未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20180131
現在時刻21時13分、既に月食は始まっています。当地、長崎の現在の状況は朧月で、欠けた形がなんとか分かる状態です。これから雲が厚くなるのか薄くなるのか....わかりませんけど、とりあえずこの状況で楽しんでいます。望遠鏡は出さず、双眼鏡だけですけど....あ、でも雨になるよりは良いです。....とか書いていましたら....現在21時40分、完全に雲に没してしまいました....。もうすぐ皆既になるのにぃー!なんも見えねぇ....。残念。



20180130
明日、2018年1月31日の夜は「皆既月食」が見られます。前日(本日)の月は「最近(35万9000km)」となっており、実質上いわゆる「スーパームーン」と呼ばれます。さらに、1月2日には満月がありましたので、ひと月の間に2度の満月はいわゆる「ブルームーン」と呼ばれます。さらにさらに、これに皆既月食が起きるのですから、「スーパームーンでブルームーンでブラッディームーン」という訳のわからない呼び名まで付けられているのを見かけました。いろんなキッカケで夜空を見上げる人が多くなるのならそれでも良いのですけど、色々な呼び名で付加価値を高めるよりも「地球の影に入った月は神秘的な赤銅色(しゃくどうしょく)になる。この色は数年に一度のレアな現象である皆既月食でないと見られない」とシンプルに皆既月食万歳な呼びかけの方が好きなんですけど....(笑)。ten.はここ日々雑感で皆既月食の度に記載しているような気がしますが、皆既月食はね、双眼鏡で見ると本当に月が球体に見えるんですよぉー。更に、今回の月食では月の北側(上方)近くにプレセペ星団(M44)が見られ、赤銅色の月と金砂の輝きを見られるレアな夜になります。天候的に厳しそうですけど、雲の切れ間でも良いから見たいなぁ。



20180130
明日、2018年1月31日の夜は「皆既月食」が見られます。前日(本日)の月は「最近(35万9000km)」となっており、実質上いわゆる「スーパームーン」と呼ばれます。さらに、1月2日には満月がありましたので、ひと月の間に2度の満月はいわゆる「ブルームーン」と呼ばれます。さらにさらに、これに皆既月食が起きるのですから、「スーパームーンでブルームーンでブラッディームーン」という訳のわからない呼び名まで付けられているのを見かけました。いろんなキッカケで夜空を見上げる人が多くなるのならそれでも良いのですけど、色々な呼び名で付加価値を高めるよりも「地球の影に入った月は神秘的な赤銅色(しゃくどうしょく)になる。この色は数年に一度のレアな現象である皆既月食でないと見られない」とシンプルに皆既月食万歳な呼びかけの方が好きなんですけど....(笑)。ten.はここ日々雑感で皆既月食の度に記載しているような気がしますが、皆既月食はね、双眼鏡で見ると本当に月が球体に見えるんですよぉー。更に、今回の月食では月の北側(上方)近くにプレセペ星団(M44)が見られ、赤銅色の月と金砂の輝きを見られるレアな夜になります。天候的に厳しそうですけど、雲の切れ間でも良いから見たいなぁ。



20180129
実際に使ってみないと分かりませんから....と言いつつも、頭の中ではある程度のシミュレーションは出来ているつもりです。今回の導入支援目盛り装着における望遠鏡のセッティングにおいて、大切なのが望遠鏡の「水平と方位の初期セッティング」だと考えています。要は赤道儀のセッティングと思えば良いのかなぁ。1.三脚の台座の水平出しをして、2.架台の水平出しをして、3、方位・高度のセット(赤道儀で言う極軸セット)を行う流れです。2の架台の水平出しについてはcube1350のロッカー内へ水準器の装着が済んでいます。3の方位・高度のセットについては、望遠鏡のセットが終了した後に北極星を導入(本当は方位・高度が分かっている星ならどの星でも良いんですけど....)し、方位目盛りを「0度」高度目盛り「33度」に指針を調整すれば初期設定が終わります。これらセッティングの流れで構造上解決していないのが1の三脚台座の水平出しであります。cube1350専用三脚は、細くて弱いアルミアングルを材料としていますが、「直脚構造と開き止め固定」で強度を確保している構造です。それ故に三脚台座の水平出しが苦手なのであります。最初から観望地の地面が水平であれば問題は少ないのですが、傾斜地であれば何らかの対策が必要になってきます。水平出し用に石突部分にネジを組み込むのはやりたくないし....。「実際に使ってみないと分かりませんから....」と言う弱気発言はこういった部分が解決していないからなのであります。(汗)



