嫌な結末

 

  政策提案@プロジェクトAの結果が出た。
 4チーム中、優秀賞が1チーム、奨励賞が3チーム。
 僕らのチームは奨励賞。つまり、参加賞だった。

 なぜだ?何が足りなかったんだ?

 その説明もなく、担当部署から「全てのチームを12/28の仕事納めの時に表彰します。代表でリーダーの方に来ていただきたいのですが・・・」

 その部署は「みんな一生懸命やったんだからみんなを表彰したい」という気持ちなのだろうが、どうも、僕は浮かない顔をしていた。

 元々、このプロジェクトは、テーマを決めて、そのテーマについて横断的にチームを作り企画書を作成する。
 だから、僕は「観光振興について」というテーマを選び、日夜この地域の観光振興策を考え続けた。
 だから、「奨励賞」という参加賞には全く興味がない。
 興味があるのは、僕らの企画が実現するのか?それができないのであれば、いったいどこに問題があったのか?詰めの甘さはどこか?ということだ。

 学生の時も、積極的に問題を解き、間違ったら「なぜだ?いったいどこを間違ったのか?」と徹底的に復習しないと、次も同じ間違いをしてしまう。

 同様に身内のプロジェクトである”政策提案@プロジェクトA”でも、僕らの案の改善すべき点や「優秀賞」の企画書の良い点などを教えていただけないとプロジェクトをする意味がない。

 僕が”公務員”としてやりやくなかった「いろんなことをやっています」というポーズだったのだろうか?

 一番、嫌な結末だった。

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