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教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
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仁和寺にある法師 
――「徒然草」から
[書く]人物の特徴を捉えて論じよう
 3時間(読②書①)
作品の特徴を生かして朗読するなどして,古典の世界に親しむことができる。(知・技(3) ア)
現代語訳や語注などを手掛かりに作品を読むことを通して,古典に表れたものの見方や考え方を知ることができる。(知・技(3)イ)
文章を読んで理解したことや考えたことを知識や経験と結び付け,自分の考えを広げたり深めたりすることができる。(思・判・表C(1)オ)
伝えたいことがわかりやすく伝わるように,段落相互の関係などを明確にし,文章の構成や展開を工夫することができる。(思・判・表B(1)イ)
言葉がもつ価値を認識するとともに,読書を生活に役立て,我が国の言語文化を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
詩歌小説などを読み,引用して解説したり,考えたことなどを伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
多様な考えができる事柄について意見を述べるなど,自分の考えを書く。(思・判・表B(2)ア)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。  
1 全文を通読する。
注意する語句新出漢字を調べる。
歴史的仮名遣いの読み方を確認する。
P160「係り結び」
2 「徒然草」の冒頭部分と「仁和寺にある法師」の原文を朗読する。(学習①)
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3 本文を読み,内容をまとめる。
法師の勘違いの内容を,原文やP159の図を使って説明する。(学習②-1)
法師の勘違いについて,作者がどのように捉えているかを原文から考える。(学習②-2)
P288「家のつくりやうは」を読み,作者のものの見方や考え方について,さらに理解を深めさせてもよい。
4 法師と同じような勘違いをした経験がないかを踏まえて,考えたことを話し合う。(学習③)
5 学習を振り返る。
どんなことに気をつけて文章を朗読したか発表する。
作者のものの見方や考え方について,感じたことをまとめる。
6 人物の特徴を捉えて,文章にまとめる。
P161「人物の特徴を捉えて論じよう」を読み,手順を確かめる。
「扇の的」や「仁和寺にある法師」の登場人物の中から,論じる人物を決める。
選んだ人物の特徴を捉えて,人物像を300字程度で論じる。
7 文章を友達と読み合い,学習を振り返る。
古典の登場人物の特徴をわかりやすく伝えられるように,文章の構成を工夫したか。
【知・技】
・作品の特徴を生かして朗読するなどして,古典の世界に親しんでいる。((3)ア)
→古典の文章独特の調子やリズムを意識して朗読している。
・現代語訳や語注などを手掛かりに作品を読むことを通して,古典に表れたものの見方や考え方を知っている。((3)イ)
→現代語訳や語注などを手掛かりにして,法師の言動やそれに対する作者のものの見方,考え方を理解している。
【思・判・表】
・「読むこと」において,文章を読んで理解したことや考えたことを知識や経験と結び付け,自分の考えを広げたり深めたりしている。(C(1)オ)
→法師と同じような経験がないかを踏まえて,考えたことを話し合っている。
・「書くこと」において,伝えたいことがわかりやすく伝わるように,段落相互の関係などを明確にし,文章の構成や展開を工夫している。(B(1)イ)
→文章の構成を工夫して,古典の登場人物について論じる文章を書いている。
【態】
積極的に考えたことを知識や経験と結び付け,学習の見通しをもって登場人物について論じる文章を書こうとしている。
広がる読書  兼好さんの遺言』清川 妙/小学館