昨日のTV番組を見た人からこんなメールが来た。
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昨日テレビ拝見しました。
あんなに元気だったあなたが・・・
「えーっ」て感じで信じられませんでした。
と同時に前向きな姿勢に涙が止まりませんでした。
私も今年の五月の献血の結果、「血液の病気」と診断されました。
医師の話では「この病気でなくなる人は少ないのであまり心配しなくてもいい」と言われたのですが、ちょっと怖いです・・・。
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僕はこの人の「恐い」が分かるような気がした。
どんな病気でも、本人からすればとてもつらいものである。
ましては、たとえわずかな確率でも、「その病気で亡くなった人がいる」となれば、不安はさらに大きいだろう。
だからといって、僕には、どうしても「頑張ってください」という言葉が言えなかった。
そして、いろいろ考えた末、こんな内容の返事をした。
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血液の病気と診断されたとのこと。
心中お察しします。
ところで、とあるホームページでこんな文章を見つけました。
「(あなたが患っている)血液の病気が即、命に関わるということではなく、大部分の人々はその血液の病気を体の中に持っていても発病しません・・・。
すなわち、その血液の病気の感染者のうちのほんの一部の人だけが発病し、殆ど大
部分は、何の発病もなくその一生を終わります。」
でも、”病気になる確率”なんて時の運であり、本人からしたら「ほんの一部の人」も「殆ど大部分」も関係ない。
しかし、人生はギャンブルのようなもの。
どうせなら「確率の低い方に賭ける」という大博打をして、「残された日々」を必死に生き、その後、「賭け」に負けて長生きした方が「太く長い有意義な人生」を送れそうな気がします。
そう、僕みたいに・・・ね!?
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後で読み返してみると、僕が言いたかったことが伝わったかどうか心配になってきた。
やっぱり、「病は気から。後ろ向きに考えると、治る病気も治らなくなる。だから、お互い、前向きに考えましょうね」とストレートにいった方が良かったのではないだろうか?
つくづく、文章を書くのが下手である。
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