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教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
9月
星の花が降るころに
5時間
比喩,反復,倒置,体言止めなどの表現の技法を理解し使うことができる。(知・技(1) オ)
場面と場面,場面と描写などを結び付けたりして,内容を解釈することができる。(思・判・表C(1)ウ)
言葉がもつ価値に気づくとともに,進んで読書をし,我が国の言語文化を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
小説を読み,考えたことなどを記録したり伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
 
1-2
3-4
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。
1 作品を通読する。
  ・  注意する語句・新出漢字を調べる。 
  二次元コード(銀木犀) 
「私」を中心に作品の内容を押さえる。
  時や場所,登場人物の組み合わせなどに注意して,作品をいくつかの場面に分ける。(学習①-1)
  場面の展開に沿って,「私」の気持ちの変化を表などにまとめる。(学習①-2)
場面や描写を結び付けて読む。(学習②)
  提示された場面や描写を比べることで,どんなことが読み取れるか,話し合う。
   P114「場面や描写を結びつけて読む」
  P264「文学的な文章を読むために」
  ・  「雪が降るように」のように,様子や動きを何かにたとえた表現を探し,どんな情景や気持ちを表しているか考える。 
  P115言葉
印象に残った場面や描写を語り合う。(学習③)
  印象に残った箇所やその理由をグループで述べ合う。
学習を振り返る。
  複数の場面や描写を結び付けて読むと,どんなことが見えてきたか,自分の言葉でまとめる。
  読み取ったことを踏まえ,この後,作品がどう続いていくかを考えて書く。
【知・技】
  比喩,反復,倒置,体言止めなどの表現の技法を理解している。((1)オ)
 → 様子や動きを何かにたとえた表現を探し,どのような情景や気持ちをたとえているのか考えている。
【思・判・表】 
  「読むこと」において,場面と場面,場面と描写などを結び付けたりして,内容を解釈している。(C(1)ウ)
場面ごとの状況や,場面と人物などの描写を結び付けて,内容を読み深めている。
【態】
  進んで場面と場面,場面と描写などを結び付けて,内容を解釈し,学習の見通しをもって考えを伝え合おうとしている。
『星の花が降るころに』 安東みきえ/書きおろし
広がる読書   『頭のうちどころが悪かった熊の話』安東みきえ/新潮社 『夕暮れのマグノリア』安藤きみえ/講談社