今日と明日

  今日、パートナーにマッサージをしてもらえなかった。
 理由は、「眠たくて起きれないから起こしてよ」と言われ、「僕に”治って欲しい”と思っているんだったら自分から起きてよ。そうでなければもうマッサージはしなくていいよ」と言ったのが原因だ。自分のために、眠っているパートナーを毎日起こしていると、何とも言えない寂しさが込み上げてくるのだ。

 今日、母から「おまえのHPを見たよ」というメールが来た。そして、そのメールには「皆は頑張っているあなたを見ている、それを忘れてはいけません。」とあった。でも、幼い頃、僕が夜中に喘息の発作で苦しんでいる時に「苦しいよ。病院に連れて行ってよ」とお願いしても「うるさい!」と怒鳴られ朝まで一人で苦しさに耐えていた記憶が蘇り、どうしても、うれしさが込み上げてこなかった。

 今日、1週間ぶりに創価学会の方のところに行った。一生懸命がんばっている彼らは、仕事と闘病に一生懸命がんばっている僕の気持ちを理解してくれた。
 素直にうれしかった。

 でも、この時、僕の中には「こんな”うれしい気持ち”は、学会のみなさんからではなく、もっと身近な家族からこそ与えてもらいたい」という思いがあった。

 重い病気になると、身近な人の優しさに気付かず、被害妄想だけが膨らんでいく。
 でも、これではいけない!
 よし、明日、その解決方法を考えよう。
 まずは、パートナーに「おはよう!」という仲直りの挨拶をすることから始めようか!?

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