20180128
一般的にステラナビゲーターなどの星空シミュレーションソフトなどで天体を指し示すと、その天体の詳細情報が表示されるものがほとんどです。ちなみにステラナビゲーターだと、指し示した天体の「名前、光度、出没・南中時刻、赤経・赤緯の座標情報、方位・高度情報」が画面のポップアップウィンドウで確認できます。先日から取り組んでいる「プロジェクトcube1350導入支援目盛り工作」が終ったら、シミュレーションソフトの方位・高度情報で導入支援を利用して天体を導入しようという目論見です。既に色々なドブソニアン使いの先人達が「方位・高度目盛り」を使って導入していらっしゃるようですから、望遠鏡と目盛りのセッティングさえキチンとできれば恐らく大丈夫(なはず)です。ちなみにセッティングについてですが、少々ラフにセットしても大丈夫かもしれません。cube1350の水平・高度の最小目盛りは5度ですが、間隔が広いので1度〜2度は読み取れると思っています。さらにcube1350の最低倍率は26倍(実視界2.3度)ですから、最悪、視野環の周りに目的とする天体があるでしょうし、ファインダー(実視界8度)には導入ってくるはずだと考えております。ただ、こればかりは実際に使ってみないと分かりませんのでどうなることやら....。



20180127
どーも、インフルA型引き篭もり中のten.です。インフル発症からの対処が早かったのとタミフルのお陰で今朝には平熱に戻りました。それでも安静にしておかなければなりませんので温かくして御布団に寝ていたのですが、今度は寝過ぎで腰が痛くなっております(笑)。日中の家の中には私しかおりませんので、ちょっとだけハサミを使って材料の切り取りと線引きの作業をいたしました。作業は一時間ちょっとで終わらせましたが、工作というのはもちろん「cube1350の導入支援目盛り工作」です。まあ、ちょっと良い感じになりましたよ。さて、腰の痛みも和らいだのでまた御布団に入ります。(汗)



20180126
24日の夜から熱発し、昨日の朝に病院へ行きました。見事にインフルA型ということで、しばらく部屋に引き篭もります。なーにも出来ないわぁ....。仕事柄(?)数年毎にインフル罹患してしまうのですが、何年ぶりだろう。(汗)



20180124
その蓄光シールの光量が落ちた後、明るさを復活させるのに使用する予定の物も100円均一SHOP「DAISO」で入手した「マジックライトペン(UVライト付き)」があると極めて短時間の照射で明るさが復活します。蓄光シールを使った目盛りも大きくはない上、水平目盛りはロッカーの内側(ミラーボックスの下)になるので周りの人には見えないような配意をしたつもりです。ただ、高度目盛りについてはロッカーのサイドにあるので若干影響がありそうですが、観望中は人の影になりそうな位置なのでなんとかなるかなぁ。(悩)



20180123
蓄光シールを大量に仕入れたのは導入支援目盛り工作のためだと記載しましたが、水平目盛りだけでも10度毎に36枚+東西南北部分に別の4枚、合わせて40枚を使用します。また、高度軸には0度から90度まで10枚を使用する予定です。さらに水平目盛り・高度軸目盛りの指針部分にもそれぞれ蓄光シールを貼りますのでプラス2枚。総計52枚の蓄光シールを使った「豪華絢爛な導入支援目盛り」になり、相当数の蓄光シールが光ると暗順応を妨げるのではないか?と懸念するほどです(笑)。そういう光は少ない方が良いので更に光量があるLEDとかで照らす予定はありませんが、もしもLEDとかで照らしたりすると凄く眩しくなって観望の邪魔になるでしょうねぇ。



