病気の日

 つれづれなるままに、ひぐらし、ページにむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、こんな感じになってしまった・・・。

 「今年こそは、余り休まずにがんばろう」と思っていたのに、もう4日も休んでしまった。
 そもそも、年末の肋骨にヒビが入ったのが原因なのに・・・。
 やはり、風邪を引いて体調を崩すと一気に気力が無くなってしまう。

 「でも、そんなことでは治る病気も治らなくなる。明日こそはがんばって仕事に行くぞ」と意識的に考えるよう努力した。

 夕刻、パートナーが子どもを連れて帰ってきた。ドンドンドン。「お父さんいるんでしょう?」と玄関口で聞こえる声にイソイソと鍵を開ける。
 すると、下の子も、玄関口の階段を懸命に上って僕のところに来ようとしていた。
 なんだか元気が沸いてきた。

 夕食時、口癖のように子どもに注意するパートナーの声を「まあまあ」と言いながら子ども達と話していると、さっきまで機嫌が良かったパートナーが無口になった。「どうした?」と声をかけると、「あなたが元気になると、いろいろ口を出すからリズムが狂うの」
 なかなかきつい一言である。

 しばらくして、お風呂から上がった”上の子”が「これ触っていい?」とパソコンを指さした。何の特技もない僕だがパソコンぐらいは教えれる。「いいよ。いいよ」と言って僕の膝に座らせると、パソコンの画面をカチカチクリックしていた。すると、”下の子”も来たので「よしよし」と膝に座らせたところへ「もう寝る時間でしょ!!」という声。
「なんだよ、さっきから。うるさいなあ」と思いながらも力では勝てる見込みもなく、無条件で子ども達を引き渡してしまった。

 残念!!

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