにしています。キャンドルランタンが無くても困らないのはもっと小さくて完成度が高い「フォレストヒルのキャンドルランタン」を入手して使用しているためで、フォレストヒルキャンドルランタンには遮光板を取り付けて星見用キャンドルランタンの立ち位置を確立しています。ただ、雰囲気が良いのは自作キャンドルランタンの方で、シーグラスを通したキャンドルの光が柔らかくて色とりどりです。どちらを使いたいか?というと自作キャンドルランタンの方なので、早く修理をしなきゃと自分に言い聞かせています。


20160419
車に載せている天文関係の機材は双眼鏡とフィールドスコープとcube1350です。以前と比較するとかなり少なくなりました。双眼鏡とフィールドスコープだけだと6倍〜25倍なので木星の縞や土星の環を楽に観望するには極めて非力です。これだけで6倍〜81倍までの(比較的簡単な)観望ができるので急な出撃となっても気持ち的に楽です。小さいけどcube1350があることで精神的な余裕が生まれたような気がします。その他、飲茶セット(珈琲)はエコバッグ一つと段ボール一箱に分かれています。段ボールの方にはコッフェルや割り箸、紙コップ、ミニ鋳物フライパン、PETボトル水2Lなど複数人に対応するための道具で、エコバッグの方は一人用となっており、これらのセットを統合するか、若干整理する必要を感じています。さらに悩ましいのが七輪です。車から降ろしてもすぐ車載するイベントがあったりと降ろしたり積んだりが忙しい機材です。なんだかんだ言ってもten.にとっては必要なんでしょうねぇ....七輪。(苦笑)


20160418
今回の地震の件で、少しだけ趣味の将来を考える部分がありました。天文趣味をやっていると「将来の夢は自宅に観測施設(スライディングルーフやドーム)と大き目の望遠鏡を持ちたい」なんて考える事があります。大きい機材は私にとっての夢(夢また夢)ではありますが....少しずつ歳を重ねた後に「今のその機材類をどうするの?」と考える事もあります。知り合いや若い人に譲渡できる機材なら良いのかもしれませんが、ten.の機材は大型ではないですが使い方(譲渡など)に困る機材が多いのが悩みどころです。その代表格は自作機材です。その一番手は「BOX−DOB1580(15cm反射ドブソニアン)」で、微妙に重く(13kg)てスペックも特殊(?)な小掩蔽ニュートン反射です。また、組み立ての手順もten.のみぞ知る極めてパーソナルな望遠鏡であります。数十年後、余生を迎えるころに自分の機材をどのようにするのか?も考えながら機材を入手(工作)していくべきなのでしょうねぇ。おそらくですが、BD1580もcube1350も単なる木箱として処分されることを覚悟して生活すべきだと思っています。いつかその日が来るまでの間はめいいっぱい楽しむことが木箱を作った責任ですね。(苦笑)


20160417
地震関連の事に目が向いてしまい、お月様もいつの間にか大きくなりつつあります。本来、地震が始まった4月14日には月面X(エックス)の話題を展開するつもりだったのですが、お月様もおぼろげだったのと地震の話題を展開してしまったので月面X(エックス)は見られませんでした。あ、でも一応は双眼鏡でチャレンジしたんですよ。7倍の双眼鏡で頑張ったんですけど、手振れで月面Xは認識できず....過去に15倍の組立天体望遠鏡でも見えたんですけど、やはり手持ちでは厳しいようです。....と、事後報告。(苦笑)


20160416
本日の未明、後に本震と呼ばれる地震が起きました。ここ長崎で震度5弱という揺れは経験がありません。揺れは強く、そして40秒ほど続いたでしょうか、すごく長い時間に感じました。熊本・大分方面の地震被害に遭った皆さんには何と声を掛けてよいやら悩みます。すみません。


20160415
「平成28年熊本地震」ten.が住んでいる長崎での地震被害は少なかったのでご安心ください。熊本の被害が心配です。また、今回の地震では余震が多いのが気になります。今回の地震で活動した断層が他の断層に影響を及ぼして別な場所の断層で地震が起きなければよいのですが....。地震は地球上のいたるところで起きます。地球のプレートは活動していますし、これからも活動します。私たちが出来るのは「備え」だけです。


