フリーゲージトレインとは  長崎新幹線の切り札になるの?

    まだ実験段階。高速での不安定、脱線の危険性も!戻る
      「完成するだろう」と、未完成の列車を導入するのは問題!

   

実験中のフリーゲージトレイン(長崎県HPより)
 

西日本新聞と朝日新聞が報道
 

                                                          

 長崎「新幹線」はもともと「スーパー特急」を走らせる計画だったが、「九州新幹線との相互乗り入れが出来ない」「時間短縮効果が少ない」などの問題を解消したいと、2004年からフリーゲージトレインを導入する方針に転換した。

フリーゲージトレインは、広軌でも狭軌でも走行できるように車軸の幅が調節できる列車のことである。世界的にはフリーゲージトレインは実用化されている。しかし、新幹線並の高速で走行するフリーゲージトレインは、未開発で、世界で初めての試みである。現在もまだ実験中で、高速になった時の不安定さや脱線の危険性が指摘される未完成のしろものである。

「西日本新聞」は1面トップで、「高速で台車振動 フリーゲージ開発難航」「九州新幹線長崎ルートに新障壁」(2007/06/25付)と報道。
「朝日新聞」は、「夢の列車」実用険し、高速やカーブに壁と大きく報道(2008/02/24付)。
フライデー(2008/01/04号)は、「無駄で危ない! 技術的問題で脱線・転覆の可能性もあり」、「久間元防衛相の肝いりで進む『殺人新幹線』」と報道するなど、最も大事な安全性と高速走行が確立されていない。