20180122
スタパーや自分の出撃(観望)の際に、道具入れの中に常備している物がいろいろとあります。ドライバー、ヘクスキー、ペンチ、予備ネジ類など、まあ、「あると便利・無ければ困る」ものだと思います。この中で無くても困らない物も入っています。100均などで販売している「蓄光シール」です。天体導入の際、鏡筒と平行な部分に貼ると、鏡筒を向けた方向が分かりやすくなるなど、ちょっとした目印になるからです。ten.が愛用しているのは100円均一SHOP「ダイソー」の物で、8mm×13mmの長方形の小さな蓄光シールです。光っている時間も比較的長めなので星を見るのにライトの照らし直し回数が少なくなり好都合なのであります。ちなみに今回、「プロジェクトcube1350の導入支援目盛り工作」に関して、この蓄光シールを積極的に使う事を決めていまして、DAISOさんで3シートという大量入手いたしました。シールの数にして60枚になるのですが、これだけ購入しても324円と格安なのが....素晴らすぃー!(笑)



20180121
プロジェクト「cube1350の導入支援目盛り工作」に若干の進捗がありました。現在のところ、cube1350本体へ水平の目盛りを割付け終了し、あとは読み取り部分(指標矢印)の工作設計が必要です。高度軸については、やっとアウトラインの雰囲気ができただけで、具体的な工作順序を確定させないと工作へ踏み切れない状況です。こちらはラミネートシールへの貼付に慎重な作業が必要なので先延ばしにしているだけなのですが....(笑)。できればチャチャッ!と工作して早く終わらせたいんですけど、材料の選定が終わっていなくてですねぇ....どこかに端材が落ちていないかなぁ。(何の?笑)



20180120
本日は「新年耐寒なべ会」の開催日が決まりましたのでお知らせです。平成30年2月10日(土)となりました。会費は¥1,500円を予定しております。場所は「川原大池公園駐車場」です。開催にあたり、参加の皆様におかれましては万難を排して御参加いただきますよう宜しくお願い致します。



20180119
一昨日、採寸のために車からcube1350を降ろす際に一つ大失敗をしてしまいました。肩に掛けるためのフック付きのベルトのフックの掛け方が弱かったらしく、肩に掛けた途端に外れて、cube1350を60cmほどの高さから落下させてしまいました。「ガタンッ!」と大きな音と共にコンクリートに激突させてしまったのです。シナベニヤで作った木箱ですから、コンクリートの角に激突すれば当然大きく凹みます(割れなかっただけ良かった。)。底板の部分が深さ5mm、幅15mmほど凹んでニスが削れていました。言わなければ分かりにくい場所なのですが、私自身が知ってしまっただけに、一応補修をしておきました。小さい部分なのでわざわざニスを塗布するのではなく、使ったのは「透明マニキュア」です。ちょっとした補修には丁度良いかなぁ。



20180118
現在時刻20:57です。さきほど夕食を終え、今日も引き続きcube1350の採寸です。元々がキツキツのレイアウトで製作している望遠鏡ですので、何かの部品を付加しようとすると取り付け位置がタイトな状態での取り付けになります。こればかりは勢いでやっちゃうと....「あっ....付かない....。」という事になるのが容易に想像できます。それを防ぐためには一にも二にも採寸です(笑)。普段から「てきとー」にやっておりますが、せっかく出来上がった物なのでそこは慎重にやらせてくださいな。(実は工作物のアウトラインがまだ出来上がっていません。笑)



20180117
導入支援のための目盛りを作る前の作業が「採寸」です。取り付ける場所を採寸するためにcube1350を自宅へ持って帰りました。cube1350を採寸して改めて分かることもありました。工作(設計)の時に「とりあえず、ここはこんな風にしておこう。」と何気なしにやっておいた部分が役に立つ事になりそうで、できあがると面白い使い方になりそうです。(ただし、お笑いネタではなく機能的で真面目な作りに....と思っています。嘘w)



20180116
ありがたい事に、「天文ハウスTOMITA」さんからVIXENカレンダーが送られてきました。このカレンダー、買おうとすると案外高価なものなのです。カレンダーには月齢や主だった天文現象が記載されており、ten.自身もこのカレンダーを机の目の前に掛けておくことで色々と気付くこともあります。そして、今年のカレンダー4月には非常に美しいU草野さんの作品も掲載されています。今年も一年、楽しみながらカレンダーを眺める楽しみが到着して嬉しいです。ありがとうございました。>「天文ハウスTOMITA」さん



20180115
日々雑感20180111において、導入支援のための高度目盛りを(出来れば)「作ろう」と思ってしまって、帰宅前に百円均一SHOP「ダイソー」へ行って材料になりそうな物を物色いたしました。結果的に購入したのはA4サイズの硬質プラスティックカードケースと蓄光シールの2点です。工作に失敗しても108円の被害で済むので「とりあえず作ってみるか」のノリです。もうね、大き目の分度器に下げ振りを取り付けるだけでも立派な高度計なんじゃないか?って雰囲気ですよ。シンプルにやってみるかなぁ。



