些細なこと
今朝、「病気が治りますように」と部屋で祈っていたら、3歳の長男が両手におもちゃを持って「お父さん遊ぼうよ」と言って部屋に入ってきた。しかし、「今お父さんはお薬を飲んでるでしょ。このお薬を飲まなくていいような元気な体になるようにおまじないしてるの。だからそれが済んだら遊ぼうね」というと、「ああ、あのお薬のこと?それじゃ、元気になるようにがんばってね」と言って部屋を出ていった。 たいした会話ではないが、まだ3歳になったばかりの息子に「がんばってね」と言われ、あまりのうれしさに「僕はもうこれ以上幸せは必要ないのではないか?」と思ってしまった。 今までは「治りたい。治りたい」という一心で祈ってきたが、このような「些細なこと」が、「病気が治ること」よりも幸せであることに気付いたとき、本当にうれしかった。 今の僕なら、きっと、これからやって来るどんな”ハンディキャップ”も前向きに考えることができると思う。 |