20160414
ご心配なく、大丈夫です。先ほど午後21時26分ごろに熊本を中心とした大きな地震がありました。ten.がいる長崎でも震度4の揺れを感じましたが、これといった被害はありませんでした。これから数度の余震があると思いますが色々なことを考えて備えておこうと思います。とりあえず、本日はこのへんで。


20160413
昨日、「今回の火星接近はすごく楽しみだなぁ。」と書きながら、今期はまだ火星を見ていません。春のスタパーは火星が出てくる時間帯には曇っていたし、その前だと火星が出てくる時間帯はほぼ朝方で見ていないし....で、そろそろちょっと夜更かしをすれば火星を見られる季節になってきましたので「見たいなぁ」となっている訳です。やはり火星はBD1580で見たいと思いつつも、13年前には所持していなかった機材が有る訳で、出来ればBD1580を見ながら、短焦点屈折とcube1350の3台でサイドバイサイドの観望をやりたいと思う訳で....もしも、3台サイドバイサイドやろうものなら....確実に車のリアは沈み込みます。ううむ、これは大変。(汗)


20160412
ビクセンのホームページには「2016年、火星がかなり近づいている」というコンテンツがアップされています。もちろん今年5月末に最接近する火星の観望案内です。2003年に大接近した火星は2年2ヶ月ごとに地球と接近を繰り返しますが、前回まで中接近〜小接近の時期を長く過ごしました。今回は準大接近(正式な言葉ではありませんが....汗)ともいえる観望好期の接近となり、その最接近は5月31日です。思えば2002年に完成したBOX−DOB1580が2003年の火星大接近で初期性能を確認できた記念すべき天体でもあります。風が無ければ木製トラスフレームでも「火星の極冠までちゃんと見える」とビックリした記憶は未だ鮮明です。今回の火星接近はすごく楽しみだなぁ。(どこかでお祝いしなきゃならない日でもあるけど....謎)


20160411
先日、新月となったお月様が西空に戻ってきました。昨日までは雲に阻まれて見られませんでしたが、今日の夕方は朧月(おぼろづき)として見えました。これから暫くは帰宅時に空を見上げると(晴れていれば)月が見られますね。双眼鏡などのちょっとした光学機器を持っていると楽しめます。小さな双眼鏡を通勤カバンに忍び込ませようかなぁ....。6〜8倍程度の小さな双眼鏡....ふむ、「あれ」が有るなぁ。(謎)


20160410
材料はあるのに工作が進んでいない....。もしかすると「いつでも作れるさ。」なんて心の中に気持ちの余裕があるのかもしれません。工作が進まない理由にはもう一つ、各部の寸法を正確に計測しておらず寸法が確定していないのです。さらに....各部の寸法を測っていないのは....寸法次第では購入している材料が無駄になる可能性が極めて高い....つまり、工作に着手するのが怖いんでしょうねぇ。各部寸法はおそらく大丈夫だと思っているんですけど....ほんの数ミリの違いで役に立つか立たないか....が決まります。ほんの数ミリ....。やっぱり測ってみなきゃ分からない....(笑)


20160409
そうそう、スタパーで使用したcube1350は今回のスタパー参加前に設計上の工作は全て終了しており、スタパーにおいて「とある少年」に使用してもらって不具合が無ければ「完成」という事にしようと考えていました。その少年に使ってもらっての感想や使用している様子を見て予想外の不具合は無く、これで「cube1350部分は完成」としました。その他、スタパーが終わって、荷物の撤収をする際に便利になるように「撤収用のシール貼付(合わせ印シール)」を行い、次の観望を楽しみにすることにしました。ところで、今後のcube1350関連の工作ですが、専用三脚の工作と光学ファインダーの取り付けにチャレンジしようと考えています。必要最小限(強度・重量)の三脚を工作するにあたり、既に材料は仕入れているものの、日常の忙しさに負けて工作開始が伸び伸びになっております。また、前々回と今回と、違和感を生じている素通しファインダーについては光学ファインダーを加えてみようかと考えています。cube1350のバランスを崩さないように小型軽量のものになると思いますが、有ると無いとはten.自身のストレスが違うかもしれないと思いますし、素通しファインダーと光学ファインダー共存の有用性については充分に認識しています。光学ファインダーのファインダー脚を如何に軽量化するかが工作の鍵になりそうで....これからもうちょっと頑張って工作する機会をつくろうと思っています。