20180114
先週木曜日からの長崎の豪雪については記載しませんでしたが、1月11日木曜日朝の長崎は真っ白な景色となりました。自宅前の玄関ドア付近は積雪8cm程度でしたでしょうか、夜になって一旦小康状態になりましたが、翌日12日未明にまた雪となり、氷点下の気温も相まって長崎には珍しく路面はアイスバーンになっていました。こんな天気ですから晴れ間もほとんど無く、ten.は自宅にて引き篭もっていたと云う訳です。その間、何をやったか?というと....外出もしていないし工作もしませんでしたし....つまり何もやっていないです(笑)。そんな中、近くの友人ら二人はスクランブル出撃しているようで....これは羨ましい。



20180113
今日は寒さもあるし風邪(やらインフルエンザ)をもらわないように家から外出せず、家に引き篭もっていました。部屋では珈琲を淹れて飲みながらメモ紙にちょっとしたラフ書きを致しました。目的は、一昨年の7月に整理した「飲茶セット」のBOXに入っている道具類の寸法取りです。ドリッパー、ケトル、ミル、マグカップ、などなど、色々な小道具を入れているのですが、将来にBOXを交換する際にどのくらいの大きさにするとより使いやすくなるのかを採寸しておこうという作業です。できれば収納する時にも片付け易いような配置で箱に収めることが出来るようにも考えつつ....結局のところ、整頓する答えが出ずに飲茶セットはそのまま継続使用になりました。(上手く収まっているのを変える必要は無いということか?笑)



20180112
今月末の1月31日には皆既月食が見られます。2018年の最大級の天文現象とも言えますので天候さえ良ければ是非とも観望したいものです。というのも、今回のように好条件で見られる皆既月食はしばらくありません。ちなみに次回の皆既月食は本年2018年7月28日未明の月没帯食ですから、朝の西空に皆既月食のまま沈んでいくというものとなります。条件が良い皆既月食としては2022年11月8日までありませんので、今回を逃すと見やすい時間帯での皆既月食まで4年9ヶ月ほど待たなければなりません。赤銅色の月がポッカリと浮かぶ様子は凄く神秘的で、肉眼で眺めても双眼鏡で見ても望遠鏡でも楽しめる天文現象です。ten.的に丁度月末の繁忙期というのが気になりますが、天候さえ良ければ出来るだけ観たいと思う次第です。何より、おそらく4年9ヶ月後まで見られないかもしれませんから。(7月28日のは諦めたのか?汗笑)



20180111
ほぼ完成(=未完成)のcube1350ネタを続けます。導入支援に繋がる方位や高度が分かるような器具として、以前から考えていたのはVIXENさんで販売している「ポーラメーター」でした。これをミラーBOXに取り付けると方位と高度がある程度分かるので、補助として取り付ける器具の候補に挙げて、入手も済ませていました。この製品、取り付け部分こそプラスティックですがコンパス部分の目盛りも細かくて高級感がありオイルコンパスなので針が動くのもユッタリとして良い感じの製品です。ただ、cube1350に限って言えば、ミラーBOXに取り付けるにあたり軽いと言えども100gの器具をミラーBOXに取り付けると....またバランス問題が浮上してきます。更に傾斜計部分の目盛りも5度刻みでとは言え実用上充分ですが、追い討ちを掛けたのが計測範囲です。cube1350は経緯台なので天頂付近は苦手ではありますが、ポーラメーターが測れる高度目盛りは0度〜70度までとなっており、天頂中心の20度付近が使えないのも勿体無いなぁと思ってきてですねぇ。現在のところ、cube1350の導入支援器具としてポーラメーターを使うのを躊躇しています。(ビンボーなten.が苦労して入手したのに....不覚でした。汗)



