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教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
12
誰かの代わりに
 3時間
理解したり表現したりするために必要な語句の量を増し,慣用句や四字熟語などについて理解を深め,話や文章の中で使うとともに,和語,漢語,外来語などを使い分けることを通して,語感を磨き語彙を豊かにすることができる。(知・技(1)イ)
文章を読んで考えを広げたり深めたりして,人間,社会,自然などについて,自分の意見をもつことができる。(思・判・表C(1)エ)
言葉がもつ価値を認識するとともに,読書を通して自己を向上させ,我が国の言語文化に関わり,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
論説の文章を読み,理解したことや考えたことについて討論したり文章にまとめたりする。(思・判・表C(2)ア)
 3
「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。
1 筆者の考えを確認しながら全文を通読する。(学習)
ア 共感納得できる,イ 反対納得できない,ウ 疑問わからないなどの観点に沿って,本文に記号を付けながら読む。
読み終わったら,書き込んだところを共有させるとよい。
2 筆者の考え方について話し合う。(学習)
抽象的な概念を表す語句の文脈上での意味に注意しながら,筆者の考え方について話し合う。
抽象的な概念を表す語句や類義語対義語などの辞書的な意味を調べさせる。
筆者による用語の言い換えや概念の説明のしかたなどにも着目させるとよい。
P50「思考のレッスン 具体化抽象化」
3 自分の考えをまとめる。(学習③)
話し合ったことを基に,社会や人間に対する筆者の考えについて,自分の考えをまとめる。
P234「説明的な文章を読むために」
P284「語彙を豊かに」
4 学習を振り返る。
筆者のものの見方や考え方を理解している。
社会や人間に対する筆者の考えと自分の考えを比較し,共通点と相違点を述べる。
【知・技】
理解したり表現したりするために必要な語句の量を増し,慣用句や四字熟語などについて理解を深め,話や文章の中で使うとともに,和語,漢語,外来語などを使い分けることを通して,語感を磨き語彙を豊かにしている。((1)イ)
抽象的な概念を表す語句を辞書で調べたり,文脈上での意味を確認したりしながら,文章を読んでいる。
【思・判・表】
「読むこと」において,文章を読んで考えを広げたり深めたりして,人間,社会,自然などについて,自分の意見をもっている。(C(1)エ)
文章を批判的に読み,友達と意見を交換しながら,筆者の考えについて自分の考えをまとめている。
【態】
人間,社会,自然などについて進んで自分の意見をもち,今までの学習を生かして,理解したことや考えたことについて討論したり文章にまとめたりしようとしている。
 広がる読書 『特別授業 3.11君たちはどう生きるか』河出書房 『わかりあえないことから』平田オリザ
講談社