声を届ける 野原はうたう
/書き留める/言葉を調べる/続けてみよう(3時間)

指導目標 音声の働きや仕組みについて、理解を深めることができる。(知・技(1)ア)
言葉がもつ価値に気づくとともに、進んで読書をし、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
「言葉に出会うために」を読み、目次や「学習の見通しをもとう」を使って、中学校での国語学習の見通しをもつ。
学習活動 1
国語で何を学ぶのかを考える。
「言葉に出会うために」を読み、国語を学ぶ意味や言葉の価値を考える。
P14のイラストなどを参考に、小学校での学習を振り返るとともに、中学校の学習への期待感を高める。
今の考えを書き留めさせ、1年後にこの教材に立ち返ることで自己の変容を感じさせたい。
2
音読・発表のしかたを理解する。
教科書を読み、音読・発表のしかたについて理解する。
二次元コード「発表のしかた」
P33「言葉1 音声の仕組みや働き」
3
「野原はうたう」の二つの詩を音読する。
詩に登場する生き物になったつもりで、情景や心情を想像しながら音読する。
詩に出てくる語句の意味に注意する。
気に入ったところに印を付けさせたり、線を引かせたりしながら読ませる。
声の強弱や間の取り方を変えたり、声の大きさや高さなど、言葉の調子を工夫したりすることで、作品から受ける印象が変わることに気づかせる。 
詩人・工藤直子さんの「野原はうたう」に込めた思いを紹介するとよい。
二次元コード「作者インタビュー」
評価規準

音声の働きや仕組みについて、理解を深めている。((1)ア)
聞き手を意識して声の強弱、間の取り方、言葉の調子、声の大きさや高さを工夫している。
情景や心情を表す表現に応じて、音読のしかたを工夫している。 
音声の働きや仕組みについて進んで理解を深め、小学校での学習を生かして音読しようとしている。 
『あしたこそ』のはらうたⅣ  『おれはかまきり』のはらうたⅠ 

指導目標 比較や分類、関係づけなどの情報の整理のしかたについて理解を深め、それらを使うことができる。(知・技(2)イ) 
読書が、知識や情報を得たり、自分の考えを広げたりすることに役立つことを理解することができる。(知・技(3)オ) 
目的や意図に応じて、日常生活の中から題材を決め、集めた材料を整理し、伝えたいことを明確にすることができる。(思・判・表B(1)ア) 
言葉がもつ価値に気づくとともに、進んで読書をし、我が国の言語文化を大切にして、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等) 
本や資料から文章や図表などを引用して説明したり記録したりするなど、事実やそれを基に考えたことを書く。(思・判・表B(2)ア) 
学習活動 4
P18「書き留める」を読み、ノートの書き方の工夫を理解する。
小学校のときのノートの取り方と比較させる。
5
P19「言葉を調べる」を読み、辞典・事典で言葉を調べる方法を理解する。
辞典・事典類の種類と特徴を確認し、何を調べるときに役立つかを理解する。
P274「語彙ブック」(辞典を活用して言葉を広げよう)
6
P20「続けてみよう」を読み、「言葉の手帳」を作る。
印象に残った言葉や気になった言葉を、日付や感想とともに書き留めていくことを確認する。
最初の言葉を書き込み、その言葉との出会いや意味、使い方などを書いて、友達と交流させる。
線や矢印を使って類義語対義語を書かせたり、用例を書かせたりしてもよい。
7
学習を振り返る。
音読や発表をするとき、発表を聞くときにはどんなことに気をつけるとよいか、気づいたことをまとめる。
友達とノートの交流をし、工夫できていることと改善点について話し合う。
ポラーノの広場    ポラーノの広場 
評価規準

比較や分類、関係づけなどの情報の整理のしかたについて理解を深め、それらを使っている。((2)イ)
ノートの書き方の工夫を理解し、線や矢印で情報を整理している。
読書が、知識や情報を得たり、自分の考えを広げたりすることに役立つことを理解している。((3)オ)
これまでに読んだ本などを基に、印象に残った言葉を書き留めている。




「書くこと」において、目的や意図に応じて、日常生活の中から題材を決め、集めた材料を整理し、伝えたいことを明確にしている。(B(1)ア)
日常生活やこれまでに読んだ本の中から題材を決め、情報を整理して「言葉の手帳」に書き込んでいる。
 進んで日常生活の中から題材を決め、これまでの学習を生かして「言葉の手帳」を作ろうとしている。