20180110
自作望遠鏡であるcube1350は現在「ほぼ完成」しております。この「ほぼ」という言葉を使うのは、ten.的に「自作した物を完成というのは改造点や改良点が無くなって手を加える所が無い状態」と思っているからであります。....昨夜はお布団の中に入ってからも天候が気になって寝付けず、仕方が無いのでcube1350の細部を思い浮かべながら改良点(改造点)が無くなったか?を想像しながらウトウトしていました。導入支援に繋がるように方位や高度が分かるような器具を取り付けようか、取り付けるならどのような形にしようか?どうやってとりつけるか?等など、考えた事は小改良(笑改良)のネタにするにはあまりにも真っ当な改良なので「どうしようか?」と思っています。どんな形にしようか?どういう風に作るかはこれから考えますが、こういう小ネタ改良があるから自作望遠鏡はいつまでも「完成」しないのですよねぇ。(苦笑)



20180109
ten.的長物の限界は1m以下という話を致しましたが、機材関係で長い物って何?と考えると一般的には「鏡筒・三脚・トラスパイプ」あたりでしょうか?鏡筒であれば大口径屈折(口径125mm以上?)であれば1m超えになるものがあれど、ten.は所有する予定もありません。チューブ型のドブソニアンで25cmF5あたりで1m超えになってくるでしょう。また三脚は....以前販売されていたタカハシの木製直脚で1m弱(80cmくらい?謎)かなぁ。こういった長い物を車載するにあたり、ten.の車のトランクルームは別な機材で一杯なので、仕方なく後部座席に横たわらせることになるのでしょうけど、こういった長い機材を所有していないのも良かったのかなぁ。では、今後、長い物を所有することになるのか?と言われれば大口径の屈折は「無い」と言い切れます。だって、架台が重いし三脚も長くなってしまいますからね。チューブ型のドブソニアンも同様で、長さだけではなく太くなりますので運搬も保管も困ります。となると、僅かな可能性があるとすればトラスタイプのドブソニアンになるかもしれませんが、ten.的長物の限界は1mという定義がありますので....やはり大きなドブソニアンも「無い」なぁ....。(苦笑)



20180108
ここのところ、工作関連も落ち着いてしまいましたし星空を見に行く事も少ないしで何も考えていない....どーも、ten.です(笑)。とは言え、ふと思いついたのはBOX−DOB1580やcube1350の二つのトラス鏡筒を所有していて、「大口径のトラスタイプのドブソニアンって、トラスパイプ(フレーム)が長くなるよね?」って事。例えば40〜50cm級になると1.6〜2mほどの長さになるのだろうと推察します。一方、cube1350のトラスフレームは0.5m以下ですから運搬などに大きな負担にはなりません。ミラーBOXやTOPリングをいくら小型軽量化しても主鏡の焦点距離を縮める事にはなりません。そこで次の問題として浮かんでいるのが「トラスフレームの長さはどのくらいまで我慢できるのか?」という話です。例えば徒歩で移動するならばなるべく軽く短くしたいし、車で運搬するなら車のトランクの横幅に合わせるのか、縦に入れるのかで長さも変わります。また、長くなれば撓り(しなり)が発生しますのでトラスフレームが太くなったり重くなったりします。トラスフレームひとつの話でもどのくらいの長さが機材に合っているのかを考えておくと、いざという時に何らかの答えが出せそうだなぁと思っていたり....とりあえず、ten.的にはBOX−DOB1580のトラスフレーム長910mmの長さが、例えば1200mmだったら?....「車には積んで運ぶけど徒歩での持ち運びはしたくなくなる」よねぇ....。つまり、ten.的トラスフレーム長の限界は1m以下と分かりました。(笑)



20180107
昨日の日々雑感ではあえて書きませんでしたが、今朝未明に火星と木星が超接近していました。それもなんと「望遠鏡の100倍の同一視野に二つの惑星が見える」と言うもの。いやぁ....見たかったなぁ。というのも、こちら長崎では夜半前から雲が出ており、ten.自身早々に諦めてしまったからです。で、朝起きて空を見ると....曇っている(ホッ....)と。しかし、色々なところの情報を探してみると、何と長崎で見た(撮影した)人がいる様で....「あー、こういう時に不戦敗を決めたらダメやんねぇ。」と反省することしきりです。(すみません)



20180106
今日はひさしぶりにかずはんさんとお外珈琲をいたしました。年末に、現在ten.が好みの珈琲豆を入手しておいたのをミルで挽いてドリップ、一時間ちょっと過ぎるのはあっという間でした。星見で暖を取るための備長炭を焚き火グリル「B6君」で火熾しし、お湯を沸かしてのお外珈琲でした。ちょっと寒かったけど、久し振りにゆっくりとできて良かったです。



