未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20160930
何だか分からないうちに9月も今日でお終い。今月の出撃はゆめぎんがでの「天文祭」のみでしたが、まぁ楽しかったのでこれは良い事です。工作の方は6.35ショートビットドリルセットの購入によって僅かずつではありますが進捗しています。一方、全く停滞しているのは写真撮影です。もう1年半以上もの間、撮影から遠ざかっております。ひょっとすると「撮影の勘」なるものは無くなってしまっているかもしれません(苦笑)。となると....いつになるか分かりませんけど次回、撮影する時には....「お笑いネタのオンパレード」になるんでしょうねー。(乞うご期待。笑)


20160929
ちょっとテンション落ちています。理由は自分自身にも分かりません。ただ、ちょっと休みたいだけ。そして何も考えたくないだけ。なので今夜はもう寝まーーす!(苦笑)


20160928
必要最低限の物を選別し積み替えて、自家用車は車検へ旅立っていきました。今回は24日に開催された「天文祭」があったのでディーラーさんにはギリギリまで待っていただきました。では積み替えられた今回の必要最低限の物はこれらです。「イス(ローチェア)、ローテーブル、飲茶セット、ミニマム珈琲セット、cube1350、カメラ三脚」です。今回は双眼鏡が入っていないのは....積み替え忘れた....とです(汗)。とりあえず、これらがあると望遠鏡で星を見ながらお茶(珈琲)できます。車検から車が戻ってくるまでに....出撃は出来なさそうではありますが、もしも出撃できたとしても必要最小限のことはできると確信しています。


20160927
小学校5〜6年生くらいの児童生徒に積極的に使ってもらおうと思って作った「cube1350(13cm F5反射望遠鏡)」ですが、先日の天文祭では若干の不具合を見つけました。TOPリングが狭くて取り付け位置が制限されてしまったファインダー(素通しパイプ)の位置です。こればかりは仕方が無いと自分に言い聞かせてはいるものの、ちょっと小さい子供さんだと鏡筒を操作しながらファインダー(素通しパイプ)を覗く事が難しそうでした。仕方なく鏡筒の後ろ(下部)から覗いてもらって目標を導入してもらうことになってしまうことが多く....この件を解決するのは難しそうだなぁ。(汗)


20160926
ゆめぎんがでの「天文祭」において「望遠鏡を使いこなそう」のコーナーでten.が担当になったのは30年ほど前に父親が購入してそのまま箱の中に眠っていた口径60mm(焦点距離310mm)の小さな屈折望遠鏡でした。欠品も無く、ほぼ新品状態で極めて保管状態が良い望遠鏡でした。付属の接眼レンズはK20mmとK12.5mmとSR6mmがありましたが、金属製で高級感のある品物でした。望遠鏡へ取り付けると15倍、25倍、52倍となり低倍率・中倍率・高倍率を使い分けることが出来ます。更に6倍30mmのファインダーも金属製で視野内の十字線も細くて見易い品物です。このクラスの望遠鏡は入門用としても良い望遠鏡ですし、ベテランの人達にもサブスコープとして有用です。見た目は小さくても口径が60mmあれば肉眼の73倍の集光力があるわけですから、メシエ天体の散策には充分に使える機材とten.は考えますがみなさんはいかがお思いでしょうか?


20160925
佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」での「天文祭」、無事終了しました。お手伝いっていうお手伝いが出来ていたのかは甚だ疑問ではありますが....当のten.自身は非常に楽しめました。天文祭の楽しみの一つに「ディアジョン」さんのカレーがあります。シンプルなカレーですが程よい辛さが好みでですね....プラネタリウム特別上演の前に夕食としていただきましたが(他にもサンドイッチも食べたのに)、あっという間に完食してしまうカレーです。ゆめぎんがのテラスで開催された「望遠鏡や双眼鏡を触ってみよう」のコーナーではten.の自作望遠鏡「cube1350」も多くの子供たちに触ってもらえました。程よい大きさ・興味を引く外観に....「これ、何?」と聞かれることも多く、さすがにお昼の明るい場所だとこの質問から返答しなきゃならないのねー。(苦笑)


