未熟故、言葉が足らず。未熟故、表現に不手際もあり。
時に、誤解を招く表現もあれど、本人に悪意はありませぬ。




店主:ten.の
日々雑感

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20180817
そうそう、二重星といえば、スタパーで短焦点屈折を北極星に向けるのを忘れていました。たしか6月に出撃したときにcube1350にTOE3.3mmを挿して北極星を見たんですけど、9等星の伴星がカッチリと見えました。接眼レンズの見え味を試すにダブルダブルスターなどの近接した二重星を見ると光学系の雰囲気が良く分かります。なのに....何故北極星に向けなかったんだろう....?場所が天の北極なので季節を問わず見えるし日周運動で動かないから経緯台にはうってつけなのにね。よし、次は見るぞ。(苦笑)


20180817
こと座εと言えば低倍率では二重星、そして高倍率をかけて見るとそれぞれの星が連星となっていて「ダブルダブルスター」の愛称で有名です。一昨日、twitterで「こと座ε星がどうしてもダルマ状にしか見えない....」と言う記載を見つけました。ダルマ状に見える望遠鏡ってなんだろう?と思ってTLを追いかけると、その望遠鏡はC5(12.5cmシュミカセ)でした。「あぁ、C5ならかずはんさんの望遠鏡で素性は良く分かっているし、先日のスタパーでは6cm屈折111倍(Or9mm使用)でキッチリと分離していましたから「きっとシーイングが良くなかったんだろうなぁ。」と思いました。ちなみにダブルダブルスター(こと座ε)は5cmのテストスターと言われ、良質な光学系であれば100倍超えで分離するらしいです。そうね、6cm111倍でしっかりと見えていたので5cmでもチャレンジしてみたい対象ですねぇ。(って、5cm屈折って持っていないし....笑)


20180815
今回のスタパーでは、他県から参加なさってた方がビクセンで販売されている「シェラカップ」を御持参されていました。ビクセンのシェラカップの底にはプレスで模様が付いています。望遠鏡と月と星をイラストされている「スターパーティー」と月面の模様をプレスした「Moon」の2種です。シェラカップの持ち主さんがわざわざ他県から参加されるのは聞いていました。早速、社員Iさんに珈琲のお裾分けをお願いしてそのシェラカップに注ぎました。注いだシェラカップは「Moon」です。シェラカップの底が浸るほどの量を注いだところで一旦注ぐのを止め、スマートフォンで画像撮影をお願いしました。カップの底に少量の珈琲を注ぐと....「皆既月食ー♪」(笑)。珈琲とシェラカップでインスタ映え(?)画像となります。実は....皆既月食シェラカップのネタは私がやってみたかったんです。ただ、シェラカップの入手ができていなくて....珈琲を少しだけ注いで画像をアップするのをお願いしたのも私です....。せっかく他県から参加なさったのに....私がやってみたかったことをお願いしてしまったのです。お手数をおかけしました。ありがとうございます。(礼)


20180814
えーっと、スタパーの話に戻します。今回のスタパーでお披露目出来たのは火星大接近迎撃用接眼レンズ「TOE3.3mm」です。一昨日、日々雑感に記載したようにちゃんと活躍してくれました。あと二つ活躍したのは以前から購入して使っている百円均一SHOPのSeria販売の「SMD電球ライト(¥108円)」と最近購入した調光できるLEDランタン「moji(2,376円)」です。双方共にグレアカットフードを作っておいたので、観望会で御迷惑を掛けてしまう迷光を最小限に抑えたつもりです。幸い、周りの皆さんからも迷光に対してよりも使い易い明るさに対しての評判が良かったです。キャンドルランタンだと光量があり過ぎと感じていたのも、4ルーメンまで減光調光できる「moji」の方はグレアカットフードも良く効いて明るさが本当に丁度良かったです。今後も星見にキャンプに活躍してくれそうだと確信いたしました。今後はキャンドルランタンとLEDランタンを上手に使っていこうと思っております。


20180813
昨夜は長崎市四杖町にある「あぐりの丘」で開催されていた「ペルセウス座流星群観望会」に参加してきました。本当はいつものように白木峰か琴の尾岳でまったりと観望しようと思っていたのですけど「流れ星が見たいー!」という人(家族)が現れまして、それなら人が多いところが面白いと思って、あぐりの丘を選択しました。あぐりの丘に到着すると、第一駐車場には車が溢れかえり、観望地になっているだだっ広い第二駐車場にはレジャーマットを敷いて寝転んで観望している人達が溢れていました。肝心の夜空も昨晩で見た白木峰の天の川よりも更に濃く、この観望地の条件の良さを再認識しました。ten.自身は普段のスタイルを捨て、4ルーメンのランタンとゲスト用の道具だけを持って夜空を眺めるだけに徹しました。そしてゲスト用の道具なんですが....キャンプ用の「コット」です。周りの人達のようにレジャーシートを敷いてアスファルトに直接寝転ぶのも良いのですけど、ゲストがなるべく快適に寝転んでもらえるように準備いたしました。結果は上々、寝転んで視野が広かったのか1時間弱の観望時間で15個以上の流れ星を見たようで、生まれて初めてたくさんの流れ星が見られました。また、大き目の流れ星が出現したときの周りのどよめきも良い刺激になったようで「ぇえっ!今、出たの?私見てない!」とか大きい流れ星を見た時に自分の歓声と周りの歓声がシンクロする相乗効果もありまして凄く楽しそうでした。もちろん、連れてきたten.自身もすごく嬉しい気持ちです。ちなみにten.はアスファルトに直接寝転んで見ていました。日中の直射日光を浴び続けたアスファルトは夜中になってもまだ温かく、背中にじっとりと汗ばむほどでした。しかし、隣でコットに寝転んで見ていたゲストは....風が涼しくて寒さを感じたと言います。ほんの15cmの高さの寝床でも、アスファルトの熱が伝わらないだけで寒さを感じるほどだというのは驚きました。コットは地上の凸凹を感じないようにするだけでなく、アスファルトの熱も伝えないみたい。帰宅時間が迫った頃には「快適すぎて眠いよぉ....」と声が漏れていましたので流れ星観望にキャンプ用コットの使用は「アリ」であります。


