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教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
6月
メディアを比べよう
メディアの特徴を生かして情報を集めよう
「自分で考える時間」をもとう
 3時間(読①書②)
情報と情報との関係のさまざまな表し方を理解し使うことができる。(知・技(2)イ)
目的に応じて複数の情報を整理しながら適切な情報を得て,内容を解釈することができる。(思・判・表C(1)イ)
観点を明確にして文章を比較するなどし,文章の構成や論理の展開,表現の効果について考えることができる。(思・判・表C(1)エ)
目的や意図に応じて,多様な方法で集めた材料を整理することができる。(思・判・表B(1)ア)
言葉がもつ価値を認識するとともに,読書を生活に役立て,我が国の言語文化を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
新聞インターネットなどから集めた情報を活用し,出典を明らかにしながら,考えたことなどを説明したり提案したりする。(思・判・表C(2)ウ)
多様な考えができる事柄について意見を述べるなど,自分の考えを書く。(思・判・表B(2)ア)
リード文や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。  
1 メディアを比べて,特徴を理解する。
P60-61に示されたさまざまなメディアを「速報性」「詳細さ」「信頼性」の三つの観点で比較し,その根拠を話し合う。
教科書の例を参考に,メディアによって情報量や配信日時に違いがあることに気づかせる。
話し合ったメディアの特徴と根拠を,表や図などにまとめる。
P32「思考の視覚化」
2 目的や状況に応じたメディアの選び方を考える。
P62「やってみよう」に取り組む。
大きな災害を想定し,状況に応じてどのようなメディアを選ぶとよいかを考える。
東日本大震災において,通信や出版設備に被害が出たことに触れ,状況に応じて使用できるメディアに制約があることを理解させる。
3 情報を受け取るときの留意点を考える。
P64「『自分で考える時間』をもとう」を通読する。
ニュースがどのように編集されているかについて,具体例(編集の例①~③)を基に考える。
 DVD・二次元コード
どんな情報も,発信者によって編集されたものであることを理解させる。
4 学習を振り返る。
メディアから適切な情報を得るためには,どのような方法で,何を確認すべきか,わかったことをまとめる。
自分が今後,メディアから情報を得る際に意識していきたいと思うことを伝え合う。
【知・技】
情報と情報との関係のさまざまな表し方を理解し使っている。((2)イ)
→情報メディアの特徴を,表や図などにまとめている。
【思・判・表】
・「読むこと」において,目的に応じて複数の情報を整理しながら適切な情報を得て,内容を解釈している。(C(1)イ)
→適切な情報を得るためには,メディアの特性を捉え,発信者や配信日時,その文章が書かれた目的などを確認することが重要であると気づいている。
・「読むこと」において,観点を明確にして文章を比較するなどし,文章の構成や論理の展開,表現の効果について考えている。(C(1)エ)
→同一の話題について書かれた複数の情報メディアを比較し,それぞれの特徴について考えている。
・「書くこと」において,目的や意図に応じて,多様な方法で集めた材料を整理している。(B(1)ア)
→目的や状況に応じて,どのようなメディアで情報を集めたらよいか,考えている。
【態】
粘り強く観点を明確にして文章を比較し,学習課題に沿って目的や状況に応じたメディアの選び方を理解しようとしている。