読書を楽しむ(1時間)

指導目標 自分の生き方や社会との関わり方を支える読書の意義と効用について理解することができる。(知・技(3)オ)
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を通して自己を向上させ、我が国の言語文化に関わり、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
学習活動 1 さまざまな読書の楽しみ方について知る。
2
「『私の一冊』の紹介」、ブックレビュー」、「三年間の読書の振り返り」の中から、夏休みに行う活動を選ぶ。  
「『私の一冊』の紹介」、「ブックレビュー」を選んだ生徒は、2~6人程度のグループを作る。「三年間の読書の振り返り」は個人で行う。
学校や地域の状況に応じて、教師が活動を決めてもよい。
P94「本の世界を広げよう」のテーマや本を参考にして、取り組ませてもよい。
3
教材文に示されている各活動の内容に沿って、今後の見通しを立てる。  
活動計画などを示したワークシートを用意し、配布するとよい。
4
活動を行い、レポートか活動報告書を提出する。  
「三年間の読書の振り返り」を選んだ生徒はP87を参考にレポートを、「『私の一冊』の紹介」または「ブックレビュー」を選んだ生徒はグループごとに活動し、活動報告書を夏休み明けに提出する。
レポートや活動報告書を作成するためのワークシートを用意し、配布するとよい。
次の教材「『私の一冊』を探しにいこう」と合わせて指導することも考えられる。
P252「語彙ブック」(批評するときの言葉)
P256「『学びのカギ』一覧」(文学)
P258「『学びのカギ』一覧」(説明文)
評価規準

自分の生き方や社会との関わり方を支える読書の意義と効用について理解している。((3)オ) 
さまざまな読書の楽しみ方について理解し、読書活動を通して、読書の楽しさや意義を発見している。
進んで読書の意義と効用について理解し、学習の見通しをもって読書を楽しむ活動に参加しようとしている。