20160923
明日の日々雑感はお休みいたします。佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」での「天文祭」への参加により帰宅が遅くなると思われるためです。天文祭では「望遠鏡・双眼鏡体験コーナー」と「マイ望遠鏡を使いこなそう(昼の部)」そして夜の「大観望会〜あつまれ!望遠鏡〜」と「マイ望遠鏡を使いこなそう(夜の部)」へ参加(お手伝い)をする予定です。特に今年の天文祭では「望遠鏡・双眼鏡体験コーナー」が新設され、望遠鏡を使った事がない参加者へ色々な望遠鏡を使ってもらうというコーナーとなるそうで、これはまたcube1350を参加させてぜひ使ってもらおうと画策中。現地で木材の自作望遠鏡があったらten.のものだと思われます。気付かれた方は是非お声かけをくださいませ。


20160922
昨夜は「おうし座γ星の星食(掩蔽)」だったわけですが、残念ながらドン曇りでお月様すら見えず....ten.にとって観望しやすい時間帯久し振りの明るめの星の掩蔽だっただけに極めて残念です。この星食(掩蔽)という現象ですが、星が月に隠される瞬間がスリリングで面白いんです。....瞬間的に、本当に星が一瞬で消えるんです。ですから、残念ながら大勢の人が参加する観望会向きの現象ではありません。一瞬で星が消えるが故に見られるのは「御一人様限定」だからです。スタパーなど多くの人がそれぞれ自分の望遠鏡で見ると歓声が上がりそうな雰囲気はあるのですが....。星食(掩蔽)、一度で良いから大勢の人と同時観測してみたいなぁ。(苦笑)


20160921
今夜、23:15分頃の現象なので一気にアップします(間に合いますかねぇ....)。今夜は「おうし座γ星の星食(掩蔽)」です。詳細は日々雑感20160914に記載していますが、これは長崎のDATAなので各地の予報は....ウェブでお調べいただければと思います。ステラナビゲーターなどを持っている人はそれを使って調べるのも良いでしょう。ちなみにスマートフォンアプリの「スマートステラ」でもある程度の予報が分かります。あとは生で月を見てドキドキ感を味わいましょう。ちなみに現在の長崎市は....ちょいと曇り、少し晴れ間もあります。私もこの後、諦めずに見てみようかな。


20160920
台風16号は九州から遠ざかり、夕方から雲が切れてきました。仕事が終わって自宅駐車場に車を停めて西空を見ると低い位置に火星が見えました。「土星とアンタレスは?」と思って右の方(北側)を探すと....かなり離れた低い位置に土星と思しき光点があり....恐らくアンタレスは西の山の端に沈んでいたと思われます。それにしても火星がどんどん東側へ移動しているのにはビックリしました。もう「夏の小三角」と呼んでいた頃が懐かしいほどアンタレスと土星から離れています。先ほど星空シミュレーションソフトで確認すると火星はそろそろいて座に入ろうかというほど移動してました。世の中、動いているんだねぇ....(苦笑)


20160919
台風の影響で一日中雨の祝日となりました。午前中に運動をして、お昼に帰宅した後はゆっくりと自宅に引きこもりしていました。どこかへでかけようとか何か買い物に行こうとかは無く....実は今月はちょっと散財してお財布もピンチです。先月末には小型の「タープ」、今月中旬はショートビットドリル購入や大宰府往復の高速代(+ガソリン代)に加えて職場の飲み会が今月は2回あり....うーむ、お財布がピンチだ....。そんな中、機材や部品で購入したい物があるか?というとそうでもなく....一番欲しいのは「出撃する機会と晴れ間」であることは今でも変わりありません。そうそう、今週末の土曜日には佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」の天文祭が楽しみです。楽しみたいから晴れてくれよぉー!


