”プロ”の意識
今日本屋に行くと、以下のようなフレーズの本があった。 「仕事、好きですか?毎日がつまらないのは、あなたが”真のプロ”じゃないからです」
僕は、公務員になって以来、常に”プロ意識”を持って仕事に臨んでいたし、職種は違うけど、民間企業の方に負けないようにがんばってきた。 僕は、明確な目標を見つけたときの集中力は本当にすごいらしく、確かに、その状態では「見るもの、聞くもの」全てが”ヒント”に思え、気がつくとノートにアイデアなどを書きつづって、一人で”問答”をしている時がよくある。
しかし、今の状態はというと、職員の数に余裕があるため、これまで僕がやってきた「知恵を出す手法」を必要とせず、どちらかというと、単純な事務が多いため「数字を書くことさえ困難な状況」の僕はみんなの足を引っ張っている。 「仕事、好きですか?毎日がつまらないのは、あなたが”真のプロ”じゃないからです」 僕は公務員であることに誇りを持っていて、公務員の仕事が好きだ。でも、毎日がつまらないと思うのは、僕の中の”プロ意識”が足りないからなのだろうか? 「神様はその人が乗り越えられる困難しか与えない」と言うが、僕たち夫婦の間では「新聞には”困難が乗り越えられなくてこの世を去ってしまった人”の記事もたくさんあるよね」と言っている。
今日、NHKのニュースで、僕と同じ病気を患っていた人がその人の親に殺害される事件の判決について放送していた。 毎回、毎回、点を取られてばかりで、もう最終回の逆転劇はないのではないか?という思いになるのもわかる。 でも、僕は、せめて職場に行っているときは、”病人”である前に”真のプロの公務員”でありたい! 今日で、結婚6周年。 |