62~66ページ

教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
7月
言葉の力
2時間
本や文章などには,さまざまな立場や考え方が書かれていることを知り,自分の考えを広げたり深めたりする読書に生かすことができる。(知・技(3)エ)
文章を読んで理解したことや考えたことを知識や経験と結び付け,自分の考えを広げたり深めたりすることができる。(思・判・表C(1)オ)
言葉がもつ価値を認識するとともに,読書を生活に役立て,我が国の言語文化を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
詩歌小説などを読み,引用して解説したり,考えたことなどを伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。  
1 全文を通読する。
注意する語句新出漢字を調べる。
2 文章を要約して,内容を捉える。(学習①)
三つのまとまりに分け,それぞれの内容を要約する。
3 筆者の考え方について話し合う。
「言葉の世界での出来事と同じこと」とあるが,何と何が,どのように同じだと述べているのかを考える。(学習②-1)
美しい言葉,正しい言葉に対する筆者の考え方について,自分はどのように考えるか,話し合う。(学習②-2)
自分の知識や経験と結び付けて考えさせる。
4 学習を振り返る。
自分の考えを広げたり深めたりするために,今後,本や文章をどのように読んでいきたいかを考える。
【知・技】
本や文章などには,さまざまな立場や考え方が書かれていることを知り,自分の考えを広げたり深めたりする読書に生かしている。((3)エ)
→言葉に対する筆者の考え方を捉え,本や文章には,筆者の考え方が書かれていることや,それに触れることで自分の考えを広げたり深めたりできることを理解している。
【思・判・表】
「読むこと」において,文章を読んで理解したことや考えたことを知識や経験と結び付け,自分の考えを広げたり深めたりしている。(C(1)オ)
→言葉に対する筆者の考え方について自分の考えをもち,話し合っている。
【態】
進んで文章を読んで理解したことや考えたことを知識や経験と結び付け,今までの学習を生かして考えたことを伝え合おうとしている。
広がる読書  ことばの力』大岡信/花神社   『色を奏でる』志村ふくみ/筑摩書房