よりよい学校生活のために
【コラム】意見が対立したときには 6時間(話・聞⑥)

指導目標 情報と情報との関係づけのしかた、図などによる語句と語句との関係の表し方を理解し使うことができる。(知・技(2)イ)
目的や意図に応じて、日常生活の中から話題を決め、集めた材料を分類したり関係づけたりして、伝え合う内容を検討することができる。(思・判・表A(1)ア)
互いの立場や意図を明確にしながら計画的に話し合い、考えを広げたりまとめたりすることができる。(思・判・表A(1)オ)
思考に関わる語句の量を増し、話や文章の中で使うことができる。(知・技(1)オ)
学習活動 1
学習の見通しをもつ。
学校生活の中でこうなるといいと思うことについて、考えを出し合う。
「問いをもとう」「目標」を基に、学習課題を設定し、学習計画を立てる。
2
学校生活の中から、議題を決める。
新たにしてみたいことや解決したい身近な課題を見つけて、ノートに書く。
書いた課題を基にクラスで一つの課題を選び、議題を決める。
3
自分の立場を明らかにするために、考えを書き出す。
P138「自分の考えを明らかにするときは」を参考にする。
議題についての自分の意見を付箋等に書き出して整理しておく。
4
話し合いのしかたを全体で確認して、進行計画を立てる。 
P138「進め方の例」を参考にする。
グループごとに司会や記録などの役割や、時間配分等を決める。
5
話し合いのときに気をつけることを確認する。
「考えを広げる話し合い」「考えをまとめる話し合い」それぞれについて、よりよい意見の伝え方や質問のしかた、意見のまとめ方などを確かめる。
P142「意見が対立したときには」を読み、意見が対立したときの伝え合い方について知る。
6
計画に沿って、グループで話し合う。
前時までの学習をいかして話し合う。
各自の考えを書いた付箋を利用して、それぞれの考えを整理する。P140「ふせんを使って整理する例」を参考にする。
7
話し合った結果をクラス全体へ報告し、感想を伝え合う。
話し合いの中でよかったところを伝え合い、話し合いのよりよい進め方として確かめ合う。
8
学習を振り返る。
「ふりかえろう」で単元の学びを振り返るとともに、「たいせつ」「いかそう」で身につけた力を押さえる。
評価規準 知技
思考に関わる語句の量を増し、話や文章の中で使っている。((1)オ) 
情報と情報との関係づけのしかた、図などによる語句と語句との関係の表し方を理解し使っている。((2)イ) 
思判表
「話すこと・聞くこと」において、目的や意図に応じて、日常生活の中から話題を決め、集めた材料を分類したり関係づけたりして、伝え合う内容を検討している。(A(1)ア) 
「話すこと・聞くこと」において、互いの立場や意図を明確にしながら計画的に話し合い、考えを広げたりまとめたりしている。(A(1)オ) 
粘り強く互いの立場や意図を明確にしながら、学習の見通しをもって身の回りの問題を解決するために話し合おうとしている。