奥さんが子どもを庭で遊ばせながら台所で料理をしていた。
それを見つけたご主人が、
「こんなご時世だから子どもを家の外に出すときは目を離すなよ」というと、
「自分の家の庭なのに何が悪いの・・・?。わかったわ。ガスの火はつけたままにしておくから見ててね。」と奥さん。
しばらくして、ご主人がトイレに行くためにガスの火を消したところへ奥さんが子どもを連れて入ってきて曰く。
「なんで火を消したの?トイレぐらいでいちいち火を消していたら料理なんてできないわよ。あなたがいると何もできないじゃない!」
一見、どこの家庭でもありそうな会話だが、ここで、僕は「なぜ火災は起こるのか?」「なぜ誘拐されるのか?」ということを考えた。
誰だって、好んで、火災を起こしたり、子どもを事件に巻き込んでいるわけではない。
ただ、”わずかな油断”が不幸な結果を呼び込んでいるのだ。
仕事をしているときも同じで、「めんどくさい」という気持ちがあると、大きな失敗につながることもある。
だから「後でこうしとけばよかったのに」と後悔しないように、自分の仕事を随時見直し、思いついたことはすぐに行動に出て改善すべきであり、間違っても「
改善している非人」を非難してはいけない。
”成功の秘訣”は「”当たり前のこと”をどれだけ長く(めんどくさがらずに)続けることができるか?」
今日は、「阪神淡路大震災」が起こった日。
これを機に、もう一度、自分の周りに”人災”を起こす「わずかな油断」がないか、考えるとしよう。
戻る
|