92~105ページ

教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
7月
盆土産
4時間
抽象的な概念を表す語句の量を増すとともに,話や文章の中で使うことを通して,語感を磨き語彙を豊かにすることができる。(知・技(1)エ)
登場人物の言動の意味などについて考えて,内容を解釈することができる。(思・判・表C(1)イ)
言葉がもつ価値を認識するとともに,読書を生活に役立て,我が国の言語文化を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
詩歌小説などを読み,引用して解説したり,考えたことなどを伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
3
4
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。  
1 全文を通読する。
注意する語句新出漢字を調べる。
P105言葉
2 作品の構成を捉える。
それぞれの場面に描かれた内容を,「時場所出来事」の観点でノートに整理する。(学習①)
3 登場人物の言動の意味を考える。
人物の言動や様子を描いた表現から読み取れる,人柄や心情について考える。(学習②-1)
登場人物の言動が話の展開や作品の印象にどう関わっているか考えさせるとよい。また,描かれていない言動も想像して考えさせるとよい。
P104「登場人物の言動の意味を考える」
P260「文学的な文章を読むために」
作品中の「えびフライ」「えんびフライ」という語について,それぞれ話し手のどんな心情が込められているか発表する。(学習②-2)
4 自分が捉えた作品の印象を伝え合う。
具体的な場面や描写を基に,作品の印象や特徴を伝え合う。(学習③)
5 学習を振り返る。
登場人物の言動の意味に着目することで,どんなことが読み取れたか挙げる。
印象に残っている物語や小説を一つ取り上げ,自分なりの印象を,次のような形で短くまとめる。
「『□□』という作品の○○は,……からきているのではないか。」
【知・技】
抽象的な概念を表す語句の量を増すとともに,話や文章の中で使うことを通して,語感を磨き語彙を豊かにしている。((1)エ)
→登場人物の言動や情景を表す語句に着目し,それらが作品に与える印象を述べている。
【思・判・表】
「読むこと」において,登場人物の言動の意味などについて考えて,内容を解釈している。(C(1)イ)
→登場人物の言動から人柄や心情を読み取り,それらが話の展開や作品の印象にどう関わるかを捉えている。
【態】
粘り強く登場人物の言動の意味について考え,学習課題に沿って作品の印象を伝え合おうとしている。
広がる読書  ユタと不思議な仲間たち』三浦哲郎/青い鳥文庫 しろばんば』井上靖/偕成社文庫