20180812
昨夜のスタパーで準備したもの。観望用の機材としては「cube1350」と「短焦点屈折+TG経緯台」の組み合わせです。cube1350は主に81倍の倍率で使用し、惑星にはちょっと低めの倍率ではありましたがお手軽に振り回す望遠鏡として良く動いていましたね。夕方の金星、木星から夜半すぎまで楽しめる土星と火星には「短焦点屈折+TG経緯台」が手動追尾ではありましたが思いのほか活躍してくれました。今回、プラスティックの安価なケースではありますが、接眼レンズケースを新調した事によるレイアウトの不具合も無く、だんだんと使い慣れてきました。実際に使用した接眼レンズは30mm、7.5mm、3.3mmの3種類でしたが、惑星中心の観望となっていたので全ての種類を使うことに対しては拘りませんでした。今回、短焦点屈折での観望では火星大接近の件で私の望遠鏡を覗いていただいた複数の方から同様のお話をされる事が多かったのが印象的です。というのは「写真撮影に使う事が多いのに眼視で使用しているのが珍しく、そして良く見えた」という話です。今回のスタパーでは4つの惑星が同一夜で見られる事から高倍率で使用することが多く、上記の感想をいただいたのだと感じました。ten.自身、ちゃんと見える鏡筒であることは認識していて、自分の感覚と他のみなさん達からの良い感想をいただいたことでホッとしている次第です。火星大接近用に春先に新規で購入した接眼レンズ「TOE3.3mm」も評判良かったですよ。(安堵)


20180807
昨日、LEDランタンを購入しました。値段は¥2,376円の物です。普段、星見に使っている灯りはキャンドルランタンとSMD電球ライトと自作LEDメガネです。「星見が趣味の人間が、これ以上灯りを増やしてどうする?」ってな勢いですが、これがまた良く出来ているランタンでして、思わず衝動買いしてしまったというのが本当の話です。気になるスペックは?と言えば、重量86g+単4乾電池3本36gで合計122gで軽量です。大きさは直径70mm、高さ60mでのコンパクトです。気になる明るさは100ルーメン(電池寿命10時間)から4ルーメン(100時間)まで無段階調整できます。また、360度のいかなる方向からもIPX4相当の防水性能があり、星見であれば少々の夜露でも全く心配はありません。ま、本来の使用用途は....キャンプ用ですね。ただ、星見での使用では4ルーメンから無段階調整できるランタンってのも魅力でして、キャンドルランタンですら明るすぎる場合もあり、点けたり消したりが楽になるかなぁという不純な目的もありまして....。うん、衝動買いです。(キッパリ!笑)


20180805
先月の天文祭以来、隙間を縫ってちょこちょこと出撃していました。まずは8月1日、仕事が終わって帰宅....というか家に入らずに車に飛び乗って琴の尾岳へ行きました。7月31日の火星の最接近日は天候が良くなかったのと、職場の飲み会で出撃できなかったリベンジです。まだ明るいうちに現地へ到着したのですけど、6月にお会いした方が既に望遠鏡をセッティングなさっていて撮像に備えていました。ten.も望遠鏡(短焦点屈折+TG経緯台)を組み上げて、望遠鏡の温度が落ち着くまでの時間で夕食を摂りました。食事後、まずは西の山に低くなっている金星をパパッと見たら木星を観望、シーイングはまあまあ良いようでした。ある程度、木星を見たところで珈琲タイムです。お湯を沸かす間にミルで豆を挽いていたら....社員Iさんが到着。ちょっと賑やかな観望になりました。火星がある程度高くなってきたので最高倍率でパパッと見た後に撤収モードに入ります。結局、その夜は22時30分に撤収し、23時には帰宅してシャワーして寝落ちしました。翌日、8月2日は某幼稚園のお泊り保育の園児さんたちに「お星さま」を見せる観望会でした。「面白い形をしているねー。(金星)」「ブタの鼻みたいー(土星)」「大きい星と小さい星が並んでるよー(木星)」望遠鏡を覗いた園児さんたちは素直な感想を言ってくれるので、こちらが心が洗われるのですよねー。あ、そうそう、園長先生!お弁当美味しかったです(礼)。昨夜、8月4日は望遠鏡は出せなかったのですが、夕方に雲仙へ立ち寄り、ちょっとだけ涼んできました(夜は観望会だったのですが、その時間まで居れなかったのです。)。このように、火星大接近を契機に、ちょこちょこと望遠鏡を出して観望してはいるのですよ(汗)。短焦点屈折用に購入した火星迎撃用接眼レンズ(焦点距離3.3mm)も206倍で楽しんでおります。あとは....BOX−DOB1580で火星を見たいってのが残っています。




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