20160918
台風16号の接近に伴い、九州地方のあちらこちらで豪雨による警報や注意報が発令されています。ここ長崎は明日午後あたりが最接近となる予報で、直撃は避けるようですが今後の気象情報には充分な注意が必要です....って、なんだかTVの気象キャスターが言いそうな台詞になってしまいましたが....でも、充分な注意は必要です(真顔)。で、雨の本日は自宅にて材料へ罫書きの作業などをやっていました。罫書きが終わって罫書き線の交点にポンチ打ち代わりのピンバイスによる揉み付けを行い、数箇所だけですが6.35mmビットドリルを使って穴空けをいたしました。まだまだ問題点は多くありそうですが、作業をしながら問題点を見つけなきゃ。でも....このペースだと年を越えそうな気配でもあります。(汗)


20160917
昨夜は急な職場の飲み会になり、日々雑感をお休みしました。お酒はあまり飲まず、ちゃんと真面目に日付が変わらないうちに帰宅いたしました。まー、飲み会の話はどうでもよいんですけど....。二日酔いも無い今日は予定も無く、ふと思い立って太宰府まで行ってきました。行き先は「天文ハウスTOMITA」さんです。久し振りの店舗訪問です。今日は社長さんが在社していてちょうどよかったです。いろいろと積もる話ができましたし、cube1350もお披露目できました。ほんの3時間の滞在でしたが楽しかったです。


20160915
えーっと、本日は「中秋の名月」であります。TVでもラジオでも朝からこの話題が多かったのでみなさんも天気予報のコーナーやニュースなどで耳にしたのではないかと思います。これからは日本全国各地で「中秋の名月を見たよ」というWEB上の話題が出るんだろうなぁ。こちら長崎では現在ドン曇りです。なので、いろいろな人達が撮影された画像を見てお月見しようと思います。(た、他力本願....笑)


20160914
9月に入り、天気図も秋らしくなってきました。台風しかり秋雨前線しかり....。この時期を過ぎるとスッキリとした秋空になるのだろうと、今は秋雨前線の停滞が季節の移ろいと思うしかありません。ただ、次の楽しみはちょうど一週間後の9月21日23時10分すぎのおうし座γ(54γ Tau)星の掩蔽です。3.6等星と明るいので明入(明縁潜入)も見易い星食でしょう。ステラナビゲーターのシミュレートをしてみると長崎では23:15分頃の明入、そして暗出(暗縁出現)は約一時間後の24:12頃となっています。特に暗出はいつ出現するか分からないドキドキ感がありますので凄く面白いんですよ。ちょうど一週間後となりますが、晴れていたら是非「掩蔽(星食)」という現象を楽しんでみてください。


20160913
いつものように帰宅するとテーブルの上に一枚の往復はがきが到着していました。長崎県のほぼ中央部にある諫早市、その街を一望できる小高い高原にある白木峰。そう、「スターパーティーin白木峰」が開催地の傍にある体験学習施設「コスモス花宇宙館」開館二十年イベントのお知らせハガキが到着していたのです。いつの間にか20年、そう言うと簡単な言葉になってしまって施設運営の苦労が軽く見えてしまうので使いたくない言葉ではありますが、長崎県にコスモス花宇宙館があったからこそみんなが集い、笑い、楽しんでいると思うのです。これまで運営し続けてこられた白木峰高原育成会の方々を始め、開館当時から運営されていた宇宙館のスタッフさん、そして今も運営している宇宙館のスタッフのみなさん、20年 本当におめでとうございます。


20160912
「うーむ、どうにも工作と向き合っていない....。」やろうやろうと考えてはいるものの、考えている途中で思考停止に陥ります。何より図面と向き合っていないので作業の工程や寸法の確認が出来ていない、だから作業が進まない....の堂々巡りとなっています。イマイチ頭の中が整理できていないようで、だから工作へ着手出来ないのだろうと自分を分析しています。このままだと自分に腹が立つので....先日購入したショートドリルセットを使って厚さ3.0mmのアルミチャンネルにΦ4.0mmの穴を空けてみました。「手動(手回し)で一箇所当たり、どのくらいの時間で空けることができるか?」を実験しまして、凡そ3分ほどで穴が貫通しました。うん、ピンバイスで空ける苦労を考えたら凄く楽でした。これで時間を見つけてひとつひとつ穴空けをしていけると思いました。(少しずつゆっくり行きましょ。苦笑)


20160911
本当は昨日購入したショートドリルセットを使用して穴空け作業をしたかったのですけど、材料をしげしげと眺めていると....「んー、ここはもうちょっと図面を良く見て確認しておかなきゃならないんじゃね?」と思うことがありまして、本日の作業はしない事にしました。作業を進めてしまっては後戻りできませんからねぇ。そうそう、アルミの薄板(厚さ1.5mm)には一箇所当たり2〜3分で穴が空きますが、罫書き線の交点にはまだポンチ打ち(ピンバイスの揉み付け)が終了していない材料があり、これもまた作業の優先順位が高い部分であります。(ゆっくり行きましょ....汗)


