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教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
9月
挨拶
――原爆の写真によせて
 2時間
理解したり表現したりするために必要な語句の量を増し,語感を磨き語彙を豊かにすることができる。(知・技(1)イ)
の構成や表現のしかたについて評価することができる。(思・判・表C(1)ウ)
を読んで考えを広げたり深めたりして,人間,社会,自然などについて,自分の意見をもつことができる。(思・判・表C(1)エ)
言葉がもつ価値を認識するとともに,読書を通して自己を向上させ,我が国の言語文化に関わり,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
を読み,批評したり,考えたことなどを伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。
1 作品を通読し,当時の時代背景について確認する。
注意する語句を調べる。
作品ができた背景や時代背景を確認する。
国語便覧社会科資料集などで調べさせるとよい。
2 「顔」という表現を捉える。(学習①)
詩の中で繰り返し出てくる「顔」が,それぞれどのような人の「顔」を表現しているのか考える。
3 表現の効果を評価する。
第六連にある「午前八時一五分は/毎朝やってくる」という表現に込められた意味と,その効果を考える。(学習②-1)
最終連に「やすらかに 美しく 油断していた。」とあるが,ここで使われている「油断」の意味とその効果について考える。(学習②-2)
4 自分の意見を述べる。
作者は,この詩の中で,どのようなことを考え,伝えようとしたのか,現代社会の状況と重ね合わせながら,自分の意見を述べる。(学習③)
P284「語彙を豊かに」
5 学習を振り返る。
詩に使われている表現の効果について,考えたことを伝え合う。
詩に表現された内容について,感じたことや考えたことを文章にまとめる。
【知・技】
理解したり表現したりするために必要な語句の量を増し,語感を磨き語彙を豊かにしている。((1)イ)
比喩や象徴的な表現に着目し,文脈の中での意味を考えている。
【思・判・表】
・「読むこと」において,詩の構成や表現のしかたについて評価している。(C(1)ウ)
詩に用いられている比喩や象徴的な表現の効果について自分の考えをまとめている。
・「読むこと」において,を読んで考えを広げたり深めたりして,人間,社会,自然などについて,自分の意見をもっている。(C(1)エ)
現代社会の状況と重ね合わせながら詩を読み深め,作者の思いや考えに対して自分の考えをまとめている。
【態】
詩の構成や表現のしかたについて積極的に評価し,学習課題に沿って読み深めた詩について,感じたことや考えたことを伝え合おうとしている。
広がる読書  『宇宙の片隅で』石垣りん/理論社