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教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
4月
アイスプラネット
4時間
抽象的な概念を表す語句の量を増すとともに,話や文章の中で使うことを通して,語感を磨き語彙を豊かにすることができる。(知・技(1)エ)
文章全体と部分との関係に注意しながら,登場人物の設定のしかたなどを捉えることができる。(思・判・表C(1)ア)
言葉がもつ価値を認識するとともに,読書を生活に役立て,我が国の言語文化を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
詩歌や小説などを読み,引用して解説したり,考えたことなどを伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
 
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。  
1 作品を通読する。
注意する語句新出漢字を調べる。
P25言葉
二次元コード(イヌイット)
2 「ぐうちゃん」について整理する。
「ぐうちゃん」の特徴を捉える。(学習①-1)
P24「登場人物の設定を捉える」
P260「文学的な文章を読むために」
「ぐうちゃん」に対する「僕」「母」「父」それぞれの思いがわかる言動や表現を挙げ,それらに込められた思いを考える。(学習①-2)
3 「ぐうちゃん」に対する「僕」の思いを読み取る。
「ぐうちゃん」のほら話に対する「僕」の考えの変化を捉える。(学習②-1)
「僕」が「ぐうちゃん」の部屋に二度と行かなかった理由を考える。(学習②-2)
手紙と写真を受け取ったときの「僕」の気持ちを想像する。(学習②-3)
手紙の文面から「ぐうちゃん」の考えや思いを踏まえさせる。
4 「ぐうちゃん」に対する自分の思いをまとめる。
「ぐうちゃん」の考え方や生き方について,自分の生活や経験などと比べながら感想をまとめる。(学習③)
5 学習を振り返る。
登場人物の設定の捉え方について,わかったことを挙げる。
これまでに読んだ作品を一つ取り上げ,登場人物の設定を確認する。
人物相関図を書いて,関係を整理する。
【知・技】
抽象的な概念を表す語句の量を増すとともに,話や文章の中で使うことを通して,語感を磨き語彙を豊かにしている。((1)エ)
→登場人物の心情や考え方が表れた語句に注意して,作品を読んでいる。
【思・判・表】
「読むこと」において,文章全体と部分との関係に注意しながら,登場人物の設定のしかたなどを捉えている。(C(1)ア)
→「ぐうちゃん」の言動から特徴を捉え,他の登場人物との関係を人物相関図にまとめている。
【態】
積極的に登場人物の設定のしかたなどを捉え,学習課題に沿って考えたことを伝え合おうとしている。
『そらとうみとぐうちゃんと』椎名誠/光村図書出版
広がる読書  アイスプラネット』椎名誠/講談社  岳物語』 椎名誠/集英社