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教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準
9月
故郷
 5時間
自分の生き方や社会との関わり方を支える読書の意義と効用について理解することができる(知・技(3)オ)
文章を批判的に読みながら,文章に表れているものの見方や考え方について考えることができる。(思・判・表C(1)イ)
文章を読んで考えを広げたり深めたりして,人間,社会,自然などについて,自分の意見をもつことができる。(思・判・表C(1)エ)
言葉がもつ価値を認識するとともに,読書を通して自己を向上させ,我が国の言語文化に関わり,思いや考えを伝え合おうとする。(学びに向かう力,人間性等)
小説を読み,批評したり,考えたことなどを伝え合ったりする。(思・判・表C(2)イ)






「目標」や「学習の見通しをもとう」で本教材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。
1 作品を通読し,作品の設定を捉える。
注意する語句新出漢字を調べる。
作品の舞台や時代背景を確認する。
国語便覧社会科資料集などで調べさせるとよい。
現在の場面と「私」の回想の場面を確認する。(学習①)
P24「展開のしかたを捉える」
「私」と他の登場人物との関係を整理する。(学習①)
人物相関図などを使って整理させるとよい。
P232「文学的な文章を読むために」
2 場面や登場人物の設定に着目して読み取る。
「故郷の様子」,「ルントウ」,「ヤンおばさん」について,回想の場面と現在の場面とを比べて,描写がどのように変化しているかがわかる部分を,それぞれ抜き出す。(学習②-1)
P239「情報整理の方法」
「ルントウ」と再会した場面で「私」が感じた「悲しむべき厚い壁」とは何か考える。(学習②-2)
最後の場面で「私」が抱く「希望」や,望む社会とはどのようなものか,「私」と「ルントウ」,「ホンル」と「シュイション」の関係などを踏まえて捉える。(学習②-3)
「私」の考え方について自分はどう考えるか,話し合う。(学習②-4)
必ず根拠を入れて自分の意見を述べさせる。
P26「評価しながら聞く」
3 作品を批評する。(学習)
読み深めたことを踏まえ,作品のもつ特性や価値について批評する。
「学習の窓」などを参考に批評の観点を決め,本文や調べてわかった事実を根拠に論じたり,評価したりする。
描かれた内容を自分の知識や経験,考えと比べたり,別の視点や立場から作品を捉え直してみたりするなど,批判的に読ませる。
P112「小説を批評する」
P284「語彙を豊かに」
4 学習を振り返る。
友達の批評を読んで,自分の捉え方との共通点や相違点などを基に,考えが深まったことを発表する。
今後,小説を読んで自分の考えをもつために,大切にしたい観点を挙げる。
【知・技】
自分の生き方や社会との関わり方を支える読書の意義と効用について理解している。((3)オ)
文学作品を読むことが,自分の人生や自分が生きている社会について深く考えるきっかけとなることに気づいている。
【思・判・表】
・「読むこと」において,文章を批判的に読みながら,文章に表れているものの見方や考え方について考えている。(C(1)イ)
自分の知識や経験と比べたり,語り手や人物の立場,時代背景などを変えて読んでみたりして,作品のもつ特性や価値を探っている。
・「読むこと」において,文章を読んで考えを広げたり深めたりして,人間,社会,自然などについて,自分の意見をもっている。(C(1)エ)
「私」が考えている「希望」や望む社会の在り方などについてどう考えるか,根拠に基づいて自分の意見を述べている。
【態】
粘り強く文章を批判的に読み,今までの学習を生かして小説を批評したり,自分の考えをまとめたりしようとしている。
広がる読書  『藤野先生』魯迅/全国学校図書館協議会  『故郷・阿Q正伝』魯迅/光文社