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教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
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音読を楽しもう 初恋
1時間
理解したり表現したりするために必要な語句の量を増し,語感を磨き語彙を豊かにすることができる。(知・技(1)イ)
詩の構成や展開,表現のしかたについて評価することができる。(思・判・表C(1)ウ)
言葉がもつ価値を認識するとともに,読書を通して自己を向上させ,我が国の言語文化に関わり,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
1
リード文や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。
1 言葉の響きやリズムを味わいながら「初恋」を朗読する。
近代に作られた文語定型詩を読み,リズムや響きなどについて気づいたことを話し合う。
2 語句の意味や表現に込められた作者の思いを読み取り,感じたことを発表し合う。
詩に描かれた情景と詩の中の人物の心情を想像する。
「初恋」という詩から読み取った思いと自分の経験を結び付けて想像させる。
【知・技】
理解したり表現したりするために必要な語句の量を増し,語感を磨き,語彙を豊かにしている。((1)イ)
言葉の響きやリズムを味わいながら朗読している。
【思・判・表】
「読むこと」において,詩の構成や展開,表現のしかたについて評価している。(C(1)ウ)
文語定型詩の構成や場面の展開に注意して,表現された情景や心情を想像している。
【態】
進んで語感を磨き,今までの学習を生かして朗読したり自分の考えを述べたりしようとしている。
【知・技】
歴史的背景などに注意して古典を読むことを通して,その世界に親しんでいる。((3)ア)
「和歌の世界」を読んだり,「仮名序」を朗読して比喩的な効果を確認したりしながら,和歌に対する古人の思いを捉えようとしている。
【態】
進んで古典の世界に親しみ,今までの学習を生かして朗読しようとしている。
広がる読書  『初恋(声にだすことばえほん)』 島崎藤村/ほるぷ出版  『大人になるまでに読みたい15歳の詩』青木健/ゆまに書房