20160910
お仕事を終え、今日は目的を持って自宅近くのホームセンターへ行きました。久し振りの工作ネタです(苦笑)。購入したのは6.35ビットの「ショートドリルセット」です。2.0mm〜6.0mmの金属用ドリルが10本もセットになった物で、アルミニウムの薄物に穴を空けるには非常にお手軽なドリル刃です。通常は電動ドリルで使用するのでしょうけど、アナログなten.は手回し(6.35ビット用ドライバーに装着)です。これまでは2〜4mmの穴を空ける場合にピンバイスを使用していたのですけど、一つ穴を空けただけで指先の皮膚が痛くなり作業のやる気が殺がれていたのです。先ほど一箇所だけお試しにアルミアングルへ穴空けをしてみたのですが、案の定、指先で摘むのと手のひらで握るのとでは全く違います。ビックリするほどあっけなく穴が空きました。「なんでこんな便利な物を早く使わなかったんだろう....?」と思うほどあっけなく....(苦笑)。さて、これで滞っていたcube1350専用三脚への着手ができそうです。ただし....先に言っておきますが、秋のスタパーには間に合わないと思っております。(ゆっくりさせてくれー....爆)


20160909
タカハシが、以前に販売していたミューロン180をリニューアルして2インチ接眼部に対応した「ミューロン180C」の発売を発表しました。ドール・カーカム式を採用したこのミューロンシリーズの特徴ですが、補正板が無いので主鏡が外気温に馴染みやすいこと、主鏡は楕円鏡で副鏡は球面鏡のため研磨や組み立てが容易になり安定した性能の鏡筒を市場に供給しやすくなるようです。タカハシといえば撮影用鏡筒としてハイパーボライド(双曲面)のε光学系はあるものの、ニュートン式反射望遠鏡のMT鏡筒の生産中止からかなり期間が経ちました。一方、フローライトアポクロマート屈折やTOA屈折・FSQ屈折などの開発が進み、撮影用屈折式望遠鏡のイメージが色濃くなってきていました。最近はFC76DやFC100Dなど撮影よりも観望を意識した鏡筒が発売になっていて、もう少し口径が大きな観望用の鏡筒があればいいなぁとも思っていました。ミューロンシリーズも大型のミューロン300CRSやミューロン250CRSはあるものの、重量級で架台も大きくなりがちで一般的に移動用ではありません。以前にミューロン180が発売していた頃にはten.も愛用しているTG経緯台に搭載されていたり、現行の赤道儀だと標準はEM−11あたりで充分です。ちょっとした大口径で高倍率も楽しめるミューロン180Cの再販は素直に喜びたいです。(ま、ten.は買えないけど....苦笑)


20160908
先日のリンク先は「ビクセンA62SS」というフィールドスコープ的な望遠鏡を紹介しました。ここで思ったのが、最近は焦点距離500mm前後の望遠鏡が増えてきたように思います。BORG77ED2然り、タカハシFS60QやFSQ85ED然り、ビクセンもR130Sfは焦点距離650mmです。これらの鏡筒に使う接眼レンズは?というと、一般的に覗きやすさや入手しやすい物と考慮すると焦点距離5mm付近までが限界かなぁと思います。望遠鏡的には100倍程度あれば木星の縞や土星の環が楽に認識できる倍率だと思います。A62SSシリーズにセットされている(鏡筒単品ではなく....)接眼レンズは架台によって違います。AP赤道儀、APZ経緯台にはSLV15mm(35倍)とSLV4mm(130倍)で、ポルタ2経緯台とミニポルタ経緯台にはNPL10mm(52倍)1本をセットし、高倍率側は2倍バローレンズ(おそらく別売り)を使用して104倍を使えるように考えている様子です(バローレンズを使用するのは像質云々よりもアイレリーフが短くなるのを防ぐためと思われます。)これらの事はcube1350の考え方と良く似ています。ただしcube1350の場合はファインダーを素通しパイプ(等倍)としたため、若干倍率低めのセットとしています(低倍率側は26倍、高倍率側は81倍)が高倍率側は導入に苦労します(やはり肝はファインダーですかねぇ....。)。市場はどのように判断するか分かりませんが、ten.的にA62SS鏡筒はお手軽な推し鏡筒と考えます。


