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教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
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シンシュン
 4時間
事象や行為,心情を表す語句の量を増すとともに,語句の辞書的な意味と文脈上の意味との関係に注意して話や文章の中で使うことを通して,語感を磨き語彙を豊かにすることができる。(知・技(1)ウ)
場面の展開や登場人物の相互関係,心情の変化などについて,描写を基に捉えることができる。(思・判・表C(1)イ)
言葉がもつ価値に気づくとともに,進んで読書をし,我が国の言語文化を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
物語を読み,考えたことなどを記録したり伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
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「目標」や「学習の見通しをもとう」でねらいを確認し,学習の見通しをもつ。
1 作品を通読する。
注意する語句・新出漢字を調べる。
2 作品の全体像を捉える。
初読の感想を簡単にまとめる。(学習①-1)
登場人物は誰か,誰が語っているかを確かめる。(学習①-2)
作品を場面に分け,それぞれの内容をおおまかに捉える。(学習①-2)
誰が(誰と誰が)どうする(どうなった)場面」という形で簡単にまとめさせる。
3 場面の展開に沿って,二人の関係の変化を整理する。
二人の関係が読み取れる表現を,場面ごとに表にまとめる。(学習②-1)
二人の関係がどう変化していったのかを話し合う。(学習②-2)
  P28「場面の展開に着目する」 
  P264「文学的な文章を読むために」 
  「驚いた」などの心情を表す言葉を抜き出す。 
  P29 言葉
4 読み深めた感想を交流する。(学習③) 
    読み深めた後の感想を200字程度でまとめる。 
  最初の感想と比べながら,どのように感想が変わったか,発表する。 
  最後に作者のインタビュー動画を見せ,自分の感想と比べて,感じたことを発表させてもよい。
   DVD・二次元コード
  学習を振り返る。 
  場面の展開に着目することで,何が捉えられたか,自分の言葉でまとめる。
  小学校で学習した物語小説を一つ取り上げ,あらすじを発表する。 
    登場人物と,発端・山場・結末を意識してまとめる。
【知・技】
事象や行為,心情を表す語句の量を増すとともに,語句の辞書的な意味と文脈上の意味との関係に注意して話や文章の中で使うことを通して,語感を磨き語彙を豊かにしている。(1)ウ)
登場人物の心情や行動を表す言葉に着目して作品を読み進めている。 
【思・判・表】
読むこと」において,場面の展開や登場人物の相互関係,心情の変化などについて,描写を基に捉えている。(C(1)イ)
場面ごとに会話や描写を整理して,登場人物の心情や関係の変化を捉えている。
態】
場面の展開について,描写を基に積極的に捉え,学習課題に沿って感想を交流しようとしている。
『シンシュン』 書き下ろし 西加奈子
広がる読書  都会のトム&ソーヤ』 はやみねかおる サクラ咲く』 辻村深月