言葉の釣り糸を垂らす(2時間)

指導目標 理解したり表現したりするために必要な語句の量を増し、語感を磨き語彙を豊かにすることができる。(知・技(1)イ)
文章を批判的に読みながら、文章に表れているものの見方や考え方について考えることができる。(思・判・表C(1)イ)
言葉がもつ価値を認識するとともに、読書を通して自己を向上させ、我が国の言語文化に関わり、思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力、人間性等)
文章を読み、実生活への生かし方を考える。(思・判・表C(2)ウ)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し、学習の見通しをもつ。
学習活動 1
全文を通読する。  
新出漢字を調べる。
二次元コード「漢字の練習」
2
題名の意味を捉える。(課題1)  
「言葉の釣り糸を垂らす」とはどうすることで、それによってどんな効果があるかを、まとめる。
3
筆者のものの見方や考え方について考える。  
本文の例を参考に、「言葉の釣り糸」を垂らす「実験」を行うことで引き出された記憶や考えを、200字程度でまとめる。(課題2-①)
筆者は、「書く」ことを、どのような行為だと考えているかについて、「実験」をしてわかったことや、最後の一文を踏まえて、グループで話し合う。(課題2-②)
4
文章を読んでよいと思ったところを話し合う。(課題3)  
筆者のものの見方考え方や、その伝え方、表現のしかたにおいて、よいと思ったところを話し合う。
5
学習を振り返る。  
筆者が文章の中で用いた語句・表現の中で、印象に残ったものを挙げる。
筆者のものの見方考え方に対する自分の考えは、「実験」の前後でどのように変化したか、自分の言葉でまとめる。
今後、文章を書くときに取り入れてみたいと感じた、筆者の提案や考え方を挙げる。
評価規準

理解したり表現したりするために必要な語句の量を増し、語感を磨き語彙を豊かにしている。((1)イ)
文章中の語句表現から、印象に残ったものや、よいと思ったものを挙げ、その理由や効果について考えている。




「読むこと」において、文章を批判的に読みながら、文章に表れているものの見方や考え方について考えている。(C(1)イ)  
筆者の「書く」ことに対する考えについて、自分の記憶や経験を踏まえながら考えている。
筆者のものの見方や考え方を積極的に読み取り、学習課題に沿って自分の考えをまとめようとしている。