20160408
高速道路は使わずに国道を利用して佐賀市星空学習館へ向かいました。到着したのはお昼すぎだったかなぁ。当日のメインは国立天文台副台長である渡部潤一さんの講演会です。あの渡部潤一さんですよ!佐賀市星空学習館オープニング記念特別講演会として渡部潤一さん(大事なところなので3回言います。笑)の講演が聴けるなんて大興奮です。その特別講演会が始まるのは....19時からです(爆笑)。まだ6時間以上も先の話です。何もすることは無いので星空学習館でゆっくりすごしました。夕方になり周りが暗くなってきたころ、渡部潤一先生が会場入りなさいました。「おー、いつもテレビで見ている人だよ....初めて会った気がしないなぁ。(笑)」19時となり、いよいよ講演会が始まりました。演題は「宇宙生命は存在するか?〜天文学からのアプローチ〜」です。西予賀小学校の体育館での講演ですが、話の始まりはお笑いネタの連発です。天文学者ってお堅いイメージがありますが、渡部潤一さんは普段着の楽しいネタで笑わせてくれました。もちろん途中からは演題に沿った内容をお話していただきましたが、その内容は分かりやすい解説付きで興味深く拝聴することができました。全ての命は星が作っている。地球も有機物も、星の内部で水素Hが核融合してヘリウムとなり、さらに核融合して鉄Feまでは恒星が作る。その他の元素は....いや、講演の内容は講演で聞かなきゃなのでこれ以上の内容はネタバレになるので書きません(笑)。ということで楽しい楽しい土曜日〜日曜日の佐賀市−白木峰−佐賀市のお話はこれでお終いです。いやぁ〜、濃い二日間でしたよ。(と、言っている間に一週間経過していますねぇ....汗)


20160407
翌日(4月3日)は、佐賀市星空学習館へ再度訪問する予定にしていました。ただ、一旦帰宅すると疲労が溜まったり移動距離が大きくなってガソリン代も必要となるので白木峰から直接佐賀市へ移動するつもりにしていました。となると、出来るだけちゃんとした睡眠をしたいのがten.の願望です。夜半過ぎに開栓したヱビスビールは「帰宅する気持ちを無くし」て白木峰に泊まる決意を固めるためだったのです。酔ってはいないけど「飲んぢゃったんだから帰られない、もうここで寝るしかないよー。」状態になり、午前5時、みなさんが帰途に向かった後、独り白木峰に残って就寝です。荷物を車載し、車を施錠して....車の傍にダウンジャケットとソラリラ(星空観察ベッド)を広げます。そう、やっておきたかったことってのはソラリラの寝心地を試す事だったのです。フルフラットにならない普通の車のシートで寝るとどうしても脚のむくみがつらくてですね、水平に寝たかったんですよ。そういう目的にはうってつけの製品です。おかげで朝10時すぎまで熟睡できました。起床後、ten.は一気に佐賀市星空学習館へ向かいます....。(明日へつづく。笑)


20160406
cube1350を使ってサクサクと天体を見た後はゆっくりと珈琲をして、スタパーにいらしたten.のお知り合いにも珈琲をお出しして....ゆっくり過ごしていました。その間、cube1350は「みんなが自由に使って良い望遠鏡」となり、色んな人達に操作してもらいました。「大きさが丁度良い」「軽く動く」「感覚的に操作できる」それぞれの感想がcube1350のコンセプトと合致してホッと胸をなでおろしました。夜半を過ぎて雲が多くなり、星が見えなくなりました。そこで....いつもので申し訳ないけど「野菜コンソメスープ」をお配りしました。ten.はそれと同時にヱビスビールをブシュ!と開栓し喉を潤します。いや、別に飲まなくても良かったんですけど、ここで飲まなかったら帰宅しそうな気配だったので....今夜は帰宅したくない理由があったんです。翌日の行動予定と朝までにやっておきたいことがあったんです。そのやっておきたい事とは....(明日へつづく。笑)


