海外旅行記 アメリカ西海岸

ChapteV 「グランドキャニオン」


いよいよ、憧れのグランドキャニオンへ・・・
大自然の雄大さに感動した後は、話のネタにと「ギャンブル」に挑戦しました



ラスベガス空港


昨日の午前6時モーニングコールに少々閉口した私であったが、この日はそれよりも早い午前5時起床。サンフランシスコからグランドキャニオンへの行程は、ラスベガス空港経由となっているので、早い出発となった。

「想い出のサンフランシスコ」を後にし、私達一行は午前10時頃ラスベガス空港へ到着した。
驚いたのは空港内にスロットマシンがズラリ並んでいること。

さすがラスベガス!と感心する。



●セスナ機


この後、ラスベガス空港からセスナ機が待つ空港へバスで移動するが、7・8人乗りという小さなセスナ機を見て全員唖然とする。
実は数ヶ月前、グランドキャニオン観光中にヘリコプターが墜落した事件があり、皆その事を思い出したのだ。

しかし、ここまで来たら後には引けない。「大型飛行機よりも、
こんな小さなセスナ機の方が安全なんですよ」という添乗員の言葉を信じ、我々ツアー客は2グループに分かれて搭乗する。

いざ、乗ってみると意外と快適である。私は、騒々しいプロペラの音や妻の存在をすっかり忘れ、ビデオ撮影に没頭する。


憧れのグランドキャニオン


約1時間後、グランドキャニオンの空港に到着する。
中学生の頃から憧れ続けてきた「グランドキャニオン」もいよいよ間近である。

グランドキャニオン(Grand Canyon)は、全長433km、幅6〜28km、深さ1.6km。ロッキー山脈を横切るコロラド川の急流による侵食で、1000万年以上もの永い期間で創り上げられた大峡谷である。

見る時刻、角度によって様々な色彩と容姿を見せ、
特に、日の出、日の入りの時間帯が美しいらしい。




到着後、私達は大型バスに乗り込み、グランドキャニオンが一望できるポイント(Mather Point、Hopi Pointなど)に向かう。

様々な色彩と容姿を見せる岩壁の美しさはまさに神秘的であり、地球の誕生を思わせる。高いお金をかけて訪れた甲斐があったと納得した。

私は日本語を巧みに操る現地ガイドの説明を聞きながらも、一方で、
ビデオ撮影、写真撮影と大忙しであった。



●ラスベガスの夜




長年の夢が叶った後は、世界最大のカジノ都市「ラスベガス」へ戻る。

夕食を兼ねたショーを鑑賞し、別の大きな夢(スロットマシン)に挑戦することとした。当時、某国会議員が大勝したことが話題になっていたので、ちょっぴり期待しながら頑張ったのだが、結果はもちろんそう甘くはない、50ドルの散財である。

その後、ホテル周辺を散策した。ラスベガスは治安が良く、変な「客引き」も見かけない。
意外と日本人の姿が目に付いた。ネオンが燦燦と輝く「眠らない街ラスベガス」の夜に魅了する。