20160906
明日、9月7日はお仕事の関係で福岡へ出張です。帰宅は深夜となりそうなので明日の日々雑感はお休みいたします。長崎からJRを使って福岡入りするのですけど、移動時間には福岡にいる友人と会うことができそうです。ちょっと残念なのは友人にcube1350を見せられないことかなぁ。滅多に福岡へ行けないので良い機会だったのですけど仕事の出張なので仕方ないです。せっかくの旅行用望遠鏡なのにちょっと残念。(旅行じゃないってば。苦笑)


20160905
カメラ三脚などに搭載してちょっとした観望に使える、しっかりした経緯台に載せて手軽に観望できる、持ち運びや組み立てにに苦労しない望遠鏡は「良く使う望遠鏡」になり得る機材です。一般的には80mmクラスの短焦点屈折をポルタなどの経緯台に載せるのをお奨めする事になります。さらに80mmクラスの短焦点屈折だとアポクロマートレンズを勧めてしまう事が多くなってしまうのですが、ここでネックになるのが価格です。ten.は必要最小限の口径・倍率として60mmクラスを推すこともありますが、昔はポラリス60L(赤道儀)やカスタム60L(経緯台)のようなしっかりした架台や接眼部分を持つ60mmクラスはほぼありません。この時代(1970〜1990年代)のビクセンの入門用60mmアクロマートは口径比が大きく、アクロマートといっても非常に良く見える個体が多いのも事実です。ただし相反して鏡筒自体が長く(焦点距離910mm)、取り回しや保管に苦労もします。ビクセンの60L鏡筒よりも短い他の鏡筒は?というと断然短いBORGのミニBORG60となりますが、こちらは焦点距離325mm付近で高倍率を取り出しにくかったり、BORG鏡筒のパーツ類の複雑さと相まって初心者にお奨めがしづらい状況です。そう、ある程度の価格で、しっかりしたアクロマート鏡筒(口径比7〜9)が市場から消えてしまっているのです。さて....価格や仕様はどのように思われるか分かりませんけど....こんな鏡筒が発売になるようです。今となってはこのあたりが妥協点になるのでしょうかねぇ。(ten.的に....とりあえず「推し鏡筒」としたいです。)


20160904
台風12号が接近中です。お昼頃に暴風警報が発令されましたので警戒中であります。9月のお楽しみ天文現象のうち3日の金星と月の接近は曇天のため(私は)見られませんでした。次は9日の土星・火星・月の接近ですね。この接近、どちらかと言うと火星と大きく接近して土星はちょっとはなれてしまっていますけど、望遠鏡で土星を見ようとする最後のチャンスになりかけていますので月が良い目印になるのではないかと思います。そうそう、今月9月の楽しみとして大切なイベントがあるのを記載していませんでしたね。9月24日は佐賀県武雄市にある佐賀県立宇宙科学館「ゆめぎんが」において「天文祭」というイベントが開催されます。夕方、暗くなってから開催される大観望会においてはアマチュアのみなさんが持ち寄った多くの望遠鏡で色々な天体を見せてくれます。ten.は、ほぼ毎年参加しているのですけど、ゆめぎんがスタッフのみなさん達の準備が肌理細やかで毎回感心いたします。みなさんもお近くであれば是非どうぞ。


20160901
9月になりました。早速ですが、明日は職場の飲み会となり日々雑感はお休みいたしますー。と言いつつ、今月はお月様絡みの天文現象が3つもあります。ten.的に気になっているのでちょっとご紹介します。まずは9月3日19:31に細い月と金星が1.2°まで接近します。そして9月9日は上弦の月ですが、土星と火星の傍にいます。さらに、ten.的に一番楽しみにしているのが9月21日23:21(東京)のおうし座γ星(3.7等星)の食です。この明るさの星食ってなかなか無いんですよねー。ちなみに明入(明縁潜入)・暗出(暗縁出現)となっており、どちらかというと暗出のドキドキ感がワクワクします。(微笑)ということで、明日はオヤスミー。(台風12号の進路が気になります....。)




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