先週、「今年、数えで息子が5才、娘が3才になる」ということに気づき、今日、早速、七五三のお参りに行った。
お参りといっても、「神社に行くこと」は付録みたいなもので、家族にとって最も大事なのは、記念の写真撮影。
写真館に行くと、まず2人の子供に貸衣装の着物を着せる。
ちなみに、着替えに要した時間は、約1時間。
その後、撮影までは30分。
そして、子供達が遊び飽きた頃、やっと撮影の時間が来た。
「もう疲れたよう」という顔をする子供と「いよいよか〜」という待ちわびていた顔をする大人達が好対照だった。
テンションが違う子供達には「あめ玉のプレゼント」で必死に応戦。
さ〜て、撮影開始。
最初は、おじいちゃんやおばあちゃんを入れた定番の家族写真。
そして次が僕が楽しみにしていた「家族4人の写真」。
どんなポーズにするかはもう決めている。
「僕が椅子に座って、両方のほっぺに子供達がキッスをし、その後ろでパートナーが優しく立つ。」
どうだ!
撮影中、カメラマンは「子供達の名演技」に驚き、僕の両親も「終始ニヤニヤしていた僕の顔」を見て「久しぶりにお前の笑顔を見たよ」と喜ぶ。
このように大人達にとってはとても楽しいひとときであったが、何度も何度も撮り直しがあったことにより、子供達はすっかり疲れ果てたようだった。
つくづく「”子供のイベント”は親のためにあるんだなあ」と感じた。
その後、子供達は、神社で千歳飴をもらい、昼食を取ったレストランで「付録のおもちゃ」をもらい、楽しい笑顔をつくって、そのまま車で寝入ってしまった。
この七五三のお参りは、実は、パートナーから「そんなに急いで七五三をしなくても来年に回そう」という提案を、「来年の僕がどうなっているか分からないのだから、今できることは今しよう」という後ろ向きな考えから急遽決まったわけだが、本当に素敵な家族の思い出がまた一つ増えたような気がしてうれしかった。
戻る
|