20180105
では、ten.自身が「個人的に」好きな形式の接眼レンズって何?と聞かれれば(ちょっと悩んで)「Or、PL、K、Er、LE(タカハシ)」かなぁ....。これらはten.自身が所有する接眼レンズでもありますが、広視界の接眼レンズは重たい(質量も価格も)ので所有できなかったと言うのも理由の一つです。昔からビンボーだったのでツァイスサイズのHMやKなどのみかけ視界40度前後のものに慣れてしまって、アメリカンサイズのPL(52度)ですら広視界だという感覚があるからなのかもしれません。これがEr(60度)あたりになると「うわぁー!広っ!!」となり、友人らのみかけ視界82度とかの接眼レンズを覗くと自分の眼の位置がどこなのか?わからなくなるしグルグル見回してしまって酔っ払いそうになるしで、みかけ視界はホドホドの広さで事足りています。そんな中、昨日の話題である「オルソスコピック」はten.も4本ほど所有しております(5mm、6mm、9mm、25mm←25mmだけツアイスサイズ)。43度ほどのみかけ視界も慣れているといいましょうか、望遠鏡を所有していなかった昔に「オルソスコピックとか超高級品ぢゃん!すげー!」と言いながら覗かせていただいた記憶からか、憧れだった接眼レンズに「(狭い....)」とか文句を言うどころか、「綺麗ー!」と感動していた記憶の方が勝っているからだと思います。昔の形式の接眼レンズは主望遠鏡のF値によって得手不得手がありますが、口径比がF6以上の望遠鏡ならば使ってみる価値のある接眼レンズだと考えます。



20180104
由緒正しき接眼レンズの形式といえばケルナー(K)、ミッテンゼーハイゲン(HM)、オルソスコピック(Or)、プローセル(PL)、エレフレ(Er)などなどありますが、最近は広視界・ハイアイポイントの接眼レンズが増えて....何がありますかね?ナグラー、パンオプティック、ペンタXL、....(まだ他にもたくさんありますが)色々な形式の接眼レンズがありますね。見易い物、ヌケが良い物、広々と見える物、キレが良い物と特徴を挙げれば色々出てきますが、全てを備えるレンズは少ないので接眼レンズは自分の好みが強く出る機材の一つだと思います。ten.の個人的な好みではありますが、広視界はさほど求めずにヌケとキレが良い物が好きです。その中でも定番と言えばオルソスコピック(Or)やプローセル(PL)だと思います。ただ、数年前からアッベ式オルソでは、笠井トレーディングのHC−Orが入手困難(販売終了)になり、少し前から色々なメーカー・販売店(タカハシ・BORG・国際光機)で復活したりとアッベ式オルソについて言えば、製造に関して困難さがあり、定番でありながら「まるで細い糸が繋がっていて、いつ切れてもおかしくない」状況だと感じることもあります。そんな中、笠井トレーディングさんから久々のアッベ式オルソスコピック接眼レンズの販売が始まったようです。みかけ視界に関して言えば少し「?」が付くところもありますが、税別¥6,800円と求めやすい(?)お値段のようであります。



20180103
昨日は例年の如く旧友との飲み会がありまして、ボチボチと楽しいお酒を飲みました。中学・高校生の頃の昔むかしの話ではありますが、一人は80mm屈折赤道儀を所有していて羨ましく思っていました。もう一人はten.よりも上手くポータブル赤道儀を自作していて、両名とも嘱望の眼差しで見ていたものです。とはいえ、長い付き合いになると会話は天文関係の事ではなく普段の会話(互いの近況報告)ばかりで、時間が過ぎるのもあっという間でした。次に会うのは来年の正月か、はたまた近いうちになるのかわかりませんが、年に一度の飲み会は楽しいものであります。



20180101
新年明けましておめでとうございます。本年も細々と星空を眺めていきたいと思っております。昨年はcube1350の工作や改良ばかりで実際に望遠鏡を使って星空を見る機会が少なかったのですが、組立てだけは何度も何度も繰り返していましたので、組み立てる毎の光軸修正量も少なくなりましたし、新たにカバーも作ったので操作や見える雰囲気も良くなっているものと思っています(....が、未確認です。笑)。さて、今年の初観望はいつになるでしょうかー?




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