雲仙・島原
 
二年五組のクラス会
 


『あれから50年』、案内状に書かれた言葉です。
今回で二回目となる
高校二年時のクラス会に参加しました。
諫早駅に集合して、まずは母校の御書院と眼鏡橋で記念撮影。
しか〜〜し!人を撮影するのが不得手なおたくさ、
相変わらず人は撮りませんでした。(*^_^*)





諫早公園の眼鏡橋

石橋としては日本で初めて国の重要文化財に指定された
二連アーチ橋です。
長崎の眼鏡橋の約二倍の長さがあります。
諫早大水害のあと、本明川拡幅工事にともない諫早公園に移設されています。




ミニ眼鏡橋

本明川にかかっていた眼鏡橋を諫早公園に移設する際、
解体した石橋を組み立てる時の参考にするために作られたものです。
所沢市のユネスコ村に移されていたようですが、
2012年、諫早公園の道隣・高城公園にかえってきました。
本物の五分の一の大きさです。


雲仙

前日は霧のため見ることができなかった満開のミヤマキリシマ。
二日目は雨も上がり、仁田峠では一瞬の晴れ間ものぞきました。







見事でした!!!



島原半島世界ジオパーク

少々無理をしてクラス会に参加した理由の一つは、
行程の中に、雲仙・普賢岳噴火被災地が含まれていたことです。
現在は『島原半島世界ジオパーク』となっています。
『ジオパーク』とは、「科学的に重要な岩石、地質、地形といった
大地の遺産を主な見所とする大地の公園」だそうです。


火砕流で被災した大野木場小学校




1991年9月15日、溶岩ドームの崩壊により最大規模の火砕流が発生し、
その熱風により大野木場小学校は焼失しました。
焼失した校舎は、そのまま保存・展示されています。



土石流被災家屋保存公園







この公園には大型テント内に3棟(うち1棟は移設)、
屋外に8棟の合計11棟の家屋が保存展示されています。
自然災害のすさまじさと防災の大切さを思い知らされました。


一言でいえば、とても楽しいクラス会でした。
地位・名声・肩書きが外れ、50年前のクラスメートに戻れたのが最良でした。
今は亡き先生が、丁寧にクラス作りをしてくださったことに感謝です。
20数年ぶりにカラオケにも挑戦してきました。\(^o^)/

同窓会に行った”と知り合いに話したところ、
同窓会は自信とお金がある人が参加する”と言われました。(@_@。
そうかな〜???
確かに、遠方からは旅費や宿泊費を考えると
かなりの金額になるのでお金”はわかります。
自信”とは何なのでしょう。
今回は一泊でしたが前回は日帰りで、参加者はほぼ同じ17名。
所在が分かる30名については、欠席の理由もほとんど把握されていました。
タクシーの運転手さん、スナックのママさん、主婦、未亡人(私)、自営業、
元・一部上場企業の御偉方、歯医者さん、県議さんなどなど職業は千差万別です。
肩書きを捨て無になるのが、楽しいクラス会になる秘訣だと思います。

次回は三年後の古希。
カラオケを上達させ、元気で参加しようと思います。
御世話役の皆様、本当にありがとうございました。m(__)m
(2013年6月5日)


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