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教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
7月
翻訳作品を読み比べよう
星の王子さま
読書コラム
「わからない」は人生の宝物
読書案内 本の世界を広げよう
1時間
本や文章などには,さまざまな立場や考え方が書かれていることを知り,自分の考えを広げたり深めたりする読書に生かすことができる。(知・技(3)エ)
観点を明確にして文章を比較するなどし,文章の構成や表現の効果について考えることができる。(思・判・表C(1)エ)
文章を読んで理解したことや考えたことを知識や経験と結び付け,自分の考えを広げたり深めたりすることができる。(思・判・表C(1)オ)
言葉がもつ価値を認識するとともに,読書を生活に役立て,我が国の言語文化を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
詩歌小説などを読み,引用して解説したり,考えたことなどを伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
や新聞,インターネットなどから集めた情報を活用し,出典を明らかにしながら,考えたことなどを説明したり提案したりする。(思・判・表C(2)ウ)
リード文や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。  
1 二人の翻訳者による「星の王子さま」を読み比べる。
翻訳の違いによる作品の印象の違いについて考え,発表し合う。
人物の言動や様子が描かれた表現を基に,人柄や心情の違いを捉えさせる。
2 翻訳や外国文学について知る。
「星の王子さま」や読書コラムを読み,「翻訳」の意味や,翻訳作品外国文学のおもしろさについて理解する。
学校図書館から本を借りてきて,実物を見せることなども考えられる。
3 P87「本の世界を広げよう」を参考に,今後読みたい本を考える。
P274「形」
P277「生物が記録する科学―バイオロギングの可能性」
【知・技】
本や文章などには,さまざまな立場や考え方が書かれていることを知り,自分の考えを広げたり深めたりする読書に生かしている。((3)エ)
→翻訳の違いによって作品の印象が異なることを知り,他の翻訳作品を楽しもうとしている。
【思・判・表】
・「読むこと」において,観点を明確にして文章を比較するなどし,文章の構成や表現の効果について考えている。(C(1)エ)
→二人の翻訳者による「星の王子さま」を比較し,表現の違いによる作品の印象の違いについて発表している。
・「読むこと」において,文章を読んで理解したことや考えたことを知識や経験と結び付け,自分の考えを広げたり深めたりしている。(C(1)オ)
→これまでの読書生活を振り返り,豊かにするためにできることを具体的に考えている。
【態】
進んで表現の効果について考え,学習課題に沿って二つの翻訳を比べて感じたことを発表しようとしている。
続きはこちら  『星の王子さま』内藤潔  訳 『星の王子さま』池澤夏樹  訳