今日、職場の上司と口論になった。
理由は、現在担当している事務が法律に反しているのではないか?と思ったからだ。
突き詰めていくと、「業務が大変だから」ということから、平成10年に本庁の担当班長から「法律のとおりに事務をしなくていい」という事務連絡の文書が送られてきたことに端を発している、ということがわかった。
事務の方法を、その職場の管理者ではなく、ただの担当班長が決定し、それを地方機関の管理職が何の抵抗もなく受け入れている現状に、何とも言えない虚しさを感じた。
彼らには、事務改善の「じ」の字もないのだろうか?
僕は、本庁勤務が長かったが、現場よりも本庁の人が偉いなんて思ったことはない。
しかし、ここでは、「本庁が言ったから・・・」で全てをすませようとし、本庁も「ちゃんと
”所”として意見を言うように」と、地方機関の担当者の意見には耳を傾けない。
つまり、彼らには、「事務を楽にしよう」という気持ちはあっても「事務を正しくしよう」という気持ちはないし、そういう人の意見を受け容れないシステムも構築されている。
また、県民に「なんだ、この高飛車な文は!」と文句を言われても一向に内容を変えようとしない。
そして、その中には、体力の限界を感じて議論を途中であきらめた僕がいた。
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