256~258ページ

教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
3月
学習を振り返ろう
 3時間(読①話聞①書①)
言葉には,相手の行動を促す働きがあることに気づくことができる。(知・技(1)ア)
敬語の働きについて理解し,話や文章の中で使うことができる。(知・技(1)カ)
意見と根拠,具体と抽象など情報と情報との関係について理解することができる。(知・技(2)ア)
文章全体と部分との関係に注意しながら,登場人物の設定のしかたなどを捉えることができる。(思・判・表C(1)ア)
観点を明確にして文章を比較するなどし,文章の構成や論理の展開,表現の効果について考えることができる。(思・判・表C(1)エ)
自分の立場や考えが明確になるように,根拠の適切さや論理の展開などに注意して,話の構成を工夫することができる。(思・判・表A(1)イ)
論理の展開などに注意して聞き,話し手の考えと比較しながら,自分の考えをまとめることができる。(思・判・表A(1)エ)
根拠の適切さを考えて説明や具体例を加えたり,表現の効果を考えて描写したりするなど,自分の考えが伝わる文章になるように工夫することができる。(思・判・表B(1)ウ)
読み手の立場に立って,表現の効果などを確かめて,文章を整えることができる。(思・判・表B(1)エ)
言葉がもつ価値を認識するとともに,読書を生活に役立て,我が国の言語文化を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
詩歌小説などを読み,引用して解説したり,考えたことなどを伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
説明や提案など伝えたいことを話したり,それらを聞いて質問や助言などをしたりする。(思・判・表A(2)ア)
社会生活に必要な手紙や電子メールを書くなど,伝えたいことを相手や媒体を考慮して書く。(思・判・表B(2)イ)
1 P256の小説を読み,学習課題に取り組む。
長編版「アイスプラネット」の冒頭を読み,教科書の文章と比較する。
P14「アイスプラネット」
設定の違いを表にまとめる。
登場人物の違いによって加わる展開の可能性について考える。
「つなぐ」を読み,構成や展開,表現の効果を考えるには,複数の文章を比較すると効果的であることを押さえるとよい。
2 P257の提案を聞き,学習課題に取り組む。
大川さんの提案を聞き,大川さんが卒業生に伝えたいことは何かを考える。
教科書の文章を読ませてもよいが,音声を聞かせてメモを取らせたほうが望ましい。
 DVD・二次元コード
P26「問いを立てながら聞く」
自分が卒業生に言葉を贈るとしたら,どんな言葉を選ぶかを考え,出典を明らかにして,その言葉と選んだ理由を書く。
P54「魅力的な提案をしよう」
グループ内で実際に発表させ,感想を伝え合ってもよい。
「つなぐ」を読み,根拠の適切さや,構成の工夫などについて確認するとよい。
3 P258のメールの下書きを読み,学習課題に取り組む。
山内さんのメールの下書きを読み,推敲する。
P114「表現を工夫して書こう」
P116「表現の効果を考える」
「つなぐ」を読み,電子メールを書くときの留意点,気持ちや用件を的確に伝えるための工夫,敬語の使い方などについて確認するとよい。
P117「敬語」
P272「いろいろな通信文」
【知・技】
・言葉には,相手の行動を促す働きがあることに気づいている。((1)ア)
→相手の心が動くように,卒業生に贈る言葉を選び,その理由を考えている。
・敬語の働きについて理解し,話や文章の中で使っている。((1)カ)
→敬語の働きを理解し,電子メールの下書きを推敲している。
・意見と根拠,具体と抽象など情報と情報との関係について理解している。((2)ア)
→根拠を明確にして,卒業生に贈る言葉について書いている。
【思・判・表】
・「読むこと」において,文章全体と部分との関係に注意しながら,登場人物の設定のしかたなどを捉えている。(C(1)ア)
→教科書の「アイスプラネット」と長編版「アイスプラネット」とを比較して読み,物語の設定の違いを捉えている。
・「読むこと」において,観点を明確にして文章を比較するなどし,文章の構成や論理の展開,表現の効果について考えている。(C(1)エ)
→教科書の「アイスプラネット」と長編版「アイスプラネット」とを比較して読み,登場人物の違いによって,どんな展開の可能性が加わるかを考えている。
・「話すこと・聞くこと」において,自分の立場や考えが明確になるように,根拠の適切さや論理の展開などに注意して,話の構成を工夫している。(A(1)イ)
→卒業生に贈る言葉を考え,出典や理由を明らかにして,話の構成を工夫している。
・「話すこと・聞くこと」において,論理の展開などに注意して聞き,話し手の考えと比較しながら,自分の考えをまとめている。(A(1)エ)
→「卒業生に贈る言葉」についての大川さんの提案を論理の展開に注意して聞き,話し手の伝えたいことを捉えている。
・「書くこと」において,根拠の適切さを考えて説明や具体例を加えたり,表現の効果を考えて描写したりするなど,自分の考えが伝わる文章になるように工夫している。(B(1)ウ)
→気持ちや用件が的確に伝わるように電子メールを書いている。
・「書くこと」において,読み手の立場に立って,表現の効果などを確かめて,文章を整えている。(B(1)エ)
→読み手の立場に立ち,表現の効果を考えて電子メールを推敲している。
【態】
進んで登場人物の設定のしかたや根拠の適切さを考え,今までの学習を生かして,学習課題に取り組もうとしている。