20160405
土曜日、午後4時すぎに佐賀市星空学習館を後にしたten.は一路白木峰へ向かいました。明るいうちに到着出来たのでまずはcube1350を一気に組上げて光軸調整を済ませます。これまでの観望時、cube1350の光軸調整は組上げ後にほとんど行っていませんが、今回はスタパーお披露目なのでキッチリと合わせました。望遠鏡を組上げたら木炭の火熾しです。日中の気温は高くて過ごしやすかったのですが、夜になると冷え込む可能性を視野に入れての火熾しです。幸い、当夜は寒いと感じるほど冷え込むことが無く杞憂に終わりましたが、七輪は湯沸しやスープの調理などに活躍してくれました。日が暮れて空を見上げるとちょっと厚い雲が多くありましたが、暗くなるにつれて晴れ間が出てきて20時には木星を観望できました。木星の表面には丁度大赤斑が見えており、cube1350の81倍でも容易に確認できてホッとしました。その頃から晴れ間はどんどん広がり、冬の散開星団やら春の銀河などを一気に楽しみました。夜はまだまだこれからという時間帯ですが、この晴れ間がいつまでもつか?という懸念があったためです。フリーストップ経緯台のcube1350は次から次に天体を観望するのに良い仕事をしてくれてホッとしました。ただ、前回の観望(日々雑感20160314)で素通しファインダーに違和感を覚えた件は今回も違和感を覚えました。解決策は光学式のファインダーかクィックファインダーを取り付けるしかないのか?とも考えましたが、まだ慣れていないだけだと自分に言い聞かせて暫くはこのままでやっていこうと思いました。....その頃になると七輪の炭は煌々と火が熾きて....お湯が沸きました。ちょうどかずはんさんも到着したのでホット(珈琲)しましょう。


20160404
土曜日。スタパーに行く前にten.が向かった先は佐賀市西予賀にある「佐賀市星空学習館」です。出発前の朝一に野菜コンソメスープの材料を保冷のための氷と一緒に真空保温調理鍋に仕込んで午前11時に出発しました。佐賀市星空学習館に到着したのは13時。ten.的に「初めての訪問」と思っていたら....「ten.さん、昔にちゃんと来ていますよ?だって15cm望遠鏡工作教室の講師をやってくれたじゃないですかぁー」と素敵な女性スタッフが教えてくれました。その女性スタッフは続けます。「あの時の望遠鏡工作教室で作った望遠鏡が....(以下略)」....あの時、小学校5年生だった一番熱心に望遠鏡を工作した女の子が、今では星空学習館の天文指導員になっています。時の流れって凄いですね。佐賀市星空学習館はこれから新たなスタートをきった訳ですが、もうお一人の天文指導員も昔から縁のある人です。佐賀市星空学習館のスタッフさんのうち3名が縁ある人ということで....今後ともよろしくお願い致します。(明日の日々雑感はいよいよスタパー編です。)


20160403
昨日、佐賀市星空学習館とスタパーへ行きまして、本日日曜日、スタパーが終わってから佐賀市星空学習館へ戻り、19時より東京国立天文台副台である渡部潤一氏の特別講演をお聞きして先ほど(23:00)帰宅しました。いろいろなことがありましたが、詳細は後ほどご報告いたします。(明日以降へつづく)


20160402
本日はスタパーです!天候は....今のところ大丈夫そうですが快晴と言うわけでもなさそうです。なので、ten.の機材は「野菜コンソメスープ、七輪、珈琲、cube1350」としました(スープが機材....笑)。現在時刻は午前10時38分。野菜コンソメスープの仕込みも終わって時間に余裕があることからスタパーの前に佐賀市星空学習館へ立ち寄ってから白木峰入りしようと思っています。さあ、これから走るぞぉー!(車でですが....汗)


20160401
本日より新年度ですね。昨日も記載しましたが「佐賀市星空学習館」がリニューアルオープンしたようです。今日の様子は分かりませんけど、明日からのオープニングセレモニーも目白押しとなっています。夜....いや夜中は諫早市白木峰高原第三駐車場においてスターパーティーin白木峰「春の大観望会2016」が開催されます。今回のten.のメイン機材はcube1350にするつもりです。気持ちに余裕があれば短焦点アポ屈折も持参しようかと思っていますが、こちらは気分次第ということで宜しくお願いします。その他、機材....ではありませんが、七輪と木炭は持ってまいりますので暖を取りたい方は手あぶりにどうぞ。ということで、夜はスタパーをめいいっぱい楽しもうと思います。(その前の日中は....ひょっとすると星空学習館にいるかも?しれません。日曜日夕方にいらっしゃるワレナベ先生にもお会いしたいなぁ。笑)




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