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教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
12月
助言を自分の文章に生かそう
作品の書評を書く 
 2時間
読書が,知識や情報を得たり,自分の考えを広げたりすることに役立つことを理解することができる。(知・技(3)オ)
根拠の明確さなどについて,読み手からの助言などを踏まえ,自分の文章のよい点や改善点を見いだすことができる。(思・判・表B(1)オ)
言葉がもつ価値に気づくとともに,進んで読書をし,我が国の言語文化を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
本や資料から文章や図表などを引用して説明したり記録したりするなど,事実やそれを基に考えたことを書く。(思・判・表B(2)ア)

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「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。 
1 作品を選び,内容や魅力を分析する。
作品を選び,P187「作品を分析するときの観点」を用いて分析する。
思考ツールを用いて分析させるのもよい。
P9「思考の地図」
2 どの観点から論じるかを決め,書評を書く。
P187「書評に使う言葉」「書評の例」を参考に,観点を決め,400字程度で書く。
P32「情報整理のレッスン 比較・分類」
P80「言葉を集めよう」
P120「読み手の立場に立つ」
P300「語彙を豊かに」
美術・音楽:鑑賞文
3 友達どうしで書評を読み,助言し合う。
4 学習を振り返る。
作品を分析するときの観点を決め,「書評に使う言葉」を利用して,書評を書くことができたか。
友達の書評を読み,助言し合うことができたか。
【知・技】
読書が,知識や情報を得たり,自分の考えを広げたりすることに役立つことを理解している。((3)オ)
→書評を書き,助言し合う活動を通して,読書の意義を理解している。
【思・判・表】
「書くこと」において,根拠の明確さなどについて,読み手からの助言などを踏まえ,自分の文章のよい点や改善点を見いだしている。(B(1)オ)
→読み手からの助言を踏まえて,自分の書いた書評のよい点や改善点を見つけている。
【態】
読み手からの助言などを踏まえ,自分の文章のよい点や改善点を進んで見いだし,学習課題に沿って書評を書き,助言し合おうとしている。